アウトドアにローテーブルを持参すると、調理の際や荷物の運搬時に役立つはずです。
ただし、キャンプや車中泊など目的ごとに適切なものを選ばないとかえって邪魔になることがあるため、使用する場面を具体的に想像して購入する必要があるのではないでしょうか。
この記事では、アウトドアのローテーブル、選び方、おすすめ商品、代用になるもの、よくある質問をわかりやすく解説します。
アウトドアのローテーブルについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
アウトドアのローテーブルとは?

アウトドアのローテーブルは、高さが低めに設定されている机のことです。
ここでは、アウトドアのローテーブルについて詳しく解説します。
高さが低めに設計された机
アウトドアのローテーブルについては、具体的に定義されているわけではありませんが、主に高さが低めに設計された机全般を指します。
キャンプや車中泊などのアウトドアではハイテーブルが使用されることも多いですが、食事がしやすく設営もしやすいローテーブルを選ぶ人も少なくはありません。
むしろ、最近ではローテーブルを使用したロースタイルのアウトドアが人気です。
お子さんからお年寄りまで安心して使用できるローテーブルは、カップルからファミリーまで持参しておいて損はありません。
まずは、各メーカーから販売されているものをチェックしてみましょう。
なお、地べたスタイルのアウトドアについては以下の記事で解説しているため、興味があるけどなかなか挑戦できていないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
⇒キャンプの地べたスタイルは害虫や害獣が厄介!遭遇する種類や寄せ付けない方法を解説
⇒キャンプのロースタイルはしんどい?疲れる理由や腰痛を防ぐ方法を解説
調理場として活用できる
アウトドアローテーブルは、調理場として活用可能です。
キャンプや車中泊では、食材を調理できる場所が限られますが、ローテーブルがあれば簡易的な作業代として使用できるため、何かと安心です。
場所によっては炊事場が併設されているサイトもありますが、わざわざ炊事場で調理するのは大変なため、現地で料理する人はローテーブルを持参してください。
荷物置き場としても利用できる
アウトドアローテーブルは、荷物置き場としても利用できます。
料理を並べるだけでなく、濡らしたくないものや汚したくないものを置けるのはもちろん、ゲームやスマホ、本を置いて各々自由に過ごせるため、何かと重宝します。
地面に直接置きたくないものを一時的に避難させることも可能なため、色んな荷物を持っていく予定の人はぜひローテーブルも持参しましょう。
アウトドアローテーブルの選び方

アウトドアローテーブルは、機能性・サイズ・重量・耐熱性などから選ぶと安心です。
ここでは、アウトドアローテーブルの選び方について詳しく解説します。
機能性で選ぶ
アウトドアローテーブルは、機能性で選んでください。
単にアウトドアテーブルとはいっても多種多様なものが各メーカーから販売されており、本体に備え付けられている機能が変わります。
メーカーによっては、標準機能としてシェルフボードやハンガーラックなどが備え付けられているものがあるため、各製品に搭載されている機能を見て判断するのが良いです。
サイズで選ぶ
アウトドアで使用するローテーブルは、サイズで選ぶことも重要です。
大きすぎると邪魔になりますが、逆に小さすぎるとスペースが足りなくなるため、使用する人数などに合わせて適度なサイズのものを選ぶようにしてください。
具体的なサイズとしては、全高30〜40cmのものをおすすめします。
重量で選ぶ
アウトドアで使用するローテーブルは、重量で選ぶことも大切です。
重すぎると持ち運びが大変ですが、軽すぎるものだと耐久面が心許ないため、載せる予定のものに合わせて適度な重量のものを選ぶようにしましょう。
例えば、アイアンフレームとアルミフレームでは、同じ大きさでも重さが変わってくるため総じて程よく小さく軽めのものをおすすめします。
耐熱性で選ぶ
アウトドアローテーブルに出来立ての料理を載せる予定なら、耐熱性で選びましょう。
耐熱性のあるものであれば、調理で使用するスキレットやダッチオーブンを直接置けるなど何かと便利です。熱した状態のまま直で載せられるため、幅広い場面で役立ちます。
優れた耐熱性を持つものだと鍋敷きも不要なため、荷物の削減にもつながります。
なお、木製のものだと焦げる可能性があるため、金属製のものを選ぶとより安心です。
アウトドアローテーブルのおすすめ商品

アウトドアローテーブルを購入予定の人は、おすすめの商品を知っておくと安心です。
ここでは、アウトドアローテーブルのおすすめ商品について詳しく解説します。
キャプテンスタッグ:ちょこっとメッシュテーブル

出典:CAPTAINSTAG
キャプテンスタッグのちょこっとメッシュテーブルは、一人もしくは二人で使用するのにちょうどいいコンパクトなローテーブルです。
スチールメッシュ天板を採用していて耐熱性に優れているため、火にかけたスキレットやダッチオーブンを直で置くことができます。
デザインもシルバーとブラックを基調としているため、野暮ったさを感じさせません。
網目状で上下からの風通しにも優れているだけでなく手入れもしやすいため、1台あるだけでも何かと重宝します。セカンドテーブルとしてもおすすめです。
スノーピーク:ワンアクションローテーブル Light Bamboo

出典:snow peak
スノーピークのワンアクションローテーブル Light Bambooは、従来のワンアクションテーブルの画期的な機能をそのままに、30〜40%の軽量化を施したローテーブルです。
竹集成材のハニカム構造を採用することで、強度を保ちつつサイズはそのままとなっているため、同メーカーのワンアクションテーブルを使用していた人は驚くことでしょう。
天板にはシリーズ名の刻印が入っており、スタンドには黒アルマイト加工を施すなど、従来製品からのファンも納得できる製品となっています。
買い替えを検討中の人は、ぜひ当テーブルを選んでみてはいかがでしょうか。
ロゴス:グランベーシック ハイ&ローテーブル

出典:LOGOS
ロゴスのグランベーシック ハイ&ローテーブルは、ハイとローどちらにも対応できる可変式で、凸凹した地面にも対応できるテーブルとなっています。
高低差のある地面に対して柔軟に適応させられるため、段差のある場所でも安心です。
脚部分に搭載されたアジャスターによって任意の高さに調節できるため、キッチンテーブルとしても利用できるのはもちろん、低めに調節してダイニングテーブルとして利用することも可能です。
天板下には食器を乾燥させたり、小物を収納したりできるメッシュラックが装備されているため、利便性の面で優れています。
フレームは分割式で、本体部分もコンパクトに収納できる仕様となっているため、運搬する際や保管時も場所を取りません。
アウトドアローテーブルの代用になるもの

アウトドアローテーブルがない場合、脚付き焼き網やクーラーボックス、コンテナや焚き火台などで代用することが可能です。
ここでは、アウトドアローテーブルの代用になるものについて詳しく解説します。
脚付き焼き網
脚付き焼き網は、文字通り脚付きの焼き網で、簡易的なローテーブルとして代用できます。
正規のローテーブルと比べると耐久性には不安がありますが、4本の脚があることで一定の安定性があり、移動や収納も楽に行えるのが魅力です。
あくまでも代用の域を出ませんが、緊急措置として脚付き焼き網をローテーブル代わりにする分には良いでしょう。
クーラーボックス
アウトドアローテーブルの代用品として定番なのが、クーラーボックスです。
いわゆるコンテナなどボックス型の収納箱は、蓋をすると適度な強度が得られます。
ソフトタイプだと耐久性は心許ないですが、ハードタイプであれば本来のローテーブルと遜色ないほどの耐久性があるため、代用品として優秀です。
なかに食べ物と飲み物を入れられる点でも、利便性に優れています。
汎用性の観点から見ても、クーラーボックスは重宝するのではないでしょうか。
焚き火台
焚き火台は、本来焚き火に使用する台ではあるものの、ローテーブルの代用になります。
炭や木材を入れる部分に蓋をすれば、荷物を置くスペースを確保可能です。
もちろん、焚き火台はあくまでも焚き火を行うためのものであり、本来の用途にない使い方をすると倒れる可能性があるため、取り扱いには注意してください。
もし焚き火台しか持参していない場合は、別途で天板を載せて補強しつつ使用しましょう。
アウトドアローテーブルのメリット・デメリット

アウトドアローテーブルを使用する場合、メリットとデメリットを把握しておくべきです。
ここでは、アウトドアローテーブルのメリットについて詳しく解説します。
メリット
アウトドアローテーブルのメリットには、以下のようなものがあります。
- 雨除けになる
- 衛生面に配慮できる
- 食器や調理器具の紛失防止になる
- 荷物置き場として利用できる
アウトドアローテーブルがあると雨除けになるのはもちろん、衛生面に配慮できたり、食器や調理器具の紛失防止になったりと何かと安心です。
単に荷物置き場として利用できるのも、メリットといえるでしょう。
デメリット
アウトドアローテーブルのデメリットは、以下の通りです。
- スペースを圧迫する
- 荷物がかさばる
アウトドアローテーブルを置くことで、サイトのスペースが圧迫されたり、荷物がかさばったりするのは気になる点といえます。
まずはデメリットを許容できるか考えつつ、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
アウトドアローテーブルのよくある質問

アウトドアでローテーブルを使用する場合、よくある質問を知っておくと安心です。
ここでは、アウトドアローテーブルのよくある質問について詳しく解説します。
机は本当に必要?
他に荷物を置くところがない場合は、必要といえます。
必ずしも必需品とはいえませんが、1台あると重宝するのは間違いないです。
一方、荷物を圧迫するのも事実であるため、自動車やバイクの積載量を考慮しながら、持参すべきかどうかを判断しましょう。
他に持参すべきものは?
キャンプや車中泊をする場合は、ポータブル電源があると安心です。
ポータブル電源は、一定期間・一定量の電力を貯められる持ち運び式の蓄電池をいいます。
アウトドアでは、スマホへの充電や電気製品への給電が必要となる場面がいくつかありますが、ポータブル電源があればわざわざ電源を探さなくても問題ありません。
電源付きのサイトではなくとも、ポータブル電源が1台あれば一定の電力を得られます。
例えば、EcoFlowで販売しているEcoFlow DELTA 3 PlusやEcoFlow DELTA 3 1500といった高出力・大容量のポータブル電源であれば、使用する状況により数日〜10日分の電力を確保可能です。

普段は電気代の節約などにも応用できるため、まだお持ちでない人はぜひご検討ください。


まとめ
アウトドアのローテーブル、選び方、おすすめ商品、代用になるもの、よくある質問を解説しました。アウトドアには、ローテーブルがあると便利です。
ローテーブルは調理場や荷物置き場として利用できるため、より快適にアウトドアを楽しみたい人にとって心強いギアとなってくれます。
クーラーボックスなどで代用はできますが、よくキャンプや車中泊をする人はローテーブルがあった方が何かと役立つのではないでしょうか。
なお、よりアウトドアを快適に過ごしたい人は、ポータブル電源も導入しましょう。
ポータブル電源があれば、電源のないところでもスマホを充電したり電気製品に給電したりできるため、より快適度がアップするでしょう。
EcoFlowで販売中のEcoFlow DELTA 3 PlusやEcoFlow DELTA 3 1500であれば、家電の約9割に対応できるため、1台あるだけで重宝します。
気になる人は、一度当社の公式ホームページをご覧いただけると幸いです。