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【冬の釣りガイド】釣果を上げるポイントや釣れる魚種・防寒になる服装も解説

冬の釣りといえば、魚の活性が下がり、釣果は期待できないというイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。しかし、冬は大物が釣れやすく、魚の脂がのっているので、釣り好きにはたまらない季節と言っても過言ではありません。

そこで本記事では、冬の釣りで釣果が上がらない理由や、釣果を上げるためのコツについて解説します。冬の釣りにあると便利なグッズも掲載しているので、万全な装備を携えて冬の釣りを攻略したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

冬の釣りで釣果が上がらない3つの理由

冬 釣り

冬は、他の季節と比べると魚の数が減少します。釣りの難易度が上がるために、初心者には最も不向きな季節です。冬の釣りで釣果が上がらない理由は、以下のとおりです。

  • 理由1|プランクトンの量が減少する
  • 理由2|魚が水温の安定した深場に移動する
  • 理由3|魚が極力動かずに体力を温存する

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

理由1|プランクトンの量が減少する

冬の海は、夏に比べて透明度が高くなります。冬に透明度が高くなるのは、水温の低下によってプランクトンが減少するためです。プランクトンは、ある程度の水温で光合成を行い、増殖する特性があります。

冬は日の出から日の入りまでの時間が短く、水温が低いため、プランクトンは光合成ができません。小魚の餌になるので、プランクトンに合わせて小魚も少なくなり、小魚を食べる大物も少なくなります。

理由2|魚が水温の安定した深場に移動する

浅場は、外気や日光の影響を最も受けやすいので、プランクトンは真っ先にいなくなります。また、魚は温度変化に敏感で、水温のわずかな変化にも耐えられません。

沖の深場は、浅場よりもわずかに水温が高いと言われています。そのため、魚は水温が安定している深場へと移動していくのです。深場にアプローチする手段がなければ、釣果は期待できません。

理由3|魚が極力動かずに体力を温存する

冬は、夏のように動き回って餌を捕る魚が少なくなります。仮に海中を動き回ったとしても、餌となるプランクトンや小魚は減っており、無駄足になる確率が高いためです。ただでさえ、水温が低い海中を泳ぐのは体力を消耗します。

そのため、冬の魚は体力温存のためにほとんど動きません。餌を食べなければ生きていけないので、ここぞというタイミングでのみ口を開けて、餌を捕らえるのです。

冬の釣りで堤防から狙える魚種

冬 釣り 魚

冬は全体的に魚の数が減少しますが、釣れる魚も中には存在します。また、冬の魚は、寒さを乗り越えるために栄養を蓄えているので、サイズは大きく、脂がのっているのが特徴です。魚の活性が下がる冬の釣りでも、堤防から狙える魚種を紹介します。

  • 根魚
  • ワカサギ
  • ヒラメ

それぞれの魚種について、詳しく見ていきましょう。

根魚

冬 釣り 魚

消波ブロックや岩、堤防の隙間などに生息する根魚は、冬に釣れる魚種の一つです。代表的な根魚としては、カサゴやメバル、アイナメが挙げられます。根魚は冬になると大型化し、真冬でも活性が下がりません。

新月の大潮や中潮回りの上げ潮に釣果が期待できます。根魚は夜行性の種類が圧倒的に多いため、日没後に常夜灯を灯して釣りに挑んでみてください。

ワカサギ

冬 釣り 魚

冬に最も旬を迎えるのが、ワカサギです。ワカサギの産卵期は冬から春にかけてで、卵を産んだ固体のほとんどが死んでしまいます。そのため、産卵直前のワカサギは一年の中で最も成長しており、脂がのっているのです。

ワカサギは湖沼に生息しており、冬は湖面が氷結するため、氷上の穴釣りが楽しめます。氷結した湖の上で釣り糸を垂らしている時間は特に冷え込むので、寒さ対策を万全にしておきましょう。初心者は、ワカサギ釣りのツアーに参加するのがおすすめです。

ヒラメ

冬 釣り 魚

12月〜2月は、ヒラメが狙い時です。小型は減ってきますが、大型のヒラメが釣れます。サーフや磯などでは釣れにくくなるので、河口付近がおすすめです。2月中旬から下旬になると春の海へと変わり始め、ベイトフィッシュが溜まりやすい釣り場でも釣れ始めます。

水温の低下に伴ってルアーを追わなくなっているため、フォールで魅せる上下のアクションを行いましょう。ボトム周辺を転がして、ヒラメのヒットを待ちます。

冬の釣りで着ていく服装の選び方

冬 の 釣り 服装

冬の釣りは寒さとの戦いです。冬の釣りを快適に楽しむには、寒さ対策を万全にした服装が欠かせません。レイヤリング(重ね着)を活用すれば、防寒性能を格段に向上させられます。冬の釣りで着ていく服装の選び方を、レイヤー別に紹介します。

  • ベースレイヤー|吸湿性・速乾性
  • ミドルレイヤー|保温性・ストレッチ性
  • アウターレイヤー|防水性・防風性

それぞれのレイヤー別の選び方について、詳しく見ていきましょう。

ベースレイヤー|吸湿性・速乾性

肌着にあたるベースレイヤーには、インナーとタイツを着用します。吸湿性と速乾性に優れた素材を選び、汗冷えを防ぎましょう。冬であっても日中帯に気温が上がってくると、汗をかく可能性があります。

汗で衣服の中が蒸れると不快感を感じるだけでなく、汗の水分で一気に体温の低下を招く恐れがあるのです。吸湿性と速乾性に優れていれば、汗を吸って素早く蒸散してくれます。

ミドルレイヤー|保温性・ストレッチ性

外から伝わる冷気を遮断し、体温で温められた熱を逃がさないために、ミドルレイヤーには保温性に優れたフリースを選びましょう。日中帯に気温が暑くなると、アウターを脱いでミドラーがアウターにもなりえます。

釣りでは様々な動作が必要になるので、服のストレッチ性も重要です。保温性だけを重視すると、袖周りがきつかったり、動きづらくなったりするので注意してください。

アウターレイヤー|防水性・防風性

アウターには、防水性・防風性の高いマウンテンパーカーがおすすめです。釣りでは潮風が強く吹くので、寒さをより感じやすくなります。マウンテンパーカーにはフードが付いており厚さがあるので、保温性も抜群です。

特に、防水耐久性・透湿性・防風性の全てを兼ね備えたゴアテックス素材が採用されているタイプを選びましょう。透湿性によって、中からの蒸気を外に逃がしてくれます。

初心者必見!冬の釣りで釣果を上げるコツ

冬 の 釣り 服装

魚が釣れにくくなる冬ですが、ポイントを押さえれば、初心者でも大物を釣れる可能性があります。冬の釣果を上げるには、時間帯・場所・釣り具が重要です。初心者が冬の釣りで釣果を上げるコツを紹介します。

  • 水温の高い時間帯を狙う
  • 水温が高くなる場所を狙う
  • 餌・ルアー・針を小さくする

それぞれのコツについて、詳しく見ていきましょう。

水温の高い時間帯を狙う

水温の低下に伴って魚の活性が下がるため、朝マズメよりは水温の高い夕マズメがおすすめです。夕マズメは、日中帯に日光を浴び続けているため、水温が上がりきっています。

水は熱しにくく冷めづらい性質を持っているので、外気温の影響が表れるのに時間を要するのが特徴です。気温が上がった翌日に水温が上がっている可能性もあるので、気温が低い日であっても、前日の気温や実際の水温に着目しましょう。

水温が高くなる場所を狙う

水温が高い場所では魚の活性が上がるので、釣果が期待できます。冬の時期であっても、以下のような場所は比較的水温が高めです。

  • 海水と淡水が混ざり合う河川付近
  • 工業施設や発電所が放出する処理水

河川の水は海水よりも水温が高く、魚の餌となるプランクトンを多く運びます。処理水は温暖水である場合が多く、寒い時期でも狙い目です。

餌・ルアー・針を小さくする

魚の活性が低下する冬には、餌・ルアー・針を小さくすると魚の食いつきが良くなります。冬の魚は無理に大きな餌を食べようとしなくなるので、小さめの餌が効果的です。

ただし、餌を食べない時はお腹が減っていないのではなく、餌に魅力を感じていない可能性もあるため、餌・ルアー・針の大きさは臨機応変に変えて試しましょう。針は魚にバレないように餌の中に隠してください。

冬釣りの防寒対策に必須!ポータブル電源

冬 釣り 防寒

冬の釣りは、寒さだけでなく潮風も加わるため、極寒の環境でのアクティビティです。服装だけではカバーしきれない可能性があるので、ポータブル電源を持参しましょう。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を溜め込み、屋外でも電化製品を動かせる機器を指します。

冬の釣りでポータブル電源が活躍する場面は、以下のとおりです。

  • 電気ストーブや電熱ベストを使い、常に快適な気温で釣りができる
  • 電子レンジや電気グリルで、釣った魚をその場で調理できる
  • 釣れた魚や生き餌をポータブル冷蔵庫に保存しておける
  • 夜釣りで電気ウキを使用して、釣果を上げられる
  • 冬の釣り方や周辺のスポットを調べるためのスマホを常にフル充電にしておける
  • 釣り場に向かうまでの車内で使えば、バッテリー上がりを防げる

ポータブル電源によってどこでも家電が使えるようになれば、釣り場までの道中や釣りの最中、釣った後の食事など、あらゆるシーンで快適性が向上します。

ポータブル電源を導入すれば、冬の釣りのハードルを下げられることは間違いありません。釣り初心者から上級者まで、1台は持っておきたいアイテムと言えるでしょう。

冬の釣りに必要な性能|おすすめの製品

冬の釣りで使用するポータブル電源は、軽量コンパクト設計のタイプがおすすめです。釣り場によっては、駐車場からポイントまで離れている場合があるので、ポータブル電源の重量があると持ち運びに苦労します。

EcoFlowは、僅か8.25kgの軽量コンパクトなポータブル電源「RIVER 2 Pro」を販売しています。「RIVER 2 Pro」の特徴は、以下のとおりです。

  • 最大1000WのAC出力と768Whの容量を備える
  • 思い立った釣りでも、準備中の70分で満充電にできる
  • LFPバッテリー搭載により、10年以上も釣りやキャンプなどで活躍する
  • 高い安全基準をクリアし、ポータブル電源業界で初めてTUV認証を取得した
  • バッテリー管理システムによって、バッテリー異常を防ぐ
  • 車内でのシガーソケット充電や、釣り場でのソーラー充電に対応する
  • 専用アプリを使えば、本体の場所まで移動できない状況でも遠隔操作できる

最大1000WのAC出力を実現するので、消費電力の高い電気ストーブや電気ケトルなども問題なく使用できます。どこでも気軽に電源を持ち運んで、快適な冬の釣りを実現したい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。

EcoFlow RIVER 2 Pro
釣り場でメイン家電の80%を使用できる「RIVER 2 Pro」は、ACコンセントからわずか70分で満充電可能。これは業界平均より5倍速く、従来のRIVERシリーズより27%高速に。

冬の釣りにあると便利な防寒グッズ3選

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冬の釣りでは、防寒対策を徹底していないと長時間楽しめません。服装ではカバーしきれない肌が露出している部分の防寒対策には、以下のアイテムがおすすめです。

  • フルフィンガーの手袋
  • パイロットキャップ
  • ネックウォーマー

それぞれのアイテムについて、詳しく見ていきましょう。

フルフィンガーの手袋

冬の釣りに欠かせないフィッシンググローブ。魚による怪我防止や手先がかじかむのを防ぐ役割があります。冬のフィッシンググローブには、フルフィンガータイプがおすすめです。

指先全てが覆われており、保護性能が高いので、寒さが厳しい冬の釣りに向いています。磯や岩場でのロックショアや強いタックルで使うのにも最適です。

パイロットキャップ

キャップに耳当てが付いたパイロットキャップは、冬の釣りで大活躍します。元々はパイロットが着用していたため、パイロットキャップと名付けられました。

耳当てにはファーが付いているので、耳と頭を同時に温められます。冬の釣りでは、潮風が吹くたびに耳が凍る思いをすることになるので、パイロットキャップは必需品です。

ネックウォーマー

冬の釣りで首を守るために、ネックウォーマーを用意しておきましょう。首には太い血管が通っており、首を通して大量の血液が冷えると、全身の冷えに繋がります。特に釣り用のネックウォーマーは保温性が抜群なので、おすすめです。

ハーフフェイスウォーマーを選べば、鼻先から首までを覆って保温できます。ネックウォーマーの素材は、保温性に優れたフリースを選びましょう。

まとめ

冬 釣り 防寒

本記事では、冬の釣りで釣果が上がらない理由について解説してきました。

冬に海水温が低下すると、プランクトンの数が減少するため、プランクトンを餌とする小魚や小魚を餌とする魚も少なくなります。また、外気温の影響を受けやすい浅場から、水温が安定した深場まで移動していくのが特徴です。

ただし、冬の寒さに備えて栄養を蓄えているため、冬の魚は大物で脂がのっています。深場へのアプローチが必須になりますが、釣り人であれば挑戦しがいのある戦いでしょう。服装にはレイヤリングを活用し、手袋・帽子・ネックウォーマーも忘れないでください。

EcoFlowでは、冬の釣りで暖房機器の使用を可能にするポータブル電源を販売しています。冬の釣りを暖かく快適に楽しみたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。
釣り場にいながら4.5時間でソーラー充電できる「RIVER 2 Pro」

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