昼間の暑さと賑わいが落ち着いた夜は、バーベキューにぴったりです。綺麗な夜景と自然に囲まれた中でバーベキューをすれば、盛り上がること間違いありません。香ばしい肉料理とお酒を嗜みながら、仲間や家族と談笑している時間は格別です。
そこで本記事では、夜バーベキューの魅力や必要なアイテムについて解説します。夜にバーベキューができる場所や、夜のバーベキューで食べたいご飯も掲載しているので、夜のバーベキューで最高の思い出を作りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
夜バーベキューの魅力3選

バーベキューといえば、食材や道具を事前に準備し、休日をフルに使って楽しむアクティビティと思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、全国には手ぶらサービスを導入しているバーベキュー場が数多くあり、夜であれば仕事帰りでも気軽に楽しめます。
夜バーベキューの魅力は、以下のとおりです。
- 魅力1|涼しい快適な気温で過ごせる
- 魅力2|炎が夜の暗闇に映える
- 魅力3|静かにプライベート感を味わえる
それぞれの魅力について、詳しく見ていきましょう。
魅力1|涼しい快適な気温で過ごせる
夜バーベキューでは昼間の強い日差しや暑さを避けられるので、涼しく快適に過ごせます。特に夏の昼にバーベキューをするとなると、万全な熱中症対策が欠かせません。
炎天下の中では暑さがストレスになり、バーベキューを十分に楽しめない場合もあるでしょう。夏でも夜になると気温が落ち着いてくるので、子供やお年寄り連れも安心です。
魅力2|炎が夜の暗闇に映える
夜バーベキューではグリルの炎が夜の暗闇に映えて、幻想的な雰囲気を醸し出します。星空の下で揺れる炎を眺めながら食材を焼いている時間は、贅沢そのものです。炎にはコミュニケーションを促進したり、リラックス状態を作り出したりする効果があります(※1)。
カップルで来れば、暗闇に映える炎の美しさがロマンチックな雰囲気を演出し、二人の気分も最高潮に高まるでしょう。家族や仲間で来れば、お互いが自然と素をさらけ出し、絆が一層深まること間違いありません。
※1参考:日本焚き火コミュニケーション協会「焚き火がもつ癒し効果8つの視点」
魅力3|静かにプライベート感を味わえる
昼間は人が多く賑わうバーベキューですが、夜になると一転し、静けさに包まれたプライベートなひとときを楽しめるのが魅力です。自分たちのペースで食材を焼き、お酒を片手に星空を眺めながらゆっくり語り合えます。
周囲の騒がしさに圧倒され、落ち着かない思いをする心配もありません。家族や友人、カップルなど、大切な人と最高の思い出を作るのには絶好の時間と言えるでしょう。
【準備】夜バーベキューに必要なアイテム3選

昼間とはガラッと雰囲気が変わり、静かに落ち着いて楽しめる夜のバーベキュー。昼間のように本格的な暑さ対策は不要ですが、夜だからこそ必要な以下のアイテムがあります。全て揃えて臨めば、快適に夜のバーベキューを満喫できます。
- LEDライト
- 虫除けスプレー
- ポータブル電源
それぞれのアイテムについて、詳しく見ていきましょう。
LEDライト
バーベキュー場によっては照明が暗い可能性もあるので、LEDライトが必須です。LEDライトは、調理中の火加減を確認したり、食材を安全に扱ったりするのに大活躍します。
暗い中で調理すると、生焼けの食材を焼けたと勘違いして食し、食中毒にかかるリスクが高まります。包丁で食材をカットしている際は、誤って手を切ってしまいかねません。LEDライトを使えば、夜バーベキューの安全性を確保できます。
虫除けスプレー
夜のバーベキューでは照明の灯りに誘われて虫がやってくるので、虫除けスプレーが必要です。特に高温多湿な夏は虫の活動も活発になっているため、注意しなければなりません。
また、夜は昼間と違って、虫に刺されていても気付きづらいのが特徴です。途中からは手足の痒さが気になり、バーベキューに集中できなくなる恐れもあります。子どもやペットを連れている場合は、植物由来成分100%の虫除けスプレーがおすすめです。
ポータブル電源
夜のバーベキューでは、寒暖差によって冷え込んだり、反対に蒸し暑かったりする場合があります。また、仕事終わりや休日にサクッとバーベキューを楽しみたい場合、火の準備や
後片付けが煩わしく感じる方もいるでしょう。
そんな時におすすめのアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、内部のバッテリーに大量の電気を溜め込み、コンセントがない場所でも電化製品に給電できる機器を指します。夜のバーベキューでポータブル電源が活躍する場面は、以下のとおりです。
- 扇風機や電気毛布を稼働し、快適な気温でバーベキューが楽しめる
- 電子レンジや電気グリルを駆使して、火を使わずにバーベキューができる
- ポータブル冷蔵庫にバーベキューで使う食材を長時間保存しておける
- LEDライトを点灯させて、夜のバーベキューが安全に楽しめる
- レシピを調べたり、撮影したりするスマホを常にフル充電にしておける
本体にはAC出力ポートを搭載しているので、自宅のコンセントで使っているような家電がバーベキュー場でも使用できます。快適で安全な夜バーベキューを実現したい方にとって、ポータブル電源は必需品と言えるでしょう。
夜バーベキューを快適に!おすすめのポータブル電源

夜のバーベキューで使用するポータブル電源は、消費電力の高い電気グリルや電子レンジ、電気ケトルなどにも給電できる高出力のタイプがおすすめです。何れも消費電力が1000Wを超えるため、出力2000Wのポータブル電源であれば、快適に家電が使用できます。
EcoFlowは、最大2000Wの出力を誇るポータブル電源「DELTA 3 Plus」を販売しています。「DELTA 3 Plus」の特徴は、以下のとおりです。
- 定格出力1,500W、容量1,024Whを備える
- エクストラバッテリーを使用すると、容量を最大5kWhまで拡張できる
- 独自のX-Boost機能で2000Wの家電まで稼働できる
- ACコンセントを使うと、バーベキュー前の56分で満充電できる
- LFPバッテリーを搭載し、10年以上もアウトドアで活躍する
- BMS管理システムにより、爆発や火災からの安全を確保する
- 夜のバーベキューでも、雑音レベルを30db以内に抑えられる
約12.5kgの軽量・小型設計なので、バーベキュー場内を気軽に持ち運べます。スマホアプリから遠隔操作でき、本体の場所まで移動する手間がかかりません。夜のバーベキューを快適に楽しみたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

【条件別】夜にバーベキューができる場所5選

夜バーベキューの楽しみ方は、人によって異なります。時間がない時でもサクッと楽しみたい方には、手ぶらOKのバーベキュー場がおすすめです。本格的な夜バーベキューを楽しみたい方には、海鮮に特化していたり、好きな食材を持ち込めたりする場所が向いています。
全国で夜にバーベキューができる場所を、条件別に紹介します。
- 【場所代無料】東京|葛西臨海公園
- 【手ぶら】千葉|清水公園
- 【雨天OK】神奈川|横浜 BBQ スリーモンキーズテラス 横浜関内店
- 【海鮮】愛知|マルハリゾート内海店
- 【持ち込み可】大阪|堺原池BBQ matoi
それぞれの場所について、詳しく見ていきましょう。
【場所代無料】東京|葛西臨海公園

葛西臨海公園駅から徒歩5分で行けるバーベキュー場。場所代が無料なので、費用をできるだけ抑えたい方に最適です。夏には団扇や経口補水液、冷感グッズ、かき氷も常備されているので、蒸し暑い夜でも涼しく楽しめます。
住所 | 〒134-0086 東京都江戸川区臨海町6丁目2 |
連絡先 | TEL:03-6808-5701 |
公式ページ | 葛西臨海公園バーベキュー広場 |
【手ぶら】千葉|清水公園

日本最大級のフィールドアスレチックやキャンプ場、バーベキュー場などを備えた公園。夜の部では、21時までバーベキューが楽しめます。手ぶらプランは2種類用意されており、食材の追加も可能です。キャンプ場を併設しているので、宿を予約してゆっくり楽しめます。
住所 | 〒278-0043 千葉県野田市清水906 |
連絡先 | TEL:04-7125-3030 |
公式ページ | 清水公園 公式ホームページ |
【雨天OK】神奈川|横浜 BBQ スリーモンキーズテラス 横浜関内店

出典:ビアガーデン&BBQ スリーモンキーズテラス 横浜関内店【公式】
JR関内駅から徒歩4分で行けるバーベキュー場。開放的な屋上にはみなとみらいの夜景が目の前に広がり、ラグジュアリーな非日常を体験できます。テントやビニールカーテンが用意されているので、雨が降っても問題ありません。必要な道具は全て用意されています。
住所 | 〒231-0046 神奈川県横浜市中区末広町3丁目95 パセラリゾーツ横浜関内店 9F |
連絡先 | TEL:0120-759-154 |
公式ページ | ビアガーデン&BBQ スリーモンキーズテラス 横浜関内店【公式】 |
【海鮮】愛知|マルハリゾート内海店

出典:マルハリゾート内海店
目の前に伊勢湾の絶景が広がるバーベキュー場。冷暖房完備の個室VIPルームや、ソファーでくつろげる野外VIPブースなど、希望の場所でバーベキューが楽しめます。季節の魚介や車エビ、干物など、海鮮をふんだんに使ったプランも魅力です。
住所 | 〒470-3322 愛知県知多郡南知多町山海高峯9−1 |
連絡先 | TEL:0569-64-0333 |
公式ページ | マルハリゾート内海店 |
【持ち込み可】大阪|堺原池BBQ matoi

出典:matoi
全600席を完備した都市の中に緑あふれるバーベキュー場。夜の部は、17時から21時まで楽しめます。食材・飲料お持ち込みプランにすれば、自己流のバーベキューをとことん満喫できるでしょう。食材やドリンク、売店メニューも充実しています。
住所 | 〒599-8267 大阪府堺市中区八田寺町320−20 |
連絡先 | TEL:072-275-5730 |
公式ページ | matoi |
夜のバーベキューで食べたい!絶品ご飯5選

星空の下、バーベキュー場内では香ばしい肉の香りが漂い、食欲をそそられます。夜ならではの落ち着いた雰囲気の中、家族や仲間たちと食べるご飯は絶品です。夜のバーベキューで食べたい絶品ご飯のレシピを紹介します。
- ハーブ香るスペアリブの炭火焼き
- チキンロールグリル
- メキシカンステーキ
- ハッセルバックポテト
- ホタテの殻アヒージョ
それぞれのレシピについて、詳しく見ていきましょう。
ハーブ香るスペアリブの炭火焼き

■食材
食材(4人前) | 分量 |
豚スペアリブ | 500g |
はちみつ | 大さじ1 |
白ワイン | 大さじ1 |
にんにく | 小さじ1 |
粒マスタード | 小さじ1 |
タイム | 3〜4枝 |
塩 | 適量 |
こしょう | 適量 |
■作り方
- 豚スペアリブ全体に塩こしょうをふり、20分ほど置いておく
- スペアリブとその他の材料を保存袋に入れてよく揉み込む
- 1時間以上置いて、味を染みこませる
- 骨側にしっかりと火が通るよう炭火で20分ほどかけて焼いたら完成!
チキンロールグリル

出典:「チキンロールグリル」 キャンプ料理レシピ | Hondaキャンプ
■食材
食材(3人前) | 分量 |
鶏むね肉 | 300g |
玉ねぎ | 1/4個 |
インゲン | 4本 |
ピザソース | 大さじ3 |
ピザ用チーズ | 10g |
塩 | 適量 |
こしょう | 適量 |
レモン | お好み |
■作り方
- 玉ねぎをスライスする
- 鶏むね肉は均一な厚さになるよう包丁を入れて、平らに伸ばす
- アルミホイルの上に鶏むね肉をのせる
- むね肉の内側に塩こしょうを振り、ピザソースを塗る
- チーズと玉ねぎ、インゲンを散らし、むね肉を筒状に巻く
- アルミホイルを2重にして包む
- 全体に火が通るように転がしながら中火で20〜30分ほど焼く
- アルミホイルを取り、網の上で焼き色をつけたら完成!
メキシカンステーキ

■食材
食材(2人前) | 分量 |
ステーキ肉 | 300g |
チリパウダー | 小さじ2 |
クミンパウダー | 小さじ1 |
コリアンパウダー | 小さじ1 |
オレガノ | 小さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
こしょう | 適量 |
ライム | 1/2個 |
■作り方
- すじ切りをした肉に、塩こしょうを振りかける
- スパイス類とオリーブオイルでマリネし、1時間程度置く
- 常温に戻した肉を、強火で片面ずつ焼き色がつくまで焼く
- アルミホイルを2重に包み、20分ほど余熱で火を通す
- お好みでライムを絞ったら完成!
ハッセルバックポテト

■食材
食材(4人前) | 分量 |
じゃがいも | 4個 |
ウインナー | 8本 |
にんにく | 4かけ |
ローズマリー | 4枝 |
オリーブオイル | 大さじ4 |
塩 | 適量 |
こしょう | 適量 |
■作り方
- 割った割り箸を平行に並べ、間にじゃがいもを置く
- 3mm〜5mm間隔で割り箸にあたるまで切り込みを入れて、さっと水で洗う
- ダッチオーブンにアルミホイルを敷く
- じゃがいもとウインナー、にんにくを入れて、オリーブオイルをかける
- ローズマリーを添え、蓋をして30分焼いたら完成!
ホタテの殻アヒージョ

■食材
食材(4人前) | 分量 |
ホタテ | 4枚 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
にんにく | 2かけ |
鷹の爪 | 少々 |
ハーブソルト | 小さじ1 |
白ワイン | 大さじ4 |
パセリ | 適量 |
■作り方
- ホタテの殻から身やヒモを包丁で剥がす
- 黒い部分を取り除き、汚れを水で洗い落とす
- ヒモは一口大に切る
- にんにくをみじん切りにする
- 殻に身、ヒモ、オリーブオイル、にんにく、鷹の爪、ハーブソルトを加える
- 火にかけて、沸騰してきたら白ワインを加える
- 全体に火が通ったらパセリをふりかけて完成!
夜バーベキューを安全に楽しむための注意点3選

昼間より涼しい気温で静かに楽しめる夜のバーベキュー。しかし、夜ならではの注意点を把握しておかなければ、せっかくの楽しいバーベキューも台無しになりかねません。最悪の場合、大事故につながる恐れもあります。夜バーベキューの注意点は、以下のとおりです。
- 注意点1|寒暖差に備えた服装を着用する
- 注意点2|周囲に迷惑がかからない音量を心掛ける
- 注意点3|常に手元・足元の明かりを確保する
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
注意点1|寒暖差に備えた服装を着用する
夜のバーベキューでは、昼間との寒暖差に備えて防寒対策が欠かせません。夜の気温は、日中帯の気温によって大きく左右されます。薄着で行ってしまうと、寒さで十分に楽しめないだけでなく、体を冷やして体調を崩す恐れもあります。
温度調節がしやすいよう、羽織れる一枚は必ず持っていきましょう。バーベキューでは焼いたり食べたりと頻繁に動き回るので、動きやすいさも重視してください。
注意点2|周囲に迷惑がかからない音量を心掛ける
夜のバーベキューでは、周囲に迷惑がかからない音量を心掛けましょう。夜のバーベキューは、昼間のような騒がしさがなくプライベート感を味わえます。
しかし、ほとんどの人が休んでいる時間帯なので、大声で騒いだり、音楽を大音量で流したりするのは止めてください。近隣住民とのトラブルにもつながりかねません。
注意点3|常に手元・足元の明かりを確保する
夜のバーベキューでは、手元・足元の明かりを常に確保しましょう。雰囲気を演出するあまり、照明を暗くし過ぎると、以下のようなリスクが生じます。
- 肉や魚が生焼けのまま食べて食中毒を引き起こす
- 包丁で食材に添えている指を切ってしまう
- 足元の障害物に気付かず、つまずいて転倒する
まとめ

本記事では、夜のバーベキューについて解説してきました。
夜のバーベキューでは、昼間と異なり涼しい気温で楽しめます。熱中症になりやすい子供やお年寄り連れでも、安心して楽しめるでしょう。また、昼間よりも人通りが少ないため、静かにプライベート感を満喫できます。
ただし、夜は昼間との寒暖差があるため、上から羽織れるものを持参しておきましょう。他の人は休んでいる時間帯なので、大音量で騒がないよう注意が必要です。
EcoFlowは、バーベキュー前の56分で満充電できるポータブル電源を販売しています。冷暖房機器や調理家電を駆使して、安全かつ快適に夜のバーベキューを楽しみたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
→夜のバーベキュー場で最大2000Wの家電も動かせる「DELTA 3 Plus」