ポータブル電源を普段使いするには?家庭で有効活用する方法と注意点

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ポータブル電源を普段使いするには?家庭で有効活用する方法と注意点

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地震や台風、豪雨などの災害が多い日本に住むなかで、もしものときの備えとして、ポータブル電源はおすすめです。

しかし平常時では使い道がないため、購入するのはもったいないと感じている人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、ポータブル電源を普段使いするための活用法について紹介します。

有効活用するためのポイントや注意点から普段使いにおすすめのポータブル電源まで解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ポータブル電源と聞くと、防災やアウトドア専用グッズなど、非日常であるイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は日常生活の中で役立つシーンも多くあります。

ポータブル電源を普段使いできる代表的な4つのシーンを紹介するので、ぜひ活用してみてください。

リビングや食卓で

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住宅の構造によっては、コンセントの位置が遠くて不便という方もいるのではないでしょうか。

家電を使いたい場所にコンセントがない、部屋が広いためコードが届かない、といったことに悩む人は少なくありません。

対策として延長コードを活用する方法がありますが、見た目が悪いうえに、足をひっかけてしまう危険性も。

そのような「コンセントの位置が悪く不便!」という方には、ポータブル電源の活用がおすすめです。広い部屋の真ん中など、どのような場所でも自由に電化製品が使用できます。

冷暖房をより効果的な箇所に設置できたり、食卓上での炊飯器やIHヒーターの活用により料理の手間を省いたりと、電源に制限されない快適な生活を送れるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、ポータブル電源はコンセント不足の解消にも効果的です。

家族の人数が多い家庭では、スマートフォンの充電やパソコンの利用などで、電源が足りなくなることもあるでしょう。

ポータブル電源を活用すれば使用できる電源の数が増え、家族みんながストレスなく電化製品を使用できます。

庭やベランダでの作業

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DIYやガーデニングの作業用に電化製品を使いたい場合、住宅の外部電源の位置や個数によっては、電源確保に困ることがあります。

ポータブル電源があれば、電源確保が難しい屋外でも電化製品を使用可能です。たとえば、汚れが気になるDIY作業や、草刈り機を使用した庭のお手入れなどにおいても、電源の場所を気にする必要はなくなるでしょう。

また、ポータブル電源は、庭先でのバーベキューやホームパーティにも活用できます。

ポータブル電源を使用すれば、ホットプレートやIHヒーターを庭でも使用できるようになるため、お家で簡単にアウトドア気分を味わえます。

在宅勤務

コロナ禍の影響によって在宅勤務になったという方も多く、自宅でのポータブル電源活用の機会が増加しています。

急に在宅勤務になった場合は自宅での仕事を想定しておらず、集中できる環境でなかったり、自室に電源が足りなかったりすることもあるでしょう。

特に、モニターを複数台使用するなど使用するデバイスが多い場合、コンセント不足に陥りがちです。

在宅勤務における電源不足を解消するためにも、ポータブル電源はおすすめ。

電源の個数が少ない場所でも、パソコンを利用しつつ、扇風機やヒーターなどで暑さ、寒さ対策もできます。

在宅勤務をしている方の中には、ポータブル電源を庭やベランダに持ち込み、普段とは違った環境で作業している方もいます。

在宅勤務を少しでも効率よく行うために、ぜひご家庭にポータブル電源を導入してみてください。

ホームパーティー

何かとコンセント不足になりやすいシチュエーションであるホームパーティー。

スピーカーで音楽をかけたり、ホームプロジェクターで映画を見たりする場合、普段より多くの電源が必要になります。

参加者が多いパーティの場合、必要なデバイスも多くなるだけでなく、客人がスマートフォンを充電したくなることもあるでしょう。

参加者が多いパーティの場合、必要なデバイスも多くなるだけでなく、客人がスマートフォンを充電したくなることもあるでしょう。

ポータブル電源を普段使いできるシーン

電源が豊富な住宅に住んでいる方の中には、「普段使いできるからといってわざわざポータブル電源を使用するメリットが薄い」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、ポータブル電源の普段使いには、電源確保以外のメリットが存在します。

そのような気になる2つのメリットについて詳しくみていきましょう!

 太陽光発電対応なら電気代を節約できる

ポータブル電源のなかには、太陽光発電に対応している製品もあります。太陽光によって発電した電気を使えば、電気代の節約が可能です。

もちろん、ソーラーパネルでこまめに充電する必要はありますが、毎日のかかる電気代を少しでも軽減できるのは嬉しいポイントです。

太陽光発電で充電できれば、停電のときでもポータブル電源を充電できます。電気代節約だけでなく、防災グッズとしても役立つこと間違いなしです。

ポータブル電源の日常使いは防災にもなる

ポータブル電源を購入してから1度も使用していない場合、いざという時に有効活用できない可能性があります。購入後、年数が経っていると故障している可能性や充電が0になっている場合も。

必要なときにすぐ使えるように普段での使用を通して、使い方や、電気容量の目安を把握しておきましょう。

また、使用できる家電の種類や、1つの家電をどのくらい使用し続けられるのかを日常生活で把握しておくことで、災害時でも計画的に限られた電力を使用できます。

被災時の余裕がない状況下でもスムーズな電源確保をするために、日頃からポータブル電源の使用に慣れておくことが大切です。

ポータブル電源を普段使いするときの注意点

日常生活でも有効活用できるポータブル電源ですが、使用上の注意点もいくつかあります。

間違った使用方法をしてしまうと、上手く使えなかったり、故障の原因になったりするため十分な注意が必要です。

この章では、ポータブル電源を普段使いするときの3つの注意点を紹介します。

消費電力によっては出力が足りないことがある

ポータブル電源にはそれぞれ定格出力があり、それを越えた消費電力が必要な電化製品は利用できません。定格出力とは、「指定された条件下で達成できる一番大きな電力」のことです。

たとえば、1,200Wのドライヤーを使用する場合、定格出力が1,200W以上のポータブル電源が必要です。

定格出力が小さいポータブル電源だと使用したい家電には使えないこともあるため、注意しましょう。

利用シーンが明確に定まっていない場合は、念の為定格出力が大きいポータブル電源を購入することがおすすめです。

水場付近では使用できない

雨天時や風呂場での使用は、感電やショートする恐れがあります。濡れた手でのプラグの抜き差しも感電する可能性があり、大変危険です。

もちろん、使用者に危険があるというだけでなく、ポータブル電源本体が故障してしまう可能性もあります。

基本的にポータブル電源は水場付近では使用しないほうがよいでしょう。

ポータブル電源はに水分は大敵です。感電事故を防ぐためにも細心の注意を払いましょう。

緊急時に充電が足りないことがある

ポータブル電源は、内蔵したバッテリーの電力を消費することで電源としての役割を果たしているため、電力の残量には注意が必要です。

日常で使用している場合、突然訪れる災害時に充電が足りなくなるケースも考えられます。そのため、電力の残り容量にはこまめに気を配りながら使用しましょう。

普段でも思う存分ポータブル電源を使用したい場合、普段使い専用のものをもう1台購入するか、停電時でも充電しやすい太陽光発電やシガーソケットから充電できるモデルを選ぶとよいでしょう。

製品によっては、発電機と連動することでさらに安定した電力供給を可能にしたポータブル電源もあるので、発電機との併用も検討してみてください。

普段使い用のポータブル電源を選ぶポイント

普段使いもできるポータブル電源の購入を検討している方の中には、どのような基準で選ぶべきか分からない方も多いかもしれません。

そこで、購入前に確認すべき3つのポイントを紹介するので参考にしてみてください。

用途に合わせた給電の最大出力

ポータブル電源を購入する際に、もっとも重要な要素ともいえるものは、そのポータブル電源が達成できる最大の電力をあらわす定格出力です。

使用したい電化製品の出力以下の最大出力を持つポータブル電源を購入してしまった場合、その電化製品には利用できません。

したがって、普段使用している電化製品の出力を事前に確認し、購入の最低基準となる出力を把握しておきましょう。

また、そのポータブル電源にどのくらいの電力を溜めておけるのかを示す、容量も重要な指標です。容量が少ないポータブル電源だと、すぐに充電不足になってしまいます。

具体的な活用方法が決まっていないという方は、容量が1,260Wh以上ある製品がおすすめです。1,260Wh以上の容量があるポータブル電源なら、ほとんどの家電製品や消費電力が大きいDIYツールにも電力供給が可能です。

ポータブル電源の充電方法

製品が対応している充電方法についてもきちんと事前確認しておきましょう。

普段からポータブル電源を使用している場合、突然訪れる災害時に電力容量が残っていない可能性があります。そのため、通常のコンセントからの充電はもちろん、太陽光発電やシガーソケットからの充電に対応しているタイプだと、車や太陽光を利用して充電できます。

加えて、それぞれの方法における充電時間も重要な要素といえます。

常に電力が使えるわけではない災害時では、「電源が使えない時間」である充電時間は短かければ短いほうがよいでしょう。

出力ポートの対応規格

使用する家電製品によっては、出力ポートの対応規格についても考慮しておく必要があります。一般的なポータブル電源が対応している出力規格は次の通りです。

・AC出力
・DC出力
・USB-A出力
・USB-A急速充電
・USB-C出力
・シガーソケット出力

製品ごとに出力ポートは異なるので、用途に合わせて必要な出力ポートが搭載されているものを選択しましょう。

また、出力ポートの数も確認しておくべきです。
低出力のポータブル電源の場合、家電をつなぎすぎると効果を発揮しないので注意しましょう。

普段使いにもおすすめなエコフローのポータブル電源

普段使いにおすすめできる「EcoFlow Technology(エコフローテクノロジー)社」のポータブル電源を3つ紹介します。

どの製品も高機能かつ幅広いシーンで使用できますので、ぜひ購入を検討してみてください!

DELTA Max

標準でも1,612Whの大容量をもつ「DELTA Max1600(デルタマックス1600)」ですが、2つのエクストラバッテリーを取り付けることで最大5,644Whまで拡張できます。災害時でも安心の大容量を実現しました。

同時に15台ものデバイスを接続できる点も嬉しいポイント。

さらに、「EcoFlow Technology(エコフローテクノロジー)社」の特許技術であるX-Stream充電テクノロジーにより、驚異的な急速充電が可能です。

上記のような点から、実用性の高さで選ぶならもっともおすすめのポータブル電源といえるでしょう。

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引用:「DELTA Max1600デルタマックス1600-EcoFlow Japan

 

製品名DELTA Max1600(デルタマックス1600)
値段¥187,000
重量22kg
寸法49.7x24x30.5cm
充電方法・AC壁コンセント
・12Vシガーソケット
・ソーラーチャージャー
・スマート発電
バッテリー容量1,612Wh
入力方法・フル充電時間・1.7時間(AC)
・16.8時間(12V シガーソケット)
・3.4時間-6.8時間(4x160Wソーラーチャージャーを快晴状態の天候で使用した場合)
・1.8時間(スマート発電)
出力・定格出力2,000W(X-Boostモードオン起動時最大2,400W)
・瞬間最大出力4,200W
出力方法・AC出力(x6)
・USB-A出力(x2)
・USB-A急速充電(x2)
・USB-C出力(x2)
・シガーソケット出力(x1)
・DC5521 出力(x2)

EcoFlow RIVER Proエコフローリバープロ

軽く小さいボディで持ち運びに便利なだけでなく、大容量・高出力を実現したポータブル電源が「RIVER Pro(リバープロ)」です。

標準で720Whの容量を持つ本製品ですが、エクストラバッテリーと接続することで1,440Whと倍増できます。

さらに、独自の「X-Boostテクノロジー」を搭載しており、最大で1,200W出力のデバイスにも電力供給が可能です。

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製品名RIVER Pro (リバープロ)
値段¥79,800
重量7.2kg
寸法28.9x 18.0 x 23.5 cm 
バッテリー容量720Wh 
入力方法・フル充電時間・1.6 時間(AC)
・7.5時間(12V シガーソケット)
・4.5時間-9時間(2x110Wソーラーチャージャーを快晴状態の天候で使用した場合) 
出力・定格出力600W(X-Boostモードオン起動時最大1200W)
出力方法・AC出力(x3)
・USB-A出力(x2)
・USB-A急速充電(x1)
・USB-C出力(x1)
・シガーソケット出力(x1)
・DC5521 出力(x2)

EcoFlow RIVER Maxエコフローリバーマックス

RIVER Max(リバーマックス)」は軽くて持ち運びに便利なことから普段使いにおすすめです。

通常、288Whの容量を持つ本製品ですが、エクストラバッテリーを取り付けることで、576Wまで容量を拡張できます。

最大10台までのデバイスを同時接続可能で、普段使いであれば十分なスペックといえます。

また、EcoFlow専用アプリを活用すれば「静音モード」に切り替えることもできるため、家の中で使うのに最適なモデルです。

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製品名RIVER Max (リバー マックス)
値段¥63,800
重量7.7kg
寸法28.8x 18.5 x 25.3 cm 
バッテリー容量288Wh 
入力方法・フル充電時間・1.6 時間(AC)
・6時間(12V シガーソケット)
・3時間-6時間(2x110Wソーラーチャージャーを快晴状態の天候で使用した場合)
出力・定格出力600W(X-Boostモードオン起動時最大1200W)
出力方法・AC出力(x3)
・USB-A出力(x2)
・USB-A急速充電(x1)
・USB-C出力(x1)
・シガーソケット出力(x1)
・DC5521 出力(x2)

ポータブル電源は普段使いにもおすすめ!

 

普段使いすることで日常生活をより快適にアップグレードできる「ポータブル電源」。防災やキャンプのときだけではなく、日常にも活用してみてはいかがでしょうか。

なかでも、「EcoFlow Technology(エコフローテクノロジー)社」が提供しているポータブル電源は、「X-Streamテクノロジー」や「X-Boostテクノロジー」などの独自技術により、高い利便性を実現しています。

活用するシーンごとに選べるラインナップも豊富ですので、ぜひ日常生活に導入してみてください!

 
portable power stations methods and precautions 001 1

DELTA Max1600
デルタマックス1600

portable power stations methods and precautions 002

RIVER Pro
リバープロ

portable power stations methods and precautions 003

RIVER Max
リバーマックス

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