アウトドアには、アウトドア専用のブーツを持参するのが良いでしょう。アウトドア用ブーツがあれば、不整地で作業することになっても安心です。
この記事では、アウトドアにブーツを持参すべき理由、選び方、おすすめブランド、種類、メリット・デメリット、よくある質問をわかりやすく解説します。
アウトドア用ブーツについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
アウトドアにブーツを持参すべき理由

アウトドア用のブーツがあれば、悪天候に見舞われても足元を気にせず作業に集中できる他、不整地で何らかの作業を行うことになっても安心です。
ここでは、アウトドアにブーツを持参すべき理由について詳しく解説します。
悪天候に見舞われることがあるため
アウトドアでは悪天候に見舞われることがあるため、ブーツを持参すべきです。
急に雨が降って来ても、アウトドア用ブーツがあれば濡れるのを避けられます。
足先が濡れると全身の体温が奪われることにつながるため、アウトドアでは足元を守るのは最優先事項といえるでしょう。
もともとブーツは足を危険な環境から守るために作られているもので、古くから軍用や狩猟用として使用されてきた安全靴でした。
もちろん、最近のブーツはより防水機能が強化されており、悪天候も気になりません。水たまりがあっても躊躇することなく飛び込めるなど、性能も申し分ありません。
アウトドアの靴選びで迷ったら、ブーツを選ぶのが良いでしょう。
足元を気にせず作業に集中できるため
足元を気にせず作業に集中できるのも、アウトドア用ブーツを持参すべき理由の一つです。
海や川、湖などの水辺で作業する場合も水濡れを気にしなくて済むのはもちろん、山など足場が悪い場所を歩く場合も、疲れを軽減してくれます。
アウトドア用ブーツは足先を危険から守ってくれるため、怪我を避ける意味でも着用する価値は十分にあるといえるでしょう。
害虫や害虫などの生き物から身を守るため
害虫や害獣などの生き物から身を守るためにも、アウトドア用ブーツを持参したいです。
自然に囲まれた場所では、蚊に襲われたり、熊に襲われたりすることがあります。
一般的なアウトドアに重装で挑むのは稀ですが、危険生物から身を守るという意味でブーツを着用するのは十分ありではないでしょうか。
寒暖差で体調を崩すことがあるため
アウトドアでは寒暖差で体調を崩すことがあるため、ブーツを持参すべきです。
仮に足が濡れても夏場であればすぐに乾きますが、冬場はなかなか乾きません。結果的に濡れたまま放置していると足元から全身が冷え、体調を崩しやすくなるでしょう。
逆にアウトドア用ブーツがあれば足元が温まり、快適に過ごせます。
暑い日は蒸れるなどの弊害もありますが、寒い日はむしろ体温維持などで重宝するため、基本的には季節に合わせて持参するのが良いでしょう。
なお、アウトドアでは寒さ対策について知っておくことが重要です。以下の記事ではキャンプや車中泊の防寒対策について解説しているため、あわせて参考にしてみてください。
→キャンプの防寒対策は必要?効果的な対策と服装の選び方を徹底解説
→冬の車中泊に欠かせない寒さ対策7選!100均で揃う防寒グッズや注意点も紹介
不整地で作業することになるため
アウトドアでは不整地で作業することになるため、ブーツを持参すると良いでしょう。
道が凸凹でも、アウトドア用ブーツがあれば歩きやすくなります。凹凸に足を取られて捻挫するといったリスクを避けられるため、足腰に自信がない人こそ持ち込むべきです。
アウトドア用ブーツの選び方

アウトドアで使用するブーツを選ぶ場合は、カットの位置、季節、サイズ、付属パーツ、防水性能などから選ぶのが良いです。
ここでは、アウトドア用ブーツの選び方について詳しく解説します。
カットの位置で選ぶ
アウトドア用ブーツは、カットの位置で選ぶのが良いでしょう。
主なカットとしては、以下の3種類があります。
- ハイカット:くるぶしより上
- ミドルカット:くるぶしが隠れる程度
- ローカット:くるぶしより下
くるぶしより上がハイカット、くるぶしが隠れる程度のものがミドルカット、くるぶしより下がローカットとされているため、好みに合わせて選ぶのが望ましいです。
例えば、安全性を重視するならハイカットの方が良いですが、機動性を重視するならローカットの方が良いでしょう。
以上のように使用する場面によって求められるカットの位置が変わるため、購入時は実際に試着してから判断することを推奨します。
季節に合わせて選ぶ
季節に合わせて選ぶのも、アウトドア用ブーツ選びのポイントです。
夏は通気性のある素材、冬は保温性のある素材という具合に選ぶことで、キャンプや車中泊などのアウトドアもより快適に過ごせます。
場所によっては滑ることがあるため、グリップ力に優れたブーツを選ぶのも良いでしょう。
サイズに合わせて選ぶ
サイズに合わせて選ぶのも、アウトドア用ブーツ選びのポイントとなります。
足の大きさに合わせて選ぶことで、靴擦れを防げます。
骨格によっては足と靴の間に隙間ができて歩きにくく感じることがあるため、フィット感のあるブーツを選ぶのも良いのではないでしょうか。
付属パーツで選ぶ
アウトドア用のブーツによっては付属パーツが付いているものがあるため、エアークッション付きのものや滑り止め付きのものを選ぶのも良いでしょう。
- エアークッション:足にかかるストレスや疲労を軽減してくれる
- 滑り止め:足を滑らせて転倒するのを予防してくれる
付属パーツによっては足にかかるストレスや疲労を軽減してくれるものだったり、足を滑らせて転倒するのを予防してくれるものだったり、優秀なものが揃っています。
付属パーツはメーカーによっても変わってくるため、どのような機能が備わっているのかを一度確認してから選ぶと良いです。
防水性能で選ぶ
防水性能のあるアウトドア用ブーツを選べば、水を恐れる必要がなくなります。
アウトドアをする場所によっては足が濡れることがありますが、防水性能に優れたものであれば水を通さないため、不快な思いをせずに済むはずです。
アウトドア用ブーツのおすすめブランド

アウトドア用ブーツはいくつものブランドから販売されているため、具体的にどこがおすすめなのかは一概にいえませんが、以下のブランドなら安心してお選びいただけます。
- キーン
- コロンビア
- ザ・ノース・フェイス
- ソレル
- ダナー
- ティンバーランド
- ワークマン
以上で挙げた七つは、日本でも比較的手に入れやすいブランドといえるでしょう。
コロンビアやザ・ノース・フェイスなどはブーツだけでなくアウターからインナーまで販売しているため、アウトドア用の衣服を購入したい人に良いです。
耐久性に優れているものをお求めの人には、ワークマンが適しています。
ブランドごとに製品の特色が変わるため、どのようなものが自分に向いているのか、一度試着してから購入を決断するのが良いでしょう
アウトドア用ブーツの種類

アウトドア用のブーツとはいっても、アルパインやトレッキングなどいくつか種類があるため、どのようなものがあるのかについてはある程度把握しておくと安心です。
ここでは、アウトドア用ブーツの種類について詳しく解説します。
アルパインブーツ
アルパインブーツは、凹凸のある靴底が確かなグリップ力を実現してくれる靴です。
グリップ力に優れたブーツとなっているため、悪天候によって荒れた道や不整地などの舗装されていない道を歩くのに適しています。
もともとアルパインブーツは、北アルプスの剣岳や穂高岳など、岩場を想定した登山で使用する靴とされるため、降雪地でのアウトドアにも向いている靴といえるでしょう。
トレッキングブーツ
トレッキングブーツは、登山用に開発されている靴です。
ソール部分が頑丈に作られているのはもちろん、足腰をがっちりと支えてくれる構造となっているため、アウトドアにも応用できます。
砂利道も難なく歩けるため、荷物運びにも活用できるでしょう。
ミリタリーブーツ
ミリタリーブーツは、激しい動きに耐えられる屈強な靴です。
圧力をかけたり衝撃を与えたりしても壊れにくく、悪路でも思いのまま動き回れます。
別名アーミーブーツやコンバットブーツと呼ばれるミリタリーブーツは、軍が戦地で着用するために開発されたものということで、頑丈さに定評があります。
クッション性もあるため、疲れにくいというのも嬉しいポイントです。
レインブーツ
レインブーツは、雨に備えられる靴です。
文字通り、雨を想定して作られた靴で、防水性能に優れています。
製品によって素材は変わりますが、合成ゴムやポリ塩化ビニルを使用しているものが中心であるため、伸縮性があって動きやすいのが特徴です。
ものによっては折り畳んで収納できるなど、持ち運びにも優れています。
アウトドア用ブーツのメリット・デメリット

アウトドア用ブーツは、メリットもあればデメリットもあるため、良い点と悪い点を把握してから購入を決断すべきです。
ここでは、アウトドア用ブーツのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
メリット
アウトドア用ブーツのメリットは、以下の通りです。
- 悪天候や不整地に対応できる
- 足を危険なものから守れる
- 防寒着として使用できる
アウトドアで使用することを想定しているブーツは、悪天候や不整地に対応できます。
加えて、足を危険なものから守れる点、防寒着として使用できる点などがメリットといえるでしょう。
デメリット
アウトドア用ブーツのデメリットには、以下のようなものがあります。
- 履き慣れていないと扱いが大変
- 荷物を圧迫することがある
アウトドアのブーツは、履き慣れていないと扱いが大変です。
普段から着用していない人だと、靴擦れを起こす可能性があるだけでなく、足先や足首といった関節部分を痛めることもあるでしょう。
他にも、荷物を圧迫することがある点はメリットとなるでしょう。
もちろん、ブーツの素材によっては折り畳んで収納できるため、必ずしも邪魔になるとは限りません。回を重ねるごとに扱いに慣れるため、欠点はさほど気にしなくて良いでしょう。
アウトドア用ブーツのよくある質問

アウトドアで初めてブーツを着用する人は、よくある質問についても目を通しておくと安心です。ここでは、アウトドア用ブーツのよくある質問について詳しく解説します。
スニーカーで代用するのはあり?
アウトドア用のブーツは何が正解で何が不正解はなく、スニーカーでも全然OKです。
海水浴や釣りでは水を通しにくい素材で作られた靴が望ましいですが、キャンプや車中泊では一般的なスニーカーでも十分に対応できます。
バーベキューやピクニックなどでは火を扱うことがあるため、基本的に耐火性のあるものを選ぶと良いでしょう。
なお、サンダルやスリッパでアウトドアを楽しむ人も見かけますが、明らかな軽装はNGです。靴選びでは、足を保護できるものを中心に選ぶことを推奨します。
裸足で過ごすリスクは?
靴が濡れた場合、一時的に裸足で過ごすことがありますが、以下のリスクには要注意です。
- ガラス片で足を切ることがある
- 虫に足を刺されることがある
裸足で過ごしていると、落ちているガラス片で足を切ったり、蚊や蜂などの虫に刺される場合があります。
施設によっては定期的に掃除が行われていますが、場所によっては危険物が放置されていることもあるため、裸足で過ごすのは避けるのが良いでしょう。
他に何を持参すべき?

アウトドアには、ブーツの他にポータブル電源があると良いでしょう。
ポータブル電源があれば電気式の冷暖房器具を動かせるため、足が濡れて全身が冷えてもすぐに乾かせます。もちろん、暖を取るのにも便利です。
一定の出力と容量を持つポータブル電源であれば、電気毛布なども問題なく動かせるため、幅広い場面で役立つでしょう。
なお、EcoFlowでは電気毛布や冷暖房器具を動かせるポータブル電源はもちろん、スマホの充電や電気製品への給電に使用できる製品を販売しています。
EcoFlow RIVER 3 Plusなど、携帯性に優れているモデルは邪魔になりにくいため、アウトドアに持参するポータブル電源をお探し中の人はぜひご検討ください。
EcoFlow RIVER 3 Plusは取っ手付きでお子さんでもお年寄りでも運べるため、アウトドアだけでなく普段使いもできます。
気になる人は、一度公式ホームページをご覧いただけると幸いです。

まとめ
アウトドアにブーツを持参すべき理由、選び方、おすすめブランド、種類、メリット・デメリット、よくある質問を解説しました。
アウトドアはスニーカーなど動きやすい靴で十分に楽しめますが、ブーツなど頑丈な靴があるとより安心して楽しめます。
単にブーツとはいっても色んな種類があるため、まずはカットの位置、季節、サイズ、付属パーツ、防水性能などから選ぶと良いでしょう。
なお、より快適なアウトドアを実現するには、ポータブル電源があると便利です。
特に、EcoFlowで販売しているEcoFlow RIVER 3 Plusは、現地で電気毛布や冷暖房器具に給電できるため、足が濡れて全身が冷えてもすぐに暖を取れます。
スマホの充電にも使用できるため、1台だけでも導入しておくと安心です。
EcoFlow RIVER 3 Plusについては、公式ホームページをご覧ください。