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北海道の車中泊は魅力的!場所の選び方とおすすめのスポット10選を紹介

北海道の車中泊には、夏でも比較的過ごしやすい、土地が広いため車中泊をしやすいなど、たくさんの魅力があります。しかし、それと同時に複数の注意点があるのも事実です。

また、北海道は土地が広く、車中泊スポットが多いため「どのスポットを選べば良いかわからない」と迷ってしまう方もいるでしょう。そこで今回は、北海道で行う車中泊の魅力と注意点、おすすめのスポット10選を詳しく紹介します。

これから北海道で車中泊を行う予定の方、もしくは北海道の車中泊に興味がある方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

北海道で行う車中泊の魅力

北海道 車中泊2

北海道は土地が広く、それでいて自然がたくさんあるため車中泊に適しています。北海道で行う車中泊には、主に以下のような魅力があります。

  • 夏でも比較的過ごしやすい
  • 土地が広いため車中泊をしやすい
  • 都内では体験できないアクティビティがある

例えば、大きな湖でカヌーをしたり、乗馬で草原を散策したりといった北海道らしいアクティビティが楽しめます。アクティビティを快適に楽しむためには車移動が便利であり、電車移動に比べて時間のロスを抑えられます。

北海道で車中泊を行う際の注意点

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北海道で車中泊を行う場合、以下3つの注意点を覚えておく必要があります。トラブルに巻き込まれないためにも、事前に対策を行うことが大切です。

  1. 道の駅は基本的に車中泊NG
  2. 野生動物による被害
  3. 寒さ対策が超重要

特に車中泊初心者の方は、以下の注意点を必ず押さえておきましょう。

注意点1.道の駅は基本的に車中泊NG

道の駅は基本的に宿泊目的の車中泊はNGということを覚えておきましょう。道の駅は休憩を目的とした施設であるため、可能なのはあくまで仮眠程度の利用です。

国土交通省の公式サイトには、「『道の駅』は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています」と記載されています。

ただし、施設によってはRVパークやキャンプ場が併設されているところもあり、その場合は車中泊を行えます。道の駅を利用する際は、車中泊が可能かどうかを事前に確認しておくようにしましょう。

注意点2.野生動物による被害

2つ目の注意点は、野生動物による被害があることです。自然が多い北海道では、野生動物の出現率が都内よりも高くなります。

【北海道で見られる野生動物】

  • キタキツネ
  • オオハクチョウ
  • エゾリス
  • エゾシカ
  • エゾナキウサギ

野生動物に遭遇すると、感染症にかかったり、荷物を荒らされたりなどのリスクが伴います。ゴミや食料を車の外に放置しないなど、野生動物の対策を行うようにしましょう。

特に山の近くだとヒグマがいる可能性があり、遭遇すると大きな被害を受ける恐れがあります。山の近くで車中泊を行う際は、北海道自然環境局の公式サイトで記載されている「北海道ヒグマ注意報等について」を参考にしてください。

注意点3.寒さ対策が超重要

北海道は季節を問わず気温が下がりやすいため、寒さ対策が非常に重要となります。冬には最低気温がマイナス20度近くまで下がる地域もあり、ほかの地域に比べて万全な寒さ対策が求められます。

例えば、稚内などの道北日本海側や内陸部から旭川周辺は積雪量が多く、気温も下がりやすいため注意が必要です。具体的な対策として、以下のようなものが挙げられます。

  • 厚手の洋服と布団を用意する
  • 積雪を警戒して晴れの日に実行する
  • 積雪量の多い地域での車中泊を避ける
  • 最低気温を事前にチェックする

特に寒い地域で車中泊を行う場合、寒さによって命の危険が伴う恐れもあるため、各季節の寒さ対策を理解しておきましょう。

冬の車中泊の寒さ対策!車中泊に必要なものを徹底解説!

北海道で車中泊を行う際のスポットの選び方

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北海道で車中泊を行う際は、以下3つのポイントを意識してスポットを選ぶようにしましょう。各ポイントを意識すれば、ご自身の状況に適したスポットを見つけやすくなります。

  1. 比較的あたたかいエリアにする
  2. 設備が十分に整ったスポットを選ぶ
  3. アクティビティが充実しているスポットにする

各ポイントを1つずつ解説していきます。

ポイント1.比較的あたたかいエリアにする

1つ目のポイントは、比較的あたたかいエリアを選ぶことです。寒すぎるエリアよりも快適に過ごしやすく、寒さ対策を少なくできます。

冬に寒いエリアを選択すると、積雪により車が動かなくなったり、寒さで凍傷が起こったりなど、快適に車中泊を楽しめない場合があります。

北海道の車中泊でおすすめのエリアは道南と道東です。冬でも晴れやすく、積雪量が少ないとされているため、道南や道東のスポットを優先的に検討してみてください。

ポイント2.設備が十分に整ったスポットを選ぶ

北海道で車中泊をする際は、設備が十分に整ったスポットを選ぶようにしましょう。トイレやシャワー、水道などの設備が十分に整っていれば、車中泊をより快適に過ごすことができます。最低限の設備以外にも、以下のような設備があれば車中泊がより便利になります。

  • 日帰り入浴ができる温泉施設
  • 食事や土産物などが購入できる売店
  • 個人で利用できる電源サイト

地域の特産物が販売されているところや食事ができる施設を選択すれば、車中泊をしながら北海道グルメを楽しめます。

ポイント3.アクティビティが充実しているスポットにする

3つ目のポイントは、アクティビティが充実しているスポットにすることです。北海道という特別な地域で車中泊をするなら、その地域特有のアクティビティを楽しむべきと言えます。例えば、以下のようなアクティビティがおすすめです。

  • 広大な湖でのカヌー・カヤック
  • 大雪原でのパラグライダー
  • クジラやイルカのウォッチングツアー

これらのアクティビティが充実しているスポットを選べば、都会では味わえない特別な車中泊を実現できるはずです。近くの観光スポットをチェックし、北海道を最大限に満喫しましょう。

北海道で車中泊ができるおすすめの道の駅・RVパーク5選

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まずは、車中泊ができるおすすめの道の駅・RVパークを5つ紹介します。車中泊と一緒に観光を楽しみたい方は、ぜひ以下のスポットを押さえておきましょう。

花ロードえにわ

花ロードえにわは、RVパークが併設されている道の駅です。車中泊ができる道の駅として人気があり、トイレやスーパー、コンビニなどの設備が周辺に充実しています。

立地も良好で、札幌市と新千歳空港の中間地点にありアクセスがしやすいのが特徴。花ロードえにわを拠点にすれば、各観光地に簡単にアクセスできます。

【詳細情報】

場所:北海道恵庭市南島松828-3
アクセス:新千歳空港駅から車で約28分
公式サイト:https://hanafuru.jp/facility/hanaroad.html

びふか

道の駅びふかはグルメが充実しており、チョウザメ料理やインド人直伝の本格カレーが楽しめます。併設されている温泉施設では、大人450円、4歳~小学生220円で疲れを癒やすことが可能です。

近くには「びふかアイランド」という公園があり、そこではカヌーポートやパークゴルフ場などの施設が充実しています。オートキャンプ場も併設されているため、道の駅が混んでいる場合はこちらを検討しましょう。

【詳細情報】

場所:北海道中川郡美深町大手307-1
アクセス:新千歳空港から車で約3時間30分
公式サイト:https://www.m-bifuka.com/

白金ビルケ

白金ビルケにはキャンピングカーサイトが併設されており、観光名所「青い池」へのアクセスが容易です。1時間1,000円から自転車を借りることができ、「青い池」を通るサイクリングコースを楽しめます。

キャンプサイトには電気や水道をはじめ、キャンピングカー向けの汚水捨て場まで完備。さらに、道の駅内にはアウトドアグッズの専門店「THE NORTH FACE」があり、キャンプ用品やアウトドアウェアを購入できます。

【詳細情報】

場所:北海道上川郡白金美瑛町白金ビルケの森
アクセス:新千歳空港駅から車で約2時間40分
公式サイト:https://biei-info.jp/biruke/

阿寒丹頂の里

阿寒丹頂の里は、まりもで有名な阿寒湖に近い道の駅です。阿寒湖から車で1時間ほどの場所にあり、ほかにも阿寒国立公園や釧路湿原公園が近く、観光の拠点として人気があります。

道の駅内にはバーベキューコーナーや遊具が併設されているほか、夏季期間には釧路湿原美術館も開館するため、道の駅内でさまざまなアクティビティを満喫できます。すぐ近くにある阿寒国際ツルセンター【グルス】では、タンチョウヅルのバードウォッチングが楽しめます。

【詳細情報】

場所:北海道釧路市阿寒町上阿寒23-36-1
アクセス:新千歳空港駅から車で約3時間20分
公式サイト:https://www.akan.jp/

峠の湯びほろ

峠の湯びほろは、日帰り温泉がメインの温泉施設です。夏季期間のみ、キャンピングカーで車中泊を行えるRVパークが開き、1日5台限定で宿泊できます。

「博物館 網走監獄」や「オホーツク流氷館」のある網走市まで車で約30分という好立地であり、観光拠点として利用しやすいのも特徴です。

【詳細情報】

場所:北海道網走郡美幌町字都橋40-1
アクセス:新千歳空港駅から車で約4時間20分
公式サイト:https://www.tougenoyu.com/

北海道で車中泊ができるおすすめのキャンプ場5選

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続いて、北海道で車中泊ができるおすすめのキャンプ場を5つ紹介します。キャンプと車中泊の両方を楽しみたい方は、ぜひ以下の詳細を確認してみてください。

別海町ふれあいキャンプ場

別海町ふれあいキャンプ場では、テントや寝袋などのキャンプ用品をレンタルできるため、キャンプ道具を持たずにオートキャンプを楽しめます。

最寄のコンビニまでは車で3分、 温泉施設までは徒歩5分なので、キャンプ場で快適に過ごしやすいのも特徴です。さらに小動物と触れ合える施設や、花火をするためのスペースも設けられており、充実したキャンプ・車中泊が楽しめます。

【詳細情報】

場所:北海道野付郡別海町別海141-4
アクセス:新千歳空港から約5時間
公式サイト:https://www.aurens.or.jp/~kanko/bc/

朝里の森キャンプ場

朝里の森キャンプ場ではすべての区画に小砂利が敷き詰められており、車を横付けできるのが特徴です。スキー場をそのまま利用した夏季期間限定のキャンプ場で、広くてゆったり過ごすことができます。

また、小樽市の中心地まで車で約15分という好立地なので、観光の拠点にしやすいのもポイント。大型スーパーまで車で5分でアクセスできることから、キャンプ飯の食材調達も容易に行えます。

【詳細情報】

場所:北海道小樽市朝里川温泉2-670
アクセス:新千歳空港駅から車で約1時間10分
公式サイト:https://asari-ski.com/summer/

クッチャロ湖畔キャンプ場

クッチャロ湖畔キャンプ場は、有名な景観スポットであるクッチャロ湖が眺められるキャンプ場です。湖のすぐ近くに駐車したりテントを張ったりすることが可能で、夜にはクッチャロ湖の水面に映る空を眺めながら焚き火を楽しめます。

日本の最北端に位置する宗谷岬まで車で約1時間30分という場所にあり、北海道らしい澄んだ空気と美しい景観を堪能できます。

【詳細情報】

場所:北海道枝幸郡浜頓別町クッチャロ湖畔40
アクセス:新千歳空港駅から車で約4時間40分

遊び小屋コニファー

遊び小屋コニファーは、冬でも営業を続けている隠れ家的なキャンプ場です。テントの設営場所が区割りされていないため、野営感を楽しめるのが特徴。

キャンプ場内にはギアショップがあり、キャンプギアのほか調味料や薪の販売も行われています。事前の用意や相談が必要ですが、キャンプ好きのオーナーによる五右衛門風呂や燻製作りといった体験もできます。

【詳細情報】

場所:北海道上川郡清水町旭山2-56
アクセス:新千歳空港駅から車で約2時間
公式サイト:https://camplabo.jp/pages/conifer

函館市戸井ウォーターパーク オートキャンプ場

函館市戸井ウォーターパーク オートキャンプ場は、道南で唯一、敷地内に温泉があるオートキャンプ場です。キャンプ場内には、日帰り入浴専用の温泉施設「ふれあい湯遊館」があり、大人360円で入浴できます。

テントやコンロ、寝袋など、アウトドアグッズをレンタルできたり、コインランドリーが併設されていたりと、設備が整っているため快適に過ごせます。事前に電話での問い合わせが必要であるため、利用する際は忘れずに予約しましょう。

【詳細情報】

場所: 北海道函館市原木町285-1
アクセス:新千歳空港駅から車で約3時間50分
公式サイト:http://toi-wp.com/

まとめ

本記事では、北海道で行う車中泊の魅力と注意点、おすすめのスポット10選を解説しました。

北海道の車中泊には、夏でも比較的過ごしやすい、土地が広いため車中泊をしやすいなどの魅力がある一方で、野生動物による被害、寒さ対策が超重要といった注意点も存在します。これらを考慮した上で、車中泊のスポットを探してみてください。

寒さ対策の1つとして、ポータブル電源を使った暖房器具の利用が挙げられます。電気ストーブや電気毛布、電気ケトルを使用すれば、より快適な車中泊を実現できるはずです。ポータブル電源の購入を考えている方は、以下EcoFlow製品の導入を検討してみてください。

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