モバイルバッテリーの正しい充電方法を解説!充電時の注意点や長く使うための工夫を紹介

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モバイルバッテリーの正しい充電方法を解説!充電時の注意点や長く使うための工夫を紹介

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「モバイルバッテリーの正しい充電方法を知りたい!充電する上で注意点はある?」と思っている方もいるでしょう。モバイルバッテリーの代表的な充電方法として、AC充電、USB充電、シガーソケット充電が挙げられます。

これらの充電方法を用いれば、スマートフォンやパソコンなどの端末を便利に利用できます。しかし、モバイルバッテリーを充電・利用する上では、過充電や過放電、パススルーを起こさないよう注意しなければなりません。

そこで今回は、モバイルバッテリーの正しい充電方法と注意点、長く利用するための重要ポイントを解説します。併せてポータブル電源との違いも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

モバイルバッテリーとは?

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モバイルバッテリーは、どこへでも持ち運び可能な携帯性の高い充電器です。バッテリー本体を充電することで、何度でも繰り返し利用できます。

スマートフォンやタブレットといったモバイル端末が広く普及した現在において、このモバイルバッテリーは欠かせない必需品になりつつあります。日常生活以外にも、アウトドアや災害時に活躍することから、1人1台持っておくべき利便性の高い充電器だと言えるでしょう。

 

ポータブル電源との違い

ポータブル電源とモバイルバッテリーは機能的によく似ています。しかし、双方はまったく異なる特徴を持つ製品です。

双方の最大の違いは、本体のサイズと重量です。モバイルバッテリーはコンパクトであるのに対し、ポータブル電源のサイズは少し大きく、普段使いにはあまりおすすめできません。

 

モバイルバッテリー

ポータブル電源

バッテリー容量

1万mAhほどが多い

最低でも数万mAh以上

利用可能時間

数時間

1~2日

利用用途

スマートフォンやタブレット、パソコン、携帯ゲーム機

電子レンジやエアコンなどの家電製品、モバイル端末

 

モバイルバッテリーは通学や通勤といった短時間の持ち運びを想定している一方で、ポータブル電源はアウトドアや災害時といった長時間の使用を想定しています。

また、携帯性はモバイルバッテリーのほうが優れますが、そのほかのバッテリー容量や機能性については、ポータブル電源のほうが長けています。これらの特徴から、双方の製品は利用用途や目的に応じて、それぞれを使い分けることが最適だと言えるでしょう。

 

発電機との違い

発電機は、ガソリンやカセットガスを燃料にして電力を生成する機械です。手軽に持ち運びできる小さな発電所、またはバイクのエンジンと考えるとイメージしやすいかもしれません。

その場で電力を生成するという点から、モバイルバッテリーとは特徴が大きく異なります。また、発電機はアウトドアや緊急時での利用を想定しているため、モバイルバッテリーよりもポータブル電源に近い電源装置と言えます。

発電機の最大のメリットは、燃料があればいつでも電力を生成できるという点です。しかし、燃料の調達が必要であることや、騒音や排気ガスを考慮しなければならないため、発電機を使用できるシーンは限られてしまいます。

 

モバイルバッテリーの充電方法

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モバイルバッテリーは、その便利さから多くの人に利用されています。そんなモバイルバッテリーには、以下のように複数の充電方法が存在します。

  1. AC充電
  2. USB充電
  3. シガーソケット充電

多様な充電方法に対応した製品を選ぶことで、より便利にモバイルバッテリーを利用できます。各充電方法について詳しく見ていきましょう。

 

充電方法1.AC充電

最も一般的な充電方法と言えるのが、ACアダプターを利用したAC充電です。ACアダプターとは、日常的に見かける充電器とケーブルのことで、これを用いてコンセントから充電する方法を指します。

このAC充電は、ほかの充電方法に比べて早く充電が完了するため、モバイルバッテリーに負担をかけずに済みます。利便性にも長けているため、できるだけAC充電を利用するようにしましょう。

 

充電方法2.USB充電

USBからモバイルバッテリーを充電する方法もあります。その際に利用されるUSBには、以下のような規格があります。

規格の種類

特徴

Type-A

多くの機器で利用されているスタンダードな規格

Type-B

プリンターなどの周辺機器に使用される規格

Type-C

​​近年のスマートフォンなどによく見られる最新の規格

 

これらのUSBをパソコンなどのUSB端子に接続すれば、その端末を通じてスムーズに充電できます。コンセントが1つしかない状況などでは、このUSB充電が活躍します。

なお、モバイルバッテリーで素早く充電を完了させたい方は、「Type-C」に対応した製品を選択しましょう。

 

充電方法3.シガーソケット充電

一部の製品は、車のシガーソケットから充電することも可能です。シガーチャージャーをシガーソケットに装着し、そこからケーブルをモバイルバッテリーに接続することで、車の移動中に充電ができるようになります。

「移動時間を有効活用したい」「慌てて家を出て充電できていない」などのシーンで、このシガーソケット充電が役立ちます。

しかし、シガーソケット充電はAC充電に比べて充電速度が遅く、充電完了までに時間がかかってしまうため、第三の選択肢として検討しましょう。

 

モバイルバッテリーの充電時に注意すべきポイント

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モバイルバッテリーは便利なアイテムですが、充電時には注意すべきポイントが3つあります。正しい方法で充電を行わないと、さまざまなトラブルにつながる恐れがあるため、必ず以下のポイントを理解しておきましょう。

  1. 過充電
  2. 過放電
  3. パススルー

それぞれの注意点を詳しく解説します。

 

注意点1.過充電

1つ目の注意点は、モバイルバッテリーの過充電です。過充電とは、バッテリー残量が100%を超えているのにもかかわらず、さらに充電をしようとしている状態のことを指します。

モバイルバッテリーをコンセントにつないだまま放置すると、以下のようなトラブルが起こるリスクがあります。

  • 電池内における正極の劣化
  • 電解質の酸化分解
  • 電池の温度上昇

モバイルバッテリーの電池部分に負荷がかかり、製品の寿命を短くしてしまう恐れがあります。過充電を起こさないためには、バッテリー残量に意識を向け、残量を80%程度に留めておくことが大切です。

 

注意点2.過放電

モバイルバッテリーを利用する上では、過放電の発生にも注意が必要です。過充電と同じく、モバイルバッテリーの寿命を縮めるリスクがあります。

そもそも過放電とは、バッテリー残量が0%の状態において、さらに電気を取り出そうとしている状態のことです。

モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、使用していない間もバッテリーを少しずつ消耗するという特性を持ちます。その特性上、「バッテリーを一切使っていないのに過放電が発生している」というケースも考えられるため、常にその意識を持っておくことが大切です。

 

注意点3.パススルー

パススルーの利用には一部注意点が伴います。パススルーとは、充電と給電を同時に行う機能のことです。

パススルー対応のモバイルバッテリーであれば、本体をコンセントで充電しながら、スマートフォンやパソコンなどの端末に充電を行うことができます。

このパススルーは利便性を向上させる便利な機能ですが、本体と端末を同時に充電するという性質上、両方に熱が発生しやすくなるため注意が必要です。

 

モバイルバッテリーを長く利用するための重要ポイント

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モバイルバッテリーを長く愛用するためには、特定のポイントが重要となります。ここでは、その詳細を1つずつ解説していきます。

  1. 保管方法にこだわる
  2. 定期的なメンテナンスを心がける

それぞれのポイントを1つずつ解説します。

 

ポイント1.本体の保管方法にこだわる

モバイルバッテリーの保管に至っては、温度管理が非常に重要となります。リチウムイオン電池が許容する周囲温度は、一般的に0~45℃程度です。

そのため、直射日光が当たる場所や熱のこもりやすい密閉された空間など、温度が高くなりやすい場所での保管は避ける必要があります。

また、モバイルバッテリーは高湿度にも弱いため、箱に入れっぱなしで放置する、ベランダで保管する、なども推奨されません。そのため直射日光が当たらず、風通しの良い場所で保管するようにしましょう。

ポータブル電源の保管方法を徹底解説!保管場所の選び方や長持ちさせる5つの工夫

 

ポイント2.定期的なメンテナンスを心がける

バッテリーの劣化を防ぎ、長く愛用するためにも、定期的なメンテナンスを心がけることが大切です。定期的なメンテナンスのほかに、以下のようなポイントが重要となります。

  • バッテリー残量が20〜80%になるように充電する
  • 本体に埃がかぶっていないか使用するたびにチェックする
  • 本体が膨張していないか、熱を持っていないか気を配る

よくある故障として、モバイルバッテリーが膨らんでいる事例があります。これは、バッテリー自体の劣化、または外部からの圧力が原因となって起こる故障です。

このような場合、モバイルバッテリーは非常に危険な状態にあるため、自治体の指示に従って適切に捨てるよう徹底しましょう。

 

電源を長く利用したいならポータブル電源も1つの手

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ポータブル電源は、モバイルバッテリーと比べて優れた特性を持つ上位互換的な電源装置です。電源を長く利用し続けたいと考えているなら、ポータブル電源の利用も選択肢の1つに入ります。

ポータブル電源を利用すれば、以下のようなことが可能になります。モバイルバッテリーとポータブル電源の購入で迷っている方は、双方の特徴を見比べてみてください。

  • スポットエアコンや車載冷蔵庫を同時に利用できる
  • 電子レンジや扇風機などの家電製品を使用できる
  • 停電が起きても冷蔵庫に接続すれば食材の腐敗を防げる
  • スマートフォンやパソコンなどの複数充電が可能
  • 電気ケトルや電気毛布をキャンプ場で使用できる

このように、ポータブル電源の利用用途は多岐にわたります。高性能で携帯性の高いポータブル電源を探している方は、以下のEcoFlow製品を検討してみてください。EcoFlowの「RIVER」シリーズは、携帯性と機能性の両方を実現しています。

商品名

特徴

RIVER 2

業界トップクラスのコンパクトさと軽量さが魅力的な製品。携帯性を重視する方におすすめ

RIVER 2 Max

サイズと重量を抑えつつ、高機能を実現している。災害時の非常用電源としても活用可能

RIVER 2 Pro

オールシーズンで使える万能なポータブル電源。ソロキャンプ、大人数での車中泊、非常時など、多用途で活躍する

 

これらのポータブル電源はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているため、高い安全性と長寿命を実現しています。「非常用電源として備えたい」「アウトドアでも使いたい」という方は、ぜひポータブル電源の導入もご検討ください。

 

まとめ

本記事では、モバイルバッテリーの正しい充電方法と注意点、ポータブル電源との違いについて解説しました。

モバイルバッテリーは便利なアイテムですが、正しく使用しないと故障や劣化を招いてしまいます。特に充電時・利用時に起きる過充電、過放電、パススルーには要注意です。

より機能性が高い電源装置を導入したい方は、ポータブル電源の用意をご検討ください。日常生活だけでなく、アウトドア活動中や災害時にも大いに活躍します。

なお、以下のEcoFlow「RIVER」シリーズは携帯性と機能性を両立しているため、さまざまなシーンで活用可能です。ポータブル電源の導入を考えている方は、ぜひ以下の詳細を確認してみてください。

商品名

RIVER 2

RIVER 2 Max

RIVER 2 Pro

容量

256Wh

512Wh

768Wh

定格出力

300W

500W

800W

AC充電入力

最大360W

660W

100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A

サイズ

24.5 x 21.5 x 14.5cm

26.9 x 25.9 x 19.6cm

26.9 x 25.9 x 22.6cm

重量

約3.5kg

約6.1kg

約7.8kg

出力口

合計11

合計11

合計11

ACx4

USB-Ax4

DC5521ポートx2

シガーソケットx1

公式サイト

https://jp.ecoflow.com/products/river-2-portable-power-station

https://jp.ecoflow.com/products/river-2-max-portable-power-station

https://jp.ecoflow.com/products/river-2-pro-portable-power-station



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