モバイルバッテリーは、主にサイクル回数(充電と放電の回数)でおおよそ使用できる回数が決まっており、寿命に換算すると1〜2年ほど使用できるのが一般的です。
ただし、基本的にモバイルバッテリーは使用する環境によって寿命が変わるため、注意が必要となります。
この記事では、モバイルバッテリーの寿命はどれくらいか、寿命が削られる理由、寿命を延ばす方法をわかりやすく解説します。
モバイルバッテリーの寿命について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
モバイルバッテリーの寿命はどれくらい?
モバイルバッテリーの寿命は耐用年数換算で1〜2年ほどです。ここでは、モバイルバッテリーの寿命はどれくらいかについて詳しく解説します。
本体の耐用年数は1~2年ほどとされている
モバイルバッテリーの本体の耐用年数は1〜2年ほどとされています。
モバイルバッテリーは機器や品質だけでなくメーカーによっても変わるため具体的な寿命を割り出すことはできないが、通常の充放電であれば1〜2年ほどが寿命とされています。
あくまでも毎日使用することを想定した場合に限りますが、フル充電に換算すると約300〜500回となる計算です。
1日に1回使用した場合、300〜500日で寿命を迎える計算となり、これが1〜2年に相当します。
管理する環境の他、使用する環境でも耐用年数は変わりますが、旅行などで年に数回しか使用しない場合は5〜10年ほど長持ちすることもあるでしょう。
正しく保管することが前提となるものの、モバイルバッテリーは方法次第で寿命を引き延ばすことが可能です。
しかし、逆に過酷な環境で保管したり、過充電・過放電を繰り返したりすると本来の寿命を迎える前に故障することがあるため、取り扱いには注意が必要です。
劣化の確認方法は多岐にわたる
モバイルバッテリーの劣化の確認方法は、多岐にわたります。もし、モバイルバッテリーが劣化しているかチェックしたい場合は、以下の点にご注目ください。
- バッテリーの減りが早くなった
- フル充電までの時間が遅くなった
- 他のデバイスに充電できなくなった
- 本体がすぐに熱くなるようになった
最近になってバッテリーの減りが早くなった、フル充電までの時間が遅くなった、他のデバイスに充電できなくなった、本体がすぐに熱くなるようになったなどの症状が見られる場合、モバイルバッテリーが劣化している可能性があります。
もし以上の異変が一つでも見られたら、買い替える時期と考えるのが良いでしょう。
もちろん、上記の症状が出たからといって必ずモバイルバッテリーが劣化しているとは断言できませんが、調子が悪いまま使用するのは危険です。
稀ではあるものの本体が発火・発熱したり、爆発したりすることもあるため、モバイルバッテリーの劣化が疑われる場合は交換・修理を検討すると安心です。
モバイルバッテリーの寿命が削られる理由
モバイルバッテリーは、ちょっとした原因で寿命が削られることがあるため、取り扱いには注意が必要です。
ここでは、モバイルバッテリーの寿命が削られる理由について詳しく解説します。
圧力・衝撃による影響
モバイルバッテリーは精密機械であるため、圧力・衝撃で壊れることがあります。
デバイスを充電するために持ち歩くモバイルバッテリーはカバン・バッグに入れたりポケットに入れたりしますが、何度も圧力・衝撃が加わると本体が壊れやすくなるわけです。
本体はある程度の圧力・衝撃に耐えられるよう設計されていますが、落としたりぶつけたりすると外部のみならず内部も壊れるため、十分に注意が必要となるでしょう。
高温・低温の環境での使用
モバイルバッテリーは高温・低温の環境で使用すると寿命が削られます。
極度な高温・低温はバッテリーそのものにダメージを蓄積させる他、本体への負荷を倍増させるため、適度な温度・湿度のところで使用するのが望ましいです。
ストーブやヒーターなど、熱を発する家電の周囲に置くのも避けるべきといえるでしょう。
熱を発する暖房などの周辺で使用するとより本体が熱くなりやすくなり、結果的に寿命が削られるため、避けることを推奨します。
バッテリーの消費にも影響するため、冷房にも注意が必要です。
放置による過放電
放置による過放電が起こると、モバイルバッテリーの寿命が削られるため要注意です。
過放電とは残量0%のまま放置することで、しばらく放置していると0%の状態からさらに電気を取り出そうとし、いわゆる過放電の状態となります。
過放電はモバイルバッテリー本体の寿命を削る主な理由の一つとされるため、定期的に使用して過放電するのを避けるのが良いのではないでしょうか。
満充電による過充電
満充電による過充電が起こっても、モバイルバッテリーの寿命が削られるため要注意です。
過充電とは残量100%のまま充電することで、しばらく充電していると100%の状態からさらに電力を溜め込もうとし、いわゆる過充電の状態となります。
過充電もモバイルバッテリー本体の寿命を削る主な理由の一つとされるため、残量30〜80%を維持して過充電するのを避けるのが良いでしょう。
メンテナンス不足
メンテナンス不足の場合、寿命は次第に削られていきます。定期的に掃除するのはもちろん、電気を流して動かしてあげるのが重要です。
メンテナンス不足は寿命に直結するため、正しい扱い方を知った状態で使用しましょう。
モバイルバッテリーのように一見すると頑丈そうに見えるものは、メンテナンスの必要がないと勘違いしやすいですが、想像よりもデリケートです。
過充電・過放電はもちろん、落としたりぶつけたり、乱暴に扱うのも避けることが求められます。
モバイルバッテリーの寿命を延ばす方法
モバイルバッテリーは、ちょっとした方法で寿命を延ばせるため、具体的な方法を知っておくと安心です。
ここでは、モバイルバッテリーの寿命を延ばす方法について詳しく解説します。
熱くなったら使用を控える
モバイルバッテリーは、熱くなったら使用するのをお控えください。
熱くなった状態で使用し続けると寿命が削られる他、発火・発熱する恐れがあります。
バッテリー部分が膨らんでいる状態で過度に使用すると、状況によっては爆発する可能性もあるため、十分に注意が必要です。
バッテリー本体が膨らんでいる場合、なかで可燃性ガスが発生していると考えられるため、何度も圧力・衝撃を加えるのは避けなければいけません。
落としたりぶつけたりするだけでも爆発することがあるため、熱くなっている他、膨らんでいる場合は買い換えを検討しましょう。
ただ熱くなっているだけの場合は、一度冷ませてから再度使用するなど工夫することが求められるでしょう。
モバイルバッテリーの使い方については以下の記事でも解説しているため、安全に使用したい人はあわせてお読みください。
→モバイルバッテリーの使い方を徹底解説!正しい充電方法、充電時の注意点
安定した環境での使用を心がける
モバイルバッテリーは、安定した環境での使用を心がけることで、寿命が削られるのを避けられます。
極度に暑い場所や寒い場所での使用は避けるなど、ちょっとした予防対策でモバイルバッテリーの寿命を延ばすことにつながるでしょう。
保管する場所も一定の温度・湿度のところを選び、高温多湿などモバイルバッテリーが苦手とする環境を避けるのが良いです。
くれぐれもストーブやヒーターの近くに置かず、遠くに離してご使用ください。
過充電・過放電しないようにする
モバイルバッテリーは極度な充電・放電を行うとバッテリー自体が劣化して寿命が削られるため、過充電・過放電しないようにしましょう。
過充電を避けるためには、就寝中の充電を避けるようにすると良く、過放電を避けるためには、放電させたまま放置するのを避けるようにすると良いです。
どちらもモバイルバッテリーにとっては寿命を削る要因となるため、避けます。
どうしても就寝中に充電しなくてはならない場合や、忘れていて放置してしまった場合は、一度試しに使用してみて、異変がないかチェックするのが良いでしょう。
モバイルバッテリーで充電できない原因とその対処法や正しい充電方法については以下の記事でも解説しているため、充電について知りたい人はあわせてご覧ください。
→モバイルバッテリーで充電できない原因とその対処法!長く使うためのコツも紹介
→モバイルバッテリーの正しい充電方法を解説!充電時の注意点や長く使うための工夫を紹介
EcoFlowの高性能モバイルバッテリー
モバイルバッテリーの寿命を気にせず使用したい人は、EcoFlowの高性能モバイルバッテリーをご検討いただけると幸いです。
EcoFlowがラインナップしているモバイルバッテリーは誰もが安心して使用できるよう、安全性・耐久性に配慮して開発されています。
持ち運びを前提としているモバイルバッテリーということで、ある程度の圧力・衝撃にも耐えられるように作られているため、正しく使用すれば寿命を長持ちさせられます。
特に、強力マグネットでデバイスにくっつく最先端のマグネット式モバイルバッテリーとして知られるEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、幅広いシーンで使用可能です。
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)はコンパクトなデザインなだけでなく、いつでもどこでも持ち出せるよう急速充電にも対応しているため、急な旅行・出張・留学にも良いでしょう。
普段のアウトドアやリモートワークにも使用できる他、災害が差し迫っているような場面でも使用できます。
わずか33分で0%から70%まで充電できるため、防災アイテムとして1台導入しておくとより安心ではないでしょうか。
スマホの充電が切れると何もできなくなる可能性があるからこそ、ぜひEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)を防災グッズとしてもご利用ください。
詳しい商品の詳細については、公式ホームページからご覧いただけます。
まとめ
モバイルバッテリーの寿命はどれくらいか、寿命が削られる理由、寿命を延ばす方法を解説しました。
モバイルバッテリーの寿命は、おおよそ1〜2年とされています。
平均的なサイクル回数が約300〜500回とされるため、毎日フル充電して使用することを前提とすると、1〜2年で寿命を迎える計算です。
ただし、モバイルバッテリーがどのような状況で寿命を削られるか、また、どうすれば寿命を延ばせるかを知ることでより長持ちさせられるでしょう。
代表的なところだと過充電・過放電を避けるなど、メーカーが提示している正しい使用方法を守ることが寿命を守ることにつながります。
なかでも、初めてモバイルバッテリーを持つ人は無意識に誤った方法で使用していることがあるため、寿命が削られる理由や寿命を延ばす方法を知っておくと安心です。
なお、より安心できるモバイルバッテリーをお求めの場合は、EcoFlowのEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)など、ユーザーから定評のあるものをお選びください。
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)はEcoFlowが販売しているモバイルバッテリーのなかで、最新の技術と知識が凝縮されたモデルとなっています。
急速充電対応なのはもちろん、低温を維持する独自の構造だったり、温度センサーが1日432万かいリアルタイムで監視していたりと寿命を長持ちさせる工夫が満載です。
気になる人は、一度EcoFlowの公式ホームページをご覧ください。