アウトドアでコンロを購入する場合、選び方について知っておくと安心です。
初心者の人ほどアウトドア用コンロは何を選ぶべきか迷うものだからこそ、どのように選べば良いのかを知っておく必要があるでしょう。
この記事では、アウトドアのコンロは何を選ぶか、アウトドア用コンロでできること、他に調理に必要なもの、使用する場合の注意点、よくある質問をわかりやすく解説します。
アウトドアのコンロについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
アウトドアのコンロは何を選ぶ?

アウトドアのコンロは、おしゃれなもの、風よけできるもの、コンパクトなものなど色んな視点から選ぶのが良いです。
ここでは、アウトドアのコンロは何を選ぶかについて詳しく解説します。
おしゃれなものを選ぶ
アウトドアは気分によって左右されるため、おしゃれなものを選ぶのが良いです。
雰囲気が出るものほど、自然とアウトドアのモチベーションにつながります。
実用性のみを考えて選んでも良いですが、やはり現地に持っていく手間や面倒を考えると、モチベーションにつながるものを選ぶのが良いのではないでしょうか。
おしゃれなコンロでアウトドアしている様子をSNSにアップしたり、写真に撮って思い出にしたりするという目的があれば、楽しみの再発見にもつながるでしょう。
風よけできるものを選ぶ
アウトドアでは風が天敵となるため、風よけできるものを選ぶのが良いです。
ガスコンロも電気コンロも特定の燃料から火を起こすもので、炭火よりは安定した火力を発揮できますが、それでも横風が吹くと炎が揺れて調理しにくくなります。
火力が不安定だと思うように調理できないため、アウトドア用コンロは風よけが備えられているものを選ぶと良いでしょう。
アウトドアでは石や木を置いて風を防ぐ方法もありますが、最初から風よけが搭載されているコンロを購入すれば不便を感じることはありません。
火力や燃料から選ぶ
アウトドア用コンロは、火力や燃料から選ぶことも欠かせません。
製品によって最大火力や使用燃料が変わるため、人数に合わせてお選びください。
- ソロなど小人数の場合:シングルバーナー
- グループなど大人数の場合:ツーバーナー
参考までに、ソロなど少人数で行う場合はシングルバーナー(1口コンロ)、グループなど大人数で行う場合はツーバーナー(2口コンロ)を選びましょう。
もちろん、1人でアウトドアする場合でも、いくつかの料理を作る場合はツーバーナーを選んで良いです。逆に複数人でアウトドアする場合でも、状況によってはシングルバーナーで足りることがあります。
バーナーに慣れていない人は、使い慣れたカセットコンロを用いるのもありです。
火力や燃料はコンロのタイプによっても変わるため、どのようなものなのが必要なのか具体的なシーンを思い浮かべて選ぶことが求められます。
以下の記事ではバーナーについて詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
→アウトドア用シングルバーナーとは?特徴や選び方、おすすめの商品を紹介
コンパクトなものを選ぶ
コンパクトなものほど、携帯性に優れていて運ぶのが苦になりません。
キャンプや車中泊では、テントを張れる場所まで荷物を運ぶことになるわけですが、荷物が多いほど運搬が苦になります。だからこそ、極力荷物は少なくすべきです。
アウトドア用コンロは比較的軽量かつ小型のものが主流ですが、モデルによっては中型〜大型のものもあって相応の重量があるため、選ぶ際にはご注意ください。
アウトドアでは荷物を最小限に抑えるのが鉄則であるため、コンロの購入時には他の荷物と一緒に運ぶことを想定して判断しましょう。
タイプごとに選ぶ
アウトドア用コンロはタイプごとに選ぶことで、状況に合わせた対応ができます。
アウトドアで使用されるコンロのタイプは、主に以下の2種類です。
- ガスコンロ
- 電気コンロ
スタンダードなタイプを選ぶなら、やはりガスコンロが良いでしょう。ガスコンロは別途でガス缶が必要となりますが、安定した火力を発揮できます。
対して、最近は電気コンロも人気を集めており、人によってはポータブル電源を持参して使用している人も珍しくありません。電気コンロも、火力が安定していて安心です。
どちらを選ぶかは好みも関係してくるため、ぜひガスコンロと電気コンロの両方を見比べてみてはいかがでしょうか。
製品によっては煙が出ない無煙バーベキューコンロなどもあるため、状況に応じて選ぶと良いです。バーベキューコンロについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
→煙が出ない無煙バーベキューコンロとは?魅力や選び方、おすすめの商品を紹介
アウトドア用コンロでできること

アウトドア用のコンロがあれば、家庭と同じ感覚で火加減を調整したり、気力や体力を温存して火を起こしたり、調理の手間を省いたりすることが可能です。
ここでは、アウトドア用コンロでできることについて詳しく解説します。
家庭と同じ感覚で火加減を調整できる
アウトドア用コンロがあれば、家庭と同じ感覚で火加減を調整できます。炭で火を起こすと火加減の調節が難しいのですが、アウトドア用コンロであれば火力も自由自在です。
大・中・小とスムーズに火加減をコントロールできるため、調理するものに合わせて炎の強さを変えられます。
炭火は段階的に炎が弱くなり、最終的には再び火を起こさなくてはならないなど扱いが大変なため、慣れていない人はアウトドア用コンロを持参するのがベストです。
気力や体力を温存して火を起こせる
気力や体力を温存して火を起こせるのも、アウトドア用コンロならではのポイントです。
炭で火を起こすには、風を送るためのうちわや火を起こすための着火剤が必要となり、定期的にうちわを仰いだり着火剤を加えたりしなければいけません。
対して、コンロがあれば火起こしの負担を軽減でき、気力も体力も温存できます。
せっかくのアウトドアなのに準備している間に疲れてしまっては本末転倒であるため、楽できるところは楽するのが良いでしょう。
なお、火起こしではライターを持参するのもありですが、お子さんやお年寄りがいる場合はご注意ください。ライターを持ち込む場合は、常に目を離さないようにしましょう。
調理の手間を省ける
調理の手間を省けるのも、アウトドア用コンロならではのポイントといえます。
炭火だけだと魚や肉を焼いたり野菜を焼いたりと調理できるものが限られますが、アウトドア用コンロがあれば幅広い料理に対応可能です。
アヒージョやパエリアを作ったり、ハンバーグやローストビーフを作ったりしたいと具体的な構想がある人ほど、アウトドア専用のコンロが必要となるでしょう。
なお、アウトドア用コンロはつまみを回すだけで火を起こせるのはもちろん、火力も簡単に変えられるため、調理の負担も抑えられます。
炭火は火力を変える度に毎回炭の位置を変更しなければならないため、料理にこだわりたい人はアウトドア用コンロを持参しましょう。
以下の記事ではコンロの必要性について詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
→キャンプ用のコンロは必要?使用するメリットや製品選びのポイントを解説
アウトドア用コンロの他に調理に必要なもの

アウトドアでは、コンロの他にクーラーボックス、食器類、道具類、ポータブル電源などが必要です。
ここでは、アウトドア用コンロ以外に調理に必要なものについて詳しく解説します。
クーラーボックス
食材を新鮮に保つためには、クーラーボックスが必要となります。クーラーボックスには氷や保冷剤を入れる必要があるため、一緒に氷や保冷剤も購入しておくと安心です。
最近では電力で動く電気冷蔵ボックスもアウトドア用品を取り扱うブランドで販売されているため、現地で電源が取れそうな場合は電気式のものを選んでも良いでしょう。
食器類
スプーンやフォークなどのカトラリーがないと食事ができないため、食器類も持参します。
状況に応じて、器や皿などの料理を盛り付けるための食器類も持参しておくと安心です。
道具類
ナイフやハサミなどのギアも持参すれば、より快適に過ごすことが可能です。
必要に応じて、鍋やフライパンを持参すれば料理の幅が出るのはもちろん、作った料理を一時的に置いておいたり、持ち帰ったりするのに重宝します。
調味料で味付けする場合は、ボールも持参すると良いでしょう。
ポータブル電源

アウトドア用コンロの他には、ポータブル電源も忘れられません。
ポータブル電源があれば、調理家電などの電気製品に給電できるのはもちろん、スマホも充電できるため、料理の効率をアップさせるのはもちろんレシピもすぐに検索できます。
EcoFlowでは携帯性に優れたポータブル電源、EcoFlow RIVER 3 Plusの他いくつかの製品を販売しているため、まだお持ちでない人は一度お問い合わせいただけると幸いです。
EcoFlow RIVER 3 Plusは充電速度が業界最速級であるのはもちろん、出力・容量ともに申し分ない性能を持っているため、1台購入しておいて損はありません。
気になる人は、公式ホームページから商品情報をご確認ください。

アウトドア用コンロを使用する場合の注意点

アウトドア用のコンロを使用する場合は、いくつかの注意が必要です。アウトドア用コンロを使用する場合の注意点について詳しく解説します。
お子さんやお年寄りから目を離さない
お子さんやお年寄りとアウトドアする場合、コンロから目を離してはいけません。
目を離した瞬間にお子さんが好奇心で弄ったり、お年寄りが間違って触れたりします。やけどでは済まないこともあるため、作業中は常に注視しておくべきです。
直射日光を本体に当てないようにする
直射日光は、アウトドア用コンロの本体に当てないようにしてください。
長時間直射日光にさらされていると熱がこもります。短時間でも直射日光の当たらない場所に置くなど、ちょっとした工夫をこらすことで危険な事態を防ぐことが可能です。
テント内での使用は絶対に避ける
アウトドア用コンロは、テント内での使用は絶対に避けましょう。
テント内で使用すると、酸素不足によって不完全燃焼が起こります。結果的に一酸化炭素中毒を引き起こすことがあるため、必ず換気されているテントの外で使用すべきです。
輻射熱でガス缶が爆発することがある
ガス缶は輻射熱によって爆発する恐れがあるため、注意が必要となります。
輻射熱とは、ダッチオーブンや鉄板を使用することでガス缶が加熱される現象です。
コンロにダッチオーブンや鉄板を置くと、熱が逃げ場を失って爆発する可能性があるため、誤った方法で使用しないよう正しい方法を知っておくと良いでしょう。
アウトドア用コンロのよくある質問

アウトドアでコンロを使用するのが初めての人は、よくある質問を知っておくと安心です。ここでは、アウトドア用コンロのよくある質問について詳しく解説します。
どうやって持ち運べば良い?
アウトドア用コンロは、柔らかいもので包んで持ち運ぶと良いです。
ガス缶に関しては、購入時のまま箱に入れておくと安心ですが、より万全を期すならタオルなどで保護して持ち運ぶようにするとより安全といえます。
どのように処分する?
アウトドア用コンロは、中身のガスを使い切ってからゴミに出します。
原則は、先端部分を壁や床に押し付けてガスを全部抜くようにすると良いです。
ガスを抜くために穴を開けたり切り込みを入れたりする人もいますが、穴や切込みはガスが一気に噴出するため、非常に危険です。
場合によっては火災に発展することがあるため、正式な方法でのガス抜きが求められます。
まとめ
アウトドアのコンロは何を選ぶか、アウトドア用コンロでできること、他に調理に必要なもの、使用する場合の注意点、よくある質問を解説しました。
アウトドア用コンロは、おしゃれなもの、風よけできるもの、コンパクトなものなど多種多様な視点から選ぶと良いです。
火力や燃料から選んだり、タイプごとに選んだりするのも良いと思います。
なお、より快適にアウトドアを楽しむためには、ポータブル電源などがあると良いでしょう。ポータブル電源があれば、電源が取れない場所でも困ることはありません。
アウトドアではスマホに充電できなかったり電気製品に給電できなかったりするのが悩みとなりますが、ポータブル電源があればすべて解決します。
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EcoFlow RIVER 3 PlusはAC充電だけでなくソーラー充電などにも対応しているため、別途でソーラーパネルがあればいつでもどこでも発電と蓄電が可能です。
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