冬キャンプを思う存分楽しむためには、暖房器具が必要です。暖房器具がなければ、冬キャンプを快適に過ごすことはできません。
しかし、冬キャンプに「どのような暖房器具を持参すればいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
この記事では、冬キャンプならではの魅力、冬キャンプのおすすめ暖房器具20選、アウトドア用の暖房器具の選び方をわかりやすく解説します。
冬キャンプの暖房について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
冬キャンプならではの魅力
冬キャンプは魅力が満載です。暖房がなければ過酷ですが、冬キャンプならではの魅力は尽きません。ここでは、冬キャンプならではの魅力について解説します。
キャンプ場が比較的空いている
冬はキャンプ場が比較的空いています。そのため、他のキャンパーに気を遣うことなくアウトドアを楽しめるでしょう。
夏はキャンプのハイシーズンということもあり、初心者キャンパーからベテランキャンパーまで多種多様な人がキャンプ場に大挙します。
賑わうキャンプ場も楽しいですが、静かに自然を満喫したい方にとっては雑音となりかねません。冬はキャンパー自体が減るため、落ち着いてキャンプが楽しめるのが魅力です。
予約が必要なキャンプ場も当日利用できるなど、人が少ないことによる恩恵は大きいです。
キャンプ場の料金が安くなる
冬はキャンプ場の料金が安くなります。
繁忙期の夏と比べると1割〜2割ほど安くなる傾向にあり、キャンプ場によっては閑散期に3割〜4割値下げすることもあります。
キャンプ場もローシーズンは人があまり来ないため、料金を下げることで人を呼び込もうとします。その結果、相場よりもリーズナブルな価格帯でキャンプ場が利用できます。
普段は高くてなかなか利用できないキャンプ場も、金額が下がっている間なら気兼ねなく利用できるでしょう。
ただし、キャンプ場によっては夏と冬で値段が変わらないところもあるため、詳しくは利用予定のキャンプ場にご確認ください。
害虫や害獣に遭遇しにくい
冬は害虫や害獣に遭遇しにくいです。
夏のキャンプは蚊やハエなどの害虫が集まってくる他、多種多様な害虫がテントに侵入する可能性があり、バーベキューの最中に集まってくることもあります。
普段都会で暮らす方にとって害虫は恐ろしい存在であり、姿を見るだけで不快になる人もいるでしょう。しかし、冬のキャンプは害虫に遭遇することもほとんどありません。
また、猪や熊などの害獣に遭遇することも滅多にありません。もちろん、絶対に出会わないとは断言できませんが、夏と比較すると遭遇率は極端に低いです。
それらの害虫や害獣に怯えなくて済むのも、冬キャンプの魅力といえるでしょう。
空気が澄んでいる
冬は空気が澄んでいます。夏の新鮮な空気も美味しいですが、冬のクリアな空気もまた美味しいものです。
キャンプ場も凛とした空気に包まれているため、清々しい気分でアウトドアが楽しめます。もちろん、冬は星空観測にも最適な時期なので夜空を眺めるのも良いでしょう。
夏特有の寝苦しさもないため、むしろ冬は快適にキャンプできるといえるかもしれません。なかには「冬キャンプの方が好き」という人もいるくらいです。
暖房がないと厳しいという点では夏キャンプに軍配が上がりそうですが、冬キャンプには冬キャンプにしかない魅力があるわけです。
温泉が気持ち良い
冬の方が温泉が気持ちいいという方は多いです。キャンプ場に温浴施設が併設されたところもあるため、温泉も楽しめます。
キャンプ後で汗をかいた状態であれば、より温泉の気持ち良さを感じられます。寒さ対策が必須の冬キャンプですが、温泉があれば寒さも気持ちよくなります。
ぜひ、冬にキャンプするなら温泉が併設されたキャンプ場を選びましょう。冬キャンプの寒さ対策については次の記事でも紹介しているので、併せてご確認ください。
→冬に行きたいおすすめのキャンプ場を紹介!冬キャンプの魅力やスポットの選び方も解説
→冬キャンプは寒さ対策が超重要!4つのジャンルに分けて具体的対策を解説
冬キャンプのおすすめ暖房器具20選
冬キャンプには暖房器具が欠かせません。しかし、どのような暖房器具を持参すればいいかわからない方もいるはずです。
ここでは、冬キャンプのおすすめ暖房器具20選について解説します。
冬キャンプにおすすめのガスヒーター
冬キャンプにおすすめのガスヒーターは次の通りです。
- アラジン(Aladdin) ポータブル ガスストーブ SAG-BF02A
- アラジン(Aladdin) ポータブルガスストーブ シルバークイーンSAG-SQ01A
- イワタニ(Iwatani) カセットガスストーブ デカ暖Ⅱ CB-STV-DKD2
- イワタニ(Iwatani) カセットガスストーブ ハイパワーデカ暖 CB-CGS-HPR
- イワタニ(Iwatani) カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖 CB-STV-MYD2
ガスヒーターの暖房器具なら、アラジンもしくはイワタニの製品がおすすめです。
アラジン・イワタニは高性能なガスヒーターを販売しているメーカーで、どの商品も高品質と高く評価されています。
ここで挙げた5つのガスヒーターは冬キャンプにも持参しやすいため、用途に併せて比較検討してみてください。
冬キャンプにおすすめの石油ストーブ
冬キャンプにおすすめの石油ストーブは次の通りです。
- アルパカプラス(AlPACAPLUS) ストーブ TS-77 NC
- コロナ(CORONA) ポータブル石油ストーブ SL-5122
- スノーピーク(snow peak) スノーピークグローストーブ KH-100
- トヨトミ(TOYOTOMI) 対流形石油ストーブ KS-67H
- トヨトミ(TOYOTOMI) Favor class RL-F2500
石油ストーブの暖房器具なら、アルパカプラスをはじめ、暖房器具大手のコロナやアウトドア用品大手のスノーピークのものがおすすめです。どのブランドの暖房器具も優秀です。
その他、トヨトミが手掛けている暖房器具も冬キャンプに持参するのに最適。ここで挙げた5つの石油ストーブなら快適に冬キャンプを過ごせるでしょう。
冬キャンプにおすすめの薪ストーブ
冬キャンプにおすすめの薪ストーブは次の通りです。
- アネヴェイ(ANEVAY) フロンティア ストーブ プラス
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ UG-75
- ジアイアンフィールドギア(THE IRON FIELD GEAR) タキビーキャン
- ホンマ製作所 クッキングストーブ RS-41
- ホンマ製作所 黒耐熱 窓付時計型薪ストーブ ASW-60B
薪ストーブの暖房器具なら、アネヴェイやキャプテンスタッグ、ジアイアンフィールドギアのものがおすすめです。どのブランドの暖房器具もアウトドアに最適です。
その他、ホンマ製作所の暖房器具も冬キャンプで使用するのにおすすめのサイズ感。ここで挙げた5つの薪ストーブなら快適に冬キャンプを過ごせるでしょう。
冬キャンプにおすすめの電気ヒーター
冬キャンプにおすすめの電気ヒーターは次の通りです。
- アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 電気ストーブ EHT-800W
- アラジン(Aladdin) 遠赤グラファイトヒーター トリカゴ CAH-G42GC
- コロナ(CORONA) スリムカーボン DH-C922
- デロンギ(DeLonghi) セラミック・ファンヒーター DCH4530J-M
- ドウシシャ(DOSHISHA) 人感センサー付き パーソナルセラミックヒーター CHW-061J
電気ヒーターの暖房器具なら、アイリスオーヤマやアラジン、コロナの製品がおすすめです。他に、デロンギやドウシシャの製品も冬キャンプに十分な性能を持っています。
ただし、各メーカーによって取り扱っている暖房器具は異なるため、求めている暖房器具がどのようなものなのかを決めてから選ぶようにしましょう。
冬キャンプの必需品や持ち物については次の記事でも詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
→冬キャンプの必需品とは?
→冬キャンプの必需品と選び方を徹底解説!便利アイテムと必要な準備・対策も紹介
→冬キャンプに必要な持ち物・アイテム12選!寒さを軽減する方法も紹介
アウトドア用の暖房器具の選び方
アウトドア用の暖房器具は、選び方1つで快適度が変わります。ここでは、アウトドア用の暖房器具の選び方について解説します。
暖房器具の種類で選ぶ
アウトドア用の暖房器具は、種類で選ぶようにしましょう。
一般的に、アウトドア用の暖房器具には「ガスヒーター」「石油ストーブ」「薪ストーブ」があります。
ガスヒーター・石油ストーブ・薪ストーブは調理器具と併せて使用できるため、冬キャンプに最適です。キャンプ場でご飯を作るなら、上記3つの暖房器具を選んでください。
ただし、ポータブル電源があるなら「電気ヒーター」を選ぶのもありです。電気ヒーターは燃料が不要で持ち運びが楽、さらに静かという優れものです。
暖房器具を選ぶ際は、種類ごとの特性を把握して選ぶようにしましょう。
暖房器具の性能で選ぶ
アウトドア用の暖房器具は、性能で選ぶのも忘れてはなりません。
各メーカーが手掛けているヒーター・ストーブにより、性能は変わります。キャンプのように屋外で使用する場合、各暖房器具の性能によって快適度が左右されます。
そのため、キャンプの規模や用途に併せて性能を見極めましょう。
暖房器具の値段で選ぶ
アウトドア用の暖房器具は、値段で選ぶのも良いでしょう。
冬キャンプで使用できるヒーター・ストーブにもいくつか価格帯が存在し、商品によって値段が変わります。一般的な携帯用暖房器具は、1万円〜3万円で購入可能です。
ただし、製品によっては小型のものだと数千円で販売されているものもあります。そのため、どれくらいの予算まで出せるのかも事前に決めておくと安心です。
暖房器具の利便性で選ぶ
アウトドア用の暖房器具は、利便性で選ぶことも欠かせません。
どれほど高性能な暖房器具でも、持ち運びが大変なものはキャンプに向いていません。大型のものはその分パワーもありますが、本体の重量が何十kgもあると持ち運びできません。
携帯用暖房器具の重量は3kg〜6kgが平均的ですが、製品によっては平均を大きく上回る重量のものもあります。
そのため、重量だけでなく使い勝手の良さなども含めて選びましょう。
→冬の車中泊には暖房器具が必要?使用する際の注意点とおすすめ製品を紹介
冬キャンプにはダブルエアコンが便利
冬キャンプを快適に楽しむためには、ダブルエアコンがあると便利です。
ダブルエアコンは冷暖房両方の機能が備えられた空調機器で、持ち運び可能な製品もあります。冷房も暖房も自由自在に使用できれば、キャンプの快適度は格段にアップします。
ぜひ、冬キャンプするならダブルエアコンを持参しましょう。
EcoFlowでは、パワフルな冷暖房機能付きダブルエアコンを取り扱っています。高性能でありながら持ち運びが可能なため、冬キャンプに持参することも可能です。
工事不要で電源を入れて即使用可能であり、家でも外でも素早く充電可能なのでキャンプにも最適です。詳しくは次のリンクからご確認ください。
まとめ
冬キャンプならではの魅力、冬キャンプのおすすめ暖房器具20選、アウトドア用の暖房器具の選び方を解説しました。
冬キャンプには暖房器具が欠かせません。暖房器具なしで強行することも不可能ではありませんが、寒さに耐えながらのキャンプは過酷です。
そのため、冬キャンプに挑戦するならぜひここで紹介した暖房器具を持参しましょう。各メーカーから高品質な暖房器具が販売されているため、比較検討することを推奨します。
EcoFlowでは、暖房だけでなく冷房の機能も使用できるダブルエアコンを提供しています。当社のダブルエアコンは持ち運び可能で、工事不要かつ電源を入れて即使用可能です。
家でも外でも素早く充電可能なだけでなく、静音で就寝時も快適に過ごせます。
地球環境に配慮した構造かつ進化を遂げたエコシステムを搭載しているため、興味がある方は一度ご検討いただけますと幸いです。