キャンプ場を利用する場合、数百円〜数千円の利用料がかかります。しかし、道具や移動にお金がかかることもあり、節約したいと考えている方もいるでしょう。
キャンプ場は選び方次第で安くも高くもなるため、工夫することが重要です。
この記事では、キャンプでお金がかかる部分、財布に優しい安いキャンプ場5選、キャンプで節約する方法をわかりやすく解説します。
安いキャンプ場について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
キャンプでお金がかかる部分
キャンプは道具や移動にお金がかかります。ここでは、キャンプでお金がかかる部分について解説します。
道具を揃えるのにお金がかかる
キャンプは、道具を揃えるのにお金がかかります。
キャンプ道具は最低限の持ち物を揃えるだけでも数万円はかかります。テントやシュラフなど、基本的なものだけでも数千円はかかる計算です。
併せてテーブルやチェアを用意するならさらにお金がかかります。他にもポータブル電源など、キャンプをより快適にしたいならある程度の予算が必要です。
キャンプ場までの移動費がかかる
キャンプは、キャンプ場までの移動費もかかります。
キャンプ場までの移動費は最低でも数千円かかります。交通機関で移動する場合は電車・バス・タクシー代、自家用車で移動する場合はガソリン代が必要です。
キャンプ場によっては中心市街地から離れた立地のところもあるため、遠くのキャンプ場を利用する場合はさらに高額な移動費がかかるでしょう。
キャンプ場での宿泊費がかかる
キャンプは、キャンプ場での宿泊費もかかります。
キャンプ場での宿泊費は最低でも数千円かかります。料金は宿泊する施設によって大幅に変わりますが、家族4人で宿泊する場合は人数分の利用料を払わなければいけません。
安いところだと数百円で宿泊できるところもありますが、高いところだと数万円かかるところもあるため、利用料は事前に調べておくのが賢明です。
その他の観光費がかかる
キャンプの内容によっては、周辺の温泉施設やレジャー施設を利用する場合もあります。仮に温泉やレジャーを楽しむなら、別途でお金がかかることも覚えておきたいです。
例えば、温泉なら入浴料が人数分必要で、1人当たり500円〜2,000円ほどかかります。レジャーも同様で、アクティビティに参加するなら数千円〜1万円ほど必要です。
他にもキャンプと併せて観光地を回る予定であれば、観光費も用意しておく必要があるでしょう。この点は予算に併せて計画しておくのが賢明です。
→キャンプ場に電源サイトがあればもっと快適に!使用できる電気機器や注意点を解説
→キャンプ場で車中泊を楽しむには
財布に優しい安いキャンプ場5選
財布に優しいキャンプ場は多くあります。ここでは、財布に優しい安いキャンプ場5選について解説します。
東京から行きやすいところをピックアップするため、関東圏で安いキャンプ場をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.稲ヶ崎キャンプ場(千葉県)
「稲ヶ崎キャンプ場」は千葉県にあるキャンプ場で、フリーサイトが550円で泊まれるキャンプ場となっています。
亀山湖の湖畔に寄り添った立地だけあり、湖を眺めながらキャンプが楽しめます。人造湖である亀山湖は、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりです。
何か特別なものがあるというわけではないですが、静かに過ごせる環境が魅力。車道からも離れたキャンプ場で小川も流れているため、釣りや登山を目的に訪れるのも良いでしょう。
ただし、収容人数に限りがある点には要注意です。原則はテント10張(約50名)までで、収容人数に制限が設けられているので予約が確実です。
2.神割崎キャンプ場(宮城県)
「神割崎キャンプ場」は宮城県にあるキャンプ場で、フリーサイトが1,500円で泊まれるキャンプ場となっています。
家族4人使用で1,500円と破格の安さを誇るのが特徴で、予算を限りなく抑えたい方におすすめです。フリーサイトでテントを張るなら、予算も大幅に節約できます。
安いキャンプ場ということで「設備は大丈夫なのかな」と気になるところですが、サイト内はすべて芝生で整地されていて綺麗です。
立地も太平洋を一望できるロケーションということで、絶景を眺めたい方にも最適。白砂青松百選にも選ばれた景勝地「神割崎」まで車で5分なので、観光してみましょう。
観光しながらキャンプも楽しめるキャンプ場なので、自信をもっておすすめできるキャンプ場といえます。
3.那須町野外研修センター(栃木県)
「那須町野外研修センター」は栃木県にあるキャンプ場で、テントサイトが100円で泊まれるキャンプ場です。
サイトが1泊100円と非常にリーズナブルなのが特徴で、プライベート感を味わえます。安さの秘密は、NPO法人那須高原自然学校が運営しているからです。
野外学習がテーマのキャンプ場だけあって、体験プログラムも豊富。全体的にこじんまりしたキャンプ場ではあるものの、子供から大人まで気軽にキャンプが楽しめます。
川のせせらぎが聞こえる場内はリラックスできるロケーション。家族連れも気兼ねなくキャンプできるため、選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
4.丸火自然公園グリーンキャンプ場(静岡県)
「丸火自然公園グリーンキャンプ場」は静岡県にあるキャンプ場で、区画サイトが510円で泊まれるキャンプ場です。
富士山の麓にある溶岩に囲まれた立地だけあって、鬱蒼と生い茂った木々に囲まれたキャンプが楽しめます。何も飾らないありのままのキャンプを楽しみたい方に最適です。
ただし、他のキャンプ場とは違って設備は必要最低限のみで、自動販売機や電源もありません。周辺には商業施設もあまりないため、買い出しは近隣の町で済ませておきましょう。
なお、サイト内では火気の使用が禁止されています。火が使用できるのは炊事棟のみとなっているので注意が必要です。
まさに不便を楽しむ人向けのキャンプ場といえるでしょう。
5.矢板市城の湯キャンプ場(栃木県)
「矢板市城の湯キャンプ場」は栃木県にあるキャンプ場で、キャンプ場利用者への「露天風呂付き温泉割引」が魅力です。
このキャンプ場には露天風呂付きの温泉が併設されており、キャンプ場利用者は特別価格で入浴可能です。不便を楽しみつつも温泉も楽しむ最高の贅沢が待っています。
東京都心から車で約2時間と好立地なのはもちろん、キャンプ場自体が東北自動車道矢板ICから約7分とアクセス抜群。RVパークがあるので車中泊もOKです。
テントを持参してキャンプするも良し、車中泊で快適に滞在するも良し。豊富な楽しみ方に対応しているキャンプ場です。
なお、初めてキャンプ場を利用する方は、次の記事も併せてご確認ください。
→フリーサイトとはどんなキャンプ場?区画サイトとの違いやおすすめスポットを紹介
→コテージってなに?コテージのあるキャンプ場
キャンプで節約する方法
キャンプでは、自分自身が望むままにお金を浪費しているとすぐに予算オーバーになります。そのため、節約方法を知っておくことが重要です。
ここでは、キャンプで節約する方法について解説します。
利用するキャンプサイトを工夫する
キャンプで節約するなら、利用するキャンプサイトを工夫しましょう。
キャンプ場によっては、フリーサイトや区画サイトが格安で利用できます。場合によっては数百円で利用できるキャンプ場もあるなど、工夫次第で節約可能です。
家族4人でも1,500円以下で利用できるなど、探せば格安のキャンプ場は見つかります。
ただし、サイトの状況は各キャンプ場によって変わり、自動販売機がないキャンプ場や電源がないキャンプ場もあるかもしれません。その点は事前に調べておくのが賢明です。
お風呂は全身シートやドライ石鹸で済ませる
キャンプで節約するなら、お風呂は全身シートやドライ石鹸で済ませるのも良いでしょう。
キャンプ場の中には温泉が併設されたところも多いですが、別途で料金がかかることも少なくありません。
キャンプ場利用者は割引が適用されることもありますが、最低でも数百円〜1,000円ほどかかります。そのため、どうしても節約したいならお風呂を我慢するのもありです。
キャンプは不便を楽しむもの…お風呂に1日入れない環境に身を置くのもまた素敵な体験となるでしょう。
ただし、安いキャンプ場を利用して浮いたお金を温泉に充てるのもありです。疲れた心と体に温泉は格別。翌日に疲れを持ち越したくない場合は、しっかりお風呂に入りましょう。
食料品は可能な限り持参する
キャンプで節約する場合、食べ物や飲み物は可能な限り持参しましょう。
飲食店が併設されたキャンプ場もありますが、キャンプ場併設の飲食店で食べ飲みすると1人500円〜1,500ほどかかります。家族4人であれば2,000円〜6,000円かかる計算です。
そのため、キャンプで節約する場合は安いスーパーであらかじめ購入しておきましょう。食料を持参すれば、後になってから買い出しに行く必要もないので非常に楽です。
ただし、お酒類やジュース類は重たくなるため、最低限に済ませましょう。
炭薪は事前に購入する
キャンプで節約するなら、炭薪は事前に購入しておきましょう。
炭や薪はキャンプ場で販売されている場合もあります。キャンプ場によっては利用料に炭薪代が含まれている場合もあるため、自分で集められるなら現地調達するのもありです。
しかし、キャンプ場のなかには炭薪をセットで販売しているところもあり、割高です。そのため、安いホームセンターであらかじめ購入しておくのが良いでしょう。
ギアにこだわらない
キャンプで節約するなら、ギアにこだわらないことも重要です。
特に最近キャンプを始めたばかりの初心者はギア集めにハマっている人もいるかと思いますが、ギアは必要最低限で十分です。基本的な道具は100均で揃います。
「せっかく始めるならブランドにもこだわりたい」という気持ちもわかりますが、ギアにこだわりだすと予算は膨らんでしまいます。
本格的な趣味にするなら揃えても良いですが、今後飽きる可能性も考えてギアは最小限で揃えておきましょう。
ただし、最近は急激なキャンプブームの落ち着きに伴い、ギアを手放す人もいます。そのため、どうしてもギアが欲しい人はキャンプ好きな知人から譲ってもらうのもありです。
もしくは、フリマアプリで安くなったものを手に入れるのも良いでしょう。
→買ってよかったキャンプ用品15選!種類別に便利アイテムを徹底紹介
キャンプに役立つポータブル電源とソーラーパネル
キャンプにはポータブル電源とソーラーパネルが役立ちます。
初期投資としてはやや高い部類に入りますが、ポータブル電源とソーラーパネルがあればキャンプなどのアウトドアでも自由に電気が使用可能です。
パソコン・タブレット・スマホなどのデバイスを使用することはもちろん、冷暖房やドライヤーの使用にも便利です。もちろん、調理家電も使用できます。
EcoFlowでは、持ち運び可能な製品を扱っているためキャンプにも持参可能です。
業界最速級の蓄電はもちろん、再生可能電力での発電も可能なので環境にもGOOD。車中泊にも利用できるため、長期的なアウトドアにもおすすめです。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
→EcoFlowのポータブル電源一覧はこちら
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まとめ
キャンプでお金がかかる部分、財布に優しい安いキャンプ場5選、キャンプで節約する方法を解説しました。
東京周辺には財布に優しい安いキャンプ場がいくつかあります。なかには数百円から利用可能なキャンプ場もあるため、節約したい方におすすめです。
ただし、格安のキャンプ場は設置されている施設や設備が限られている可能性もあるため、ポータブル電源やソーラーパネルの持参もおすすめといえます。
ポータブル電源とソーラーパネルがあれば蓄電&発電が可能なので長期的な滞在が可能。災害による停電時なども活躍するため、緊急時に備えて購入しておくのもおすすめです。
EcoFlowでは、持ち運びが可能かつ業界最速級の蓄電、再生可能電力での発電が可能なポータブル電源&ソーラーパネルを取り扱っています。
耐久性と防水性にも優れているのでキャンプにも最適です。室外利用も室内利用も安心安全な構造で車中泊や防災にも役立つため、興味をお持ちの方はぜひ一度ご検討ください。