車中泊を便利にしてくれるアイテムはいくつか存在するのですが、具体的に何を持って行けばいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。
車中泊の持ち物に正解も不正解もありませんが、あると便利なものを知っておくだけで快適に過ごせるかどうかが変わるはずです。
この記事では、車中泊に便利なおすすめグッズ、100均を利用するメリット・デメリット、車中泊で心に留めておきたいことをわかりやすく解説します。
車中泊の持ち物について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
車中泊に便利なおすすめグッズ
快適に車中泊するなら、持ち物を充実させることが重要です。ここでは、車中泊に便利なおすすめグッズについて詳しく解説します。
安眠グッズ
車中泊には、安眠グッズがあると便利です。
アイマスクや耳栓があると光・音を遮断して快適に眠れるため、環境が変わると眠れない人や集中して寝たい人は持参することを推奨します。
車中泊では限られた空間でいかに睡眠を確保するかが鍵となるため、首を支えてくれるネックピローなどもあると良いでしょう。
衛生用品
車中泊には、衛生用品も欠かせません。
アルコール消毒できるウェットティッシュに、いつでもどこでも用を足せるミニトイレ、お風呂代わりになる洗顔・洗体シートがあると良いでしょう。
短期間の車中泊でも長期間の車中泊でも衛生用品は必ず必要となるため、できれば宿泊する日数に合わせて確保してください。
折りたたみコンテナ
折りたたみコンテナがあると、荷物を簡単に収納できます。
適当に積み込むより整理して積み込んだ方が片付けも楽であるため、荷物がかさばりそうな人は折りたたみコンテナを持参しましょう。
折りたたみ式のコンテナであれば使用しない間は畳んでおけるため、邪魔になることもないはずです。
遮光用サンシェード
車に差し込む太陽光を防ぎたい人は、遮光用サンシェードを持参しましょう。
夜中は大丈夫でも日中は明かりが入って眩しいことが結構あるため、遮光用サンシェードが必要となります。フロントガラス用・リアガラス用など、目的に合わせて準備しておくと安心です。
遮光用サンシェードは車内の温度・湿度が上がりすぎたり、逆に下がりすぎたりするのを防いでくれるため、1つあるだけでも快適性が変わってくるのではないでしょうか。
就寝用マット
車で寝るのに慣れていない人は、就寝用マットをご持参ください。
眠れないと精神的にも肉体的にもストレス・疲労が蓄積するため、就寝用マットが必要です。宿泊する人数分と予備の分、用途に合わせて用意しておくと安心できます。
就寝用マットは車内での快適な睡眠を実現してくれるため、短期的・長期的な旅に関係なく持ち込むのが良いでしょう。
収納グッズ
車中泊には、収納グッズがあると便利だと思います。
棚やラックがあると荷物をジャンルごとに管理できるため、片付けが苦手な人や荷物がかさばりそうな人は持参するのが望ましいです。
車中泊ではデッドスペースがどうしても生まれやすいため、限られた空間を活かせるよう収納箱も持って行くと良いかもしれません。
照明用ランタン
車で何かを照らしたい人は、照明用ランタンを持参するのが良いかもしれません。
日中は大丈夫でも夜中は明かりがないと何もできないため、照明用ランタンも必要となるでしょう。車内ライトはバッテリー上がりの原因となるため、別途で照明をご持参ください。
照明用ランタンがないなら、懐中電灯で代用してみてはいかがでしょうか。
掃除用品
車中泊には、掃除用品も欠かせないでしょう。
簡単に汚れを落とせるクリーナーに、手足をさっと拭けるタオル、旅で出たゴミを入れるゴミ袋があるとより快適に過ごせるのではないでしょうか。
短期間・長期間の車中泊ともに掃除用品は必要となるため、道中のホームセンターなどで補給しつつ旅を続けるのが良いでしょう。
物干し突っ張り棒
物干し突っ張り棒があると、洗濯物を乾かすのに便利です。
数週間〜数ヶ月に及ぶ車中泊では洗濯物をどうするかが課題となります。
コインランドリーなどを利用すれば洗濯から乾燥までできるものの、何もないところでは自力で洗って干す必要があるため、状況に合わせて物干し突っ張り棒をご持参ください。
目隠しカーテン
目隠しカーテンがあると、他人から覗かれるのを防ぐのに効果的です。一人旅などでは特に目隠しカーテンが有効といえます。
むしろ、車中泊は不特定多数の人が利用する駐車場や道の駅に宿泊することが珍しくないため、目隠しカーテンがないと落ち着いて休めません。
プライバシーを確保するなら必須のアイテムとなるでしょう。
カーテンの素材によっては社内環境を快適に保ってくれるものもあるため、夏用・冬用など季節や天候に合わせて複数枚ご購入ください。
なお、他の記事ではキャンピングカーで始める車中泊生活や車中泊にカーテンは必要かについて解説しているため、あわせてご確認ください。
→キャンピングカーで始める車中泊生活!魅力や注意点、必要な事前準備を紹介
→車中泊にカーテンは必要?選び方・自作方法・代用方法を解説
100均を利用するメリット
車中泊で使うアイテムを購入するなら100均が便利です。ここでは、100均を利用するメリットについて詳しく解説します。
工夫次第で組み合わせられる
100均の商品は、工夫次第で組み合わせが自由自在といえるでしょう。
本来の役割とは異なる製品でも、使い方次第で快適な車内にカスタムできます。違う製品同士を合体させるなど、用い方によってカスタマイズの幅は無限大です。
発想力さえあればオリジナルの車中泊グッズを手作りできるため、アイデアに自信がある人は100均を上手く活用しましょう。
初期費用を抑えられる
100均を利用すれば、初期費用を抑えられます。本来、車中泊のガジェットやギアは数千円〜数万円するのですが、100均だと同様の機能のものがお手頃な価格で入手可能です。
最近の100均は商品自体のクオリティが向上しており、100円以上の価値があるものも手に入るでしょう。
万が一、盗難・紛失に遭ってもすぐに買い直せるため、リスクヘッジの観点から見ても魅力的ではないでしょうか。
幅広いアイテムが揃う
100均はジャンルごとに多種多様なものがラインナップされており、幅広いアイテムが揃います。かゆいところに手が届く製品が豊富なため、車中泊初心者にとっても安心です。
アウトドア用品を取り扱う専門店と100円均一ショップとでは、同じ予算1万円でも揃えられるものの量にかなりの差が生まれるかもしれません。
「大手100円均一ショップなら揃わないものはない」といっても過言ではないため、旅立ちの前に一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお、他の記事では車中泊は布団と寝袋どちらが快適なのか、車中泊ベッドを自作する方法について解説しているため、あわせてご参照ください。
→車中泊は布団と寝袋どちらが快適?季節ごとの使い分けとメリット・デメリットを解説
→車中泊ベッドを自作する方法!必要な材料や工具、自作の手順を徹底解説
100均を利用するデメリット
車中泊に用いるアイテムを購入するなら100均が便利ですが、いくつか注意が必要です。ここでは、100均を利用するデメリットについて詳しく解説します。
一部クオリティに満足できない可能性がある
100均の品質は向上しているものの、一部クオリティに満足できない可能性があります。限られた予算で作っているため、専門店と比べると見劣りする場合があるはずです。
そのため、よりハイクオリティなガジェットやギアを求めている人にとっては、やや物足りないかもしれません。
しかし、幅広くアイテムを揃えるなら100均で十分です。むしろ、アイデア次第で千差万別な目的に対応できる100均グッズは、工夫するのが楽しかったりします。
求めるスペックに及ばない場合がある
100均は豊富なアイテムを手広く揃えていますが、求めるスペックに及ばない場合があります。布団や寝袋などを揃えようとすると、どうしても心許ない可能性があるはずです。
そのため、簡易的なものを揃えるには便利ですが、本格的なものを揃えるには微妙かもしれません。
ただし、物によっては専門店と遜色ないものもあるでしょう。むしろ、多種多様な用途を持っている100均グッズは、汎用性の面で優秀ではないでしょうか。
なお、他の記事では車中泊に潜む危険とは、車中泊の危険な場所と安全な場所について解説しているため、あわせてご覧ください。
→車中泊に潜む危険とは? 安全に楽しむために押さえるべきポイントを解説
→車中泊の危険な場所と安全な場所|快適に楽しむための対策方法も解説
車中泊で心に留めておきたいこと
初めて車中泊する人は、いくつか心に留めておきたいことがあります。
- 暑さ・寒さ対策を徹底する
- 禁止の場所では行わない
- 災害への遭遇を想定する
- 防犯に十分気を付ける
- 迷惑行為に注意する
まずは、暑さ・寒さ対策を徹底しましょう。
車中泊で使用する車種によっては、車内環境を整えるのが難しいです。就寝中はエンジンを切らなくてはならないため、別途で暑さ・寒さ対策が必要となります。
また、禁止の場所では行わない、災害への遭遇を想定する、防犯に十分気を付ける、迷惑行為に注意するなどいくつかの点を守らなくてはなりません。
車中泊はどこでもやっていいわけではなく、道の駅などで行うのは原則禁止です。
あくまでも道の駅はドライブの休憩・仮眠で使用するものであるため、最初から寝るために道の駅を利用するのは禁止されています。
眠っている間に災害が起こったり、犯罪に巻き込まれたりすることもあるため、セキュリティ面にも十分に気を付けておかなければなりません。
その他、アイドリングをしたり、故意に騒音・振動を発生させたり、ゴミをポイ捨てしたりする行為はマナー違反となるため、十分に注意が必要です。
車中泊にポータブル電源が便利な理由
車中泊するなら、ポータブル電源が便利です。車中泊ではデバイスの充電などで電気が必要となります。
1泊2日程度の車中泊でも充電は1日でほぼ切れますし、2泊以上するなら確実に充電が持たないため、別途で充電器が必要となるでしょう。
ただ、充電器があっても肝心の給電する設備がなければチャージはできないため、電力供給減としてポータブル電源を持参するのが望ましいです。
ポータブル電源があればスマホ・タブレット・パソコンの充電が難なくできます。
他にも、電化製品・電子機器への給電にも使用できるため、ドライヤーや電気毛布が必要な場面で役立つでしょう。
持ち運べるポータブル電源はコンパクトで邪魔にならず、車中泊にも持ち込めるため、1台あると便利ではないでしょうか。
なお、EcoFlowでは持ち運び楽々なポータブル電源をいくつか取り扱っています。当社の製品は幅広い状況に対応できるため、1台あるだけで便利です。
例えば、持ち運べるコンセントとして人気があるRIVERシリーズは、軽量ボディかつ小型デザインで使用する場所を選びません。
世界最速級の充電スピードはもちろん、安心の純正弦波、安全保護機能「BMS」搭載、定格出力以上の家電を稼働できるなど、豊富な機能が揃っています。
車中泊で役立つ機能が幅広く備わっているため、より快適に車中泊を行いたい人はぜひ一度ご検討いただけると幸いです。
詳しくは当社の公式ホームページをご覧ください。
まとめ
車中泊に便利なおすすめグッズ、100均を利用するメリット・デメリット、車中泊で心に留めておきたいことを解説しました。
初めて車中泊するなら、安眠グッズ、衛生用品、折りたたみコンテナ、遮光用サンシェード、就寝用マット、収納グッズ、照明用ランタン、掃除用品、物干し突っ張り、目隠しカーテンなどがあると便利です。
ここで挙げたものが必ず必要となるわけではありませんが、快適に車中泊をするなら便利なアイテムを揃えておくと安心できます。
最近では100均で手に入るものも多く、実際に100円均一ショップで揃えて旅立つ人も少なくありません。
まずは車中泊に必要なものをメモに書き出し、100均で揃えられそうなものから購入してみてはいかがでしょうか。
なお、より快適に車中泊を過ごすならポータブル電源があると重宝します。持ち運びできる蓄電池、ポータブル電源があればほとんどの家電が使用可能です。
スマホ・タブレット・パソコンの充電はもちろん、ドライヤーや電気毛布などを使用するのにも役立つでしょう。
EcoFlowでは豊富なポータブル電源を取り揃えており、RIVERシリーズなどが人気です。
RIVERシリーズはコンパクトでありながら高性能なポータブル電源で、幅広い状況に対応できる性能を持つシリーズとなっています。
高出力・大容量でほとんどの家電に対応できる他、約1時間でフル充電できるのはもちろん、1回の充電で数日分〜10日分のエネルギーを蓄電可能です。
ポータブル電源を購入したことがない人でも安心して取り扱えるようシンプルな機能となっているため、興味がある人は一度お問い合わせください。
詳細については公式ホームページからご覧いただけます。
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