「ポータブル電源って、災害時だけじゃなく普段使いもできるの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。ポータブル電源は、屋外でのレジャーや屋内でのちょっとした電力確保など、日常生活のさまざまなシーンで活躍するアイテムです。
ポータブル電源があれば、コンセントのない場所でも家電製品を使用できるため、生活の利便性が格段に向上します。また、ブレーカー落ちの心配もなく、延長コードの代用としても活用可能です。
本記事では、ポータブル電源を普段使いできるシーン、そのメリット、選び方のポイント、便利な機能について詳しく解説します。ポータブル電源の活用方法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
ポータブル電源を普段使いできるシーン
ポータブル電源と聞くと、防災やアウトドア専用グッズなど、非日常であるイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は日常生活の中で役立つシーンも多くあります。ポータブル電源を普段使いできる代表的な5つのシーンを紹介するので、ぜひ活用してみてください。
リビングや食卓で
住宅の構造によっては、コンセントの位置が遠くて不便という方もいるのではないでしょうか。
家電を使いたい場所にコンセントがない、部屋が広いためコードが届かない、といったことに悩む人は少なくありません。
対策として延長コードを活用する方法がありますが、見た目が悪いうえに、足をひっかけてしまう危険性も。
そのような「コンセントの位置が悪く不便!」という方には、ポータブル電源の活用がおすすめです。広い部屋の真ん中など、どのような場所でも自由に電化製品が使用できます。
冷暖房をより効果的な箇所に設置できたり、食卓上での炊飯器やIHヒーターの活用により料理の手間を省いたりと、電源に制限されない快適な生活を送れるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、ポータブル電源はコンセント不足の解消にも効果的です。
家族の人数が多い家庭では、スマートフォンの充電やパソコンの利用などで、電源が足りなくなることもあるでしょう。
ポータブル電源を活用すれば使用できる電源の数が増え、家族みんながストレスなく電化製品を使用できます。
庭やベランダでの作業
DIYやガーデニングの作業用に電化製品を使いたい場合、住宅の外部電源の位置や個数によっては、電源確保に困ることがあります。
ポータブル電源があれば、電源確保が難しい屋外でも電化製品を使用可能です。たとえば、汚れが気になるDIY作業や、草刈り機を使用した庭のお手入れなどにおいても、電源の場所を気にする必要はなくなるでしょう。
また、ポータブル電源は、庭先でのバーベキューやホームパーティにも活用できます。
ポータブル電源を使用すれば、ホットプレートやIHヒーターを庭でも使用できるようになるため、お家で簡単にアウトドア気分を味わえます。
在宅勤務
コロナ禍の影響によって在宅勤務になったという方も多く、自宅でのポータブル電源活用の機会が増加しています。
急に在宅勤務になった場合は自宅での仕事を想定しておらず、集中できる環境でなかったり、自室に電源が足りなかったりすることもあるでしょう。
特に、モニターを複数台使用するなど使用するデバイスが多い場合、コンセント不足に陥りがちです。
在宅勤務における電源不足を解消するためにも、ポータブル電源はおすすめ。
電源の個数が少ない場所でも、パソコンを利用しつつ、扇風機やヒーターなどで暑さ、寒さ対策もできます。
在宅勤務をしている方の中には、ポータブル電源を庭やベランダに持ち込み、普段とは違った環境で作業している方もいます。
在宅勤務を少しでも効率よく行うために、ぜひご家庭にポータブル電源を導入してみてください。
ホームパーティー
何かとコンセント不足になりやすいシチュエーションであるホームパーティー。
スピーカーで音楽をかけたり、ホームプロジェクターで映画を見たりする場合、普段より多くの電源が必要になります。
参加者が多いパーティの場合、必要なデバイスも多くなるだけでなく、客人がスマートフォンを充電したくなることもあるでしょう。
参加者が多いパーティの場合、必要なデバイスも多くなるだけでなく、客人がスマートフォンを充電したくなることもあるでしょう。
高圧洗浄機による掃除
ベランダや庭など、従来はコンセントの位置に制限されていた高圧洗浄機の使用範囲が大幅に広がります。玄関前や駐車場の掃除も、電源の場所を気にせず効率的に進められるでしょう。
外壁の汚れや自転車の洗車など、これまで諦めていた場所でも自由に高圧洗浄が行えるようになります。ベランダの植物の水やりと同時に床掃除も済ませられるため、作業時間の短縮にもつながります。
ポータブル電源を普段使いする主なメリット
家庭での電力使用の自由度が格段に上がり、生活の質が向上します。以下、ポータブル電源を普段使いするメリットを4つ紹介します。
- 太陽光発電対応なら電気代を節約できる
- コンセントがなくても家電を自由に使用できる
- ブレーカー落ちの対策になる
- 延長コードの代用として活躍する
各メリットの詳細を1つずつ見ていきましょう。
太陽光発電対応なら電気代を節約できる
ポータブル電源のなかには、太陽光発電に対応している製品もあります。太陽光によって発電した電気を使えば、電気代の節約が可能です。
もちろん、ソーラーパネルでこまめに充電する必要はありますが、毎日のかかる電気代を少しでも軽減できるのは嬉しいポイントです。
太陽光発電で充電できれば、停電のときでもポータブル電源を充電できます。電気代節約だけでなく、防災グッズとしても役立つこと間違いなしです。
コンセントがなくても家電を自由に使用できる
屋外やベランダなど、従来は電源確保が難しかった場所でも、さまざまな家電製品を自由に使用できます。
例えば、電源確保が必要なポータブルエアコンや電気毛布、小型冷蔵庫などを便利に使用できるほか、パソコンやタブレットなどの充電も自由に行えます。配線を気にせず必要な場所で家電製品を使用できる自由度は、日常生活の利便性を大きく高めるでしょう。
ブレーカー落ちの対策になる
電力使用量が多いときの予備電源として活用でき、ブレーカー落ちの心配なく家電製品を使用できます。季節の変わり目など、一時的に電力使用量が増える時期も安心です。
ブレーカー落ちの心配がないことで、洗濯機と掃除機の同時使用など、普段は避けていた組み合わせも実行できるようになります。さらにエアコンや電子レンジなど、消費電力の大きい機器との併用も問題ありません。
延長コードの代用として活躍する
コードレスで電源を確保できるため、部屋の見た目がすっきりとし、インテリアの美観を損ねる心配もありません。つまずきの危険性も減り、特に小さな子どもやお年寄りがいる家庭では、安全面での効果も期待できます。
また、「ペットが延長コードを引っ張ってしまう」という家庭でも、ポータブル電源を用いれば安全に家電製品を使用できるでしょう。掃除のときも配線を動かす必要がなく、フローリングの隅々まで効率的な清掃が可能となります。
ポータブル電源の代表的な便利機能
最新のポータブル電源には、日常使いの利便性を高める機能が複数搭載されています。用途や使用環境に応じて適切な機能を選べるよう、代表的な機能について4つ紹介します。
- LEDライト
- ソーラー充電
- EPS機能
- アプリ連携
以下、それぞれの機能について詳しく解説していきます。
LEDライト
停電時や夜間の作業時に便利な照明機能は、最新のポータブル電源に標準搭載されている重要な機能の1つです。懐中電灯のように持ち運んで使用することも可能です。
明るさの調整機能を備えたモデルも多く、作業内容や環境に応じて適切な照度を選択できます。突然の停電時には非常灯として、アウトドアではキャンプサイトの照明として活躍します。
ソーラー充電
太陽光パネルを接続することで、電気代を抑えながら環境にやさしい充電が実現できます。天候の良い日中であれば、継続的な充電により安定した電力供給が見込めます。
災害による長期停電時でも、太陽光があれば電力を補給できるため、重要な非常用電源となります。設置場所を選ばない小型のソーラーパネルなら、ベランダでの充電も簡単です。
→ソーラーパネルとは?仕組みや発電量、寿命、選び方などを徹底解説
EPS機能
予期せぬ停電時に、わずか数ミリ秒で自動的に電源供給を開始するEPS機能は、重要な電子機器の保護に大きな役割を果たします。
パソコンやサーバーなど、突然の電源断が致命的なダメージを与える可能性のある機器に対して、安定した電力供給を実現できるのです。また、電力を必要とする医療機器を使用している場合も、このEPS機能がバックアップ電源として大きな役割を担います。
アプリ連携
最近のポータブル電源にはアプリ連携機能が搭載されており、バッテリー残量や充電状態をスマートフォンでリアルタイムに確認できます。これにより、過充電や過放電を防ぐ適切な電力管理が可能となるのです。
また、使用電力量の分析機能を用いれば、効率的な電力活用も実現できます。充電完了や残量低下時には通知が届くため、急な電池切れの心配もありません。
普段使い以外のポータブル電源の利用シーン
ポータブル電源の活用範囲は非常に広く、多様な場面で重宝します。アウトドアからビジネスまで、幅広い用途に対応できる点が特徴です。
災害時
災害時、特に停電が起こった際には、ポータブル電源が非常に役立ちます。ポータブル電源があれば、照明や冷蔵庫、スマートフォンなどの生活必需品の電力を確保でき、停電による不便さを大幅に軽減できます。
また、情報収集や通信手段の維持に欠かせない機器の電源としても活用可能です。ポータブル電源のなかには、ラジオやLEDライトなどの便利機能が搭載されているものもあり、災害時に必要な情報を迅速に得たり、安全を確保したりするのに役立ちます。
→緊急時に活躍する非常用電源とは?製品の選び方やおすすめのポータブル電源を紹介
車中泊
エンジンを停止した状態でも車内で電化製品を使用できるため、快適な車中泊を実現できます。スマートフォンの充電はもちろん、小型冷蔵庫や電気毛布、扇風機などを使用することで、より快適な車内環境を作れます。
車中泊の際に気になるのが、エンジンの騒音や排気ガスです。その点、ポータブル電源を使用すれば、エンジンを停止した状態でも電化製品を使用できるため、静かで環境にもやさしい車中泊を楽しめます。
キャンプ
ポータブル電源をキャンプ場に持参すれば、テント内の照明や調理器具、扇風機など、さまざまな電気機器を使用できます。
特に夏場や冬場のキャンプでは、暑さや寒さが顕著で快適に過ごしにくくなります。しかし、ポータブル電源とともに冷暖房器具を用意することで、効果的な空調管理を行えるため、自然のなかでも快適なキャンプ生活を送ることができるのです。
釣り
釣りを楽しむ方にとっても、ポータブル電源は便利なアイテムです。クーラーボックスやエアポンプの電源として使用できるほか、夜釣りの際の照明用電源としても重宝します。
また、スマートフォンや魚群探知機の充電にも使用でき、釣りの効率を上げることも可能です。さらに、近年では電動リールを使用する釣り人も増えていますが、ポータブル電源があればバッテリー切れの心配をすることなく、釣りを快適に楽しめます。
農業
農業において、電動工具や潅水システムの電源として使用することで、圃場での作業効率を大幅に向上させることができます。
スマート農業の普及に伴い、センサーやカメラなどのIoT機器の電源としてもポータブル電源が活用されています。また、ドローンを充電する、夜間照明の点灯に使用するといった使い方も可能です。
路上ライブ
路上ライブを行うミュージシャンにとって、ポータブル電源は欠かせない存在です。アンプやスピーカーなどの音響機器の電源として使用すれば、場所を選ばずに演奏が可能となります。
観客を集めやすい場所でパフォーマンスを行えるため、より多くの人に音楽を届けられるでしょう。
イベント
ポータブル電源があれば、照明や音響機器、プロジェクターなど、多様な機器への給電が可能となるため、イベントを成功させるために欠かせない存在です。
屋台などの電源としても活用でき、イベントの幅を広げられます。また、災害時など万が一の停電時にも、ポータブル電源があればイベントを継続することができます。
移動販売
移動販売でも、調理機器や照明、レジなどの電源として活用できます。ポータブル電源を用意することで、場所を選ばずに営業活動を行うことができるのです。
また、移動販売車のエンジンを停止した状態でも使用できるため、燃料の節約にもつながります。移動販売車のエンジン音や排気ガスを抑制し、周辺環境への配慮も行えます。
ポータブル電源を普段使いするときの注意点
日常生活でも有効活用できるポータブル電源ですが、使用上の注意点もいくつかあります。
間違った使用方法をしてしまうと、上手く使えなかったり、故障の原因になったりするため十分な注意が必要です。
この章では、ポータブル電源を普段使いするときの5つの注意点を紹介します。
消費電力によっては出力が足りないことがある
ポータブル電源にはそれぞれ定格出力があり、それを越えた消費電力が必要な電化製品は利用できません。定格出力とは、「指定された条件下で達成できる一番大きな電力」のことです。
たとえば、1,200Wのドライヤーを使用する場合、定格出力が1,200W以上のポータブル電源が必要です。
定格出力が小さいポータブル電源だと使用したい家電には使えないこともあるため、注意しましょう。
利用シーンが明確に定まっていない場合は、念の為定格出力が大きいポータブル電源を購入することがおすすめです。
バッテリーを劣化させないように気をつける
ポータブル電源を普段使いする上で、バッテリーの劣化は避けて通れません。しかし、適切な使い方を心がけることで、劣化のスピードを遅らせることは可能です。過放電や過充電はバッテリーに大きな負担をかけるため、できるだけ避けましょう。
常にバッテリーの充電状態を確認し、充電が切れる前に充電を開始することが大切です。こまめな充電の確認がバッテリーを長持ちさせる鍵となります。
適切な環境で保管する
ポータブル電源を保管する際は、設置場所の環境にも気を配る必要があります。高温多湿の環境での保管は、バッテリーの劣化を早める原因となります。そのため、直射日光が当たらない風通しの良い場所を選ぶようにしましょう。
また、結露や水濡れは、ポータブル電源の故障につながる可能性があります。保管場所の湿度管理も重要で、湿気の少ない場所に保管することで、ポータブル電源を良好な状態で維持できます。
→ポータブル電源の保管方法を徹底解説!保管場所の選び方や長持ちさせる5つの工夫
水場付近では使用できない
雨天時や風呂場での使用は、感電やショートする恐れがあります。濡れた手でのプラグの抜き差しも感電する可能性があり、大変危険です。
もちろん、使用者に危険があるというだけでなく、ポータブル電源本体が故障してしまう可能性もあります。
基本的にポータブル電源は水場付近では使用しないほうがよいでしょう。
ポータブル電源はに水分は大敵です。感電事故を防ぐためにも細心の注意を払いましょう。
緊急時に充電が足りないことがある
ポータブル電源は、内蔵したバッテリーの電力を消費することで電源としての役割を果たしているため、電力の残量には注意が必要です。
日常で使用している場合、突然訪れる災害時に充電が足りなくなるケースも考えられます。そのため、電力の残り容量にはこまめに気を配りながら使用しましょう。
普段でも思う存分ポータブル電源を使用したい場合、普段使い専用のものをもう1台購入するか、停電時でも充電しやすい太陽光発電やシガーソケットから充電できるモデルを選ぶとよいでしょう。
製品によっては、発電機と連動することでさらに安定した電力供給を可能にしたポータブル電源もあるので、発電機との併用も検討してみてください。
普段使い用のポータブル電源を選ぶポイント
普段使いもできるポータブル電源の購入を検討している方の中には、どのような基準で選ぶべきか分からない方も多いかもしれません。
そこで、購入前に確認すべき6つのポイントを紹介するので参考にしてみてください。
用途に合わせた給電の最大出力
ポータブル電源を購入する際に、もっとも重要な要素ともいえるものは、そのポータブル電源が達成できる最大の電力をあらわす定格出力です。
使用したい電化製品の出力以下の最大出力を持つポータブル電源を購入してしまった場合、その電化製品には利用できません。
したがって、普段使用している電化製品の出力を事前に確認し、購入の最低基準となる出力を把握しておきましょう。
また、そのポータブル電源にどのくらいの電力を溜めておけるのかを示す、容量も重要な指標です。容量が少ないポータブル電源だと、すぐに充電不足になってしまいます。
具体的な活用方法が決まっていないという方は、容量が1,260Wh以上ある製品がおすすめです。1,260Wh以上の容量があるポータブル電源なら、ほとんどの家電製品や消費電力が大きいDIYツールにも電力供給が可能です。
本体のバッテリー容量
ポータブル電源を普段使いする場合、本体のバッテリー容量は重要な要素です。使用する機器の消費電力と使用時間を考慮し、必要な容量を算出しましょう。
例えば、消費電力100Wの機器を5時間使用したい場合は、500Wh以上の容量が必要となります。余裕を持った容量設定をすることで、急な長時間使用や、新たに家電製品を追加したい場合にも柔軟に対応できます。
しかし、容量が大きくなると価格や重量も増加する傾向があるため、使用状況と予算に合わせて適切な容量のポータブル電源を選ぶようにしましょう。
重量・携帯性
普段使いするポータブル電源を選ぶ際には、重量と携帯性も重要なポイントです。頻繁に持ち運ぶ場合は、軽量でコンパクトな機種を選ぶと良いでしょう。
ただし、軽量化や小型化を追求すると、搭載できるバッテリー容量や機能が制限される場合もあります。持ち運びやすさと必要な機能のバランスを考慮し、用途に合ったポータブル電源を選ぶことが大切です。
ポータブル電源の充電方法
製品が対応している充電方法についてもきちんと事前確認しておきましょう。
普段からポータブル電源を使用している場合、突然訪れる災害時に電力容量が残っていない可能性があります。そのため、通常のコンセントからの充電はもちろん、太陽光発電やシガーソケットからの充電に対応しているタイプだと、車や太陽光を利用して充電できます。
加えて、それぞれの方法における充電時間も重要な要素といえます。
常に電力が使えるわけではない災害時では、「電源が使えない時間」である充電時間は短かければ短いほうがよいでしょう。
出力ポートの対応規格
使用する家電製品によっては、出力ポートの対応規格についても考慮しておく必要があります。一般的なポータブル電源が対応している出力規格は次の通りです。
・AC出力
・DC出力
・USB-A出力
・USB-A急速充電
・USB-C出力
・シガーソケット出力
製品ごとに出力ポートは異なるので、用途に合わせて必要な出力ポートが搭載されているものを選択しましょう。
また、出力ポートの数も確認しておくべきです。
低出力のポータブル電源の場合、家電をつなぎすぎると効果を発揮しないので注意しましょう。
コストパフォーマンス
ポータブル電源は初期費用だけでなく、維持費用も考慮して選ぶ必要があります。充電にかかる電気代や、バッテリーの交換費用などを含めた総合的な経済性を検討しましょう。
使用頻度や期待する使用年数によって、適切な価格帯は異なります。高価なポータブル電源は、高性能で長寿命なバッテリーを搭載している場合が多いですが、使用頻度が低い場合は、初期費用を抑えたモデルを選択するのも1つの手です。
普段使いにもおすすめなEcoFlowのポータブル電源3選
普段使いにおすすめできる「EcoFlow Technology(エコフローテクノロジー)社」のポータブル電源を3つ紹介します。
どの製品も高機能かつ幅広いシーンで使用できますので、ぜひ購入を検討してみてください!
EcoFlow RIVER 3
画像引用元:EcoFlow
「EcoFlow RIVER 3」は、普段使いに最適なポータブル電源です。業界標準よりも30%小型化された軽量設計で、持ち運びや収納に便利です。
先進の窒化ガリウム(GaN)技術を採用し、コンパクトながら長時間稼働を実現しました。30dB以下の静音設計なので、室内で使用しても音が気になりません。
また、20ミリ秒未満で瞬時に起動するUPS機能を搭載しており、停電時でも重要な家電製品に途切れなく電力を供給できます。
容量 | 230Wh |
定格出力 | 300W |
公式サイト | https://www.ecoflow.com/jp/river-3-portable-power-station |
EcoFlow RIVER 2 Pro
画像引用元:EcoFlow
「EcoFlow RIVER 2 Pro」は、わずか70分で満充電できる業界最速クラスの充電速度が魅力です。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、長寿命化と高い安全性も実現しました。
毎日使用しても約10年間使用できるほどの耐久性を誇り、高温下でも安全に稼働します。30ミリ秒以内でバッテリー供給に自動で切り替わるUPS機能はもちろん、スマホでの遠隔制御を可能にするスマホ連動機能も搭載しています。
容量 | 768Wh |
定格出力 | 800W |
AC充電入力 | 最大940W |
サイズ | 26.9 × 25.9 × 22.6 cm |
重量 | 約7.8kg |
出力口 | 合計11 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/river-2-pro-portable-power-station |
EcoFlow DELTA 3 Plus
画像引用元:EcoFlow
「EcoFlow DELTA 3 Plus」は1,500Wの高出力で、冷蔵庫やテレビ、オーブンなど、ほとんどの家電製品に電力を供給できます。AC充電では最短56分で満充電が可能です。
また、ソーラー充電にも対応しており、曇りの日でも短時間で充電できます。普段使いはもちろんのこと、アウトドア活動や災害時など、幅広いシーンで活躍する高性能なポータブル電源です。
容量 | 1,024Wh |
定格出力 | 1,500W |
サイズ | 39.8 × 20.0 × 28.4 cm |
重量 | 約12.5kg |
出力ポート | 合計13 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/delta-3-plus-portable-power-station?variant=44597213003937 |
まとめ
本記事では、ポータブル電源を普段使いできるシーン、そのメリット、選び方のポイント、便利な機能について解説しました。
ポータブル電源は、屋外でのレジャーや屋内での電力確保など、日常生活のさまざまなシーンで活躍します。コンセントのない場所でも家電製品を使用できるため、利便性が格段に向上するでしょう。
ポータブル電源を選ぶ際は、バッテリー容量、重量・携帯性、コストパフォーマンスなどを考慮することが重要です。また、LEDライトやソーラー充電、EPS機能など、便利な機能も充実しています。
普段使いできるポータブル電源をお探しの方は、EcoFlowが販売するポータブル電源の導入をご検討ください。より快適で豊かなライフスタイルを実現できるはずです。