海釣りや川釣りを始めるなら道具が必要ですが、何を用意すればいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
釣り道具は基本となるタックル(ロッド・リール・ライン)をはじめ、他にも色々なものが必要となるため、初心者のうちは何を持参すればいいのか戸惑うものです。
この記事では、海釣り・川釣りに必要な道具11選、釣り道具の選び方、基本のタックルについてわかりやすく解説します。
釣りに必要な道具について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
海釣り・川釣りとは
道具について知る前に、まずは海釣り・川釣りの特徴を知っておくことが重要です。ここでは、海釣り・川釣りとは何かについて解説します。
海釣り | 川釣り | |
特徴 | ・潮の満ち引きがある(満潮・干潮)・豊富な釣り場がある(沖合・浜辺・防波堤) | ・水の流れがある(上流・中流・下流)・上流は急で下流は緩やか・流れの間に魚がいる |
メリット | ・魚の種類に富んでいる・船の上から釣りができる・豪快な釣りが楽しめる | ・目視で魚影を追える・水の中で釣りができる・繊細な釣りが楽しめる |
デメリット | ・目視で魚影を追えない・潮流の影響を受ける | ・魚の種類が限られる・水流の影響を受ける |
釣りには、大きく分けて海釣りと川釣りがあります。海釣りは海で行う釣り、川釣りは川で行う釣りを指し、それぞれが持つ魅力もさまざまです。
海釣りは潮の満ち引きや豊富な釣り場があるのに対して、川釣りは水の流れがあるため、釣りの楽しみ方も変わってくるといえるでしょう。
メリット・デメリットも釣りの方法によって変わるため、自分自身のスタイルに併せて選んでみてください。
なお、同じ釣りでも時間帯によって釣れる魚が変わる他、海・川の状況も変わるため、朝釣りと夜釣りで分けて考えるのも良いかもしれません。
詳しくは次の記事でも解説しているため、併せてご覧ください。
→夜釣りならではの魅力とは?必要なものや注意すべきポイントを詳しく解説
海釣り・川釣りに必要な道具11選
海釣り・川釣りに出発する前には、道具を揃えることが重要です。ここでは、海釣り・川釣りに必要な道具11選について紹介します。
1.ロッド
ロッドはいわゆる釣り竿のことで、釣りに必要となる最も基本的なタックルの1つです。
ロッドにはいくつかの種類がありますが、初心者であれば10号〜15号で3m〜4m程度のもの、素材は比較的予算が限られている方にも優しいグラス製を推奨します。
ただし、あまりにも安価なものは部品が破損しやすい場合があるため、長い目で選ぶなら頑丈で万能な素材で作られているものを選びましょう。
2.リール
リールは釣り糸を巻き取る道具のことで、釣りに欠かせないタックルの1つです。リールには主にスピニングリールとベイトリールの2種類があり、次の特徴があります。
- スピニングリール:軽いルアーを付けるのに適した遠距離型のリール
- ベイトリール:重い仕掛けを付けるのに適した近距離型のリール
どちらを選ぶかは自由ですが、初心者の方はベイトリールよりも比較的扱いやすいスピニングリールを推奨します。
ただし、リールは使用感の好みもあるため、実際に使用してからスタイルに合ったものを見つけていくのがおすすめです。
3.ライン
ラインは釣り糸のことで、釣りに欠かせないタックルの1つです。ラインには主にナイロンラインとフロロカーボンラインとPEラインの3種類があり、次の特徴があります。
- ナイロンライン:素材が柔らかくしなやかさがあり、伸縮性に優れている
- フロロカーボンライン:素材が硬くしっかりしており、耐久性に優れている
- PEライン:感度や強度に優れていて、飛距離を出しやすい
ラインに関しては製品によって伸度や沈みやすさが変わるため、スタイルに合わせて選びましょう。実際に使用して、それぞれの相違点を体感してから選ぶことを推奨します。
4.仕掛け
釣りでいう仕掛けは、「釣り針・錘・ウキ・テンビン・ルアー・エギ・メタルジグ」などを指し、使用する環境に併せて適切なものを選ばなければなりません。
例えば、海釣りなのに川釣り用の仕掛けを選んでしまうと、どれほど魚がいても上手に釣ることは困難となります。その逆もまた然りです。
ただし、仕掛けは数え切れないほどの商品が各メーカーから販売されているため、何を購入すればいいかわからない場合は釣り具ショップのスタッフなどに聞いてみましょう。
なお、海釣りや川釣りで使用するなら「サビキ釣り用」「投げ釣り用」「探り釣り用」など用途に分けて選ぶとより環境に合わせた仕掛けが選べるため、上手に選んでみてください。
5.餌・餌箱
釣り道具としては、餌・餌箱も欠かせません。
餌はサビキ釣りではアミエビなどのプランクトンがよく使用され、投げ釣りや探り釣りではアオイソメがよく使用されますが、狙う獲物によっても変えなければなりません。
そのため、何を釣るのか先にある程度絞ってから使用する餌・餌箱を決めましょう。
餌は10g数百円で販売されているのが一般的で、箱ごとにまとめて販売しているところもあるため、釣りの時間に合わせて購入量を決めるのが賢明です。
なお、餌箱は100円均一ショップで販売されている容器で十分対応できます。
6.バケツ
バケツは魚を入れる際や手を洗う際に使用する道具で、本格的な釣りであれば併せてクーラーボックスなども準備しましょう。
バケツやクーラーボックスは魚の血抜きや氷締めなどでも使用するため、大きさは直径20cm程のものを選びたいです。個数は自由ですが、手洗い用と魚用があると便利です。
7.ハサミ
ハサミは釣り糸や包装を切る際に使用する道具で、本格的な釣りであれば併せて万能バサミも用意しましょう。
ハサミは自宅で使用しているものでも構いませんが、切れ味が十分ではない可能性があるため、釣り専用の切れやすく錆びにくいものをおすすめします。
8.プライヤー
プライヤーは魚に付いた針を取り出す際に使用する道具で、毒を持った魚や鋭い歯を持った魚で怪我をしないためにも持参しておきましょう。
素手で触ると危険な魚もいるため、併せて釣り用の手袋もあると安心です。特に肌の弱い人は、プライヤーと併せて手を覆う装備も持参してください。
9.フィッシュグリップ
フィッシュグリップは魚を掴む際に使用する道具で、表面がぬるぬるしている魚を落とさないためにも持参しておきましょう。
魚によっては滑りやすい種類もいるため、魚の掴みやすさや持ちやすさ、外れにくさで選んでみてください。せっかく釣った魚を逃がさないためにも持参を推奨します。
10.ライフジャケット
ライフジャケットは水中に転落してしまった際に命を守ってくれる道具で、主に2種類のライフジャケットがあります。
- 浮力体式ライフジャケット
- 膨張式ライフジャケット
どちらも海や川で溺れそうになった際に助けとなる道具であるため、でこぼこした海岸を歩き慣れていない方には必須の道具です。
11.ポータブル電源
ポータブル電源は電源のないところでも電源を確保できる設備で、あらかじめ充電しておくことでどこでも電気が使用できます。
各家電を使用できるのはもちろん、スマホの充電にも使用できますし、その他の電子機器を充電するのにも使用可能です。
冷暖房を使用するにもポータブル電源があると便利であるため、より快適に釣りをしたい方はぜひポータブル電源の持参も検討してみてください。
EcoFlowでは、釣りにも最適な高性能ポータブル電源を取り扱っているため、詳しくは次のリンクをご覧ください。
→EcoFlow RIVER 2 Pro
→EcoFlow DELTA 2
→EcoFlow DELTA 2 Max
釣り道具の選び方
特に初心者の方は、釣り道具は「何を選べばいいの?」と迷うかもしれません。ここでは、釣り道具の選び方について解説します。
釣りのスタイルに合わせて選ぶ
釣り道具は、釣りのスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
釣りのスタイルは人によって変わるだけでなく、釣りの場所や狙う獲物によっても道具を変えなければいけないため、これといって正解が決まっているわけではありません。
むしろ、状況に合わせて最適な道具を選び分けるのが釣りの醍醐味です。
海釣りや川釣りだけでなく釣りをする季節や時間帯によっても道具を変えるなど、工夫しながら選ぶことを推奨します。
デザインより扱いやすさで選ぶ
釣り道具は、デザインより扱いやすさで選ぶようにしましょう。
釣り具ショップには多くのロッド・リール・ラインが販売されている他、釣りをより快適にしてくれるガジェットやギアがあるため、見た目で選んでしまいやすいです。
しかし、見た目を重視するあまり扱いにくい道具を選ぶと怪我や事故の原因となります。
うまく扱えないものは周囲の釣り人にも危害を加える可能性があるため、慣れるまではデザインよりも扱いやすさで選ぶようにしてください。
ブランドや予算で選ぶ
釣り道具はブランドや価格で選ぶのも良いかもしれません。
名のあるブランドの製品は高性能なアイテムが揃っており、初心者が一式揃える際にも迷わずに済みますし、頻繁に耳にするブランドは安心感も得られるでしょう。
ただし、ブランドによっては手が届かない価格帯のものもあるため、予算オーバーにならないよう注意してください。
なお、釣りグッズについては次の記事でも解説しています。これから釣りデビューを考えている方は、ぜひ併せてご確認ください。
→釣りグッズの用意は超重要!基本アイテムの特徴とその役割、選び方を徹底解説
基本のタックル
釣りには必要となる道具がいくつかあるため、「結局何を持参すればいいの?」と困惑するかもしれません。
初心者の方は、まず基本となるタックルを揃えてみることを推奨します。
- ロッド:釣り竿
- リール:ラインを巻き取る道具
- ライン:リールに巻いて使用する道具
タックルは釣りに必要な最低限の構成要素で、「ロッド」「リール」「ライン」の3つからなります。何を揃えていいかわからない方は、まずタックルを購入するのがおすすめです。
予算は5,000円〜2万円前後で予算を設定し、実際に釣り具ショップで実物を見て判断するのが良いでしょう。
人によってはインターネット通販で購入する方もいますが、釣り道具は実物を自分自身の目で見て判断するのが賢明です。
口コミやレビューを参考にしても、実際に触れてみると想像と違う可能性があります。
最近ではフリマアプリを利用する人もいますが、フリマアプリで出品されているものは中古で劣化している可能性もあるため、商品情報を必ず確認してから購入してください。
→冬に釣りを行う理由とは?上手く釣るコツや注意点、寒さ対策を紹介!
まとめ
海釣り・川釣りに必要な道具11選、釣り道具の選び方、基本のタックルを解説しました。
海釣りや川釣りの道具は基本となるタックルをはじめ、仕掛けや餌・餌箱、バケツやハサミ、プライヤーやフィッシュグリップなどを揃えると良いでしょう。
他にも水に転落した際に命を守るライフジャケットや釣りを快適にしてくれるポータブル電源などもあると、より釣りを思う存分謳歌できるのではないでしょうか。
EcoFlowでは、釣りに最適なポータブル電源「RIVER 2シリーズ」や「DELTAシリーズ」を取り扱っています。
RIVER 2シリーズは、AC電源・USB充電・シガーソケット充電・ソーラー充電に対応しており、DELTAシリーズはスマート発電機充電にも対応していて汎用性抜群です。
釣りは長時間に及ぶこともあるため、スマホが充電できるポータブル電源があると重宝します。
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