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防災に寝袋は必要か?避難生活で使う寝具・マットの選び方や大変なことを解説

防災のために備えるものとして、寝袋はあった方がいいです。

寝袋は避難生活が必要となった際に使えますし、避難所でも多種多様な用途で用いられるため、人数分をあらかじめ準備しておくのが良いでしょう。

この記事では、防災に寝袋は必要か、避難生活で使う寝具・マットの選び方、大変なことをわかりやすく解説します。

防災と寝袋について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

防災に寝袋は必要か?

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寝袋は防災のために事前に用意しておくと便利です。しかし、なぜ必要なのかについては具体的にイメージできない人もいるかもしれません。

ここでは、防災に寝袋は必要かについて詳しく解説します。

災害に備えるなら寝袋はあった方がいい

災害に備えるなら、寝袋はあった方がいいでしょう。

なぜなら、避難生活が必要となる可能性があるためです。地震や台風などで避難生活を余儀なくされた場合、避難所で数日〜数週間ほど過ごすことになります。

そのとき、寝袋がないと快適に眠れないかもしれません。

寝袋は暑さ・寒さから身を守るのに便利で、適度な厚みが快適な睡眠をサポートしてくれます。特に避難所では床で眠らなくてはならないため、寝袋は用意しておきたいです。

災害の規模によっては避難所から段ボールやマットレスが支給されることもありますが、布団や毛布までは支給されないケースがあるため、自分自身で備える必要があるでしょう。

寝袋はマルチな用途に対応できる

通常、寝袋はなかに入って使用するものですが、掛け布団や敷布団としても応用できるなどマルチな用途に対応可能です。

最近では掛け布団・敷布団の2パターンで使用できるよう工夫された寝袋も開発されており、災害用寝袋として注目されています。

災害発生時は何かと物資が不足するため、寝袋は適宜準備しておくと良いでしょう。

工夫次第では座布団として活用できるなど、1枚あるだけで過酷な避難生活を乗り越えやすくなるのではないでしょうか。

他にも、重ねてクッションにしたり丸めて枕にしたり、寝袋が活躍する場面は豊富です。なお、防災では他にも備えて用意しておきたいものがあるため、あわせて確認しておくことを推奨します。

  • 飲料水
  • 食料品
  • 衣料品(軍手・上着・下着)
  • 医療品(薬・絆創膏・包帯)
  • 衛生用品(歯ブラシ・歯磨き粉)
  • 貴重品(財布・通帳・身分証明書)
  • 懐中電灯(電池式のライト)
  • 携帯電話(スマートフォン)
  • 携帯ラジオ
  • 使い捨てカイロ
  • 使い捨てタオル
  • 筆記用具(ペン・ノート)
  • 防災頭巾(ヘルメット)
  • マッチ・ろうそく

上記のものは避難生活で役立つため、寝袋と一緒に防災用バッグに入れておきましょう。

なお、他の記事では災害時に役立つ最強の防災グッズ18選、防災ポーチに入れるべきおすすめの中身10選について解説しているため、あわせてご確認ください。

災害時に役立つ最強の防災グッズ18選|本当に必要なものを徹底解説
防災ポーチに入れるべきおすすめの中身10選!災害対策に必要なものと被災時に取るべき行動は?

避難生活で使う寝具・マットの選び方

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避難生活に用いる寝具・マットは、季節に合っているもの、的確なサイズのもの、幅広い用途のもの、丸洗いできるものを選ぶのが望ましいです。

ここでは、避難生活で使う寝具・マットの選び方について詳しく解説します。

季節に合っているものを選ぶ

避難生活で使用する寝具・マットは、季節に合っているものを選ぶようにしましょう。

夏用は薄手の生地のもの、冬用は厚手の生地のものを選びたいです。他にも寝袋は主に封筒型・マミー型という2種類の形状があるため、形状で選ぶのも良いと思います。

両者の主な特徴については、以下の表を見ながら比較してみてください。

寝袋の形状特徴
封筒型・気密性が低い・ファスナーを開閉できる・春から夏に適している
マミー型・気密性が高い・コンパクトに畳める・秋から冬に向いている

封筒型は気密性が低くファスナーを開閉できて春から夏に適しているのが特徴、マミー型は気密性が高くコンパクトに畳めて秋から冬に向いているのが特徴となっています。

どちらを選ぶかは各々の好みですが、なかに汗や熱がこもりやすいため、通気性に優れたものを選ぶのが望ましいです。

的確なサイズのものを選ぶ

防災用の寝具・マットは、的確なサイズのものをお選びください。

サイズが合っていないと快適な睡眠環境になりません。大きいサイズだと隙間ができて十分に保温できない他、小さいサイズだと窮屈で快適に眠れません。

体格によって合う寝袋が変わるため、子どもやお年寄りはSサイズやMサイズ、大人はLサイズなどそれぞれの体型に合わせたものを選びます。

ただし、あまりにもオーバーサイズだと避難時にすぐ持ち出せない可能性があるため、できる限りコンパクトなものを選びたいです。

幅広い用途のものを選ぶ

防災用として寝具・マットを選ぶなら、幅広い用途のものを選ぶと安心かもしれません。

可能であれば、掛け布団代わり・敷布団代わりになるものを選ぶのが望ましいです。

なかでも伸縮性に優れているものはクッションや枕としても代用できるため、具体的な用途をイメージしておくといざというときも安心できます。

避難生活が長期化する可能性も加味して、安全性・耐久性に優れたものを選ぶことも忘れないようにしてください。

丸洗いできるものを選ぶ

災害によっては避難生活が長引く可能性があるため、丸洗いできるものを選びたいです。寝袋は全身を包む形で使用するため、汗によってカビ・匂いが発生しやすくなります。

悪臭がすると不衛生なだけでなく他の被災者の迷惑になる場合があるため、比較的簡単に洗濯できるものを選ぶのが良いのではないでしょうか。

自宅の洗濯機で丸洗いできる寝袋もあるため、目的に合わせて選びましょう。

なお、他の記事では本当に必要な防災グッズリスト、防災グッズでいらなかったものランキングTOP5について解説しているため、あわせてご参照ください。

本当に必要な防災グッズリスト!携帯用・避難用・備蓄用に分けて解説
防災グッズでいらなかったものランキングTOP5!役立つもの・備蓄しておきたいものを解説

避難生活で大変なこと

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避難生活では、感染症など衛生面が気になったり、周囲が気になって眠れなかったり、生活空間や設備が整っていなかったりと何かと大変です。

ここでは、避難生活で大変なことについて詳しく解説します。

感染症など衛生面が気になる

避難生活では不特定多数の人が一箇所に集まるため、感染症など衛生面が気になります。

インフルエンザや風邪など色々な感染症に対して常に警戒しなくてはならず、何かと神経をすり減らす場面が珍しくないです。

避難生活はストレスや疲労が蓄積して免疫力が低下し、精神的にも肉体的にも病気になりやすくなるからこそ、感染症対策を徹底しなければいけません。

まずはうがいや手洗いなど、できることから始めましょう。

周囲が気になって眠れない

振動や騒音などに敏感な人は、周囲が気になって眠れないことがしばしばあります。

生活音に関しては気を付けていても完全に防げるわけではなく、避難所が体育館などの場合は足音だけでも相当気になるものです。

なかには、集団生活にもかかわらず生活音にまったく気を付けない人もいて避難所は想像以上に騒がしいため、不眠症にならないよう工夫が必要となるでしょう。

例えば、イヤホンやヘッドホン、耳栓など雑音を防げるものがあると便利です。どうしても静かに生活できない人は一定数存在するため、自分自身での工夫が求められます。

生活空間や設備が整わない

大規模災害時は混乱状態にあり、十分な生活空間や設備が整うまで時間がかかります。

国・地域は避難生活を送る人だけでなく、被災したすべての人をカバーしなくてはならないため、場合によっては物資が届くまでに数日〜数週間要する可能性があるでしょう。

結果的に生活空間や設備が十分に整わず、過酷な避難生活を強いられることが多いです。

少なくとも物資不足は生活に直結するため、普段から自分自身でも必要なものを備蓄するなど、できる範囲で防災を進めておいてください。

配慮が必要な人への対応がない

避難所では、足腰が不自由な人や妊娠している人など配慮が必要な人への対応が難しい場合があります。国や地域が配慮を促していても、対応に手が回らないこともしばしばです。

そのため、何か特別な事情を抱えている人は自分自身で防災を行っておきましょう。

不測の事態でどうしようもない場合は別ですが、足腰が不自由な人は車椅子を整備しておいたり、妊娠している人は周辺の病院を調べておいたり、できることをしておいてください。

なお、ペットを飼っている人は被災時にどうするか家族で話し合っておくことが重要です。

避難所によってはペットの同行が断られる可能性があるため、万が一に備えて最善の選択ができるように家族で対処方法を確認しておくことを推奨します。

プライバシーが守れない

不特定多数の人がいる避難所は、プライバシーを守るのが難しいです。

仕切りはあっても立っている人からは丸見えということが珍しくないため、貴重品や私物の管理、個人情報の漏洩などには十分警戒が必要となります。

状況によっては被災者同士でトラブルに発展する可能性があるため、何か問題が発生したら国・地域の担当者に相談しましょう。

本人同士で解決しようとすると余計にトラブルがこじれる場合があるからこそ、何かあった場合は第三者を挟んで解決してください。

なお、他の記事では防災対策の重要性とは、災害時に知っておきたい豆知識15選について解説しているため、あわせてご覧ください。

防災対策の重要性とは?事前にやっておくべき防災対策を徹底解説
災害時には防災の知識が活躍する?事前に知っておきたい豆知識15選

災害に備えるならポータブル電源

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災害に備えるなら、ポータブル電源を導入しておくと安心です。

ポータブル電源は持ち運びできる蓄電池で、あらかじめ充電しておくことで家電への給電やデバイスの充電がスムーズに行えるようになります。

電源が取れない場所でも安定して電気を確保できるため、防災にも役立つでしょう。

電力は1回のフル充電で数日分〜10日分ほど貯められるため、大規模災害によって停電した際などにも安心できるのではないでしょうか。

なお、EcoFlowではEcoFlow DELTA 3 Plusなどのポータブル電源を販売しています。

EcoFlow DELTA 3 Plusは、従来のポータブル電源よりも充電性能を強化した製品で、約56分でフル充電できる製品です。

いつどこで発生するかわからない災害に備えるのは難しいですが、短時間でフル充電できるポータブル電源があれば気づいたときに充電して備えておけます。

EcoFlow DELTA 3 Plusは家電の約99%に対応できるため、停電時に電子機器・電化製品を使用したい場合にも便利でしょう。

本体はコンパクトで誰でも持ち運びできるデザインとなっているため、ぜひ災害への備えとして購入を検討してみてはいかがでしょうか。

詳しくは公式ホームページをご覧いただけると幸いです。

EcoFlow DELTA 3 Plus

まとめ

防災に寝袋は必要か、避難生活で使う寝具・マットの選び方、大変なことを解説しました。

防災を徹底するなら、寝袋は備えておきたいです。

ちょっとした停電で自宅待機するだけなら寝袋は必要ありませんが、避難所で生活するなら人数分の持参が推奨されます。

寝袋は掛け布団代わりや敷布団代わりだけでなく、重ねてクッションにしたり丸めて枕にしたりとマルチな用途で役立つため、常に防災用バッグに入れておくと安心でしょう。

最近ではよりコンパクトなものが登場しているため、ぜひ備えておいてください。

なお、より災害に備えるならポータブル電源があると便利です。ポータブル電源があれば、停電を伴う災害が発生してもある程度は耐えられます。

EcoFlowで取り扱っているEcoFlow DELTA 3 Plusはコンパクトで持ち運びに便利なため、防災への備えとして優秀です。

従来の製品と比べて充電性能が向上している他、安全性・耐久性にも優れているからこそ、ぜひ防災への備えとして導入をご検討ください。

詳しくは公式ホームページをご覧ください。

EcoFlow DELTA 3 Plus

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