災害時に必要なものリスト|事前に把握しておくべき知識と行動の完全ガイド

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災害時に必要なものリスト|事前に把握しておくべき知識と行動の完全ガイド

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もしも身の回りで突然大きな災害が起きたとして、「何が必要か」「何をすべきか」「どこに向かうべきか」、これらをすべて把握できているでしょうか?災害が起こった際には、準備した物資と知識、適切な行動が自分や家族を守ります。

災害は予測不可能なものであり、そのなかで生き延びるための適切な対応が求められます。そこで今回は、災害時に必要なもの・便利なものリスト、災害に備えてやっておくべきことを徹底解説します。まだ準備が済んでいない方は、ぜひ本記事の内容をご覧ください。

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災害時に必要なものリスト

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地震や台風による大きな災害から身を守るためには、誰しも適切な準備が必要です。まずは、最低限必要なものとして、以下のアイテムを紹介します。

  1. 飲料水
  2. 食料
  3. 防寒具
  4. 衣類
  5. 工具類
  6. 衛生用品・生理用品
  7. 小物類

避難用グッズをまだ用意できていない方は、これらのアイテムをできるだけ早く準備しましょう。既に防災リュックがある方も、もう一度中身を見直してみてください。

 

必要なもの1.飲料水

水は生存にとって欠かせないものです。想定するのは、1人当たり1日3リットル、最低でも3日分です。水は飲水として活用できるだけでなく、傷口の洗浄や手洗いなどにも役立ちます。

飲料水以外にも、スポーツドリンクを用意しておくのも良いでしょう。衛生面を考慮して、500mlのペットボトルで小分けにするのがベストです。また、給水車が来たときに水を補充できるように、給水袋も用意しておきましょう。

 

必要なもの2.食料

飲料水と同じくらい大切なのが食料です。腹持ちが良く高カロリーである、乾パンやチョコレートがおすすめです。

とはいえ非常食は種類が豊富なので、自分の好みに合わせてバランス良く揃えることが大切です。「味は重要ではない」という意見もありますが、自ら進んで食べることのできない食料は、どんな状況であったとしてもストレスに感じます。

そのため、できるだけ自分好みの非常食を選別しましょう。非常食の量としては、賞味期限に注意しながら「人数×3日分」が目安です。

 

必要なもの3.防寒具

夜間は気温が下がることもあるため、防寒具を用意しておきましょう。寒さで凍えると、体力を奪われる可能性があるため、冬場は特に防寒具が重要となります。

冬にも耐えられるよう、防寒シートも準備しましょう。アルミ製の防寒シートなら、かさばらずに持ち運び可能です。ほかにも、カイロや厚手の靴下などの用意がおすすめです。

 

必要なもの4.衣類

避難所では、寒暖の調整は自分で行うしかありません。場合によっては、エアコンが効いておらず、「暑すぎる・寒すぎる」といった場合もあるため、衣類は余分に用意しておきましょう。

できれば、季節に合わせた衣類を2種類用意しておくことをおすすめします。また、災害時には危険な道を通ることもあるため、長袖と長ズボンの準備が推奨されます。

 

必要なもの5.工具類

避難所に向かう途中などで、テントやタープを立てて雨風を凌ぐことがあります。そういった場面では、ペグをしっかりと打ち込むためのトンカチが必要になります。

また、救助活動の際に役立つアイテムとして、スコップやバール、ペンチ、ロープ、カッターなど、工具類を一通り用意しておくと良いでしょう。携帯性を考え、できるだけコンパクトなものを選んでください。

 

必要なもの6.衛生用品・生理用品

最低限の健康を維持するためにも、衛生用品と生理用品を忘れずに用意しておきましょう。災害が起こり、多くの人が一箇所に密集すると、トイレに行くタイミングを失うことがあります。

そのことを考えると、簡易トイレやトイレットペーパー、ウェットティッシュ、そのほか除菌ジェルやマスク、歯みがきシートなどを用意していればある程度快適に過ごせます。女性の場合は、1〜2日分の生理用品を必ず準備しましょう。

 

必要なもの7.小物類

助けを呼んだり、情報収集をしたりする際にはスマートフォンが必須です。そのスマホを長時間活用するためにも、モバイルバッテリーを用意しましょう。そのほか、以下のような小物があると災害時に役立ちます。

  • ホイッスル:助けを呼ぶときに便利
  • 懐中電灯:電池式がおすすめ
  • ラジオ:情報収集に重要
  • 現金:電子決済が使えないときのために
  • 医薬品:怪我の応急手当ができる程度の救急セット

これらを参考に、災害時の備えを見直してみてください。

 

災害時にあれば便利なものリスト

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続いて、災害時にあれば便利なものを5つ紹介します。以下のアイテムを事前に用意しておけば、災害時における生活の質が大きく向上します。予算やスペースに余裕があれば、積極的に用意を進めましょう。

  1. 情報収集ツール
  2. レジャーシートやテント
  3. 簡易的な調理器具
  4. ポータブルクーラー
  5. ポータブル電源

各アイテムについて詳しく見ていきましょう。

 

便利なもの1.情報収集ツール

災害時には、最新の情報を手に入れることが生存に直結します。したがって、スマホやラジオ、テレビなどの情報収集ツールが必要であると言えます。

スマホがあれば、インターネットを介して最新情報を入手できるほか、大切な人との連絡手段として活用できます。一方のラジオは、電池式のものであれば電力が断たれても使用できるのが利点です。公的な情報が頻繁に発信されるため、安全な場所への避難や救援物資の情報を入手できます。

また、テレビは視覚的な情報を得られるため、災害の規模や状況を把握するのに向いています。それぞれ異なる利点を持ち合わせているため、できれば各種類を用意しておきましょう。

 

便利なもの2.レジャーシートやテント

レジャーシートやテントも災害時の重要アイテムです。災害が起こった際には、しばらく避難生活を余儀なくされることがあります。

そんな状況では、このレジャーシートやテントが非常に便利です。これらのアイテムは自由なスペースを確保し、雨風や直射日光から守る役割を果たします。

  • レジャーシート:薄くて軽量、持ち運びが容易
  • テント:屋外で過ごす際に天候や外部の視線から守ってくれる

これらのアイテムは、避難所内でもスペースを確保するのに役立ちます。緊急避難先や避難所が満員である場合でも、レジャーシートやテントがあれば安心して過ごせます。

 

便利なもの3.簡易的な調理器具

快適に食事をとりたい方は、簡易的な調理器具を用意しておきましょう。災害時は基本的に、電気やガスを自由に使うことができません。

その点、カセットコンロや食品加熱袋を持っていれば、避難先でも食材を使って調理し、栄養を手軽に摂取できます。また、保存食でもある程度美味しく調理することが可能です。

また、お湯を沸かす調理器具があれば、インスタント食品や温かい飲み物を作れるため、体温を保つことができ、寒さ対策として機能します。

 

便利なもの4.ポータブルエアコン

ポータブルエアコン(スポットクーラー)は、災害時に心強いアイテムです。電源に接続すれば、部分的に空間を冷却できます。

暑くてどうしようもない日でも、ポータブルエアコンがあれば日常生活に近いほど快適に過ごすことができます。持ち運びが想定されるため、できれば携帯性の高い製品を選びましょう。

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便利なもの5.ポータブル電源

ポータブル電源も災害時に活躍する重要アイテムの1つです。そもそもポータブル電源とは、大容量バッテリーを積んだ持ち運び可能な電源装置のことです。

充電した電力をほかの電気機器に供給できるため、避難先でもスマホやラジオ、懐中電灯、ポータブルクーラーなどを活用し、快適な生活を送れます。情報収集や生活の質の向上、栄養補給など、さまざまな観点からポータブル電源が活躍します。

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もしもの災害に備えてやっておくべきこと

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災害グッズを用意することは大切ですが、それだけでは不十分です。災害時に自分と家族の安全を守るため、備えを徹底しておく必要があります。

  1. 避難経路・避難所の確認
  2. 避難するタイミングの確認
  3. 家族との連絡方法の確認

災害が起こる前に、以下のポイントを理解しておきましょう。

 

アクション1.避難経路・避難所の確認

災害が発生した際には、適切に避難することが安全を確保する上では非常に重要です。自宅からだけでなく、学校や職場からの避難経路も確認しておきましょう。

避難するときの基本として、津波の際は高地に向かうように水辺から離れ、地震の際は落下物から身を守るように移動します。しかし、災害に応じて適切な避難方法が異なるため、国土交通省の「避難のしかた」などで事前に確認しておきましょう。

また、自治体や「Yahoo! JAPAN」などが発行している防災マップを活用すれば、避難経路や避難所を正確に把握することが可能です。

 

アクション2.避難するタイミングの確認

災害の種類や規模によって、避難するタイミングが異なります。例えば、強い地震が起こった際は、揺れが始まった時点で自分の身を守るために机の下に隠れ、揺れが収まってから避難を検討します。

災害が起こった場所によっても適切な避難タイミングが異なるため、事前に東京都の「避難の流れ」などで確認しておくことが大切です。また、災害時に適切な判断をするためにも、情報収集ツールを活用し、自治体からの指示や最新情報を素早く入手しましょう。

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アクション3.家族との連絡方法の確認

3つ目のアクションは、家族との連絡方法の確認です。災害時には通信インフラが使えない可能性があるため、事前に連絡方法を共有しておくことが大切です。

SNSや災害時用の掲示板など、さまざまな手段を用いて連絡を試みてください。また、「171」にかけて「災害伝言ダイヤル」を利用するのも1つの手です。これらの方法を予め把握しておき、家族との有効な連絡手段を確保しておきましょう。

 

災害時に役立つ知識と行動

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災害は予期せぬタイミングで発生します。その際には、自己防衛のための知識と正しい行動が求められます。本項では、いざというときに役立つ知識と行動について詳しく解説します。

 

効率的な情報収集

安全確保や適切な行動のために、情報を早急かつ効率的に収集しましょう。そのための主な情報源として、ラジオやインターネット、防災無線などが挙げられます。

ここで重要となるのは、情報の信頼性とスピードです。信頼性のある公式の情報源から情報を入手し、それに基づいて冷静に行動する必要があります。

また、正確な情報を素早く入手することも重要です。SNSなどでは、誤った情報が拡散されているケースもあります。スピードを意識するのと同時に、不確かな情報に惑わされないよう注意しましょう。

 

救護技術の習得

大切な人を助けるために、救護技術を習得しておきましょう。災害状況によっては、大切な家族や友人を救うため、怪我の応急処置、心肺蘇生などが求められる場合があります。

事前に救護技術の基礎を理解しておけば、そのような場面に遭遇した際に、冷静かつ的確に対処できます。また周辺の病院の位置や、自動体外式除細動器(AED)の設置場所についても、事前に確認しておくことが重要です。

その上で、できれば救護施設や救援活動を担当する団体についての情報も収集し、必要な連絡方法や手順を確認しておきましょう。

 

地域の防災マップの見方

地域の防災マップは、避難場所や避難経路を把握する上で非常に有用なツールです。マップ上には、津波浸水予想区域や土砂災害警戒区域など、災害特有の情報が記載されています。

このマップの見方を事前に理解しておけば、実際に災害が起きても冷静に行動できます。地域によっては指定の避難所が分けられていることもあるため、「どの避難所へ向かうべきか」も把握しておきましょう。

 

まとめ

本記事では、災害時に必要なもの・便利なものリスト、災害に備えてやっておくべきことを解説しました。

災害が起こった際には、準備した物資と知識、適切な行動が自分や家族を守ります。必要なものとして、飲料水や食料、防寒具、衣類、工具類などを紹介し、あれば便利なものとして、情報収集ツール、レジャーシートやテント、簡易的な調理器具といったアイテムを紹介しました。

また、ポータブルクーラーやポータブル電源があれば、避難先でも快適に過ごすことが可能です。もしもの場合に備えて、ポータブル電源などの非常用アイテムを予め準備しておきましょう。

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