道の駅で車中泊する場合、温泉付きが便利です。
道の駅での車中泊は意外と不便で、衛生管理の面でトラブルが発生しやすいため、可能であれば温浴施設付きのところを選ぶのが良いでしょう。
この記事では、道の駅での車中泊は温泉付きが便利であること、温浴施設付きのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
道の駅での車中泊（温泉付き）について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
道の駅での車中泊は温泉付きが便利
道の駅で車中泊するなら、温泉付きの場所を選びたいです。ここでは、道の駅での車中泊は温泉付きが便利であることについて詳しく解説します。
道の駅での車中泊は意外と不便
道の駅での車中泊は、意外と不便です。
道の駅によっては車中泊そのものが禁止されている可能性がありますし、車中泊が許可されていても設備が充実していない場合があります。
あるのは「駐車場とトイレだけ」という道の駅も珍しくありません。サービスエリアであればある程度充実していますが、単なるパーキングエリアだと何もないこともあるでしょう。
場合によっては「お風呂に入りたい」と思っても入れないかもしれません。
だからこそ、道の駅で車中泊するなら温泉付きを選びたいです。温泉付きであれば体の汚れを落とせる他、心の疲れも癒せるため、長旅でヘトヘトな状態でも楽しめます。
衛生管理でよくあるトラブル
車中泊では、衛生管理の面でいくつかのトラブルが生じます。衛生管理でよくあるトラブルは以下の通りです。
- お風呂に入れなくて髪の毛や肌がベトベトになる
- 過度な発汗によって汗疹や湿疹ができる
- ダニやハエで体中がかゆくなる
- 生ゴミの匂いが体に移る
- 眠れずに不快感がある
車中泊はすぐにお風呂に入れるわけではないため、髪の毛や肌がベトベトになったり、過度な発汗によって汗疹や湿疹ができたりしやすいです。
車内環境によってはダニやハエで体中がかゆくなったり、長旅で出た生ゴミの匂いが体に移ったりすることもあります。
車での生活に慣れていない人は単純に眠れず、不快感が抜けないこともあるでしょう。
車中泊は以上のような汚れに関する苦悩の他、単に眠れないことでストレスや疲労が溜まったりするため、温泉付きの道の駅でリフレッシュするのが望ましいです。
温泉付きの道の駅を利用すれば汚れを落としてスッキリできる他、大浴場での入浴がストレス解消や疲労回復につながり、より快適に旅を続けられます。
衛生管理は車中泊旅行の快適度に直結するため、定期的に温泉付きの道の駅でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
快適な温泉の選び方
温泉付きの道の駅がすべて快適に過ごせるわけではないため、ある程度は選び方を知っておくことが重要です。快適な温泉の選び方には、以下のような方法があります。
- 導入されている設備で選ぶ
- 併設された施設で選ぶ
- 立地から選ぶ
- 料金で選ぶ
まずは導入されている設備で選ぶようにしましょう。
温泉付きの道の駅とはいっても、施設によって用意されている設備はまったく違います。
ある温泉は浴槽1つだけだったり、ある温泉はサウナ・ジャグジー付きだったり、それぞれの温泉によって導入されている設備が千差万別です。
他にも休憩所付き・食事処付き・マッサージ付きなど多種多様な施設を併設した道の駅もあるため、温泉と一緒に何か利用できるものがないか調べておくと安心です。
単に立地から選んだり、料金で選んだりするのも良いと思います。
以上の点を総合的に判断することで、より快適な温泉を選べるでしょう。場合によってはキャンプサイトやレジャースポットを併設したところもあるため、目的・用途に合わせて選ぶのも良いかもしれません。
なお、他の記事では車中泊におすすめの人気スポット7選、温泉を楽しめるキャンプ場おすすめ10選を紹介しているため、あわせてご確認ください。
→車中泊におすすめの人気スポット7選！スポットの選び方や車内の準備手順を解説
→温泉を楽しめるキャンプ場おすすめ10選！失敗しない選び方も詳しく解説
温浴施設付きのメリット
温浴施設付きの道の駅は、メリットが豊富です。ここでは、温浴施設付きのメリットについて詳しく解説します。
1日の汚れを落としてスッキリできる
温浴施設付きの道の駅は、1日の汚れを落としてスッキリできるのがメリットです。
移動中や宿泊中に付着した汚れを綺麗に落とせる他、長旅で陥りやすい体調不良を防ぐ効果も期待できるため、車中泊旅行の心強い味方となってくれます。
1〜2日程度の車中泊ではお風呂なしでもなんとかなりますが、3日〜1週間以上の車中泊だとお風呂なしは想像以上に大変でしょう。
お風呂は心の疲れを取って癒してくれる効果も期待できるため、長旅になりそうな場合は定期的に温泉に浸かりましょう。
汗を洗い流して皮膚を清潔に保てる
汗を洗い流して皮膚を清潔に保てるのも、温浴施設付きの道の駅のメリットとなります。
長期間の車中泊でスキンケアを怠るとすぐに皮膚がボロボロになるため、定期的に温泉で潤いを与えるのが効果的です。
温泉によっては肌質を改善してくれる効果が期待できるものもあり、場合によっては皮膚病などの治療にも効果が期待できるでしょう。
単に肌がデリケートな人ほど車中泊旅行で荒れやすくなるため、車中泊をする場合は温泉に浸かって健康管理しましょう。
体に付着した害虫を駆除できる
温浴施設を利用すれば、体に付着した害虫を駆除できます。
車中泊を伴う旅では大量の蚊や蜂に襲われて怪我をする人も珍しくなく、放置すると体中がかゆくなったりアナフィラキシーショックになったりするため十分注意が必要です。
蚊取り線香や虫よけスプレーを活用するのはもちろんですが、温泉で定期的に害虫を洗い流すことも重要といえるでしょう。
体に染み込んだ悪臭を除去できる
体に染み込んだ悪臭を除去できるのも、温浴施設を利用する魅力です。
車中泊で出る生ゴミは悪臭が発生しやすく、放置すると匂いが体に移ることがあります。
本人は臭くなっていてもあまり気づきませんが、いざ道の駅などたくさんの人がいるところに行くと「あれ？こんな匂いだったっけ？」と気になることがあるでしょう。
温泉にはシャンプー・リンスの他、ボディソープも備え付けてあることがほとんどであるため、体臭などが気になり始めたら一度立ち寄ってみてください。
安眠効果が得られる
ゆっくりとお湯に浸かれば、安眠効果が得られます。
車中泊は常に車内で眠ることになりますが、ベッドなど快適な寝具に慣れている人ほど慣れない環境でなかなか快適に眠れないことが多いです。
実際に、車内ではまったく眠れないという人も少なくありません。
一方、温泉に入ればストレス解消・疲労回復などのリラックス効果が得られ、快眠効果も期待できるため、眠れない夜に浸かりに行くのが良いでしょう。
気分をリフレッシュさせるためにも道中では温泉に浸かりたいため、お出かけする方面にどのような温泉があるのかを調べておくと良いかもしれません。
なお、他の記事では春におすすめのキャンプ場6選、夏休みのお出かけスポット15選などを紹介しているため、あわせてご参照ください。
→春の旅行はキャンプで決まり！おすすめのキャンプ場6選を紹介
→【関東・関西近郊】夏休みのお出かけスポット15選！子供連れ向けの穴場も厳選
温浴施設付きのデメリット
温浴施設付きの道の駅は、デメリットに注意が必要です。ここでは、温浴施設付きのデメリットについて詳しく解説します。
入浴料・レンタル料がかかる
温浴施設を利用するためには、一定の入浴料が必要となります。ハンドタオル・バスタオルがない場合は、レンタル料も必要です。
デメリットというほどではありませんが、道の駅付帯の温泉によっては1回の入浴で数百円〜数千円ほどかかる場合があるため、事前に現金の用意が必要となるでしょう。
節約しながら車中泊で旅をしている人にとってはやや負担となるため、予算と相談しながらご判断ください。
反面、入浴で得られる効果を考えると、温泉に浸かる価値は十分にあります。むしろ、ストレス・疲労を溜め込んだまま旅するのは避けたいです。
温泉は費用に対する満足度が得やすいため、定期的にリフレッシュしながら快適に旅を続けましょう。
車中泊が禁止の場所がある
温浴施設付きの道の駅のなかには、車中泊禁止の場所があります。
長距離ドライバーの迷惑になるとの観点から禁止しているところがある他、最近ではマナーを守らない車中泊客の影響から車中泊全面禁止の道の駅もあるくらいです。
禁止されている場合はそもそも車中泊できないため、注意が必要となるでしょう。
ただ、車中泊が禁止されていても日帰り入浴は利用できるため、どうしても旅の疲れを取りたい場合は温泉をご活用ください。
なお、他の記事では秋におすすめのキャンプ飯レシピ11選、冬キャンプに必要な持ち物・アイテム12選について解説しているため、あわせてご覧ください。
→食欲の秋におすすめのキャンプ飯レシピ11選！定番・朝食・スイーツを各種紹介
→冬キャンプに必要な持ち物・アイテム12選！寒さを軽減する方法も紹介
ポータブル電源があれば車中泊がより快適
車中泊旅行するなら、ポータブル電源があるとより快適になります。
ポータブル電源は持ち運びできる蓄電池で、あらかじめ充電しておくことで電源の取れない場所でも難なく電気が使用できるようになる快適グッズです。
ポータブル電源を活用して車内環境を整えれば、ストレスや疲労を溜め込むことなく快適に車中泊の旅を続けられるでしょう。
ストレスや疲労を軽減できれば、無理に温泉に浸かる必要もありません。もちろん、温泉に入った後にサーキュレーターやドライヤーが必要な場合はポータブル電源があるとより便利でしょう。
特に入浴後に涼みたい人や髪の毛を乾かしたい人にとっては心強い味方となってくれます。
他にもポータブル電源があればスマホ・タブレット・パソコンの充電も可能となるため、周辺の温泉情報について調べたいときにも便利です。
頻繁に車中泊旅行するなら、1台はポータブル電源があると良いでしょう。
なお、EcoFlowではEcoFlow DELTA 3 Plusなど、高速充電に対応したポータブル電源をいくつか取り扱っています。
EcoFlow DELTA 3 Plusは約56分の充電で100％まで充電できるポータブル電源で、従来の製品と比べて格段に充電性能がアップしているのが特徴です。
高出力・大容量で家電の約99％に対応できるため、車中泊で電子機器・電化製品を使用したいときに便利ではないでしょうか。
もちろん、本体自体は持ち運びできるコンパクトなデザインとなっているため、車中泊旅行などにも便利でしょう。
安全性・耐久性にも定評があって場所を選ばずに使用できるため、ぜひ気になる人は公式ホームページをチェックしてみてください。
まとめ
道の駅での車中泊は温泉付きが便利であること、温浴施設付きのメリット・デメリットを解説しました。
車中泊は短期間のものだと温泉付きでなくとも快適に過ごせますが、長期間のものだと温浴施設などがないと衛生的に厳しいです。
もし道の駅で車中泊するなら温泉付きのところを選び、快適に旅を続けられるよう工夫することが求められます。
単に温浴施設はストレスや疲労を軽減してくれる効果が期待できるため、車中泊に慣れていない人にとっては心強い味方となってくれるでしょう。
なお、より車内を快適にしたいなら、ポータブル電源があると便利です。
EcoFlowで販売しているEcoFlow DELTA 3 Plusなどを導入すれば、電源の取れない場所でもデバイスを充電できる他、各種家電を難なく使用できます。
EcoFlow DELTA 3 Plusは充電性能に優れており、家電のほとんどに対応できるため、1台あるだけで車中泊はより快適になるでしょう。
普段は電気代の削減に利用したり、緊急時の非常用電源として利用したりできるため、ぜひ一度気軽にお問い合わせください。