雪中キャンプを成功させるコツとは?焚き火台やスコップなどの必需品を紹介

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雪中キャンプを成功させるコツとは?焚き火台やスコップなどの必需品を紹介

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雪が積もっている状態で行う「雪中キャンプ」をご存知でしょうか?この雪中キャンプには、降り積もる雪の美しい景色を堪能できる、雪特有のアクティビティを満喫できる、などの魅力があります。

 

ただし、その一方で気温が極端に下がることから、実施する上ではいくつもの注意点が存在します。雪中キャンプで快適に過ごしたい場合は、テントの設営方法にこだわり、防寒対策を徹底しましょう。

 

本記事では、雪中キャンプの魅力や注意点、成功させるためのコツを解説します。雪中キャンプに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

雪中キャンプの魅力

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キャンプと言えば夏のイメージが強いですが、雪が積もっているなかで行う「雪中キャンプ」というものもあります。雪中キャンプは防寒対策を徹底すれば、通常のキャンプにはない魅力を実感できます。雪中キャンプの主な魅力は以下の通りです。

  • 降り積もる雪の美しい景色を堪能できる
  • 人が少ないためマイペースに過ごせる
  • 虫や獣が少なくて快適
  • 雪特有のアクティビティを楽しめる
  • 空気が澄んでいて星空がキレイ

わざと雪が積もっている時期を狙ってキャンプを実行する人もいます。それほど、雪中キャンプには複数の魅力があります。

雪中キャンプの注意点

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さまざまな魅力がある雪中キャンプですが、注意点もいくつか存在します。対策なしに雪中キャンプを実行してしまうと、快適に過ごせないどころか、トラブルに見舞われるリスクがあります。

 

雪中キャンプで最も注意すべきは、冬の極端な寒さです。地域にもよりますが、雪中キャンプを実行する際はマイナス気温が当たり前。寒い地域だと、マイナス10〜20度近くにまで及びます。

 

雪中キャンプは凍えるような寒さがあるため、テントが凍結したり、水道管が凍って水が使えなくなったり、地面に氷が張って滑ったりなど、複数の注意点が考えられます。そのほか、地面が凍ってペグが刺さらず、テントを設営できないというケースもあるので、対策を万全にした上で雪中キャンプを実行しましょう。

 

雪中キャンプを成功させる5つのコツ

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過酷な環境下で実施する雪中キャンプを成功させるためには、いくつか工夫をする必要があります。これから雪中キャンプを実施する予定の方は、以下のポイントをぜひチェックしてください。

  1. 雪中キャンプに適したテントを選ぶ
  2. テントの設営方法にこだわる
  3. キャンプ場を慎重に選ぶ
  4. 防寒グッズの準備を徹底する
  5. 雪中限定のアクティビティを楽しむ

それぞれのコツを1つずつ解説します。

コツ1.雪中キャンプに適したテントを選ぶ

1つ目のコツは、雪中キャンプに適したテントを選ぶことです。通常のキャンプとは違い、雪中キャンプでは防寒のためテントのなかで、ストーブなどの火気を用いることになります。

密閉された状態で火気を用いると一酸化炭素中毒になるリスクがあるため、換気機能が高いテントを選ぶ必要があるのです。

またテント内と外気の温度差が激しく、結露を招きやすいのも雪中キャンプの特徴です。したがって、結露しにくいコットン製のテントの利用が推奨されます。

 

コツ2.テントの設営方法にこだわる

雪中キャンプではテントの設営方法にもこだわりましょう。雪中キャンプの最難関はテント設営にあります。地面は雪で覆われており、最悪の場合、氷が張ってツルツルになっているため、テント設営に慣れている上級者キャンパーでも苦戦します。

雪中キャンプでテントを設営する際は、まずは地ならしをして地面を整えましょう。地ならしをすれば、凸凹だった地面が整えられ、いくらかテント設営がしやすくなります。そのほか、テント設営で覚えておくべきポイントは以下の通りです。

  • 地面にペグを打ち込めない場合は、ペグを十字架にして雪のなかに埋める
  • マッドスカートを内側に折り返し、雪で固定して外気の流入を遮断する

最近はお座敷スタイルが注目を浴びていますが、床が冷えやすい雪中キャンプではあまりおすすめできません。お座敷スタイルは夏キャンプで実践しましょう。

 

コツ3.キャンプ場を慎重に選ぶ

キャンプ場を慎重に選ぶことも大切です。一言で雪中キャンプと言っても、キャンプ場によって環境がまったく異なります。温度が下がりやすく、雪が大量に積もる北海道などのキャンプ場では、対策を徹底しても追いつかないくらい過酷な状況になることがあります。

特に雪中キャンプが初めての方は、事前にキャンプ場の環境やその時期の気温をリサーチし、自身のレベルに合っているのか確認した上で実行しましょう。

 

コツ4.防寒グッズの準備を徹底する

雪中キャンプの寒さ対策で欠かせないのが、防寒グッズの準備です。防寒グッズを何も持たずに雪中キャンプに臨んでしまうと、冬の寒さでキャンプどころではなくなります。

詳しくは次項で紹介しますが、雪中キャンプでは極寒用の寝袋、焚き火台、湯たんぽ、小型ストーブなどの用意が必要です。電気ケトルや電気毛布などの電気機器を扱いたい場合には、ポータブル電源などの電源装置が活躍します。

備え付け電源を利用できないキャンプ場もあるので、雪中キャンプで快適に過ごしたい方は、ポータブル電源の購入も検討しましょう。

 

コツ5.雪中限定のアクティビティを楽しむ

対策を徹底するだけで雪中キャンプが成功するわけではありません。雪中キャンプの魅力を実感するためには、雪中限定のアクティビティを全力で楽しむ必要があります。代表的なアクティビティは以下の通りです。

  • スキー
  • スケート
  • スノーボード
  • スノーシューイング
  • スノーキャンドル
  • イグルー(簡易住居)作り

また雪中キャンプの醍醐味として、肌寒い環境での焚き火が挙げられます。気温が寒いからこそ、焚き火のあたたかさが際立ち、心地よい空間が生まれます。

 

雪中キャンプの必需品|7種の防寒グッズ

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雪中キャンプを快適に楽しむためには、防寒グッズを万全に用意しておく必要があります。本項では、雪中キャンプの必需品として、以下7つの防寒グッズを紹介します。

  1. 冬用のテント
  2. 極寒用の寝袋
  3. 焚き火台
  4. 湯たんぽ・カイロ
  5. 雪かき用のスコップ
  6. グランドシート
  7. 小型ストーブ

各アイテムを詳しく解説します。

 

必需品1.冬用のテント

雪中キャンプは気温が極端に低下するため、タープのみで過ごすのは不可能と言っていいでしょう。快適に過ごすためには、厚手かつ高い防水性を備えた冬用のテントが必要です。

冬用のテントは、TC素材やコットン素材の製品がおすすめです。ナイロンタイプの製品に比べて風を防ぎやすく、火気に強いという特徴を持ちます。また、雪中キャンプは火気を用いるケースが多いので、できるだけ広めのテントを選択しましょう。

 

必需品2.極寒用の寝袋

雪中キャンプには極寒用の寝袋も必要です。厚手のテントを使用しても、外気を完全に遮断できるわけではありません。外気を寄せ付けないタイプの寝袋を用意すれば、雪中キャンプでも心地の良い睡眠を実現できるでしょう。

 

必需品3.焚き火台

焚き火台を使って火を灯せば、雪中キャンプでもあたたかく過ごせます。焚き火を囲んでのんびりと過ごす、食材を調理してキャンプ飯を作る、温かいコーヒーを入れるなど、多彩な楽しみ方があります。

また、湯たんぽに火をかけることもできるので、焚き火台を持っていっても損はないはずです。

 

必需品4.湯たんぽ・カイロ

手軽にあたたまる防寒グッズとして、湯たんぽ・カイロが挙げられます。お湯を用意できる環境であれば、何度も繰り返し使える湯たんぽを持参しましょう。足元においたり、抱きかかえたりすることで、ポカポカと体全体をあたためられます。

荷物の負担を減らしたいなら、使い捨てカイロがおすすめです。使い勝手がよく、雪中キャンプでは重宝されます。

 

必需品5.雪かき用のスコップ

意外と忘れがちなのが雪かき用のスコップです。キャンプ場によっては除雪されていないことがあり、その場合、キャンパー自らが雪かきをして整える必要があるのですが、このスコップがないと相当な困難を強いられます。

荷物の負担を減らしたい方は、アウトドアショップなどで販売されている、折りたたみ式のスコップを購入しましょう。

 

必需品6.グランドシート

雪中キャンプでは雪や氷の上にテントを設営する場合もあるため、グランドシートが必要になります。グランドシートを床とテントの間に挟めば、地面からの冷気や浸水を防いでくれます。そのほか、湿気やテントの汚れを防げるのもポイント。

 

必需品7.小型ストーブ

テント内をあたためるアイテムとして、雪中キャンプでは小型ストーブが活躍します。そこまで広いスペースをあたためるわけではないため、携帯性に優れた小型タイプの製品で十分です。

ただし、電気ストーブを使う場合は、電力を供給できる電源が必要になります。備え付け電源が用意されているとは限らないため、電気ストーブを使用したい場合は、ポータブル電源も一緒に用意することをおすすめします。

なお、本サイトを運営するEcoFlowは、アウトドアに適したポータブル電源を多数販売しております。電気機器を使って快適に過ごしたい方は、以下の製品情報をチェックしてみてください。

携帯性と機能性を兼ね備えた「RIVER2」シリーズはこちら

大容量で高出力なポータブル電源「DELTA」シリーズはこちら

 

雪中キャンプが楽しめるおすすめのキャンプ場5選

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雪中キャンプを楽しむためには、キャンプ場選びも重要です。雪中キャンプを満喫できるおすすめのキャンプ場として、以下5つのスポットを紹介します。

 

1.栃木県|塩原グリーンビレッジ

「塩原グリーンビレッジ」は通年営業しているため、冬場であれば雪中キャンプを楽しめます。電源サイトが完備、かつキャンプ用品のレンタルも行っていることから、初心者に優しいキャンプ場だと言えます。アクセスが良好なのもポイントです。

住所:栃木県那須塩原市塩原1230

アクセス:宇都宮線「西那須野駅」からJRバス「塩原温泉」行で35分、「福渡口」下車後徒歩で5分

公式HP:https://shiobara-gv.net/

2.群馬県|北軽井沢スウィートグラス

群馬県にある「北軽井沢スウィートグラス」は、標高1,100mに位置する人気のキャンプ場です。1月中旬から3月上旬ごろにかけて、50cm〜1mほどの積雪があるのが特徴。雪中キャンプを楽しむためのフィールドも用意されています。

住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579

アクセス:JR上越新幹線「軽井沢駅」から路線バスで50分、その後徒歩で20分

公式HP:https://sweetgrass.jp/

3.広島県|大鬼谷オートキャンプ場

広葉樹林に囲まれた自然豊富なキャンプ場。冬には雪がたくさん積もるため、西日本では珍しい雪中キャンプを体験できます。雪中キャンプと言えど、ほかのキャンプ場に比べてそこまで寒くならないことから、初心者におすすめのスポットと言えます。

住所:広島県庄原市高野町南257

アクセス:広島市内から車で約1時間45分(120km)

公式HP:http://www.ogidani.co.jp/

4.福島県|エンゼルフォレスト那須白河

「エンゼルフォレスト那須白河」は、愛犬と一緒に泊まれるコテージリゾートです。施設内では、キャンプや釣り、カヌー、温泉などを楽しめます。すべてのサイトに備え付け電源が設置されているため、雪中キャンプに向いています。

住所:福島県岩瀬郡天栄村大字羽鳥字高戸屋39番地

アクセス:郡山より一般道にて車で約60分(約50km)

公式HP:https://www.ang-f-ns.com/

5.大阪府|自然の森ファミリーオートキャンプ場

大阪で雪中キャンプを楽しみたいなら、「自然の森ファミリーオートキャンプ場」がおすすめです。大阪とは思えないほど雪が降り積もり、雪中キャンプ特有のアクティビティを楽しめます。レンタル品が揃っているので、初心者キャンパーも安心です。

住所:大阪府豊能郡能勢町山辺411

アクセス:阪神高速11号池田線・池田木部ICより車で約45分(約23km)

公式HP:https://shizen-no-mori.com/

 

まとめ

本記事では、雪中キャンプの魅力や注意点、成功させるためのコツを解説しました。

雪中キャンプには夏キャンプにはない複数の魅力がありますが、その一方で、それと同じくらいの注意点が存在します。雪中キャンプを実行する際には、防寒グッズを万全に揃え、成功させるコツを把握しておく必要があります。

また、雪中キャンプを快適に過ごしたい方は、ポータブル電源などの電源装置も忘れずに用意しておきましょう。アウトドア向けのポータブル電源をお探しの方は、EcoFlowが販売する以下の製品をぜひご検討ください。

 

製品名

DELTA2

DELTA Pro

RIVER 2

RIVER 2 Max

容量

1,024Wh

3,600Wh

256Wh

512Wh

定格出力

1,500W

3,000W

300W

500W

AC充電入力

最大1,200W

最大1,500W

最大360W

660W

サイズ

40.0 x 21.1 x 28.1 cm

63.5×28.5×41.6cm

24.5 x 21.5 x 14.5cm

26.9 x 25.9 x 19.6cm

重量

12kg

45kg

約3.5kg

約6.1kg

出力口

合計15

ACx6

USBx6

DCx2

シガーソケット x1

合計:15

AC×5

USB×6

DC×2

シガーソケット×1

アンダーソン×1

合計11

合計11

公式サイト

https://jp.ecoflow.com/products/delta-2-portable-power-station

https://jp.ecoflow.com/products/delta-pro-portable-power-station

https://jp.ecoflow.com/products/river-2-portable-power-station

https://jp.ecoflow.com/products/river-2-max-portable-power-station

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