モバイルバッテリーを充電する際に必要となるのが、付属のUSBケーブルです。
ただし、モバイルバッテリーでもよく使用されるUSBケーブルは他の機器にも使用されているため、種類については知っておく必要があるでしょう。
この記事では、モバイルバッテリーのUSBケーブルとは、USBケーブルの主な種類、内蔵タイプのメリット、デメリット、よくあるトラブルをわかりやすく解説します。
モバイルバッテリーのUSBケーブルについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
モバイルバッテリーのUSBケーブルとは
モバイルバッテリーに使用されているUSBケーブルは、データ送受信や電力供給を行うために使用されるものです。
ここでは、モバイルバッテリーのUSBケーブルとはについて詳しく解説します。
USBケーブルはデータ送受信や電力供給を行うもの
USBケーブルは、データ送受信や電力供給を行うためのものです。
スマホやタブレット、パソコンやモバイルバッテリーなどのデバイス間でデータを送り合う際や、本体に電力を送る際に必要なものとなります。
最近ではUSBケーブルが内蔵されているものもあり、デバイスによって使用方法が変わるため、お持ちのモバイルバッテリーごとの使用方法を確認しておくと良いでしょう。
以下の記事ではモバイルバッテリーの使い方について解説しているため、あわせてお読みください。
→モバイルバッテリーの使い方を徹底解説!正しい充電方法、充電時の注意点
そもそもUSBとは何なのか
USBとは、ユニバーサル・シリアル・バスという規格の略称です。
もともとはコンピューターの周辺機器を接続するために開発された規格で、パソコンとキーボードやマウスを接続するためのものとして開発されました。
それが次第にキーボードやマウスだけでなく、スマホ・タブレット・モバイルバッテリーなどにも使用されるようになりました。
現在ではこの規格で統一する動きが広まっており、別のデバイス同士でも接続できるようになりつつあります。
USBケーブルの主な種類
一口にUSBケーブルといっても、いくつかの種類があるため、注意が必要です。USBケーブルの主な種類としては、以下のようなものがあります。
USB Type-A(2.0) | パソコン側に接続するケーブル |
USB Type-B(2.0) | プリンターなど周辺機器側に接続するケーブル |
mini USB Type-B | デジカメなど比較的小型の機器に使用されるケーブル |
Micro USB Type-B(2.0) | Androidのスマホ・タブレットに使用されるケーブル |
Micro USB Type-B(3.0) | 外付けDVDドライブやポータブルHDDに使用されるケーブル |
USB Type-C | iPhoneやAndroidなどのスマホ・タブレット・ノートパソコンに使用されるケーブル |
Lightning | iPhoneのスマホ・タブレットに使用されるケーブル |
USBケーブルは大別するとAタイプ・Bタイプ・Cタイプの三つに分けられ、各々が細分化する形でそれぞれの役割を担っています。
モバイルバッテリーの例で見ると、入力する際(モバイルバッテリー本体を充電する際)はUSB Type-A、出力する際(スマホなどの外部機器に充電する際)はUSB Type-Cがよく使用されます。
つまり、モバイルバッテリーに使用されるUSBケーブルは片方がUSB Type-A(2.0)、もう片方がUSB Type-Cのような形となるわけです。
例外として、iPhoneはLightningと呼ばれる独自の規格が使用されることもあるため、注意が必要です。
なお、最近はUSBケーブルが内蔵されているモバイルバッテリーが販売されるなど、必ずしもUSBケーブルが必要なモバイルバッテリーばかりとは限りません。
今後はワイヤレス充電が主流となる可能性も考えられるため、使用するデバイスに合わせて必要なUSBケーブルが何なのかチェックしておくと良いでしょう。
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーのメリット
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーは、USBケーブルが埋め込まれているから荷物がかさばらない点、USBケーブルだけ忘れるということがない点がメリットです。
他にも、ケーブル直挿しで使用できるのもメリットといえるでしょう。
ここでは、USBケーブル内蔵モバイルバッテリーのメリットについて詳しく解説します。
USBケーブルが埋め込まれているから荷物がかさばらない
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーは、USBケーブルがモバイルバッテリーにそのまま埋め込まれているため、荷物がかさばりません。
別途でUSBケーブルを持参する必要はなくモバイルバッテリー本体のみを持参するだけで済むため、荷物を圧縮したい場合に効果的です。
アウトドアやリモートワークをはじめ、旅行などで荷物を最小限にしたい場面にも有効なため、何かと便利といえます。
災害により急に避難が必要となってもすぐに持ち出せるなど、防災の観点からも役立つといえるでしょう。
USBケーブルだけ忘れるということがない
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーは、USBケーブルだけを忘れるということがありません。
モバイルバッテリーにUSBケーブルが組み込まれている形となっているため、本体だけ持参すればいつでもどこでもスマホなどの外部機器を充電できます。
あらかじめ充電が必要となるのは他のモバイルバッテリーと同じですが、USBケーブルなしで充電できるのがメリットです。
USBケーブル直挿しでわかりやすい
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーは、USBケーブル直挿しでわかりやすいです。
モバイルバッテリーによってはどこに何を挿せば良いか迷うことがありますが、USBケーブルが組み込まれているものはスマホなどの外部機器にそのまま挿すだけとなっています。
事前に充電さえしておけば老若男女誰でもシンプルに使用できるため、どのような場面でも活躍するのではないでしょうか。
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーのデメリット
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーは、USBケーブルが断線すると本体ごと買い換えが必要となる点、不具合の原因がなかなか特定できない点がデメリットです。
ここでは、USBケーブル内蔵モバイルバッテリーのデメリットについて詳しく解説します。
USBケーブルが断線すると本体ごと買い換えが必要となる
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーは、USBケーブルが断線すると本体ごと買い換えが必要となります。
モバイルバッテリー本体の修理に対応してくれるメーカーはありますが、USBケーブルだけの交換に対応しているメーカーはほとんどありません。
モバイルバッテリー本体とUSBケーブルが別になっているものは片方のみ買い換えるだけで済みますが、USBケーブル内蔵モバイルバッテリーは両方の買い替えが必要です。
仮にUSBケーブルが断線した場合はモバイルバッテリー本体を買い換える必要が出てくるため、余計な出費につながるでしょう。
ただし、最近のUSBケーブル内蔵モバイルバッテリーは断線しにくい頑丈な構造となっているため、乱暴に扱わない限りはそうそう断線しません。
くれぐれも無理に引っ張ったりしないよう、丁寧に取り扱うようにしてください。
不具合の原因がなかなか特定ができない
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーは、不具合の原因がなかなか特定できません。
デバイスに充電できなくなった場合、モバイルバッテリー本体とUSBケーブルが別になっているものはどちらに不具合が生じているのかがわかりやすいです。
本体が反応しない場合はモバイルバッテリー本体が原因、USBケーブルが反応しない場合はUSBケーブルが原因と判断できます。
しかし、USBケーブル内蔵モバイルバッテリーの場合はモバイルバッテリー本体とUSBケーブルが一体となっているため、なかなか不具合の原因が特定できません。
そのため、不具合が発生した場合は直接メーカーへの問い合わせが必要となるでしょう。
モバイルバッテリーのUSBケーブルでよくあるトラブル
モバイルバッテリーのUSBケーブルでは、以下のようなトラブルがよくあります。
- USBケーブルが断線する
- USBケーブルを忘れる
USBケーブルが断線したり忘れたりするのはよくあることですが、どちらの状況になってもモバイルバッテリーを充電できなくなるため、注意が必要です。
忘れるのは自分自身の不注意ですが、予測できない状況で断線することがあるため、もし充電できなくなった場合はUSBケーブル自体の不具合を疑いましょう。
以下の記事ではモバイルバッテリーで充電できない原因とその対処法、正しい充電方法について解説しているため、あわせてご覧ください。
→モバイルバッテリーで充電できない原因とその対処法!長く使うためのコツも紹介
→モバイルバッテリーの正しい充電方法を解説!充電時の注意点や長く使うための工夫を紹介
USBケーブルなしで充電できるモバイルバッテリー
EcoFlowが販売している高性能モバイルバッテリー、EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、USBケーブルなしで充電可能です。
ここでは、USBなしで充電できるモバイルバッテリーについて紹介します。
Qi2対応のワイヤレス充電
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、Qi2のワイヤレス充電が可能です。
従来のQi1と比べて約2倍の速さで充電できるなど、充電速度に定評のある商品となっています。
33分で0%から70%まで急速充電
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、33分で0%から70%まで急速充電が可能となっています。
USBケーブルを内蔵しているモバイルバッテリーとなるため、多種多様なデバイスにも迅速に充電できる商品です。
内蔵型の充電ケーブルを搭載
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、内蔵型の充電ケーブルを搭載しているため、USBケーブルを別途で持参する必要がありません。
専用のスタンドで縦置き・横置きの両方に対応できる他、強力マグネットでくっつくため、いつでもどこでも状況に応じて使用可能です。
低温を維持する独自の構造はもちろん、温度センサーが1日432万回リアルタイムで監視しているため、爆発のリスクも避けられるようになっています。
EcoFlowでは高性能なモバイルバッテリーの他、ポータブル電源なども販売しているため、気になる人は一度公式ホームページをご覧ください。
まとめ
モバイルバッテリーのUSBケーブルとは、USBケーブルの主な種類、内蔵タイプのメリット、デメリット、よくあるトラブルを解説しました。
スマホなどの外部機器を出先で充電するためには、モバイルバッテリー本体の他に専用のUSBケーブルが必要です。
一方、最近ではモバイルバッテリー本体とUSBケーブルが一体化したUSBケーブル内蔵モバイルバッテリーが販売されており、線が不要となりつつあります。
USBケーブル内蔵モバイルバッテリーはケーブルが埋め込まれているため、荷物がかさばらない他、持っていくのを忘れることもないため、何かと便利です。
アウトドアやリモートワークの他、旅行などにも役立つため、ぜひ購入をご検討ください。
なお、USBケーブル内蔵モバイルバッテリーをお求めの人は、EcoFlowが販売しているEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)はいかがでしょうか?
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、USBケーブル内蔵モバイルバッテリーでいつでもどこでも気軽に充電できるため、一つあるだけで何かと安心です。
EcoFlowでは専用のスタンド付きのものを販売しているため、縦置きや横置きで使用したい人にも良いでしょう。
詳しい商品情報の詳細は、公式ホームページからご覧いただけます。