ポータブル電源でドライヤーは使える?メリット・デメリットや選び方を解説

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ポータブル電源でドライヤーは使える?メリット・デメリットや選び方を解説

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ポータブル電源でドライヤーは使用できるのか気になっている方もいるでしょう。

結論を先にいうと、ドライヤーはポータブル電源でも使用可能です。しかし、場合によっては使用できない場合もあるため、使用するための条件を把握しておきましょう。

この記事では、ポータブル電源でドライヤーは使用できるのか、ポータブル電源のメリット・デメリット、選び方をわかりやすく解説します。

ポータブル電源でドライヤーを使用したい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

ポータブル電源でドライヤーは使用できる?

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ポータブル電源でドライヤーを使用するためには、条件を満たすことが重要です。ここでは、ポータブル電源でドライヤーは使用できるかについて解説します。

ポータブル電源でドライヤーは使用できる

ポータブル電源があればドライヤーは使用できます。

ポータブル電源は電源が取れない場所であっても電源として使用できるため、ドライヤーなどの家電も問題なく使用できるのが魅力です。

ドライヤー以外の電化製品も使用できるため、スマホの充電はもちろん、パソコンやタブレットの電源として使用するのも良いでしょう。

ただし、電化製品ごとに消費電力が変わるため、条件次第では使用できない家電がある可能性もあります。

その点は、所有しているポータブル電源との相性を確かめなければいけません。

ドライヤーに適用できるポータブル電源とは

ここからは、ポータブル電源でドライヤーを使用するための条件について紹介します。

まず、基本的にポータブル電源で一般的なドライヤーを使用するには、1,000W以上が必要になると覚えておきましょう。

出力1,200W以上のポータブル電源であれば、ドライヤーの性能を最大限にフル活用できるため、最低1,000W以上〜最高1,200W以上であれば快適に作動してくれます。

ただし、ドライヤー本体の設定を温風に変えることで、1,000W以下のポータブル電源を使用することも可能です。

1,000W以下のポータブル電源しか持っていない場合は、ドライヤーを温風で使用してみましょう。

なお、一部のポータブル電源は接続する機器の出力を制限できるため、ドライヤー自体の出力を抑えて疑似的に使用することも可能です。

その他、出力500W以下のドライヤーを購入して、必要となるポータブル電源の出力を相対的に低下させるという方法もあるなど、いくつかの方法があります。

そのため、ぜひ所有しているポータブル電源に併せてドライヤーを使用しましょう。

ポータブル電源で使える家電製品については他の記事でも解説しているため、併せてご覧ください。

ポータブル電源で使える家電製品を徹底解説!ドライヤーや冷蔵庫が使える電源

ポータブル電源のメリット

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ポータブル電源を有効活用するためには、メリットを知っておくことが重要です。ここでは、ポータブル電源のメリットについて解説します。

アウトドアが快適になる

ポータブル電源があるとアウトドアが快適になります。

キャンプや車中泊でも電化製品が使用できるため、家にいるのと同じ感覚で家電を使用できるのが強みです。

必要な出力は電化製品によって変わりますが、ポータブル電源もいくつかの種類が販売されているため、用途に合わせて購入しておけば問題はありません。

もちろん、アウトドアで乱れがちな髪を整えるドライヤーも使用可能なため、アウトドアに家電を持ち込みたい場合は、併せてポータブル電源も持ち込みましょう。

毎日の電気代の節約になる

ポータブル電源は、ソーラーパネルと組み合わせることで発電&蓄電が可能となります。

家庭で疑似的な太陽光発電を使用できるため、晴れている日には自宅で電力を生み出すことが可能です。

売電による経済効果はそこまで期待できないものの、太陽光で発電した電力を使用すれば電力会社から購入する分の電力を節約できるため、電気代の節約になるでしょう。

もちろん、余った電力は電力会社に売電可能なため、条件が揃えば電気代を節約しつつちょっとしたお小遣い稼ぎも可能かもしれません。

日常生活にも応用できる

ポータブル電源は電源が取れない場所でも活用できるため、置き型のコンセントとして使用することも可能です。

例えば、庭をはじめバルコニーやベランダでも使用できるだけでなく、ワーケーションをはじめとするテレワークなど、出先で仕事する場合にも使用できます。

複数のデバイスを使用するテレワークとの相性は特に抜群なため、スマホと併せてパソコンやタブレットを使用したい場合にも最適です。

その他、複数のコンセントが必要となるホームパーティーにも対応できるなど、用途が幅広いのもポータブル電源の魅力といえるでしょう。

災害時の非常用電源として使用できる

ポータブル電源は、災害時の非常用電源として使用できるのも魅力です。特に日本のような災害大国では、いつどこでも電源を確保できるポータブル電源は重宝できます。

大規模な災害が発生すると、電力が使用できなくなる可能性があります。電力が使用できないとライフラインが絶たれ、生命維持にも影響が出ます。

しかし、ポータブル電源があれば電化製品を安定かつ問題なく使用できるため、日常生活の崩壊を防げるでしょう。

災害大国日本においては、ポータブル電源は持っておいて損はありません。

ポータブル電源の魅力については次の記事でも解説しているため、併せてご覧ください。

ポータブル電源は買うべき?必要な理由、メリット・デメリットを徹底解説

ポータブル電源のデメリット

ポータブル電源 ドライヤー

ポータブル電源を有効活用するためには、デメリットも知っておくことが重要です。ここでは、ポータブル電源のデメリットについて解説します。

一定の予算が必要となる

ポータブル電源は、製品によって安価なものもありますが、当然ながら高価なものもあります。例えば、高性能なポータブル電源となると数十万円以上するものもあるくらいです。

そのため、予算が限られている方にとっては手が届きにくいといえるかもしれません。特に、出先でドライヤーを使用するためだけに購入するのはハードルが高いです。

リーズナブルなポータブル電源でも数万円以上するのが一般的なため、どうしても一定の予算が必要となってくる点は念頭に置いておかなければいけません。

ただし、ポータブル電源とはいっても、規格・出力・種類によって価格帯はさまざまです。用途に合わせて選べば、きっと目的に合ったものが見つかります。

持ち運びが負担になる

ポータブル電源は、平均重量が7kg〜10kgとなっているため持ち運びがやや大変です。

成人男性・女性であれば問題なく運べる重さではあるものの、お子さんやお年寄りにはどうしても「ずっしりと重たい」と感じる重量となっています。

そのため、アウトドアなどで使用するとはいっても、持ち運びに苦労するかもしれません。男性であれば問題なくとも、腕力のない女性にとってはなかなかの重さといえるでしょう。

重量はポータブル電源の規格・出力・種類によって変わりますが、製品によっては持ち運びが負担となることもあると覚えておきたいです。

何度も持ち運びするものではないものの、定期的にポータブル電源を持参して出かけるという方は、持ち運びが負担にならない程度の製品を選ぶことを推奨します。

単体では充電できない

ポータブル電源は単体では充電できません。

例えば、災害発生時に停電してしまった場合、何もないところからポータブル電源のみで充電することは不可能です。充電するためには、他の電力供給源が必要となります。

そのため、停電時などの緊急事態の際にはどのように充電するかが問題となるでしょう。

ただし、ポータブル電源はソーラーパネルと併用することで、太陽光から発電&蓄電することが可能です。

単体では充電が難しくとも、方法によっては発電から蓄電まで補えるポテンシャルを持っています。可能であれば、ソーラーパネルも合わせて購入しておくと安心です。

ポータブル電源がいらないかどうかは個人によるものの、必要性については以下の記事でも解説しているため、併せてご覧ください。

災害時にポータブル電源は本当にいらない?役立つ場面や利用時の注意点を解説
緊急時に活躍する非常用電源とは?製品の選び方やおすすめのポータブル電源を紹介

ポータブル電源の選び方

ポータブル電源 ドライヤー

ドライヤーだけでなく、その他の家電にも使用できるポータブル電源はいくつかの種類が販売されているため、選び方を知っておくことも重要です。

ここでは、ポータブル電源の選び方について解説します。

ドライヤーの消費電力を調べる

ドライヤーを使用するためにポータブル電源を購入する場合、まずはドライヤーの消費電力を調べるところから始めましょう。

ドライヤーは製品によって消費電力が変わるのが特徴で、一般的なドライヤーは出力600W〜1,200Wに設定されています。そのため、出力1,200W以上の製品を選ぶと安心です。

出力1,200W以上のポータブル電源があれば、一般的な家電の使用も問題ありません。

ただし、出力が高くなればなるほどポータブル電源の値段も比例して高くなるため、予算が限られている方はドライヤーそのものの出力が低いものを選ぶのがおすすめです。

出力が低いドライヤーはやや不便ですが、予算と兼ね合いながら選ぶようにしましょう。

ポータブル電源の容量を調べる

次に、ポータブル電源の容量についても合わせて調べておきましょう。

ポータブル電源の容量は、製品によって変わるのが特徴です。例えば、消費電力1,200Wのドライヤーを30分使用する場合、容量はおおよそ600Whのポータブル電源が必要となります。

このように購入予定のポータブル電源の容量がどれくらいなのかを調べておかないと、後になってから「このドライヤーだと使えない」ということになりかねません。

そのため、ドライヤーはもちろんポータブル電源の容量も調べておくことを推奨します。

なお、ロングヘアかショートヘアかによっても必要な容量が変わるだけでなく、家族で使用するかどうかでも必要な容量が変わるので注意しておきたいです。

出力ポートの種類を確認する

ポータブル電源は、製品によって出力ポートの種類が変わります。市販されているポータブル電源の出力ポートとしては、次のようなものが一般的です。

  • ACポート
  • DCポート
  • USBポート

アルファベットが並んでいて若干ややこしいとは思いますが、一般的なドライヤー利用の場合は、ACポートが適しています。

そのため、ドライヤー目的であればACポートのポータブル電源を選びましょう。

ただし、スマホやパソコンやタブレットなど、各種デバイスを利用するならUSBポートが必要です。

この点はポータブル電源でどのような電化製品を使用するかによっても変わるため、用途をはっきりと決めてから選ぶことが重要といえるでしょう。

製品の保証内容を確認する

ポータブル電源は高価なものであるがゆえに、メーカーによって一定の保証が行われています。しかし、保証内容はメーカーによって変わるため、注意が必要です。

基本的に、保証期間は購入日より2年以内が一般的です。ただし、販売元によっては3年保証や5年保証のものもあるため、購入する販売元をじっくりと検討することを推奨します。

なお、万が一の交換や修理に備えて、保証期間も見ておきましょう。

ポータブル電源の耐用年数は10年前後とされるため、丁寧に扱えばある程度長持ちします。しかし、突然故障する可能性もゼロではないからこそ、保証内容は確認すべきです。

その点は、購入するメーカーごとの保証にどのようなものがあるのかも事前に確認しておきましょう。

まとめ

ポータブル電源でドライヤーは使えるのか、ポータブル電源のメリット・デメリット、選び方を解説しました。

ポータブル電源があれば、ドライヤーは問題なく使用できます。

しかし、ポータブル電源の出力だけでなくドライヤーの出力によっても使用できるかどうかが左右されるため、両者の出力は購入前に確認しておくことが重要です。

一般的なドライヤーを使用する場合は、1,000W〜1,200Wのポータブル電源があれば問題はありません。もしくは、ドライヤー自体の出力が低いものを選べば問題なく使用可能です。

各製品の容量によっても左右されるため、選び方も工夫することを推奨します。

なお、EcoFlowではドライヤーも問題なく使用できる高性能なポータブル電源をいくつか取り扱っているため、興味のある方はぜひ購入をご検討ください。

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