「トヨタのアルファードは車中泊に向いているの?」「アルファードにおすすめのアクセサリーやアイテムを教えてほしい」などの疑問を持つ方もいるでしょう。トヨタのアルファードは、ミニバンとして十分な車内空間と積載能力を誇るため、車中泊に向いている車種と言えます。
具体的には、シートがフルフラットになる、カスタマイズパーツがたくさんある、デザインがアウトドアに向いている、などが向いている理由に含まれます。より快適な車中泊を実施するためには、アルファードの車内空間に適したアクセサリーを装着することが大切です。
本記事では、アルファードと車中泊の相性、向いている理由とおすすめのアクセサリーについて解説します。アルファードを使って快適な車中泊を実現したい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
トヨタのアルファードで車中泊はできる!
トヨタのアルファードは、その広大な車内空間と高い積載能力で、車中泊に向いている車両と言えます。広々とした室内は、長時間のドライブや車中泊においても快適性を保ちます。
【40系アルファードの室内寸法(2グレード共通)】
- 室内長:3,005mm
- 室内幅:1,660mm
- 室内高:1,360mm
新型アルファードのグレードには「Executive Lounge」と「Z」の2つがありますが、乗車定員はどちらも7人です。アルファードの内部は、車中泊に必要な機能や設備を取り入れやすい設計になっています。
また、フラットになるシート、十分な収納スペース、そしてプライバシーを保護するためのカーテンやブラインドを使ったカスタマイズなど、快適な車中泊を実現するための細やかな配慮が施されています。
アルファードの快適な乗り心地は長時間運転の疲れを軽減し、目的地に到着してからの車中泊にも疲れを感じさせません。このようにトヨタのアルファードは、車中泊に求められるさまざまな要素を兼ね備えており、アウトドア活動や長距離移動において強い味方となります。
トヨタのアルファードが車中泊に向いている5つの理由
トヨタのアルファードは車中泊に向いている車種と言えます。その主な理由として、以下の5つをそれぞれ解説していきます。
- 荷物の積載量が大きい
- 車内が広々としている
- シートがフルフラットになる
- カスタマイズパーツがたくさんある
- デザインがアウトドアに向いている
各理由の詳細について見ていきましょう。
理由1.荷物の積載量が大きい
大容量の荷物スペースが、アルファードの大きな魅力の1つです。この広大なスペースは、車中泊に必要な装備やキャンプ用品、個人の荷物など、さまざまなアイテムを余裕をもって積むことを可能にします。
このため、長期間の旅行や、多くの荷物を携帯する必要があるアウトドア活動に向いています。さらに床下収納スペースも設けられているため、高さのあるアイテムも収納可能です。
理由2.車内が広々としている
アルファードの車内は広々としており、車中泊時の居住性を大きく向上させます。広い車内空間はストレスなく過ごせる環境を実現し、長時間車内にいることが苦になりません。以下、一般的なミニバンと広さを比較します。
トヨタ「アルファード」 | トヨタ「ヴォクシー」 | |
室内長 | 3,005mm | 2,805mm |
室内幅 | 1,660mm | 1,470mm |
室内高 | 1,360mm | 1,405mm |
家族や友人との車旅行にも適しており、十分なスペースがあるため、全員がリラックスして過ごせます。車内での食事やカードゲームなど、楽しみ方も広がります。
理由3.シートがフルフラットになる
フルフラットに調整できるシートは、アルファードで車中泊をする際の大きな魅力です。これにより、まるでベッドのような快適な睡眠空間を確保できます。夜間の休息はもちろん、日中のリラックスタイムにも最適です。
しかし、アルファードのフルフラットは完全に段差がなくなるわけではありません。完全なフラットを目指すなら、エアーマットを活用して段差をなくしましょう。
理由4.カスタマイズパーツがたくさんある
アルファードはカスタマイズパーツが豊富に提供されているため、車中泊の快適性を個々のニーズに合わせて調整することが可能です。具体的には、以下のようなカスタマイズパーツがあります。
- 遮光機能付の室内カーテン
- ラグマット
- IR(赤外線)カットフィルム
- 12.1型後席ディスプレイ
追加の収納スペースや特別な照明、さらにはエンターテイメントのカスタマイズが可能です。細かくカスタマイズを施せることで、車内環境を自分好みに仕上げられます。
理由5.デザインがアウトドアに向いている
アルファードのデザインは、アウトドアシーンにもぴったり合います。キャンプや車中泊で使用しても違和感がなく、より一層楽しむことができます。
見た目の良さも、車中泊における大切な要素の1つです。アルファードは機能性だけでなく、スタイリッシュな外観も魅力であり、アウトドア用途においても周囲の注目を集められるでしょう。
車中泊におすすめのグレード|8人乗りモデル
アルファードにはさまざまなグレード・モデルがあり、それぞれ異なる特徴があります。
グレードによって「7人乗りモデル」と「8人乗りモデル」の2種類があり、より快適な車中泊を実施したいなら、8人乗りモデルのアルファードがおすすめです。
8人乗りモデルであればセカンドシートとサードシートを倒すことで、より完全なフラットが実現するため、睡眠時の寝心地が向上します。また、多人数が利用する場合でも、それぞれが快適な空間を確保することが可能です。
さらにセカンドシートが一体となっているため、わざわざシートを倒さなくてもベッドとして使用できます。小さな子どもがいる家族にも、8人乗りモデルのアルファードが推奨されます。
しかし、新型の40系アルファードでは8人乗りモデルが廃止され、7人乗りモデルしかありません。8人乗りモデルを使用したい場合は、先代のアルファードを選択するようにしましょう。
車中泊におすすめのアルファードのアクセサリー
アルファードには、車中泊をより快適にするためのアクセサリーが多数存在します。特におすすめのアクセサリーとして、以下3つのアイテムを紹介します。
- 室内カーテン
- マット類
- IR(赤外線)カットフィルム
これらのアクセサリーを使用することで、車中泊の質がより一層向上します。以下、各アクセサリーの特徴を順番に解説していきます。
アクセサリー1.室内カーテン
室内カーテンは、車中泊においてプライバシーを確保し、外部の明るい光から室内を保護する役割を担います。新型アルファードはプライバシーガラスが標準装備されているものの、フロントと運転席・助手席は道路運送車両法により、可視光線透過率が低い着色フィルムは使用できません。
そこで室内カーテンを使えばプライバシーを確保できるほか、冬は冷気を遮断し、夏は日差しを防ぐことができます。これにより、睡眠時の快適性をより高められます。
アクセサリー2.マット類
車中泊における必需品として、マット類が挙げられます。凸凹を感じさせない厚みのあるマットを使用することで、シートを完全なフラットにすることができます。
床面の硬さを和らげ、より良い寝心地が実現し、翌日の疲労感を和らげる効果が見込めます。マット類を選択する際は、必ず実車のサイズを確認してから購入しましょう。
アクセサリー3.IR(赤外線)カットフィルム
IRカットフィルムは赤外線をカットし、夏場の車内の温度上昇を抑える際に効果的なアクセサリーです。スモークは約54%、ダークスモークは約60%の赤外線を遮断します。
直射日光による肌トラブルを軽減できる点もポイントです。また、車内のエアコン使用を抑えることにもつながり、燃費の向上に貢献します。
アルファードを使った車中泊を快適にするアイテム
アルファードのアクセサリーに続いて、車中泊を快適にするアイテムを5つ紹介します。車中泊の質を高めたい方は、以下のアイテムも検討してみてください。
- LEDライト
- 寝袋(シュラフ)
- 車載冷蔵庫
- ポータブルエアコン
- ポータブル電源
各アイテムの特徴を詳しく見ていきましょう。
→車内・車中泊の便利グッズ30選!アイテムの選び方も併せて解説
アイテム1.LEDライト
柔らかい光を放つLEDライトは、車内を快適な空間に変えます。夜間の読書や地図の確認など、多岐にわたる活動をサポートし、暗がりでも安心して過ごせるようになります。
また、LEDライトは消費電力が少ないため、長時間の使用でもバッテリーへの負担が少ないのが特徴です。車中泊におけるムード作りにも役立ちます。
アイテム2.寝袋(シュラフ)
寝袋(シュラフ)は、車中泊時の温度調節に大いに役立ちます。体温を保ち、快適な睡眠をサポートするために必要不可欠です。
季節に応じて選べる種類が豊富にあるため、夏用、冬用、オールシーズン用など、使用する環境に適したものを選んで用意しましょう。車内でも自宅のベッドに近い眠りを再現できるはずです。
アイテム3.車載冷蔵庫
食品や飲み物を新鮮に保つ車載冷蔵庫は、長時間の車旅には欠かせません。車載冷蔵庫の持ち込みにより、食材を適切な温度で持ち運ぶことができ、食事の選択肢を大きく広げることに寄与します。
また、夏場の高温下でも食品の腐敗を防ぎ、安全に食事を楽しめるようになるほか、キンキンに冷えた飲み物をいつでも楽しむことができます。車中泊だけでなく、日帰りのピクニックやキャンプでの活動にも便利です。
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アイテム4.ポータブルエアコン
温度調節が難しい車内でも、ポータブルエアコンがあれば快適な環境を維持できます。特に夏場の暑さ対策として、車中泊の質を大きく向上させることが可能です。
ポータブルエアコンとポータブル電源を組み合わせれば、車のバッテリー負荷をかけずに適切な温度調整を行えます。また、睡眠時の快適さも格段に向上します。ポータブルエアコンを導入する際は、使用時の消費電力を考慮し、効率の良いモデルを選ぶようにしましょう。
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アイテム5.ポータブル電源
電気を必要とするさまざまなデバイスを使用するためには、ポータブル電源の用意が欠かせません。長時間の車中泊やアウトドアでの使用に耐える大容量モデルを選ぶことで、スマートフォンやタブレット、さらには車載冷蔵庫やポータブルエアコンまで、幅広いデバイスの電源として活躍します。
また、環境に優しいソーラーパネルと組み合わせることで、さらに便利で持続可能な車中泊が実現します。車のバッテリー上がりの防止にも寄与するため、長期間の車中泊を検討している方は、ポータブル電源の導入をご検討ください。
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まとめ
本記事では、アルファードと車中泊の相性、向いている理由とおすすめのアクセサリーについて解説しました。
トヨタのアルファードは、一般的なミニバンと比べて車内空間が広く積載量も大きいため、車中泊に向いている車両と言えます。シートがフルフラットになる、カスタマイズパーツがたくさんある、デザインがアウトドアに向いているなどの点も魅力的です。
車中泊を快適に楽しみたい方は、アルファードに適したアクセサリーやアイテムを導入し、自分好みにカスタマイズしてみてください。電気機器を使って便利に過ごしたい場合は、ポータブル電源の導入がおすすめです。
大容量ポータブル電源である「EcoFlow DELTA 2 Max」は、X-Boost™技術により最大2,400Wの出力を実現し、ホットプレートや電気ケトル、ドライヤーなど高出力家電の使用を可能にします。2,048Whの大容量でファミリーキャンプにも使用でき、さらに6kWhまで容量拡張が可能で、家庭用蓄電池や防災備蓄品としても活用できます。
【「EcoFlow DELTA 2 Max」の製品情報】
容量 | 2,048Wh |
定格出力 | 2,400W |
AC充電入力 | 最大1,500W |
サイズ | 49.7 × 24.2 × 30.5 cm |
重量 | 約23kg |
出力ポート | 合計15 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/delta-2-max-portable-power-station |