エコやSDGsの観点からソーラーパネルの導入を検討中の方もいるのではないでしょうか。
実際にソーラーパネルがあれば太陽光から電力を生み出せるため、電力会社から購入する電気代を節約できる他、災害時にも継続して電気が使用できるのが魅力といえるでしょう。
しかし、蓄電池と組み合わせることでより幅広いシチュエーションに対応可能です。
この記事では、ソーラーパネルと蓄電池はセットがおすすめであること、選び方、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
ソーラーパネルや蓄電池について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
ソーラーパネルと蓄電池はセットがおすすめ

ソーラーパネルは単体でも使用できますが、蓄電池と組み合わせることでより力を発揮できる設備です。ここでは、ソーラーパネルと蓄電池はセットがおすすめであることについて解説します。
ソーラーパネルと蓄電池はセットで本領を発揮する
ソーラーパネルと蓄電池は、セットで本領を発揮する設備です。
ソーラーパネルは太陽光で発電するために必要で、蓄電池は蓄電しておくのに必要となっており、両者を組み合わせることで発電&蓄電が可能となります。
単にソーラーパネルだけでも電力を生み出すことは可能ですが、蓄電しておかないとせっかく発電した電気も無駄になります。
そのため、ソーラーパネルは基本的に蓄電池とセットがおすすめなのです。
ソーラーパネルと蓄電池は単体でも使用できる
ソーラーパネルと蓄電池は、単体でも使用可能です。ソーラーパネルだけでも電気を生み出せる他、蓄電池だけでも電気を充電しておけます。
しかし、両者が揃うとお互いの機能を最大限に活用できるため、原則はどちらか片方よりも両方を取り入れて効率的に電気を活用するのが良いでしょう。
メーカーによってはソーラーパネルと蓄電池をセットで販売しているところもあるため、購入の際はどのような組み合わせが最適なのかを聞いておくと失敗しません。
同一メーカーの組み合わせでも確認が必要
ソーラーパネルと蓄電池は単体でも購入可能ですが、同一メーカーの製品の組み合わせであっても発電効率や蓄電効率が変わってくるため、購入前に確認が必要です。
基本的にセット販売されている組み合わせなら問題はありませんが、個別に購入する場合はメーカーに直接問い合わせることを推奨します。
例えば、ソーラーパネルの電流・電圧やコネクタの規格が蓄電池に対応していない場合もある他、MPPT方式に対応していないこともあるため、事前の確認が欠かせません。
MPPT方式とは太陽電池が発電する際に、気候に応じて電流と電圧を自動超節して電力を最大化する方式のことです。
他にも、互換性のない製品同士だと効率が低下する場合もあるため、事前にそれぞれの電流・電圧・規格などをチェックしておくことを推奨します。
なお、太陽光発電・ソーラーパネル・蓄電池をセットで導入すべきかどうかについては他の記事でも解説しているため、併せてご覧ください。
→太陽光発電と蓄電池をセットで導入するメリットを詳しく紹介
→ソーラーパネルと蓄電池(ポータブル電源)はセットで導入すべき?導入が推奨される家庭
ソーラーパネルと蓄電池の選び方

ソーラーパネルと蓄電池を併せて導入する場合、選び方を知っておくことが重要です。ここでは、ソーラーパネルと蓄電池の選び方について解説します。
ソーラーパネルの選び方
まずはソーラーパネルの選び方を見ていきましょう。
- 充電効率のいいものを選ぶ
- 本体のサイズから選ぶ
ソーラーパネルは充電効率のいいものを選ぶようにしましょう。充電効率に優れたものだと電力ロスを最小限に抑えられるため、無駄なく電気を使用できます。
また、設置には一定のスペースを必要とするため、本体のサイズから選ぶのも重要です。導入予定の敷地に入らないサイズだと設置に苦労するでしょう。
設置箇所は屋上や庭の他、ベランダやウッドデッキなどでも可能ですが、日差しの向きなどによって設置箇所が限定される可能性もあります。この点は設置を担当する業者に相談するのが賢明です。
蓄電池の選び方
次に蓄電池の選び方を見ていきましょう。
- 太陽光充電機能があるものを選ぶ
- 本体の容量から選ぶ
- 本体の出力から選ぶ
- その他の機能で選ぶ
蓄電池は太陽光充電機能があるものを選ぶようにしましょう。また、本体の容量と出力、その他の機能で選ぶのも良いかもしれません。
特に容量と出力は目的に合わせて選ぶことを推奨します。詳しくは次の通りです。
容量の目安 | 出力の目安 |
・1,000Wh〜 家族で2日~3日は使用できる ・500W~1,000W 1泊ほどのキャンプに最適 ・250W~500W 日帰りのバーベキューに最適 | ・1,000Wh〜: 電気ケトル/ドライヤー/ホットプレート ・500W~1,000W コーヒーメーカー/電気ストーブ/電子レンジ ・250W~500W 電動ドリル/電動のこぎり/プロジェクター/ミキサー ・50W~250W 液晶テレビ/ノートパソコン/小型冷温庫 ・~50W スピーカー/スマホ/タブレット/小型冷暖房 |
あくまでも容量と出力は目安であるため、状況によって必要となるソーラーパネルと蓄電池は変わります。その点は用途に合わせて選ぶのが賢明です。
セットで選ぶ
ソーラーパネルと蓄電池はセットで選ぶことを推奨します。
セットであれば互換性のある商品を簡単に見つけられる他、メーカーによってはセット販売に対応しているところもあって理想の組み合わせを見つけやすいです。
なお、EcoFlowでもソーラーパネルと蓄電池の最適なセットを販売しているため、どの製品を組み合わせるべきなのか判断しかねる方は、ぜひ当社のセット商品をご覧ください。
詳しくは次のリンクからご覧いただけます。
→EcoFlow DELTA Pro+400Wソーラーパネル
→EcoFlow DELTA 2+220W両面受光型ソーラーパネル
→EcoFlow RIVER 2 Pro + 220W両面受光型ソーラーパネル
ソーラーパネルと蓄電池をセットで購入するメリット

ソーラーパネルと蓄電池をセットで購入する際、メリットを知っておくことが重要です。ここでは、ソーラーパネルと蓄電池をセットで購入するメリットについて解説します。
発電効率・蓄電効率に優れた商品が手に入る
セットで購入すれば、発電効率・蓄電効率に優れた商品が迷わずに手に入ります。
太陽光発電に詳しくないと発電効率・蓄電効率と聞いても何を指しているのかわからない場合もありますが、最初からセットになった商品であれば効率を最大化可能です。
メーカーが理想とする組み合わせで販売されているため、迷ったらセットで購入するのが良いでしょう。
ただし、使用する場面によって最適なセットとそうでないセットがあるため、自分自身でも情報収集してから選ぶのが安心かもしれません。
初心者でも迷わずに済む
セットであれば、初心者でも迷わずに済みます。
ソーラーパネルも蓄電池も毎年各メーカーが優れた製品を開発するため、太陽光発電に知見のない方だと「結局何がおすすめなの?」と迷ってしまいやすいです。
しかし、最初からセットになっているものであれば、極論をいえばそのセットを購入するだけですぐにでも太陽光発電が導入可能(厳密には工事が必要)といえるでしょう。
あらかじめ用意されているセットは業者が的確な製品同士を組み合わせたものであるため、自己判断で組み合わせて失敗することもありません。
なお、おすすめのポータブル電源ソーラーパネルセットは次の記事で紹介しているため、購入を検討中の方はぜひ確認してみてください。
ソーラーパネルと蓄電池をセットで購入するデメリット

ソーラーパネルと蓄電池をセットで購入する際、デメリットを知っておくことも重要です。ここでは、ソーラーパネルと蓄電池をセットで購入するデメリットについて解説します。
両者の初期費用が一度にかかる
セットで購入すると、両者の初期費用が一度にかかります。
1つずつ購入すれば予算は抑えられますが、2つ同時に購入すると当然ながらソーラーパネル代と蓄電池代の両方が必要です。
小型のソーラーパネル・蓄電池だと数万円〜数十万円、中型〜大型の製品となると数十万円以上するものもある他、工事費用を含めると初期費用は100万円を超えることもあります。
電気代節約のために太陽光発電を取り入れる方もいますが、初期費用がネックとなってなかなか設置できていない人も多いです。
少なくとも数十万円単位でお金がかかるため、セットで購入する際は特に「総額」でいくらくらいになるのかを試算しておきましょう。
スペースを圧迫する可能性がある
セットでの購入は、スペースを圧迫する可能性があります。
ソーラーパネルも蓄電池もある程度のスペースが必要で、屋上や庭に設置するとしても相応の敷地が必要です。
限られた土地や建物に太陽光発電を導入する場合、他のスペースを圧迫する可能性があるため、本体がどれくらいのサイズなのかを事前に把握しておくことが重要となるでしょう。
ただし、大型の場合は別ですが、小型~中型であれば省スペースの製品もあります。設置する場所に合わせて選ぶと失敗することもあまりないため、各寸法を測りながら選ぶのがおすすめです。
なお、スペースは必要であるものの停電などの大規模災害に備えたい場合はEcoFlowが販売しているDELTA Pro Ultraも併せてご検討ください。
→DELTA Pro Ultraと組み合わせて使用する電源切替盤EcoFlow Power Switch Kit2024年2月21日より販売開始
ソーラーパネルと蓄電池のセットならEcoFlow

EcoFlowでは、ソーラーパネルと蓄電池のセットはもちろん各製品を単品で取り扱っています。
持ち運び可能な小型のソーラーパネル・蓄電池の他、自宅に設置して使用する中型〜大型の製品も取り扱っているため、用途に合わせてお選びいただけます。
セット販売では高性能な「DELTA」シリーズや「RIVER 2」シリーズのポータブル電源をはじめ、400Wや220W両面受光型のソーラーパネルを取り揃えており、用途に合わせて選ぶことが可能です。
両者を組み合わせて導入すれば、自宅での発電&蓄電が可能となり、電力をいつでもどこでも使用可能です。
もちろん、発電量は天候によって左右されますが、安定して電気を使用したい方にとっては当社のソーラーパネル&蓄電池のセットが最適ではないでしょうか。
単に電気代の節約だけでなく停電時の備えとしても太陽光発電があると便利なため、これを機に一度ご検討ください。
→EcoFlow DELTA Pro+400Wソーラーパネル
→EcoFlow DELTA 2+220W両面受光型ソーラーパネル
→EcoFlow RIVER 2 Pro + 220W両面受光型ソーラーパネル
まとめ
ソーラーパネルと蓄電池はセットがおすすめであること、選び方、メリット・デメリットを解説しました。
ソーラーパネルと蓄電池はそれぞれ単体で稼働させても効果を発揮しますが、両者を組み合わせることでより効率的に太陽光発電が可能となります。
太陽光を受け止めて電気を生み出すソーラーパネル、生み出した電力を蓄えておく蓄電池、両方を生活に取り入れることで生活インフラの安定化にもつながるでしょう。
ただし、単体で選んで組み合わせると発電効率・蓄電効率を最大化できない可能性もあるため、購入する際はメーカーのセット商品を選ぶのがおすすめです。
EcoFlowでもセット商品を取り扱っているため、ぜひ一度ご検討ください。
→EcoFlow DELTA Pro+400Wソーラーパネル
→EcoFlow DELTA 2+220W両面受光型ソーラーパネル
→EcoFlow RIVER 2 Pro + 220W両面受光型ソーラーパネル