モバイルバッテリーが爆発することは稀ですが、確率はゼロとは断言できません。
条件が重なることで爆発することはあり得るため、モバイルバッテリーが爆発したときの対応や、確率・前兆・予兆について知っておくと安心です。
この記事では、モバイルバッテリーが爆発したらどうするか、確率、前兆・予兆、発火・発熱の原因、燃えるのを防ぐ方法をわかりやすく解説します。
モバイルバッテリーの爆発について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
モバイルバッテリーが爆発したらどうする?
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モバイルバッテリーが爆発した場合、迅速な対応が重要です。ここでは、モバイルバッテリーが爆発したらどうするかについて詳しく解説します。
接続しているプラグを外す
モバイルバッテリーが爆発した場合、まずは接続しているプラグを外してください。
スマホ・タブレット・パソコンなどのデバイスに接続している場合はすぐに取り外し、別の電源に接続されている場合もすぐに抜き取りましょう。
別のデバイスや他の電源につながったままだと状況が悪化することがあるため、モバイルバッテリーが爆発した場合はすぐにプラグを外すのが良いでしょう。
窓を開けて換気する
接続しているプラグを外したら、窓を開けて換気します。
モバイルバッテリーが爆発すると燃えた充電池から有害物質が発生することがあるため、すぐに換気して室内の空気を室外へと逃がしてください。
充電池から発生する有害物質の量は微量で、すぐに命に危険が及ぶわけではありませんが、念のため布やマスクで口と鼻を覆い、ガスの吸引を防ぐのが望ましいです。
消火器を使用する
窓を開けて換気したら、消火器を使用すべきです。
モバイルバッテリーが爆発すると火災に発展することがあるため、火の強弱に関係なく消火器を使用して火を消すようにしましょう。
家では水、外では砂をかけることで消火できますが、念のため耐火容器で覆い、被害を抑えられるように備えておくことが推奨されます。
消防署に連絡する
消火器を使用したら、消防署に連絡しましょう。
モバイルバッテリーが爆発しただけで火事に発展するのは珍しいですが、稀に火の粉が飛散することで燃えやすいものに火が燃え移ることがあります。
一度火がつくと消火器程度では完全に鎮火できないことがあるため、速やかに消防署に連絡することで被害の拡大を防ぐのが安心です。
モバイルバッテリーが爆発する確率
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モバイルバッテリーが爆発する確率は、厳密に数字を割り出せるものではありません。
気づかないうちに可燃性ガスが内部で発生しており、ふとした拍子に外部から刺激が加わることで突然爆発する可能性があるため、注意が必要です。
最近のモバイルバッテリーはリチウムイオン電池が搭載されているものが主流で、何度も圧力・衝撃が加わると可燃性ガスが発生する場合があります。
モバイルバッテリー内部に可燃性ガスが蓄積し、さらに圧力や衝撃が加わると引火して爆発する可能性があります。
モバイルバッテリーが爆発する前には何らかの前兆・予兆があるため、ある程度の確率について予測することは可能です。
モバイルバッテリー爆発の前兆・予兆
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モバイルバッテリーはただ勝手に爆発するというよりも、何らかの条件が重なって爆発するため、前兆・予兆については知っておくことが重要です。
ここでは、モバイルバッテリー爆発の前兆・予兆について詳しく解説します。
異音・異臭がする
モバイルバッテリーから異音・異臭がする場合、爆発する恐れがあります。
異音・異臭はモバイルバッテリーの本体内でパーツが外れていたり、可燃性ガスが発生していたりすることを示唆するため、いつ爆発してもおかしくない状況です。
もちろん、モバイルバッテリーが著しく膨張していない限り爆発の可能性は低いですが、異音・異臭がする状態で落としたりぶつけたりすると爆発することがあるため、注意が必要となります。
異常なほどすぐに熱くなる
異常なほどにすぐに熱くなる場合も、モバイルバッテリー爆発の前兆・予兆といえるため、頃合いを見て買い替えが必要ではないでしょうか。
モバイルバッテリーがすぐに熱くなる場合、充電池が劣化している可能性があり、そのまま使い続けるといずれ爆発することがあります。
手で持てないほど熱くなる場合はすでに危険な状態といえるため、使用はお控えください。
充電・放電ができなくなる
充電・放電ができなくなる場合も、モバイルバッテリー爆発の前兆・予兆といえるため、すぐに交換・修理が必要となるでしょう。
モバイルバッテリーで充電・放電できなくなる場合、何らかの不具合が発生している可能性があり、無理に使用しようとすると爆発しやすいです。
単なる接触不良の場合は何度かプラグを挿したり抜いたりすることで改善されることがありますが、何度やっても充電できない場合は使用するのを控えましょう。
モバイルバッテリーで充電できない原因とその対処法、正しい充電方法については以下の記事でも解説しているため、あわせてお読みください。
→モバイルバッテリーで充電できない原因とその対処法!長く使うためのコツも紹介
→モバイルバッテリーの正しい充電方法を解説!充電時の注意点や長く使うための工夫を紹介
デバイスが反応しなくなる
デバイスが反応しなくなった場合は、スマホ・タブレット・パソコンの本体に原因が隠れていることもあります。
モバイルバッテリーではなくデバイスの方に不具合が生じていることもあるため、両方の状態が正常かを確かめるのが重要です。
もしデバイスの方が反応しない場合は、一度本体を再起動させたり初期化したりするなど、できる限りの手を尽くしてみましょう。
それでも動かない場合は、購入したキャリアにご相談ください。
モバイルバッテリーの発火・発熱の原因
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モバイルバッテリーの発火・発熱には原因があるため、先に知っておくと安心です。ここでは、モバイルバッテリーの発火・発熱の原因について詳しく解説します。
圧力・衝撃による本体の故障
モバイルバッテリーは、圧力・衝撃で本体が故障すると発火・発熱しやすくなります。
スマホなどと一緒に持ち歩くモバイルバッテリーは、カバン・バッグに入れたりポケットに入れたりすると外部から圧力・衝撃が加わることが珍しくありません。
結果的に内部で本体が故障して発火・発熱することがあるため、何度も落としたりぶつけたりしないよう注意が必要となるでしょう。
過酷・劣悪な環境での使用
モバイルバッテリーは、過酷・劣悪な環境で使用しても発火・発熱しやすいです。
極度に暑い場所や極度に寒い場所に弱いとされているモバイルバッテリーは、過酷・劣悪な環境で使用し続けると本体が劣化します。
一度本体が劣化すると発火・発熱しやすくなるため、暑すぎたり寒すぎたりするところで使用しないよう注意してください。
落下によるダメージの蓄積
持ち運びが前提となるモバイルバッテリーは間違って落としたりぶつけたりすることがありますが、ダメージが蓄積するとより発火・発熱しやすくなるため、ご注意ください。
リチウムイオン電池が組み込まれたモバイルバッテリーは、何度もダメージを受けると稀に可燃性ガスが発生し、膨らむことがあります。
膨らんだ状態でさらにダメージが加わると発火・発熱するどころか、爆発することがあるため、十分に注意しましょう。
リチウムイオン電池の劣化
モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池が劣化すると、本来の充電性能が損なわれ、発火・発熱することが稀にあります。
リチウムイオン電池は優れた充電池の一つですが、正しい使用方法を守らないと劣化し、最終的には発火・発熱することもあるため、用心が必要です。
モバイルバッテリーの使い方については以下の記事でも解説しているため、あわせてご覧ください。
→モバイルバッテリーの使い方を徹底解説!正しい充電方法、充電時の注意点
モバイルバッテリーが燃えるのを防ぐ方法
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モバイルバッテリーが燃えると大惨事につながることがあるため、未然に防ぐ方法を知っておくことが重要です。
ここでは、モバイルバッテリーが燃えるのを防ぐ方法について詳しく解説します。
寿命を迎えたら買い替える
寿命を迎えたら買い替えるのが、モバイルバッテリーを安全に使用するための鉄則です。
モバイルバッテリーの寿命はサイクル回数で約300〜500回、年換算で1〜2年とされているため、耐用年数を超えて使用し続けるのはリスキーといえます。
具体的にいつ限界を迎えるかは使用している環境で変わってくるため、毎日使用する人は1〜2年、旅行・出張・留学などでたまに使用する人は数年を目安にしましょう。
定期的に交換・修理する
定期的に交換・修理するのも、モバイルバッテリーを安全に使用するための鉄則となります。
モバイルバッテリーは丈夫に作られているものの、無限に使用できるわけではありません。いずれは寿命を迎えて充電できなくなるため、動かなくなったらメーカーにお問い合わせください。
メーカーによっては保証期間内であれば新しいものと取り替えてくれるため、一度ダメ元で相談してみるのが良いです。
安全なモバイルバッテリーはEcoFlow!
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安全なモバイルバッテリーをお求めの方は、ぜひEcoFlowで購入をご検討ください。
EcoFlowでは、安全性・耐久性のあるモバイルバッテリーを取り扱っています。当社では厳しいテストに合格したもののみを販売しているため、安心して使用可能です。
ある程度の圧力・衝撃にも耐えられるよう開発されているため、持ち出して使用することを前提として導入したい人は、一度公式ホームページをご覧ください。
例えば、安全性・耐久性の面でも優秀とされているEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)であれば、爆発を気にすることなく使用できます。
もちろん、間違った使用方法だと想定していない事態に発展する懸念があるため、注意点を守ってご使用いただくことが必要です。
それでもEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は安心して使用できるよう配慮されているため、爆発しないものを使用したい人はぜひ一度購入をご検討ください。
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まとめ
モバイルバッテリーが爆発したらどうするか、確率、前兆・予兆、発火・発熱の原因、燃えるのを防ぐ方法を解説しました。
モバイルバッテリーが爆発した場合は、ただちにプラグを外し、窓を開けて換気します。必要に応じて消火器を使用したり、消防署に連絡したりすることが重要です。
モバイルバッテリーが爆発する確率はめったにありませんが、前兆・予兆が見られる場合は早急に買い換えをご検討ください。
もしくは、メーカーに交換・修理を申し込みましょう。
なお、モバイルバッテリーが爆発するかどうかは本体の安全性・耐久性によって左右されるため、より安心して使用できるものをお求めの人は、EcoFlowにご相談ください。
EcoFlowでは、EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)など高性能なモバイルバッテリーを取り揃えており、安全性・耐久性にも定評があります。
当社の製品は厳しいテストをクリアしたものとなっているため、家でも外でも安心して使用可能です。
現在モバイルバッテリーを持っているものの調子が悪い人、もしくはすでに故障していて乗り換えを検討している人は、ぜひ一度EcoFlowにお問い合わせください。
初めてモバイルバッテリーを導入したいとお考えの人も、一度当社の公式ホームページからご相談ください。