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導入事例:マツオカ建機株式会社

マツオカ建機
導入先  マツオカ建機株式会社(みえ川越高松センター) 様
業種  建機のレンタル・リース業
導入の目的  導入コストと費用対効果の向上を見据え、より利便性が高く環境負荷のかからない太陽光発電・蓄電システム(蓄電池+ソーラーパネル)を採用した仮設ハウスの生産を視野に入れていたため

 

お客様の声

導入の背景

蓄電池の導入を検討し始めたのは、2019年の蓄電池関連の展示会がきっかけです。とあるメーカーの太陽光発電システムを検討していましたが、当時の見積もりで驚くほど高い金額でした。仮設ハウスのレンタル料を考えると採算が合わないと感じ、そこで一旦プロジェクトがストップしましたが、紆余曲折を経て2022年6月に第1号機が導入されました。そして、それをもって2022年11月に1棟のソーラーハウスが竣工しました。当時は今よりも知識が浅く、ソーラーパネルの架台をどうしようか、蓄電装置をどこに設置しようかなど、試行錯誤でやりながら考えて形にしていきました。特に、蓄電池は熱がこもる状況を嫌うと聞いていたので、木で間仕切りを作り、上下に空間を開けてなるべく空気の流れを作りました。ただ、初めての蓄電池導入で不安だったので、万が一のことを考え、外に2kWhの発電機を設置しました。しかし、仮設ハウスの架台を外付けした時に気づいたのですが、発電機のエンジンをかけると振動が大きく、これではだめだと思いました。
 
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大きさ約2,400cmx5,500cmの仮設ハウスの外観

 

選ばれた理由

そんな中、販売店様に3.6kWhの容量があるEcoFlow DELTA Proという蓄電池を紹介されました。EcoFlowを選んだ理由の一つは、ずばり価格です。以前検討していた時と比べて2割ほど安価になっていたことが、購入の後押しとなりました。また、実際にDELTA Pro400Wソーラーパネルのセットを導入してみて、電気屋さんを入れて施工する必要がなく、取付が非常にシンプルで簡単だと感じました。以前導入したモデルは電気工事が必要で、取付だけでも高額な費用がかかっていましたが、DELTA Proを導入することで、経費削減につながっただけでなく、時間も節約できたのが一番のメリットと考えています。
 
また、保証期間についても平均よりも長い5年保証が付く点も大きな魅力です。最終的に、DELTA Pro 1台、DELTA Pro専用エクストラバッテリー 1台、DELTA Pro専用リモートコントローラー 1台、400W据置型ソーラーパネル(剛性)4枚を導入しました。
画面左手が容量3,600WhのDELTA Pro専用エクストラバッテリー。ケーブルを通してDELTA Pro本体と簡単に接続できる
使ってみて気になったのは、DELTA Pro本体を冷却するときのファンの音です。
ただし、最新機種「DELTA Pro UG」はそれが改善されたと聞きました(※)。 8月以降にもハウスの増産を予定していますが、DELTA Pro専用エクストラバッテリーはDELTA Pro UGにもそのまま使用できるとのことなので、静音化されたDELTA Pro UGをぜひ試してみたいです。また、太陽光からとる電力の割合(%)と商電からとる割合(%)をあらかじめアプリで設定できるのは便利な機能だと思います。
 
※ 1,000W出力以下の場合の運転音が45dB以下に軽減
 

今後の展望

2023年6月の設置からしばらく経過しましたが、梅雨の時期はどうしても太陽光が弱い影響もあり、電気がなくなってしまうことがありましたが、梅雨が明けた頃から真夏の時期は、エアコンと照明を24時間つけたままにしても、1週間に1回程度の雨であれば、太陽光発電のみで電力をまかなうことができています。
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400W設置型ソーラーパネル(剛性)4枚が仮設ハウスの屋根に設置された様子
今期はあと6棟作る予定で、好調であれば年間10棟を目途に生産しようと思っています。電力会社から商業電力を引く場合、電気工事代や申請手数料などで最低6、7万円ほどかかります。ですので、2、3か月程度の現場では、電力会社から電気を買うよりもソーラーハウスの方が利便性も高く低コストだと感じます。
 
エアコンと照明器具のほかにも、冷蔵庫、複合機、ウォーターサーバーもハウスに設置する予定ですが、3,000W出力のDELTA ProやDELTA Pro UGであれば、使用時間にもよりますが、問題ないと思っています。今後の新製品も楽しみにしています。
 
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(取材:2023年7月)
 
※ 本事例に記載の情報は取材時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。
 
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