キャンプでレンタカーを使用する人は、ある程度の選び方を知っておくとスムーズです。
なかでも、初めてレンタカーを借りてキャンプする場合は車種をはじめ、乗車人数や荷室の寸法、燃費の良さなどから判断する必要が出てくるでしょう。
この記事では、キャンプで使用するレンタカーの判断基準、おすすめの車、注意点、よくある質問をわかりやすく解説します。
キャンプのレンタカーについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
キャンプで使用するレンタカーの判断基準
キャンプでレンタカーを借りる場合、一定の選び方を知っておくと安心です。
ここでは、キャンプで使用するレンタカーの判断基準について詳しく解説します。
車種が適切か
キャンプのレンタカーは、車種が適切かどうかで判断すると良いでしょう。
アウトドアでは悪路を運転しなければいけない場合があるため、軽自動車やコンパクトカーよりもSUVや4WDなどを選ぶのがベストです。
- SUV：スポーツユーティリティビークルの略で悪路走行に適している車
- 4WD：すべてのタイヤにエンジンの動力が伝わる四輪駆動で泥道や雪道などに向いている車
SUVや4WDは滑りやすい路面やハンドルを取られやすい路面でも走行安定性があり、さらに走破性にも優れているため、理想的な車種といえます。
他のレジャーでも活躍する車種だけに、何かと重宝するでしょう。
キャンプによっては舗装されていない道路を走らなければならないこともあるため、レンタカーは走行性能に優れた車種を選ぶことが重要ではないでしょうか。
乗車人数は適切か
キャンプのレンタカーは、乗車人数が適切かどうかでも判断すべきです。
1人などソロでキャンプする場合は小さなレンタカーで十分ですが、3〜4人などグループでキャンプする場合は大きなレンタカーが必要となります。
キャンプでは別途で荷物を積むスペースも必要となるため、レンタカーを借りる場合は余裕のあるサイズのものを選ぶと良いのではないでしょうか。
荷室の寸法は十分か
荷室の寸法は十分かどうかも、一つの判断基準となるでしょう。
自動車にはトランクといった荷室が備わっていますが、車種によってサイズが変わります。キャンプのように荷物がかさばりやすいアウトドアでは、スペースに余裕のあるものを選ぶと安心です。
軽トラのような荷台付きの車でなくても問題はありませんが、シュラフやチェア、テーブルやテントといったギアが納まる程度のレンタカーが必要ではないでしょうか。
燃費が良いか
遠出のキャンプを前提とするなら、燃費が良いかどうかも判断基準の一つとなります。
燃費が悪いとガソリン代が余計にかかるため、目的地までの距離がどれくらいなのかを計算しつつ、車本体の燃費も把握しておくと安心です。
レンタカーの場合は返却時に燃料を満タンにして戻すよう求められることがあるため、何百kmと移動する場合は燃費にも注目すべきです。
荷物を大量に積むとより燃料を消費するため、持ち過ぎないよう工夫しましょう。
もし道具がかさばりそうな場合は、現地調達も視野に入れておくと荷物を軽減できます。
なお、以下の記事では全国の海沿いのドライブコースについて紹介しているため、まだどこに行くか決めていない人はあわせて参考にしてみてください。
→【2025年全国版】海沿いのドライブコース8選！グルメスポットも紹介
キャンプのレンタカーでおすすめの車
キャンプでレンタカーを借りる際は、目的に合わせて選ぶのが理想です。ここでは、キャンプのレンタカーでおすすめの車について詳しく解説します。
SUV
SUVとは、スポーツ用多目的車と呼ばれる車で、アウトドアに適した車です。
オフロード対応しているだけでなく荷室も潤沢に設けられているため、キャンプのレンタカーとして選ぶには十分な性能を持っています。
燃費の面では若干劣りますが、悪路走行を前提とするならSUVをお選びください。
キャンピングカー
グループで行くなら、大型のキャンピングカーを選ぶと良いでしょう。
キャンピングカーはサイズによって乗車人数が変わりますが、軽キャンで2人、バンコンで3〜6人、キャブコンで4〜8人、バスコンで6〜10人ほど搭乗可能です。
キャンピングカーにはいくつかの種類があるため注意が必要ですが、人数に応じて選べばより快適にアウトドアが楽しめます。
コンパクトカー
ソロで行くなら、小回りの利くコンパクトカーもありではないでしょうか。
コンパクトカーとはいっても5人ほど乗れるものが一般的なため、ソロで行くのはもちろんカップルやファミリーで行くにも十分な車といえます。
基本的に1人で乗る場合は他の座席が空くため、余裕を持って荷物を積むことが可能です。
ミニバン
広々と快適に移動したい場合は、ミニバンがおすすめです。
ミニバンは7人乗りや8人乗りのものがスタンダードで、車体にかなりの余裕があります。
お子さんと一緒におじいちゃんおばあちゃんを連れてキャンプしたり、複数の家族で集まってキャンプしたりする場面で重宝するでしょう。
シートを倒せば簡易的な荷台を作れるため、大量の荷物を持っていく予定の人は少人数でもミニバンを選ぶと安心ではないでしょうか。
4WD
4WDとは、四輪駆動車と呼ばれる車で、レジャーに向いた車となっています。
悪路でも走行できるパワフルなエンジンを搭載しつつ泥道でも雪道でも難なく進めるため、キャンプ用のレンタカーとして非常に優秀です。
燃費の面はやや気になるところですが、でこぼこ道でも安全に走り切りたい場合は4WDを選びましょう。
キャンプのレンタカーの注意点
キャンプでレンタカーを使用する場合、いくつか注意が必要です。ここでは、キャンプのレンタカーの注意点について詳しく解説します。
借りる時間と返す時間を確認する
キャンプでレンタカーを使用する場合は、借りる時間と返す時間をご確認ください。
レンタカーショップでは1時間単位で借りられるところや1日単位で借りられるところがあるため、必要に応じてレンタル期間を決めます。
キャンプではトラブルが発生することもあるため、レンタル期間は余裕を持っておくと安心です。
車両は汚し過ぎないようにする
車両は、汚し過ぎないようにしましょう。
アウトドアで使用することを前提としたレンタカーショップでは、ある程度の汚れまでは大目に見てくれますが、傷などのダメージを与えた場合は弁償の対象となります。
自分がつけた傷なのか他の人がつけた傷なのかわからなくならないよう、傷については必ずスタッフと目視で確認すべきです。
適度に休憩しながら運転する
レンタカーに限らず、キャンプで遠出する場合は適度に休憩しながら運転すべきです。
無理に眠たい状態で運転すると交通事故につながる可能性があるため、眠気を感じた段階でサービスエリアやパーキングエリアなどで休憩を取ることが求められます。
前日も十分に睡眠を取り、万全の体調で運転すると良いでしょう。
燃料は満タンにして返却する
燃料は、満タンにして返却することが求められます。レンタカーショップにもよりますが、使用した車のガソリンはもう一度入れ直してから返却するのが通例です。
一部、ガソリンを満タンにしなくてもいいプランを用意しているレンタカーショップもあるため、途中でガソリンスタンドに立ち寄れるかどうかで判断してみてはいかがでしょうか。
必要に応じて保険に加入する
必要に応じて保険に加入しておくと、より安心です。
大抵のレンタカーショップでは、運転者の交通事故に備えて自賠責保険や任意保険に加入しており、別途保険に加入する必要はありません。
ただし、レンタカーショップが加入している保険の免責金額や補償額には上限があり、一定の範囲を超えた損害が出た場合は自己負担となることもあります。
自動車保険によっては他者運転特約が付帯しているものもあるため、より万全を期すなら自分の保険も見直しておきましょう。
なお、長距離ドライブほど疲れが溜まって交通事故を起こしやすくなるため、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
→長距離ドライブで疲れないコツは？疲労の兆候や持参すべきものを解説
余裕を持って予約する
キャンプ用のレンタカーは、余裕を持って予約しておくと安心です。
大型連休や長期休暇と重なる時期は、数週間〜数カ月前には予約しておかないと、すべての車種が埋まっていることがあります。
いざキャンプでレンタカーが必要となっても予約できなければ計画自体が頓挫する可能性があるため、遅くとも1週間前には予約してください。
予約なしで利用できるところもありますが、すでにキャンプに行く日にちが決まっているのなら早々に予約しましょう。
キャンプのレンタカーにも積めるポータブル電源
キャンプのレンタカーには、ポータブル電源を積んでいきましょう。
電源の取れない場所でキャンプする場合は、ポータブル電源が心強い味方となってくれます。携帯性に優れたものであればレンタカーにも楽に積み込めて、何かと安心です。
製品によってはフル充電で数日～10日分の電力を貯めておけるため、現地でスマホを充電したり電気製品に給電したりしたい人はぜひ持参してみてはいかがでしょうか。
なお、EcoFlowでは高性能ポータブル電源、EcoFlow DELTA 3 Plusを販売中です。
EcoFlow DELTA 3 PlusはAC入力だと約56分で満充電になる業界最速クラスの充電速度を誇るだけでなく、圧力や衝撃にも耐えられる頑丈な構造となっています。
本体自体が静音設計なため、稼働音も気になりません。
軽量かつ小型で大人でも子供でも持ち運べるため、荷物がかさばりやすいキャンプでも邪魔になりにくい製品といえるでしょう。
気になる人は、一度EcoFlowの公式ホームページをご覧ください。
キャンプのレンタカーでよくある質問
キャンプでレンタカーを使用する場合、よくある質問にも目を通しておくと安心です。
ここでは、キャンプのレンタカーでよくある質問について詳しく解説します。
交通事故に遭ったらどうする？
交通事故に遭ったら、警察とレンタカーショップの両方に連絡します。
事後報告となると余計なトラブルに発展しかねないため、必ず事故を起こした瞬間に警察に連絡し、頃合いを見てレンタカーショップにも連絡してください。
車中でポータブル電源は充電できる？
ポータブル電源によっては、シガーソケットで充電可能です。
走行中に充電できるため、自宅で充電し忘れた場合は車中で充電しておきましょう。
複数人で運転を交代しても大丈夫？
キャンプ用のレンタカーについては複数人で運転を交代しても構わないとされていますが、所定の手続きが必要となります。
原則は契約者本人が運転することが前提となるため、他の同乗者も運転する可能性がある場合は契約段階で伝えておくべきです。
まとめ
キャンプで使用するレンタカーの判断基準、おすすめの車、注意点、よくある質問を解説しました。
キャンプのレンタカーは、車種が適切か、乗車人数は適切か、荷室の寸法は十分か、燃費が良いかなどの観点から選ぶと安心です。
具体的には、SUVや4WDなどがおすすめといえます。
なお、キャンプでは電源が取れないこともあるため、より快適にアウトドアを楽しみたい場合はポータブル電源を持参しましょう。
EcoFlowで販売しているEcoFlow DELTA 3 Plusなどのポータブル電源があれば、スマホの充電が切れても安心ですし、電気製品を動かすのにも重宝します。
EcoFlow DELTA 3 Plusは高耐久かつ長寿命として知られるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しているため、約10年ほど使用できる優れものです。
普段は非常用電源となるため、防災用品として置いておくのも良いのではないでしょうか。
商品情報については公式ホームページでわかりやすくまとめているため、気になる人はぜひリンク先をご覧ください。