モバイルバッテリーは、さまざまな方法で捨てることができます。
具体的には、家電量販店やホームセンターでリサイクルに出す、携帯電話のショップに引き取ってもらう、中古販売店に買い取ってもらう、不用品回収業者に依頼するなどの方法が挙げられます。
この記事では、モバイルバッテリーの捨て方、捨てる判断基準、回収・処分・廃棄の注意点をわかりやすく解説します。モバイルバッテリーの捨て方について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
モバイルバッテリーの捨て方
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モバイルバッテリーにはいくつかの捨て方があるため、購入と同時に知っておくと安心です。ここでは、モバイルバッテリーの捨て方について詳しく解説します。
家電量販店やホームセンターでリサイクルに出す
モバイルバッテリーは、家電量販店やホームセンターでリサイクルに出すことが可能です。
リサイクルマークのある小型充電池式(ニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池)のモバイルバッテリーは再利用できるため、家電量販店やホームセンターなどで回収・処分・廃棄してもらえます。
店舗によってはリサイクルボックスが設置されているところがあるため、まずは家電量販店やホームセンターでリサイクルに出せないかご検討ください。
携帯電話のショップに引き取ってもらう
モバイルバッテリーは、携帯電話のショップに引き取ってもらうことも可能です。
携帯電話のショップによっては「モバイル・リサイクル・ネットワーク(MRN)」という取り組みによって回収・処分・廃棄してもらえることがあります。
土日祝日など窓口が混み合っているとある程度時間を要しますが、店舗の受付で直接手渡しするだけで済むため、比較的楽に捨てられる方法といえるでしょう。
スマホの購入と同時にモバイルバッテリーも購入した場合は、購入した店舗で引き取ってもらえないか一度確認してみましょう。
中古品販売店に買い取ってもらう
モバイルバッテリーは、中古品販売店に買い取ってもらうのも良いです。
高性能なものなら一定の買取価格で買い取ってもらえるため、ただ捨てるよりもお金に換えたい場合は中古販売店にご相談ください。
しかし、故障しているものや爆発したものなど、すでにモバイルバッテリーとして使用できないものは買取対象外となります。
不用品回収業者に依頼する
モバイルバッテリーは、不用品回収業者に依頼して処分できます。
一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた業者なら処分を任せられるため、もしお金に換えなくて良いからすぐに捨てたいという場合は不用品回収業者に相談しましょう。
ただし、危険物と判断されたものやリサイクルできないものは回収対象外となるなど、いくつか注意が必要です。
燃えないゴミとしては出せない
モバイルバッテリーは、燃えないゴミとしては出せません。
一部の自治体によっては回収・処分・廃棄に対応してくれるところがありますが、燃えないゴミで出すのは認められていないため、要注意です。
仮に燃えないゴミとして出せないものを出した場合、法律違反となることがあります。
モバイルバッテリーを捨てる判断基準
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モバイルバッテリーは外見だけでは劣化の有無を判断できないため、捨てるタイミングの基準が曖昧です。
ここでは、モバイルバッテリーを捨てる判断基準について詳しく解説します。
充電に時間がかかるよう
充電に時間がかかるようになった場合、モバイルバッテリーの回収・処分・廃棄を検討した方が良いでしょう。
モバイルバッテリーは常にスマホなどのデバイスを高速で充電できるわけではなく、何度も充放電を繰り返していると劣化します。
一度劣化すると充電速度が遅くなり、今まで1時間で充電できていたものが2〜3時間かかるようになったり、4〜5時間かかるようになったりするわけです。
そのため、もし充電に時間がかかるようになったら捨てるサインとお考えください。
充電してもすぐに残量がなくなる
充電してもすぐに残量がなくなる場合も、モバイルバッテリーの回収・処分・廃棄を検討すべきといえるでしょう。
最近のモバイルバッテリーは高性能なものが多くなっており、ちょっとやそっとの充電ではすぐに残量がなくならないように長寿命となっています。
少なくとも高性能モバイルバッテリーは、約500回ほど充放電可能です。
にもかかわらずすぐに残量がなくなる場合は、本体の性能が劣化していることが考えられるため、捨てるサインと捉えましょう。
すぐに熱くなるなど異常が見られる
モバイルバッテリーは、すぐに熱くなるなど異常が見られる場合は捨てるべきです。
モバイルバッテリーは正しい使い方をしていれば、1〜2年は使用できますが、フル充電のサイクル回数は約500回とされています。
つまり、毎日のように使用すると数年と持たずに寿命を迎えるわけです。
寿命を超えて使用し続けると発火・発熱はもちろん爆発する恐れがあるため、すぐに熱くなるなど異常が見られる場合は早めに回収・処分・廃棄をご検討ください。
他にも、落としたりぶつけたりすることで熱くなる可能性があるため、日常生活では丁寧に扱うようにしましょう。
以下の記事ではモバイルバッテリーの使い方について解説しているため、あわせてお読みください。
→モバイルバッテリーの使い方を徹底解説!正しい充電方法、充電時の注意点
電池部分が異様に膨張している
モバイルバッテリーの電池部分が異様に膨張している場合も、捨てるべきです。
モバイルバッテリーは何度も落としたりぶつけたりすると外部から圧力・衝撃が加わり、内部で可燃性ガスが発生しやすくなります。
一度可燃性ガスが発生すると逃げ場を失ったものが滞留し、ちょっとした圧力・衝撃でも爆発するようになるため、安全のためにも早めに回収・処分・廃棄しましょう。
突然充電できなくなったなど、何らかの不具合が見られる場合も捨てることをご検討ください。
以下の記事ではモバイルバッテリーが充電できない原因と対処法、正しい充電方法について解説しているため、あわせてご覧ください。
→モバイルバッテリーで充電できない原因とその対処法!長く使うためのコツも紹介
→モバイルバッテリーの正しい充電方法を解説!充電時の注意点や長く使うための工夫を紹介
本体から異音・異臭がする
本体から異音・異臭がする場合も、可能な限り捨てるべきです。
モバイルバッテリーのなかから変な音や匂いがする場合、部品が外れていたり、可燃性ガスが出ていたりするため、交換を検討すべき時期といえます。
容量が劣化している
容量が劣化している場合も、できるだけ捨てるべきです。
モバイルバッテリーは何度も充放電を繰り返すことで容量が劣化し、すぐに充電が切れるようになるため、修理を含めて検討する時期といえます。
モバイルバッテリーの回収・処分・廃棄の注意点
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モバイルバッテリーを捨てる場合、いくつかの注意が必要です。ここでは、モバイルバッテリーの回収・処分・廃棄の注意点について詳しく解説します。
リサイクルボックスに入れる場合は絶縁が必要となる
リサイクルボックスに入れる場合は、絶縁が必要となります。
絶縁しておかないと端子が他の金属に触れてショートすることがあるため、充電ケーブルの差し込み口に絶縁体を貼り付けて対応するのが良いです。
端子部分をセロテープなどで覆うだけでもOKですが、万が一外れると危険なため、家電量販店やホームセンターで売られている絶縁シートや絶縁テープをご使用ください。
自治体によっては燃えないゴミとして出せない
モバイルバッテリーは発熱・発火の恐れがあるため、自治体によっては燃えないゴミとして出せない決まりとなっています。
一部の自治体では回収・処分・廃棄の対応について教えてくれるところがありますが、自治体自ら捨てるのを手伝ってくれることはめったにありません。
仮に不法投棄した場合は5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金となるため、正しい方法で捨てるべきです。
内蔵されている充電池の種類に注意する
内蔵されている充電池の種類によっては、リチウムイオン電池の他にニカド電池・ニッケル水素電池などがあり、回収・処分・廃棄の方法が変わる可能性があります。
最近のモバイルバッテリーはリチウムイオン電池が主流となっているため、大抵の場合はリチウムイオン電池として捨てることが可能です。
一方でニカド電池やニッケル水素電池を内蔵しているモバイルバッテリーもあるため、各々の捨て方についてはあらかじめ熟知しておきましょう。
どの電池が内蔵されているかは取扱説明書などに記載されているため、その他の注意点とあわせて把握しておくと安心です。
内蔵されている電池によっては液漏れや破損によって危険な状態となっている場合もあるからこそ、正しい捨て方を理解しておくことが求められます。
長寿命のモバイルバッテリーをお求めの人はEcoFlowがおすすめ
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長寿命のモバイルバッテリーをお求めの人は、EcoFlowにお問い合わせください。
EcoFlowではEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)など、高性能なモバイルバッテリーを販売しています。
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、強力マグネットでデバイスにくっつく最先端ワイヤレス充電機能搭載モバイルバッテリーです。
Qi2対応のワイヤレス充電最大15Wで急速充電30Wに対応しているため、わずか33分で0%から70%まで充電できるなど、何かと便利です。
製品は専用のスタンド付きで、本体自体もコンパクトなモデルとなっているため、旅行をはじめ出張や留学で長寿命のモバイルバッテリーが必要な人にも良いでしょう。
当社の製品は安全性・耐久性を向上させるために多種多様なテストが行われているなど、開発の面でも力が入れられています。
モバイルバッテリーはポータブル電源ほどの出力・容量は出せないものの、スマホなどのデバイスを充電するのには役立ちます。
これからモバイルバッテリーを買う予定の人は、一度EcoFlowにご相談ください。
商品については、公式ホームページをご覧いただけると幸いです。
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まとめ
モバイルバッテリーの捨て方、捨てる判断基準、回収・処分・廃棄の注意点を解説しました。
モバイルバッテリーの捨て方は、主に家電量販店やホームセンターでリサイクルに出す、携帯電話のショップに引き取ってもらう、中古販売店に買い取ってもらう、不用品回収業者に依頼するなどが一般的です。
基本的にモバイルバッテリーは燃えないゴミで出せないため、上記の方法で回収・処分・廃棄することが求められます。
もし捨てられないからとの理由で不法投棄した場合、懲役や罰金が発生することがあるからこそ、必ず正しい方法で捨てるようにしましょう。
なお、長寿命でしばらく使用できるモバイルバッテリーをお求めの人は、EcoFlowのEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)をご検討ください。
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)は、低温を維持する独自の構造となっており、本体の過熱を防ぐことが可能です。
また、温度センサーが1日432万回リアルタイムで監視しているため、同じく本体の過熱を防げます。
過熱を防げる=寿命を維持できるからこそ、長寿命のモバイルバッテリーを求めている人にEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)が便利といえるでしょう。
当社の商品はコンパクトで持ち運びやすく、捨てる際にも邪魔にならないため、ぜひ一度ご検討ください。