最最も身近な自然エネルギーであるソーラーパネル。住宅街を少し歩けば、取り付けられている家を簡単に見つけることができます。ただ、ソーラーパネルは自宅の発電だけではなく、日常生活やアウトドア、また災害時にも非常に便利な道具です。そのため、いざというときのためにも、ひとつは持っておけると安心できます。そこで今回は、ソーラーパネルの基本的な選び方と、おすすめのソーラーパネルについて詳しく解説します。
ソーラーパネルの選び方その1：用途から選ぶ
ソーラーパネルを選ぶ際は、まずどういう用途で使うのかを明確にしてから決めることが大切です。たとえば、家庭用の発電機としてソーラーパネルを導入する場合、最も重要だといえるのは発電量の大きさです。家庭用のソーラーパネルは、導入に大きなコストがかかる傾向にあります。そのコストに見合った発電量を確保できなければ、節電や売電収入といった対価を効率的に得られず、結果として損をすることにもなりかねません。そのため、自宅の電源用にソーラーパネルを導入するなら、発電量の大きい製品を選ぶのが鉄則だといえます。
このように、ソーラーパネルは用途に応じて求められる性能が大きく変わってきます。しかし、これは逆にいえば、用途さえはっきりしていればどういう種類を選べば良いのかということも自ずと決まってくるということです。たとえば、使う目的が災害時の備えなのであれば、防塵・防水仕様のソーラーパネルを選ぶと何かと安心です。特に水害時は、ソーラーパネルが水没して使えなくなってしまうこともありますが、防塵・防水仕様のソーラーパネルならば、いざというときでも問題なく使用することができるでしょう。
一方、キャンプなどのアウトドアに用いるのであれば、携帯に便利な折り畳み式のソーラーパネルがおすすめです。折り畳み式のソーラーパネルなら、かさばらずに持ち運ぶことができ、スペースを取らないので車中泊などでも活躍してくれます。また、ソーラーパネルは夜間の発電はできないので、アウトドアに使う場合は蓄電機能を備えているか、あるいはポータブル電源と組み合わせて使えるかどうかも選び方のポイントになります。
ソーラーパネルの選び方その2：メーカーから選ぶ
ソーラーパネルに限らず、電化製品は各メーカーによって得意分野が異なるものです。たとえば、発電量をとことん追求して製品を作っているメーカーもあれば、ソーラーパネルの使いやすさに着目して開発しているメーカーもあります。ソーラーパネルを選ぶ際は、そうしたメーカーの得意分野をしっかり理解して、自分の用途や目的に合致するメーカーから製品を選ぶことも大切です。
例を挙げれば、主にポータブル電源の開発・販売を手掛けるメーカーのEcoFlowは、持ち運び可能でクリーンかつ安全に使えるソーラーパネルのラインナップが揃っています。EcoFlowのソーラーパネルは、折り畳み式で携帯に便利な仕様になっており、主にアウトドアで活躍してくれるタイプのソーラーパネルです。また、1枚でも実力を発揮するパネルを並列接続で連結でき、高い出力を出せるようにカスタマイズすることもできるなど、アウトドアだけではなくさまざまなシーンで使えるタイプも扱っています。
このように、ソーラーパネルにはメーカーごとに独特の色や特徴があるので、用途や目的が決まったら特定のメーカーから製品をピックアップして選んでみると、より効率的に自分に最適なソーラーパネルを見つけることができます。
ソーラーパネルの選び方その3：スペックを確認する
ソーラーパネルは決して安い買い物ではないので、つい値段を気にして安い商品を選んでしまいがちです。もちろん、安くても性能の良い商品はあるかもしれませんが、ソーラーパネルに関しては値段だけで製品を決めるべきではありません。特に防災などの目的でソーラーパネルを選ぶ場合、安いという理由だけで購入した製品だと、いざというときにしっかり働いてくれないことも十分にあり得ます。そのため、ソーラーパネルを選ぶ際は、スペックをしっかり確認し、十分な機能を備えているものを選びましょう。
ソーラーパネルにとって重要なスペックとしては、まず発電量が挙げられます。発電量は「kWh（キロワットアワー）」という単位で表記され、要するに1時間でどれだけの量の電気を発電できるかという目安のことです。発電力が大きければ、それだけ高い出力を出すことが可能になります。大きい出力を確保できなければ、使いたい電化製品があっても使えないという場面が出てきてしまいます。ですから、有事に備える際やアウトドアなどに使いたい場合は、発電量の大きいソーラーパネルを選んでおけば間違いないでしょう。
また、発電力と同様、発電効率も注目しておきたいスペックです。ソーラーパネルにおける発電効率とは、太陽光のエネルギーをどれだけ電力に変換できたかという数値です。ソーラーパネルは、パネルの面積が大きいほど発電量も大きくなりますが、発電効率の良いソーラーパネルだと、パネルの面積が小さくてもたくさんの電気を作れるようになります。パネルの面積が小さければ、それだけ携帯には便利になりますし、家庭用のソーラーパネルの場合もスペースの限られた場所に高出力のシステムを設置することなどが可能となります。
おすすめのEcoFlowソーラーパネル
EcoFlowソーラーパネルは、さまざまな用途に使用できるハイスペックなソーラーパネルです。家庭内の発電機として使う場合も、またキャンプに持ち運ぶ際も、EcoFlowソーラーパネルなら目的に合わせた使い方ができます。以下、それぞれのシーンでおすすめのEcoFlowソーラーパネルを紹介します。
発電量が大きいEcoFlow 400Wソーラーパネル
発電量の大きさで選ぶなら、EcoFlow 400Wソーラーパネルは十分な性能を備えているといえます。このソーラーパネルは、1枚のパネルから最大400Wの電気を発電することができるモデルです。それだけでも十分なスペックですが、パネルを複数枚連結することもできるので、より大きな出力を出すことも可能になっています。また、ポータブル電源との相性も良く、高速充電に対応している点もおすすめポイントです。AC充電と組み合わせて使えば、最大で2700Wの高速充電が可能となります。
持ち運びにピッタリなEcoFlow 160Wソーラーパネル
キャンプを始めとしたアウトドアシーンでは、持ち運びができるコンパクトなサイズのソーラーパネルが重宝されます。その点、EcoFlow 160Wソーラーパネルは、折り畳み可能で携帯に便利なのはもちろん、重量が約7kgと軽いので、簡単に設置できる点も魅力のひとつです。単結晶シリコン型のパネルが4枚搭載されており、その発電効率は21～22％と非常に高い水準を誇ります。しかも、ポータブル電源と組み合わせることで、太陽光の取れる場所であればどこでも発電と蓄電が可能です。
また、アウトドアだけではなく、万が一の災害時にも安心の防塵・防水規格IP67を備えており、防災アイテムとしても使用することができます。MPPTアルゴリズムという特殊な制御装置によって、太陽光発電には適さない天候条件時にも十分な性能を発揮でき、キャンプやハイキングはもちろん、災害時にも安定した電力を確保することが可能です。パネル表面はETFEフィルムによって保護されているので、耐久性に優れ製品寿命も十分です。複数のソーラーパネルを組み合わせて使うなど、用途に合わせて機能を拡張することもできるので、アウトドアや災害時にひとつ持っておくと便利なソーラーパネルだといえます。
数多いモデルから選ぶなら！
EcoFlowソーラーパネルを検討に入れてみよう
ソーラーパネルが生活に身近なアイテムになり、その影響で様々なタイプのソーラーパネルが世に出ています。その分、自分に合ったモデルを選ぶことも難しくなっているので、どのソーラーパネルを選ぶべきか慎重に検討することが大切です。EcoFlowソーラーパネルは、発電量や携帯性など、あるべき機能を十分に備えているので、どのモデルか迷ったらEcoFlowソーラーパネルを検討に入れてみてはいかがでしょうか。