アウトドア用モバイルバッテリーの選び方!

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アウトドア用モバイルバッテリーの選び方!

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スマートフォンなどを外出先でも充電できるモバイルバッテリーは、キャンプなどのアウトドアの際にも便利に使えるアイテムです。しかし、モバイルバッテリーにはさまざまな商品があり、アウトドアで使いたい場合にはどの商品を選んでよいのか迷ってしまう人もいることでしょう。そこで、この記事では、アウトドアで使うモバイルバッテリーの選び方のポイントをポータブル電源の違いなどとともに解説します。

アウトドア用モバイルバッテリーを選ぶときの5つのチェックポイント

アウトドアに適したモバイルバッテリーを選ぶ際には、次の5つのポイントをチェックするとよいでしょう。

チェックポイント1.容量

電力を供給したいときにモバイルバッテリーの容量不足で充電ができないといったことが起こらないように、必要な容量があるモバイルバッテリーかどうかをしっかりチェックしておかなければなりません。そもそも、モバイルバッテリーの容量とは、モバイルバッテリーをフルに充電した状態からどれくらいの電気量を放出できるかを示すものです。mAh(ミリ・アンペア・アワー)を単位とし、数値が大きくなるほど容量は増え、充電できる量も多くなります。

たとえば、容量が3000 mAhのモバイルバッテリーで電池容量が3000 mAhのスマートフォンを充電する場合、充電できる回数は1回です。しかし、容量が6000 mAhのモバイルバッテリーを使えば、スマートフォンを2回充電できます。そのため、まずは自分の使用用途を考え、使用する電子機器の電池容量や充電する頻度などを考慮したうえで不足がない容量を持つモバイルバッテリーを選ぶことが必要です。ただし、モバイルバッテリーの容量はそのまますべて充電に使用できるわけではありません。実際には、気候や電池の劣化状況の影響を受けたり、電圧の変換時にロスが発生したりして、使用できる容量が変わる場合があるため注意が必要です。容量はあくまでも目安と考え、自分が使いたい容量よりも少し多めの容量があるモバイルバッテリーを選ぶようにしましょう。

チェックポイント2.出力ポート

出力ポートと一言でいっても、USBポートやACコンセントなどいくつかの種類があるため、充電したい機器のケーブルが使える出力ポートの種類を選ぶことが必要です。たとえば、USBポート1つをみても、さまざまな種類があります。スマートフォンやタブレット端末、ノートパソコンなどのモバイル機器に多く搭載されているのが、差し込み口が楕円形をしているType-Cポートです。また、差し込み口が長方形で主にパソコンに搭載されているType-A、デジタルカメラなどへの搭載が多いMini USBなどもあります。

あわせて出力ポートの数や出力ワットをしっかりチェックしておくことも大切です。家族や友達と一緒に充電する予定がある場合などには、複数の充電を同時にできる高出力のもので、なおかつ、出力ポートが複数あるモバイルバッテリーを選ばなければなりません。一方、出力ワットは数値が小さいほど充電スピードが遅くなるため、充電を少しでも短時間で行いたい場合には出力ワットの数値が大きいものを選ぶ必要があります。複数の出力ポートがある場合には、出力の合計を見るのではなく、1つあたりの出力ワットをしっかりチェックしておきましょう。

チェックポイント3.充電方法

モバイルバッテリーの充電方法は大きく分けて2つあります。1つが家にあるコンセントなどを通して充電する方法、もう1つが太陽光を利用して充電する方法です。家にあるコンセントなどから充電するタイプは、天候に左右されずに安定した充電ができます。一方、太陽光を利用して充電できるタイプを使うと、太陽光さえあれば場所を問わずに屋外でも充電できるため、アウトドアの際に便利です。キャンプなどでコンセントのない環境に連泊するときなどには特に重宝します。ただし、太陽が出ていない天気のときには思うように充電できないため注意が必要です。

チェックポイント4.防水性・防塵性

防水性や防塵性は、アウトドアで使う場合には特にチェックしておきたいポイントです。川や海などでの水遊びや急な雨などでぬれたり、土ぼこりが飛んできて機器内に入ってしまったりするリスクを少しでも避けたいなら防水仕様や防塵仕様のものを選んだほうがよいでしょう。せっかく買っても、屋外での利用によりすぐに壊れてしまっては購入費用が無駄になってしまいます。

防水や防塵の性能を知りたい場合には、IPコードを確認しましょう。IP とはInternational Protection の略で、IPコードとは電気製品の防水や防塵の性能を表す国際的な規格です。「IP」の後ろに続く2つの数字のうち、前の数字が防塵性能の等級を、後ろの数字が防水性能の等級を表しています。たとえば、「IP68」と表示されている場合は、防塵性能が8級、防水性能が6級という意味です。防水と防塵のいずれかのみの性能が付いている場合には、付いていない性能が「X」で表されています。たとえば、防水性能はなく8級の防塵性能だけある場合には「IP8X」、防塵性能はなく6級の防水性能だけ付いている場合には「IPX6」といった表示です。ちなみに、防塵性能は0~6等級、防水性能は0~8等級あり、等級の数字が大きくなるほど性能が優れていることを表しています。

チェックポイント5. サイズ

アウトドアでできる限り軽快に行動したいのであれば、荷物は少ないに越したことはありません。モバイルバッテリーを持っていく場合には、持ち運びの際に少しでも負担がかからないサイズを選ぶことが大事です。たとえば、大きな車で移動するキャンプなどであれば多少大きなサイズでも問題はないでしょう。しかし、登山などをするのであればサイズが大きいと邪魔になってしまう可能性があります。ただし、必ずしもサイズは小さいほうがいいというわけではありません。一般的に、サイズが小さいほど容量も少なくなってしまうからです。そのため、使用目的や持ち運びの方法などを考えながら、自分に適したサイズを選ぶようにしましょう。

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外部の機器に給電できる装置にはモバイルバッテリーのほかにポータブル電源もあります。ここでは、モバイルバッテリーとポータブル電源の違いやポータブル電源を利用するとできることについて解説するので、どちらを利用したほうがよいか迷っている人は参考にしてください。

ポータブル電源とモバイルバッテリーの違いとは

そもそも、ポータブル電源とはモバイルバッテリーでと同じく内部に電気を蓄えて外部の機器に電源を給電できる装置です。ざっくりいうと大容量なモバイルバッテリーで、モバイルバッテリーとは容量に差があります。さらに、ポータブル電源とモバイルバッテリーでは搭載されている出力端子が異なります。モバイルバッテリーは一部AC接続端子を持つ製品はあるものの、多くはUSB端子です。一方、ポータブル電源は複数の種類の接続端子が搭載されているものが多く、さまざまな電子機器を充電できます。

また、モバイルバッテリーは電気用品安全法(PSE)で出力が制限されていて、多くの製品はスマートフォンやタブレットなどのデバイス、ワイヤレスイヤホン、そのほかUSB接続で使用できるランタンや扇風機などの充電を想定したものです。一方、ポータブル電源は容量が大きいだけではなく、出力も1万~3万mAh程度と高いため、充電できる機器の選択肢が広がります。製品によって定格出力は変わりますが、一般家電などに対応したものが多い点も特徴です。

ポータブル電源があるとどんなことができる?

ポータブル電源で家電を充電できれば、たとえば、キャンプの際にホットプレートや電気フライヤーなどを使って調理することもできます。家電を使って調理すれば料理の幅も広がることでしょう。また、遊び疲れて炭火などでの料理や後処理が面倒になったときにも、ポータブル電源で充電して家電が使えれば便利です。さらに、夏であれば、小型の冷蔵庫を充電して屋外でも冷えた飲み物を飲んだり、調理するときまで生の食材を保存しておいたりすることもできます。一方、冬であれば、テント内や車内をヒーターで温めたり、ホットカーペットを使ってテントで寝たり車中泊したりもできるなど、アウトドアでのさまざまなシーンでの活躍が期待できるアイテムです。ポータブル電源を持っていれば、アウトドアのときだけではなく、非常時の電源としても役立ちます。

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ポータブル電源にはさまざまな製品がありますが、利便性を求めるならEcoFlowのポータブル電源はおすすめです。EcoFlowのポータブル電源にはさまざまな機種がありますが、どの機種も「X-Stream(エックス ストリーム)」という特許出願済みの技術により、1時間で80%の充電が可能です。急いで充電したいときや電池がなくなりそうなときにも重宝します。

また、Boost機能が付いている製品であれば、定格出力を超える電化製品の使用もできるため便利です。Boost機能をオンにすると高出力電化製品の電圧を下げられるため、使用できる電化製品の幅が広がります。AC電源は家庭用コンセントと同じ電流の波型である「純正弦波(正弦波)」で、周波数は50Hzと60Hzの切替えが可能なため、電力の給電が安定しやすく、故障のリスクが低い点も特徴です。加えて、専用のアプリと連携させれば、ポータブル電源と離れた場所から電源のオンやオフ、電池の残量の確認などの操作をもでき、アウトドアを楽しみながらしっかり充電できます。

モバイルバッテリーを選ぶ際には容量などのチェックが必須!電気不足を避けたいならポータブル電源の利用も

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モバイルバッテリーは屋外でもスマートフォンなどを充電できる便利なアイテムですが、容量や出力ポートなどをしっかり確認してから買わないと、実際に活用できない場合もあるため注意が必要です。また、アウトドアで長時間多くの電気を使って電気不足になるリスクを避けたいなら、蓄電容量が大きく長時間の使用も可能なポータブル電源を利用するとよいでしょう。

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