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車中泊におすすめの暖房器具7選!車内で使用する暖房器具の選び方と注意点を解説

「車中泊にはどのような暖房器具が必要なのだろう?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。実際に車中泊には、寝袋や毛布などの暖房器具が必要です。

しかし、一口に暖房器具とはいってもさまざまな種類が販売されているため、自分自身の車中泊スタイルに合ったものを購入する必要があります。

この記事では、車中泊におすすめの暖房器具や選び方、車中泊で使える暖房器具の注意点をわかりやすく解説します。

車中泊で使用する暖房器具の購入を検討中の方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

車中泊におすすめの暖房器具

車中泊 暖房器具

車中泊には暖房器具が必要ですが、どの暖房器具を選べばいいのかわからないという方もいるかもしれません。ここでは、車中泊におすすめの暖房器具について解説します。

1.寝袋&毛布

車中泊の暖房器具としておすすめなのが、寝袋と毛布です。寝袋と毛布は車中泊にも使用できる寝具で、車内でも快適に過ごせます。

体温を一定に保ってくれる寝袋と毛布は車中泊に最適で、寒さを凌ぐのに便利。暑い季節であっても夜中は日中と比べて冷え込むこともあるため、1セットは用意しておきましょう。

なお、適応温度(耐寒範囲)が0℃以下でも大丈夫なものだとより安心です。単に寝袋や毛布とはいっても無数の商品があるため、状況に適したものを選ぶことが重要となります。

2.電熱ベスト&電気毛布

より寒さが厳しい場所で車中泊する場合は、電熱ベストや電気毛布がおすすめです。電熱ベストや電気毛布は、文字通り電気の力で温めてくれる暖房器具となります。

普通の寝袋や毛布と異なり保温効果も抜群です。電源がないと使用できないものもあるため注意が必要ですが、充電式であれば問題ありません。

車中泊する際は、ぜひ電熱ベストや電気毛布を持参しましょう。

ただし、電熱ベストや電気毛布は長時間肌に触れていると低温やけどをすることもあるため、一定時間使用した場合は電源を切るようにしてください。

3.カイロ&湯たんぽ

カイロや湯たんぽも車中泊の暖房器具に最適です。直接肌を温めてくれるカイロや湯たんぽは発熱効果も一定以上得られるため、寒い環境下であってもしっかり暖めてくれます。

市販されているカイロや湯たんぽを常備しておけば、氷点下でも快適に過ごせるでしょう。

なお、カイロや湯たんぽは寝袋や毛布、電熱ベストや電気毛布と組み合わせることでより高い効果を発揮します。そのため、他の暖房器具と組み合わせて使用するのもおすすめです。

4.車載ファンヒーター

社内全体を暖めるなら車内ファンヒーターもおすすめです。車載ファンヒーターには、次のようなものがあります。

  • ガソリンなどの燃料で動くFFファンヒーター
  • 電気で動くセラミックファンヒーター

どちらも車内全体を暖めるのに最適なため、複数人で車中泊する際にも最適です。

ただ、単独で車中泊する場合は300W〜500Wの小型のもので十分ですが、大人数で車中泊する場合は大型のものが必要となることもあるかもしれません。

その点は、車中泊する人数や用途に合わせて検討してみてください。

5.ポータブル電源

一部、電力を必要とする暖房器具を使用する際には、ポータブル電源が必要となります。

ポータブル電源は電力を備蓄しておける機械で、電気を必要とする暖房器具だけでなく、その他の家電を動かす際にも重宝するアイテムです。

スマホの充電などであればシガーソケットでも対応可能ですが、パソコンやタブレットなどの電子機器を安定して動かすためにはポータブル電源が必要となるでしょう。

調理家電を使用する際も、ポータブル電源があるだけで利便性が格段に変わります。

長期的な車中泊を伴う旅となると電気が必要な場面も多くあるため、ソーラーパネルも合わせて用意しておくとより便利です。

EcoFlowでは、車中泊で使用する暖房器具にも最適なポータブル電源を取り扱っています。

電源が必要な暖房器具の場合はポータブル電源がないと動かせない場合もあるため、ぜひ併せてご検討ください。

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6.ヒートテック&ネックウォーマー

燃料や電力に頼らずに体を暖めるなら、防寒着は欠かせません。

例えば、ヒートテックやネックウォーマーがあれば体が芯から冷えるのを防げるため、車中泊では持参することを推奨します。

燃料や電気がもったいないと感じる場合は衣服を重ね着するなど、防寒対策を工夫してみるのもありかもしれません。

7.保温シート&結露防止シート

車中泊はどうしても外で寝泊まりすることになるため、気温に左右されます。当然ながら外が寒ければ、その分車内も寒くなります。

そのため、冷気が入ってこないように工夫するのがおすすめです。その際に便利なのが、保温シートや結露防止シートです。

保温シートや結露防止シートがあれば、車内の熱を逃がさないだけでなく、外から入ってくる冷たい空気を遮断できるでしょう。

車中泊を快適にするアイデアについては他の記事でも解説しているため、併せてご覧ください。

車中泊を快適にする具体的なアイデア10選!あると便利なものも紹介

車中泊の暖房器具の選び方

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車中泊の暖房器具は選び方が重要です。ここでは、車中泊の暖房器具の選び方について解説します。

エンジンを切っても使用できるものを選ぶ

車中泊の際、ずっとエンジンをかけたままにはできません。厳密には不可能ではありませんが、一晩中エンジンをかけるのは周囲の迷惑になることもあるでしょう。

そのため、車中泊で使用する暖房器具は、エンジンを切っても使用できるものを選ぶようにしましょう。

例えば、前述で紹介した寝袋や毛布、カイロや湯たんぽ、ヒートテックやネックウォーマーなどはエンジンをかけていなくても使用可能です。

また、あらかじめ充電しておける電熱ベストや電気毛布も良いでしょう。

ここで挙げたものであれば周囲に迷惑をかけることもないため、まずは防寒着として羽織れるものを中心に選ぶようにしましょう。

コスパのいいものを選ぶ

車中泊で使用する暖房器具は、そこまで高級品を選ぶ必要もありません。

旅の最中に傷ついてしまうこともあれば、壊れてしまうこともあります。むしろ、旅に持参するなら傷ついても壊れても構わないものが最適です。

例えば、コスパのいいものを中心に選べば、旅先で何かあっても諦めがつくでしょう。

特に本格的なアウトドア用品店で購入する際は、本当に必要なものなのかをよく吟味しましょう。どうしても必要なものであれば高級品でも構いませんが、代替品もあるはずです。

車中泊に必要なものは100均で手に入るものもあるため、暖房器具に限らず必要なものはまず100均で探してみてください。

即使用できるものを選ぶ

車中泊の暖房器具は、複雑な構造のものではなくシンプルな構造のものがおすすめといえます。なぜなら、難解なシステムのものだと気軽に使用できないためです。

例えば、寒くて「すぐにでも暖を取りたい」という状況にもかかわらず、起動するまでに一定時間を要する暖房器具だったら不便極まりません。

待っている間に体が冷え切ってしまい、余計な負担がかかるだけです。そのため、車中泊の暖房器具は即使用できるものを選ぶことが重要といえます。

商品の口コミやレビューを見て選ぶ

車中泊の暖房器具は、数多くのメーカーが手掛けており、高性能・高品質のものも少なくありません。

しかし、商品に対する感想は人それぞれ。どれほど高性能・高品質なものであっても、メリットがあればデメリットがあるかもしれません。

こればかりは実際に使用した人しかわからないため、暖房器具を購入する際は口コミやレビューを確認してみましょう。

良い口コミだけでなく悪い口コミも目を通しておくことで、総合的に判断可能となります。レビューを鵜呑みにする必要はありませんが、一定数の意見を参考にすることは重要です。

ぜひ、一度第三者目線の声を聞いてから判断しましょう。

以下の記事では車中泊に便利・快適なグッズを紹介しているため、暖房器具以外のグッズも揃えたい方は併せてご覧ください。

車中泊に便利・快適なグッズ25選!グッズの選び方も併せて解説

車中泊の暖房器具の注意点

車中泊 暖房器具

車中泊で使用する暖房器具は便利な反面、いくつかの注意が必要です。ここでは、車中泊の暖房器具の注意点について解説します。

石油ストーブは使用しない

車中泊で寒さを防ぐため、石油ストーブの使用を考えている方もいるかもしれません。

しかし、基本的に車内は火気厳禁となります。石油ストーブのように火を直接扱うものは火事の原因となるため、車内では原則使用しないことが重要です。

どうしても暖を取りたい場合は、火気ではなく電気の力を借りるようにしましょう。

前述した電熱ベストや電気毛布であれば、相応の暖かさを得られます。むしろ、火気を使用する暖房器具は火事だけでなく人体への影響も懸念されるため、使用しないのが安全です。

さすがに石油ストーブを持ち込んで車中泊する方は稀ですが、その他の火気も場合によっては危険なので使用しないよう注意しましょう。

一酸化炭素中毒に気を付ける

車中泊の際、暖房器具による一酸化炭素中毒には十分に気を付けなければいけません。

一酸化炭素中毒は喚起しないままガスが燃え続けることで発生する現象で、空気中にある酸素の不足により不完全燃焼で引き起こされる中毒症状を指します。

一酸化炭素は毒性が強いにもかかわらず無色無臭であるため、気づかないうちに中毒症状を起こす危険なものです。

そのため、車中泊で暖房器具を使用する際は、一酸化炭素中毒を常に警戒しましょう。一酸化炭素中毒の症状は以下の通りです。

  • 軽度の症状:頭痛・吐き気・めまい・不快感・倦怠感
  • 重度の症状:意識障害・痙攣発作・失神・生命の危機

一酸化炭素中毒は最悪の場合、死に至る非常に危険なもの。車中泊で一酸化炭素中毒になることはあまりありませんが、定期的な換気は忘れないようにしましょう。

特に降雪地帯で車中泊する際は、エンジンを切ることが重要です。エンジンをつけたまま眠ると雪が積もることでマフラーが塞がれ、一酸化炭素中毒に陥ることもあります。

マフラーが詰まると排ガスが車内に充満して一酸化炭素中毒を引き起こすため、雪が降る寒冷地で車中泊する際は十分に気を付けてください。

低温やけどに気を付ける

車中泊では電熱ベストや電気毛布など、電気を使用する暖房器具を使用する人もいるでしょう。しかし、電気を使用する暖房器具は低温やけどになる可能性も否めません

寒いからといって電熱ベストや電気毛布に包まれたまま何時間も眠っていると、朝方に低温やけど状態になっていることもあります。そのため、長時間の使用には注意したいです。

特に、長時間電気による暖房器具を使用すると低温やけどを負い、赤みやひりひりした感覚が出てくることもあります。

症状が悪化すると、痛みや水ぶくれが発生することも珍しくないです。最悪の場合、皮膚が極度に乾燥して感覚自体がなくなることもあります。

低温やけどでそこまで重篤化することは珍しいですが、何日も連続で車中泊している場合は電熱ベストや電気毛布の影響を受けている可能性も否めません。

そのため、低温やけどには十分気を付けておきましょう。

車中泊の注意点については他の記事でも解説しているため、併せてご覧ください。

車で寝る「車中泊」を快適にする方法|注意点や用意すべきアイテムを徹底解説

まとめ

車中泊におすすめの暖房器具、車中泊の暖房器具の選び方、車中泊の暖房器具の注意点を解説しました。

車中泊をする際は、寝袋や毛布、電熱ベストや電気毛布、カイロや湯たんぽなどがあると便利です。他にも車載ファンヒーターやポータブル電源、ヒートテックやネックウォーマー、保湿シートや結露防止シートもあると便利だと思います。

しかし、状況に応じて車中泊の環境は変わるため、何が必要なのかは自分自身の車中泊スタイルに合わせて判断するようにしましょう。

なお、ポータブル電源に関しては車中泊の暖房器具を動かすだけでなく、スマホ・パソコン・タブレットを使用する際にも便利です。その他、家電を動かすのにも使用できます。

EcoFlowでは、車中泊はもちろん車中泊以外でも使用できるポータブル電源を取り扱っているため、ご購入をお考えの方はぜひ一度ご検討ください。

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