実はアウトドアでは、服の着方も、テントで寝るときも、断熱を意識しています。テントでは、寝袋の下には必ず断熱素材のマットを敷き、床からの冷気を遮ります。いくら最高級の暖かい寝袋を用意したところで、下からの冷気がそのままだったら、寒くて眠りにつくことはできません。へたをすれば低体温症で帰らぬ人になってしまいます。家も同じ様に、いくらエアコンをつけてみたところで、断熱していないと電気代がかかるだけになってしまいます。無断熱の家から、断熱リフォームをすることで、年間の暖冷房費は135,000円から52,000円になり、81,000円も得になると試算されています(上図)。リフォーム代金は、月々の電気代分で回収していけるということになりますね。省エネにより脱炭素社会を推進する経済産業庁が、ここまで推しているのもわかります。