夏のキャンプや車中泊の際の課題となる暑さ対策として活躍するのが持ち運び可能なエアコン、ポータブルクーラーです。ポータブルクーラーにはさまざまな製品がありますが、「EcoFlow Waveポータブルクーラー」は便利に使えて重宝します。この記事では、ポータブルクーラーの選び方やEcoFlow Waveポータブルクーラーをおすすめする理由などについてわかりやすく解説するので、暑さ対策やポータブルクーラー選びに悩んでいる人は参考にしてください。
そもそもポータブルクーラーとは?
ポータブルクーラーとは、「携帯用」という意味を持つ「ポータブル」と、「冷房機器」を表す「クーラー」が組み合わさった言葉であるとおり、冷房機能を持った持ち運びもできる小型のエアコンのことです。通常のエアコンは大掛かりな室外機とセットで使う仕組みとなっているため、気軽に持ち運べません。対して、ポータブルクーラーは大掛かりな室外機は不要で、そもそも室外機がないタイプもあります。さらに、AC電源や車のシガーソケットなどを通して電力を供給することもできるため、キャンプや車中泊、そのほか非常時など、屋外を含めた外出先でも使用可能です。部屋の壁や天井などに設置して大掛かりな室外機とセットで使うルームエアコンと比べると冷却能力は劣りますが、あらゆる場所で手軽に使用できること点や、屋外などのクーラーがない場所でも涼しさを味わえる点などが魅力となっています。
ポータブルクーラーの3つのタイプ
ポータブルクーラーには、室外機が搭載されているタイプ、室外機が搭載されていないタイプ、室外機と室内機が一体化したタイプと、大きく分けて3つの種類があります。
室外機が搭載されているタイプは、一般的なルームエアコンと同じように室内機と室外機が別々に作られていて、室内の熱を室外機から出すことで室内の温度を下げる仕組みです。冷却能力が3つのタイプのなかで最も優れている反面、持ち運びやすさは3つのタイプのなかで最も劣っています。一方、室外機が搭載されていないタイプは室内の熱を外に排出できません。そのため、室外機が搭載されているタイプと比べると冷却能力は劣りますが、携帯性に優れている点がメリットです。同じく持ち運びが楽な種類が室外機と室内機の一体化タイプです。室外機と室内機の一体化タイプは、室外機が搭載されていないタイプよりも冷却効果が高く、持ち運びの便利さは3つのタイプのなかで最も優れています。
ポータブルクーラー選びのポイント
ポータブルクーラーにはさまざまな機能や特徴を持った製品があるため、選ぶ際に迷いやすいことでしょう。そこで、ここでは、ポータブルクーラーを選ぶときにチェックしておきたい主な4つのポイントを解説します。
サイズ
ポータブルクーラーはもともと携帯性を考えて作られているものであるため、基本的にはコンパクトです。ただし、詳細には、コンパクトななかでも、比較的大きめなものから片手で持てるような小型のものまでさまざまなサイズがあります。そのため、設置場所や使用用途に応じて、上手に選ぶことが大切です。無駄に大きくなく、しかしながら必要な効果を十分に発揮してくれるような適切なサイズのものを選ぶとよいでしょう。
たとえば、車中やテントで使用する場合には、狭い空間でも場所をとらず持ち運びもしやすい、小型で室外機が搭載されていないタイプが便利です。室外機が搭載されていないタイプは、室外機が搭載されているタイプと比べると冷却能力が高くありませんが、テントなどの狭い空間では冷えすぎず、かえって重宝する場合もあります。
電源の種類
ポータブルクーラーの主な電源はAC電源とシガーソケットです。なかにはUSBポータルを電源とする製品もあります。AC電源はいわゆるコンセントから給電される電源です。コンセントがある室内などで利用するには便利ですが、キャンプなどのアウトドアでの使用を考えている場合には注意が必要となります。AC電源を利用できる設備があるキャンプ場などであれば問題はありませんが、AC電源がない屋外で利用する場合には、ポータブルのAC電源を別に自分で用意しなければなりません。
一方、シガーソケットは車中泊での利用に便利です。もともとはたばこの火を付けるために装備されているものですが、ポータブルクーラーなどの電気機器の電源としても使えます。ちなみに、USBポータルは、先の2種類の電源と比べると給電量や給電の早さが劣ることなどもあり主流ではありませんが、モバイルバッテリーから電力を供給できる点が魅力です。
冷却能力
冷却能力を示す単位は「kW」や「W」です。どれほど冷やすことができるかを知るための目安となる数値で、数値が大きいほど涼しくなることを意味します。一般的は、冷却能力が高いほど、ポータブルクーラーのサイズは大きい傾向です。また、製品によっては、kWの表示以外に、具体的な温度の説明が記載されているものもあります。たとえば、「クール設定温度15℃~-30℃」「16℃~30℃まで温度設定が可能」などといった表示です。ただし、使用する場所の環境によって、記載された温度通りに感じられない場合もあるため注意しましょう。特に小さいタイプほど冷風が出る箇所周辺に対して部分的に冷却効果が出やすくなります。
稼働時間
電気機器の稼働時間は消費電力によって変わります。ポータブルクーラーの消費電力は製品によって異なりますが、一般的には100〜350Wくらいです。1000Whを超える電源容量のポータブル電源を使っても、稼働が可能な時間は4~5時間程度となります。冷却能力が高くても、使用したい時間中、しっかり動き続けなければ意味がありません。そのため、ポータブル電源を使って稼働させる場合には、ポータブル電源の容量に応じた消費電力のポータブルクーラーを選ぶか、ポータブルクーラーの消費電力にあわせてポータブル電源を用意するようにしましょう。
EcoFlowの「EcoFlow Waveポータブルクーラー」の魅力とは?
ここまでで紹介した選び方のポイントも踏まえつつポータブルクーラーを選ぶと、2022年5月24日に発売開始の「EcoFlowのEcoFlow Waveポータブルクーラー」がおすすめです。ここでは、EcoFlow Waveポータブルクーラーをおすすめする3つの理由を紹介します。
サイズ感がちょうどよい
EcoFlow Waveポータブルクーラーは、大きさが517mm×309mm×416mmと、持ち運びに不便のないサイズです。さらに、バッテリーは着脱式であるため、持ち運びが必要となる外出の際にも重宝します。3~4畳の広さを持つ部屋で使う場合にちょうどよく、テントや車中泊などでの使用にもぴったりの製品です。重量は約18kgあるため誰でも片手でたやすく運べる重さとはいえませんが、その分、高い冷房能力を持っています。持ち運びできるサイズながら冷却能力は1200 Wとパワフルで、テントや車内を短時間で涼しくすることも可能です。
さまざまなシチュエーションで利用できる
もともと車中泊用に購入した場合でも、その後に、キャンプで使ったり、自宅で使ったりなど、幅広く活用できれば便利ですよね。EcoFlow Waveポータブルクーラーは複数の充電方法に対応しています。付属電池があり、コンセントを使うAC電源にも対応しているほか、車中泊に便利なシガーソケットを使ったり、屋外で重宝するソーラーパネルでの充電を行ったりすることも可能です。EcoFlowのポータブル電源すべてに対応しているため「EcoFlow」社製品で揃えて一緒に使用するのもおすすめです。
稼働時間が長くて安心
長時間続けて使用できる点もEcoFlow Waveポータブルクーラーの魅力です。最長8時間まで連続使用できます。8時間使用できれば、たとえば、夜寝る前にクーラーを付けて、翌朝起きるまで涼しく過ごすことも可能です。ただし、外気の温度や湿度などの使用環境により、実際に使用できる時間が変わる場合もあるため気を付けましょう。冷却モードだけで駆動させた場合の稼働時間は3時間が最長です。8時間の使用の際には、冷却モードだけではなく、冷却モードとファンモード(送風)が自動で切り替わりながら稼働します。
ポータブルクーラーを上手に選んで活用し快適に夏を楽しもう!
ポータブルクーラーは、暑い夏でもキャンプや車中泊の旅などを楽しみたいという人にとって魅力的なアイテムです。ポータブルクーラーを使うことで、屋外などでも快適に過ごせるようになります。ただし、製品によって冷却能力や使い勝手などが変わるため、慎重に選びことが大切です。自分が求める仕様の製品を上手に選んで、夏のアウトドアを楽しみましょう。
EcoFlow Wave ポータブルクーラー
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