防災グッズはあらかじめ購入して備えておきたいですが、どのようなものを準備すれば良いのかわからない人もいるのではないでしょうか。
具体的に何を用意すべきなのかは事前に知っておくことが重要です。
この記事では、100均で買える防災グッズ12選、実際に役立ったもの、本当に必要なものをわかりやすく解説します。
100均で買える防災グッズについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
100均で買える防災グッズ12選
100均には豊富な防災グッズが集まっており、災害に備えるアイテムを購入する場として非常に優秀です。しかし、何を買えば良いのかわからない人もいるかもしれません。
ここでは、100均で買える防災グッズについて詳しく解説します。
【停電・断水対策】の防災グッズ3選
停電・断水対策として防災グッズを購入するなら、以下のものが欠かせません。
- 携帯トイレ:キャンドゥ
- 災害備蓄用ライト:ダイソー
- 非常用給水バッグ:セリア
まずはキャンドゥなどで売られている携帯トイレがあると良いでしょう。災害によって停電・断水するとトイレが使えなくなるため、携帯トイレは備えておくことを推奨します。
他にもダイソーなどで取り扱っている災害備蓄用ライト、セリアなどで取り揃えている非常用給水バッグなども、停電・断水対策のアイテムとして持っておきたいです。
災害備蓄用ライトは停電時に、非常用給水バッグは断水時に役立つため、100均で見つけたらぜひ購入しておいてはいかがでしょうか。
【水害対策】の防災グッズ2選
水害対策として防災グッズを購入するなら、以下のものも忘れてはなりません。
- 水のう袋:セリア
- レインコート:ダイソー
まずはセリアなどで売られている水のう袋をご購入ください。水のう袋は、災害時の浸水対策になる他、汚水の逆流防止などに使用できる優れものです。
水のう袋があれば、土のうの代用として防水壁にできるため、上手に活用すれば水害の被害を軽減できるかもしれません。
あわせてダイソーなどで販売されているレインコートもあると良いでしょう。ゲリラ豪雨などの災害時には、傘などの雨具よりもレインコートの方が役立ちます。
【衛生用品】の防災グッズ5選
100均では、以下のような衛生用品を取り扱っています。
- 圧縮タオル:セリア
- 手袋型ハンディシャンプー:ダイソー
- 非常用保温寝袋:ワッツ
- 非常用持出袋:ワッツ
- 防臭袋:キャンドゥ
圧縮タオル、手袋型ハンディシャンプー、非常用保温寝袋、非常用持出袋、防臭袋など豊富な衛生用品があるため、状況に応じて購入しておきたいです。
圧縮タオルは汗を拭いたり体を拭いたりと、お風呂・シャワーに入れない状況でも最低限の衛生管理ができる他、怪我をした箇所を押さえたりするのにも役立つでしょう。
手袋型ハンディシャンプーも同様に、清潔を保つのに欠かせません。
その他、非常用保温寝袋があれば安心して眠れますし、非常用持出袋があれば快適に荷物を持ち出せます。生ゴミなどが出そうなら、防臭袋もあると良いです。
【日用品】の防災グッズ2選
100均では、以下のような日用品も取り揃えています。
- 軍手・ロープ・笛3点セット:ダイソー
- 目隠しポンチョ:キャンドゥ
軍手・ロープ・笛3点セット、目隠しポンチョなど災害時に役立つ日用品として持っておきたいものがいくつかあるため、必要に応じて購入しておきたいです。
軍手は避難する際に手を保護できる他、散乱した家具家電を片付けるときに手を守れるため、家族の人数分あると何かと重宝するでしょう。
救助活動ではロープや笛があると便利なため、避難時に活躍するかもしれません。
その他、目隠しポンチョがあれば屋外での着替え時や野外での排泄時に便利なため、1~2着ほど購入しておいて損はありません。
なお、他の記事では真夏の停電時を乗り切る暑さ対策6選と防災グッズ10選、冬の防災グッズ、台風対策に必要な防災グッズについて解説しているため、あわせてご確認ください。
→真夏の停電時を乗り切る暑さ対策6選と防災グッズ10選を紹介
→【2024年】冬の防災グッズをケース別に紹介!出先用・非常用・長期避難用
→台風対策に必要な防災グッズは?避難するときの持ち物も紹介
災害時に実際に役立ったもの
100均以外にも防災に役立つアイテムはいくつかあるため、こまめに購入して備えておくことが重要です。ここでは、災害時に実際に役立ったものについて詳しく解説します。
アイマスク・耳栓
アイマスク・耳栓は快眠グッズとして役立ち、快適な避難生活を助けてくれます。
避難所は不特定多数の人が避難生活を送るため、光や音がどうしても気になる人も多く、騒音や振動で不眠症になる人も少なくありません。
避難生活で眠れないと精神的にも肉体的にも追い込まれるため、周囲の光や音に敏感な人はアイマスク・耳栓を購入しておくと安心です。
懐中電灯・電池
懐中電灯・電池は停電時に役立つため、あらかじめ購入しておきたいです。
停電中は電灯関連設備が使えなくなるため、懐中電灯・電池は必需品といえます。
昼の活動には差し支えなくても夜の活動には懐中電灯や電池が必要となるため、すぐに使えるよう身近なところに置いておくのが良いのではないでしょうか。
簡易トイレ
簡易トイレは断水時に役立つため、事前に購入しておきたいです。
断水中はトイレ関連設備が使えなくなるため、簡易トイレも必需品となります。
周辺に公衆トイレがあっても地域全体で断水が発生している場合は使えない可能性があるため、すぐに使えるよう何個か備蓄しておくのが良いでしょう。
カセットコンロ・ボンベ
何か調理が必要な場面に備えて、カセットコンロ・ボンベを購入しておきましょう。
災害の規模によっては、ガスが停止することもあるかもしれません。
IHのように電気で動く場合は別ですが、ガスで動くものは使えなくなる可能性があるため、カセットコンロ・ボンベは備えておきたいです。予備と一緒に備蓄することを推奨します。
現金・クレジットカード
現金・クレジットカードは買い物に役立つため、常に持っておきましょう。
災害の規模によっては地域全体の機能が麻痺している可能性があるものの、通常通り買い物ができる場合に備えて現金・クレジットカードは準備しておきたいです。
電子マネーも用意しておくと、よりスムーズに買い物できます。
タンク・バケツ
水の確保が必要となる場面に備えて、タンク・バケツを備えておきたいです。
災害によって水の供給がストップしても、タンク・バケツがあれば川や滝から水を汲んで生活用水として使えるため、何かと重宝します。
自然から汲んできた水は雑菌がいるため、飲用水にするには煮沸が必要ですが、生活用水として用いる分には問題ありません。
ちりとり・ほうき
片付けを進めるなら、ちりとり・ほうきがあると便利です。
地震などによってインテリアが落ちたり、家具家電が倒れたりした場合、割れたガラスなどが散乱している可能性があるため、片付けが必要となります。
微細なガラス片はなかなか目視できないことがあるため、ちりとり・ほうきで一度綺麗にしてから室内を歩くようにしましょう。
ブルーシート
ブルーシートは避難生活で役立つため、可能であれば備蓄しておきたいです。
避難生活では他の人と共同生活を送りますが、地域によっては仕切り壁などが十分でなく、プライバシーの確保が難しいことがあります。
ブルーシートがあれば四方を囲って簡易的な壁にできるため、避難生活が必要となりそうなら準備しておくのが良いかもしれません。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは充電に役立つため、複数台用意しておきたいです。
災害時にスマホは情報収集手段としてはもちろん連絡手段としても使えるため、常に一定の充電を保っておくことが求められます。
モバイルバッテリーがあれば1〜2日分の充電は確保できるため、停電に備えて持っておくのが良いでしょう。
ラジオ
ラジオは、スマホ以外の情報収集ツールとして便利です。
自宅で待機できそうな場合はテレビでも構いませんが、避難所への移動が必要となる可能性を加味してラジオは持っておくことを推奨します。
なお、他の記事では災害時に役立つ最強の防災グッズ18選、防災グッズで本当に必要なものランキング15位、防災グッズでいらなかったものランキングTOP5について解説しているため、あわせてご参照ください。
→災害時に役立つ最強の防災グッズ18選|本当に必要なものを徹底解説
→【2024年】防災グッズで本当に必要なものランキング15位!グッズの選び方も紹介
→防災グッズでいらなかったものランキングTOP5!役立つもの・備蓄しておきたいものを解説
災害時に本当に必要なもの
100均で手に入るものの他にも必需品がいくつかあるため、適宜購入して備えておくことが重要です。ここでは、災害時に本当に必要なものについて詳しく解説します。
医療品・救急用品
医療品・救急用品は怪我の治療に必要です。災害時はいつどこで怪我をするかわからないため、緊急事態に対応できる医療キットが必要となります。
簡易的な応急処置ができるものからガーゼに消毒液、絆創膏まで揃えておくといざ怪我をしても安心ではないでしょうか。
衣料品・着替え
衣料品・着替えは避難生活に必要となります。災害時は停電や断水によって洗濯機が使えなくなることがあるため、数日分の衣服が必要となります。
上着から下着、暑さ・寒さを凌げる服装まで揃えておくと避難時に汚れてしまっても安心できるでしょう。
飲料水・食料品
生きていくために必要不可欠なものが飲料水・食料品です。災害時はライフラインが絶たれる可能性があるため、缶詰など長期保存できるものを備蓄しておくことが求められます。
場合によっては避難生活を余儀なくされることがあるため、数日分の食べ物・飲み物は備蓄しておきましょう。
避難所によっては炊き出しなどが行われますが、自宅待機することを考えて3日分〜1週間分は備蓄しておくのが良いかもしれません。
衛生用品・日用品
衛生用品・日用品は避難生活に必要となるため、できる限り備蓄しておきましょう。
停電・断水するとお風呂やシャワーに入れないことが珍しくないため、最低限の衛生用品はストックしておきたいです。
日常的に使用するティッシュペーパーやトイレットペーパーなど、日用品もできるだけストックしておくことを推奨します。
ただ、買い占めは他の人の迷惑になるため、必要な分だけ購入するようにしてください。
貴重品(印鑑・通帳)
貴重品(印鑑・通帳)は今後の生活に必要となるため、必ず持ち出しましょう。
命を守ることが最優先ですが、印鑑や通帳などは再発行が大変なため、常に防災バッグもしくは日常的に使っているバッグに入れて携帯してください。
その他の重要書類も、まとめて持ち出せるようにしておくと安心かもしれません。
太陽光発電・蓄電池
災害時にもストレスなく電気を使いたいなら太陽光発電・蓄電池を導入してください。
ソーラーパネルやパワーコンディショナーがあれば太陽光から電力を生み出せるため、発電所が稼働停止しても影響を受けることはありません。
普段から太陽光発電・蓄電池を稼働させておけば、いつ災害が発生してもエネルギー供給源を失うことはないでしょう。
持ち運びできるポータブル電源は非常用電源としても使えるため、災害に備えるならぜひポータブル電源の導入をご検討ください。
なお、EcoFlowでは高速充電に対応しているEcoFlow DELTA 3 Plusなど、優秀なポータブル電源をいくつか取り扱っています。
EcoFlow DELTA 3 Plusは約56分でフル充電できる優れもので、安全性・耐久性にも配慮して設計されています。
効率的に電気を貯めておける構造で、いざ電力が必要となってもすぐに使える仕組みとなっているため、災害時にも便利です。
製品自体は老若男女誰でも持ち出せるようコンパクトなデザインとなっているため、普段はアウトドアやリモートワークに用いても良いでしょう。
詳しくは、公式ホームページをご覧ください。
100均で防災グッズを揃える注意点
100均には優れた防災グッズが豊富にあって便利なのですが、いくつか注意点を知っておくことが重要です。
ここでは、100均で防災グッズを揃える注意点について詳しく解説します。
- 安全性・耐久性に優れているか確認する
- 災害時にすぐに使用できるか確認する
- 実際の使用方法を確認しておく
- 食品は賞味期限を確認する
- 電池は別売りか確認する
100均で防災グッズを購入するなら、安全性・耐久性に優れているかを確認する他、災害時にすぐに使用できるかを確認しましょう。
また、実際の使用方法を確認しておく他、食品は賞味期限を確認すること、電池は別売りか確認することが求められます。
100均によって販売されているものが変わるため、複数の店舗を見て比較検討するなど工夫することが大切です。
なお、他の記事では防犯グッズは手作りできることについて解説しているため、気になる人はチェックしてみてください。
→防災グッズは手作りできる!おすすめの手作り防災グッズ16選を紹介
まとめ
100均で買える防災グッズ12選、実際に役立ったもの、本当に必要なものを解説しました。
防災グッズをこれから徐々に集めようと考えているなら、まずは100均で手に入るものから揃えるのが良いかもしれません。
100均には手頃な値段で手に入るものがいくつかあり、予算が限られている人でも簡単に災害に備えられます。
ただ、100均で手に入るものには限りがあるため、当記事で紹介した実際に役立ったもの、本当に必要なものも参考に防災力を向上させましょう。
なお、電力供給が途絶える可能性があるため、より災害に備えたい場合はポータブル電源などを導入しておくと安心です。
EcoFlowで取り扱っているEcoFlow DELTA 3 Plusは、1回のフル充電で数日分〜10日分の電気を貯められる他、いつでもどこでも使える仕様となっています。
充電自体も高速充電で1時間ほどで満タンになるため、急いで電力を持ち出したい状況にも対応できるでしょう。
防災グッズとして優秀なため、ぜひご検討ください。