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モバイルバッテリーは災害の予防対策になる?防災に必要な個数・出力・容量を解説

災害による緊急時は停電が発生することがあり、スマホ・タブレット・パソコンなどの充電ができなくなるため、モバイルバッテリーを備えておくと安心です。

一方で、実際にモバイルバッテリーが災害の予防対策になるのかについては、いまいちイメージできない人もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、モバイルバッテリーは災害の予防対策になるか、防災に必要な個数・出力・容量、他のデバイスの充電方法、非常時にデバイスの充電を長持ちさせる方法をわかりやすく解説します。

モバイルバッテリーによる防災について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

モバイルバッテリーは災害の予防対策になる?

モバイルバッテリー 災害

モバイルバッテリーは小規模な災害であれば比較的対応できますが、大規模な災害には対応できないことがあるため、注意が必要です。

ここでは、モバイルバッテリーは災害の予防対策になるかについて詳しく解説します。

小規模な災害であれば比較的対応できる

モバイルバッテリーは、小規模な災害であれば比較的対応できます。

地震や台風によって停電が発生しても、大規模な被害がない限り通常は数日以内に復旧することが多いため、モバイルバッテリーだけで十分対応可能です。

連絡用のデバイスを充電する程度であれば、モバイルバッテリーで十分でしょう。

大規模な災害には対応できないことがある

モバイルバッテリーは、大規模な災害には対応できないことがあります。

ポータブル電源と比べると、出力・容量の面で不十分な場合があります。各デバイスの充電にのみ使用する分には十分ですが、他の家電に給電するとなると足りなくなるでしょう。

一方で、仮にモバイルバッテリーしかなくても複数準備しておけば対応可能です。

例えば、スマホ1台をフル充電できるモバイルバッテリーが2〜3個あれば数日分の充電を確保することが可能となるため、予備で複数用意しておくと良いでしょう。

普段から充電しておく必要がある

モバイルバッテリーは災害の規模にかかわらず、普段から充電しておく必要があります。

十分な充電がないと、スマートフォン・タブレット・パソコンなどのデバイスや他の家電に電力を供給できません。

地震や台風などの影響で停電している間はモバイルバッテリーそのものへの充電ができなくなるため、普段からこまめに充電しておく必要があるでしょう。

なお、モバイルバッテリーは他の原因でも充電できなくなることがあるため、以下の記事もあわせてご確認ください。

モバイルバッテリーで充電できない原因とその対処法!長く使うためのコツも紹介

モバイルバッテリーの正しい充電方法を解説!充電時の注意点や長く使うための工夫を紹介

防災に必要な個数・出力・容量

モバイルバッテリー 災害

防災に必要な個数・出力・容量は状況によって変わってくるため、一概にどれくらいのものがあると理想なのかは断言できません。

一方、どれくらいのモバイルバッテリーがあれば災害に耐えられるのかはやはり気になるところであるため、以下を目安にしてみてください。

  • 非常用として備えるなら20,000mAh前後のものがあると安心
  • 利便性を考慮するなら10,000mAhのものを2個に分ける
  • 携帯性を重視するなら5,000mAhのものを4個に分ける

以上のように、モバイルバッテリーは1個に頼るのではなく、数個に分けて購入するのが望ましいです。防災用と考えると故障や紛失に備えて、2〜4個導入するのを推奨します。

モバイルバッテリーは持ち歩くことを前提で、あまりにも大きいものだと重くなって持ち出すのに不便なため、小さくて軽い持ち運びやすいものを選びましょう。

なお、どれほどモバイルバッテリーがあっても正しい使い方がわからないと本末転倒であるため、以下の記事もあわせてご参照ください。

モバイルバッテリーの使い方を徹底解説!正しい充電方法、充電時の注意点

他のデバイスの充電方法

モバイルバッテリー 災害

スマホ・タブレット・パソコンなどのデバイスは、他の充電方法も知っておくと安心です。ここでは、他のデバイスの充電方法について詳しく解説します。

乾電池式充電器での充電

乾電池式充電器があれば、電源の有無にかかわらずデバイスを充電可能です。

モバイルバッテリーの充電が切れていても乾電池さえあれば充電できるため、モバイルバッテリーと一緒に備えておくと安心と言えます。

乾電池があれば電池で動かせる家電にも対応できるため、ライフラインが数日間ストップすることに備えて単一乾電池・単三乾電池など、種類ごとに備蓄しておくのが良いでしょう。

シガーソケットでの充電

デバイスは、車に備え付けてあるシガーソケットから充電可能です。

車さえあればシガーソケットから充電できるため、停電への備えとしてシガーソケットでの充電方法についても知っておくとより安心といえます。

しかし、シガーソケットで充電するためには中継器(自動車用インバーターやUSBカーチャージャー)が必要となるため、あわせて購入しておいてください。

最近では電気自動車など、本体そのものが蓄電池代わりに使用できるものもあるため、災害への予防対策を強化するために導入しておくのも良いでしょう。

ソーラーパネルでの充電

デバイスは、発電機能を備えたソーラーパネルからも充電できます。

太陽光さえあればソーラーパネルから充電できるため、普段の節電はもちろん停電への備えとしてソーラーパネルでの充電方法についても知っておくと安心です。

ただし、ソーラーパネルで充電するためには太陽光発電システムが必要となるため、あわせて導入しておきましょう。

最近では太陽光発電装置など、電気の自給自足ができるものもあるため、電力を安定して確保するために購入しておくのも良いのではないでしょうか。

手回し式充電器での充電

手回し式充電器があれば、電源の有無にかかわらずデバイスを充電できます。

乾電池すら不要でモバイルバッテリーを充電できるため、電池切れしたモバイルバッテリーを補う補助的な立ち位置で備えておくと安心です。

手動で回さなくてはいけないという点ではややネックですが、乾電池がなくても人力で一定のエネルギーを生み出せるため、被災時の防災用品としても優秀といえるでしょう。

非常時にデバイスの充電を長持ちさせる方法

地震や台風などで停電が発生した場合、デバイスの充電管理に注意が必要です。

ここでは、非常時にデバイスの充電を長持ちさせる方法について詳しく解説します。

アプリを無駄に入れない

アプリを無駄に入れるとバッテリー残量を消費しやすいため、停電中に行うのは避けるのが良いでしょう。

家族や親戚と連絡を取るための連絡手段として必要なものや、災害に関する情報収集のために必要なものは良いですが、停電中は極力は避けるべきです。

災害に遭ってから急いでアプリを入れるのではなく、普段から取り入れておくことが求められます。

音量の大きさ・画面の明るさを抑える

デバイスは音量の大きさ・画面の明るさを抑えることで充電が長持ちします。

音量を大きくしてラジオを聞いたり、画面を明るくしてテレビを見たりすると一気にバッテリー残量が削られるため、原則はすべて抑える設定にしておくと安心です。

不必要な通知の他、電話の着信音やメールの受信音によっても多少影響を受けるため、サイレントモードに設定しておくとより良いでしょう。

省エネモードをオンにする

デバイスによってはスタミナモードや低電力モードなど、省エネモードが搭載されているため、後々のことを考えてオンにしておいてください。

省エネモードをオンにすると普段使用している機能を制限し、バッテリーを長持ちさせるよう自動で携帯電話が設定を変更してくれます。

電池温存のためとはいえ完全に電源を切ると家族や親戚と連絡が取れなくなったり、情報が収集できなくなったりするため、省エネモードをうまく活用する方が良いです。

最近のデバイスは電池残量が〇〇%を切ったら省エネモードに切り替わるよう設定できるため、災害の有無にかかわらず設定しておきましょう。

電話・メールを避ける

非常時は家族や親戚への安否確認が必要ですが、頻繁に電話・メールを繰り返すと充電があっという間に削られるため、必要最低限の回数にとどめましょう。

お互いに無事だった場合は無駄に何度も連絡するのは避け、とにかくバッテリーを浪費しないようにご注意ください。

職場への連絡など、やむを得ない場合は上司・部下・同僚・取引先と何度かやり取りが必要ですが、直近で連絡する必要がない人との連絡は避けるのが良いでしょう。

無駄遣いを控える

デバイスの充電を長持ちさせたい場合は、無駄遣いを控えるべきです。

音楽鑑賞や動画視聴を行うとデバイスの充電が急激に失われるため、控えてください。映画やゲームなど、生命維持に必要のないエンターテイメントも控えましょう。

避難生活では暇を持て余してついスマホ・タブレット・パソコンで得られる娯楽に逃げたくなりますが、停電復旧の目途が立つまでは操作を控えるようにします。

そうすることでいざデバイスが必要となった際に、すぐ対応できるでしょう。

モバイルバッテリーとポータブル電源の両方持ちが安心

モバイルバッテリー ポータブル電源 両方持ち

より防災を強化するなら、モバイルバッテリーとポータブル電源の両方持ちが安心です。

例えば、スマホやタブレットなどのデバイスを充電するのはモバイルバッテリー、パソコンや他の家電に給電するのはポータブル電源と使い分けることで、電力の安定化が図れます。

停電によって一時的に電気が止まっても、モバイルバッテリーとポータブル電源をフル充電しておけば、数日分〜10日分のエネルギーを確保できます。

単に旅行・出張・留学するだけであればモバイルバッテリーだけでも良いですが、非常用電源としてエネルギーを確保するならポータブル電源があると良いです。

モバイルバッテリーもポータブル電源もアウトドアやリモートワークの普及によって注目されましたが、最近では防災用品としての注目が集まっています。

日本はいつどこで巨大災害が発生するかわからないからこそ、電源の確保は急務といえるでしょう。

実際に発電所が崩壊した場合は停電復旧までに数日〜数週間かかる可能性がある他、元の生活を取り戻すまでに数ヶ月~数年かかる場合を覚悟しなければなりません。

こうした不測の事態に備えるためにも、普段から防災意識を持っておきましょう。

なお、EcoFlowではEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)など高性能なモバイルバッテリーをはじめ、各種ポータブル電源を販売しています。

どちらも安全に配慮して開発されており、長寿命です。

もちろん、災害に備えて充電できるようどちらも急速充電対応のものをラインナップしているため、防災を強化したい人はぜひ一度お問い合わせください。

EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)
EcoFlow RAPIDは、強力なマグネットでピタッとくっつく、最先端のマグネット式モバイルバッテリーです。モバイルバッテリーは防災用品として備えておくと安心です。30Wの急速充電に対応しており、わずか33分で0%から70%まで充電可能です。

まとめ

モバイルバッテリーは災害の予防対策になるか、防災に必要な個数・出力・容量、他のデバイスの充電方法、非常時にデバイスの充電を長持ちさせる方法を解説しました。

モバイルバッテリーは災害の予防対策になります。

一方で、小型のモバイルバッテリーは出力・容量が限られるため、より巨大災害に備える場合は大型のポータブル電源があると良いです。

両方を導入しておくことで、長期間の停電にも耐えられるでしょう。

もちろん、モバイルバッテリーもポータブル電源も一時的にしか電気を貯められないため注意が必要ですが、あるのとないのとでは生命維持の観点で変わってきます。

電力がないとライフラインそのものが絶たれることもあるからこそ、モバイルバッテリーとポータブル電源の両方を備えておくべきです。

なお、EcoFlowでは急速充電対応のモバイルバッテリーとポータブル電源をラインナップしているため、防災を強化したい人は一度ご用命ください。

なかでもEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、わずか33分で0%から70%まで充電できるため、災害への備えとして持っておくと安心です。

EcoFlowではポータブル電源だけでも多種多様な種類があるため、気になる人はぜひ各商品を比較検討してみてください。

商品については、公式ホームページからご覧いただけます。

EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)
EcoFlow ポータブル電源

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