長距離ドライブは疲れやすいのはもちろん、不注意による交通事故につながりやすいため、備えを万全にしておくことが重要です。
具体的には、ガソリンを満タンにしておく、十分に睡眠を確保しておく、設備の動作確認をしておくのが必須といえるでしょう。
この記事では、長距離ドライブの備え、疲れないコツ、疲れの兆候、必要なものをわかりやすく解説します。
長距離ドライブについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
長距離ドライブの備え
長距離ドライブでは、ガソリンを満タンにしておく、十分に睡眠を確保しておく、設備の動作確認をしておくなどの備えが必要です。
ここでは、長距離ドライブの備えについて詳しく解説します。
ガソリンを満タンにしておく
長距離ドライブでは、ガソリンを満タンにしておいてください。
ドライブコースにガソリンスタンドがある場合、道中で給油する形でも良いですが、地方に行くと給油できる場所を探すだけでも一苦労です。
カーナビに表記されていても情報が古いとすでに閉業している可能性があったり、店舗自体が見つからない可能性があったりと、途中でガス欠に陥ることもあります。
そのため、長距離ドライブではガソリンを満タンにしておきましょう。
電気自動車の場合はより充電スタンドが限られるため、ドライブコースを一度見直しておくと良いでしょう。
十分に睡眠を確保しておく
十分に睡眠を確保しておくのも、長距離ドライブでは欠かせません。
寝不足で運転するのは危険極まりないため、必ず十分な睡眠時間を確保しておきます。寝不足の場合は、無理に運転するのを避けるべきです。
家族とドライブする場合は運転する量を分担したり、恋人とドライブする場合は適度に休憩を挟んだりと、無理なく運転できるようにしておいてください。
疲労などで眠気が残っている場合は、短距離ドライブに変更しましょう。
設備の動作確認をしておく
長距離ドライブでは、設備の動作確認も忘れてはなりません。
- エンジンに異常はないか
- オイルやバッテリーは正常か
- ハンドルやブレーキは正常か
特に重要となるのが、エンジンに異常はないか、オイルやバッテリーは正常か、ハンドルやブレーキは正常かの3点です。
エンジンに異常があると誤作動を引き起こしやすくなる他、オイルやバッテリー、ハンドルやブレーキが正常でないと何らかの不具合を引き起こしやすくなります。
運転中にトラブルがあると重大な事故に発展することがあるため、長距離ドライブの前には必ず設備の動作確認を怠らないようにしてください。
タイヤをチェックしておく
長距離ドライブでは、タイヤのチェックも忘れてはなりません。
- 傷や摩耗、ひび割れがないか
- 適切な空気圧を維持しているか
- 残り溝は十分にあるか
中でも重要なのが、傷や摩耗、ひび割れがないか、適切な空気圧を維持しているか、残り溝は十分にあるかの3点です。
タイヤに傷や摩耗、ひび割れがあるとパンクしやすくなる他、適切な空気圧を維持できていなかったり残り溝が十分でなかったりするとスリップしやすくなります。
運転中はタイヤがどのような状態なのか確認できないため、長距離ドライブの前に必ずタイヤのチェックを怠らないようにしましょう。
ルートを下見しておく
長距離ドライブで慣れない土地に行く場合、ルートを下見しておくとより安心です。地図で道路状況を確認しておくことで、どこに何があるのかを把握できます。
具体的には、通過する道を下見し、休憩所や給油所の情報を調べておいてください。さらに、道の駅の情報にも目を通しておくようにしましょう。
なお、ルートは一般道を利用するか高速道路を利用するかなど、道路状況に合わせて判断すると良いでしょう。
念のため、常にルートを確認できるよう地図自体を持参するか、キャプチャしたスクショをスマホに保存しておくと迷子になるのを避けられます。
インターネットやSNSなどのリアルタイム情報を駆使し、渋滞が発生していないか、通行止めになっていないかなどもチェックしておくと良いです。
長距離ドライブで疲れないコツ
長距離ドライブは慣れていない人ほど疲れるため、疲れないコツを知っておくと安心です。ここでは、長距離ドライブで疲れないコツについて詳しく解説します。
運転時は正しい姿勢を意識する
長距離ドライブで疲れないためには、運転時に正しい姿勢を意識することが重要です。
いわゆるドライビングポジションを適切に調整することで、疲れずに運転できます。
適切なドライビングポジションはシートの位置や背もたれの角度、ハンドルの向きによって変わるため、まずはシートに深く座って背筋を伸ばした状態で、無理なくハンドルを握れるかご確認ください。
ハンドルを握る手はやや余裕がある程度にし、シートとの距離を一定に保ちましょう。
反り腰や猫背になっていると肩こりや腰痛になりやすくなるため、正しい姿勢を意識して無理なく運転できるようにしておくのが良いでしょう。
休憩は2時間に1回のペースで取る
休憩は、2時間に1回のペースで取るようにしてください。
運転に慣れている人も慣れていない人も、集中力が続くのはおおよそ2時間までとされているため、2時間ほど運転したら1回休憩を挟むようにしましょう。
休憩は5〜10分ほどで良いですが、眠気があるようなら一度仮眠するのもありです。
もしくは外の空気を吸ってストレッチすると頭がすっきりするため、深呼吸など酸素を意識的に取り入れるようにします。
食事は暴飲暴食するのを避ける
食事は、暴飲暴食するのを避けましょう。
ガブ飲みやドカ食いすると急激に血糖値が上がったり下がったりして、集中力が途切れます。血糖値が急激に急上昇したり急降下したりすると眠くなるため、注意が必要です。
運転中に睡魔に襲われ、知らず知らずのうちに居眠り運転になっている人もいるため、食事は適度な量に抑えるようにしてください。
どうしても何か食べないと落ち着かない場合は、ゆっくりと味わいながら摂取することを意識すると急激な血糖値の変化を防げます。
血糖値が緩やかになるよう、汁物や野菜からいただくのも良いです。
走行距離は1日300kmを目安とする
どれくらいの走行距離が長距離ドライブとなるのかは人によって認識が変わりますが、1日300kmを目安とすると良いです。
仮に300kmの道のりを時速80kmで走り続けた場合、3時間45分かかります。途中で休憩を1〜2回ほど挟むことを考えると、4時間ほどかかる計算です。
もし何らかの目的地があり、旅行を兼ねたドライブとなると半日〜1日はかかるでしょう。
走行距離が1日300kmとなると疲労感も相当なものとなるため、自分自身の体調と相談しながらどれくらい走るのかを決めると良いでしょう。
運転できる人が複数いる場合は100kmごとに交代するなど、負担を分散するとより安心して長距離ドライブを楽しめます。
目的地まであまりにも距離がある場合は、車中泊も検討しましょう。
車中泊については他の記事でも解説しているため、ぜひご覧ください。
→車で寝る「車中泊」を快適にする方法|注意点や用意すべきアイテムを徹底解説
→車中泊旅行で気を付けたいことは?マナーと注意点を詳しく解説!
長距離ドライブの疲れの兆候
長距離ドライブ中は、疲れの兆候を見逃さないことが重要です。
ここでは、長距離ドライブの疲れの兆候について詳しく解説します。
頭がぼーっとしてくる
長距離ドライブ中、頭がぼーっとしてくると疲れてきた証拠です。
一般道のように定期的に信号があったり交差点があったりする道はぼーっとしている暇がありませんが、高速道路のように単調な道が続いているとぼーっとしてきます。
場合によっては眠気が襲ってくるため、頭がぼーっとしてきたと思ったら一度車を停め、休憩を挟むようにしてください。
サービスエリアやパーキングエリアではコーヒーなどが販売されているため、コーヒーを飲んで眠気を飛ばすのも良いでしょう。
しかし、コーヒーで眠気を誤魔化しても疲労が回復したわけではないため、十分な休憩を取り入れるのが望ましいです。
肩や腰が凝ってくる
長距離ドライブ中、肩や腰が凝ってくるのも疲れてきた証拠です。
ずっと同じ姿勢で運転していると、肩や腰の柔軟性が失われ、硬直しやすくなります。
場合によっては傷みで運転どころではなくなるため、肩や腰が凝ってきたと思ったら一度車を停め、ストレッチを挟むようにしましょう。
一度車から降りて足腰を伸ばしたり、手を回したりするだけでもリフレッシュできる他、マッサージを受けるのも良いでしょう。
ただし、肩こりや腰痛は一度発症するとなかなか治らないため、根本的な治療が推奨されることもあります。
集中力が切れる
集中力が切れてきたら、一度運転をやめるべきです。
運転中に集中力が切れると、以下のようなミスが起こりやすくなります。
- 車間距離が詰まりやすくなる
- 信号を見落としやすくなる
- 制限速度を超えやすくなる
- 操作ができなくなる
集中力が切れると交通事故の原因となるミスが発生しやすくなり、最悪の場合は相手もしくは自分自身の命を落とすことにもつながりかねません。
道路では何が起こるかわからず、いきなりお子さんやお年寄りが飛び出してきたり、落ちている障害物に衝突したりと危険です。
集中力が切れている状態で運転を続けると、歩行者の存在に気づけず、そのままぶつかることもあるため、適度に休憩を挟みましょう。
スケジュールには余裕を持ち、ギリギリの状態で運転しないようご注意ください。
長距離ドライブに必要なもの
長距離ドライブをする場合は、必要なものをすべて揃えておくべきです。ここでは、長距離ドライブに必要なものについて紹介します。
- 飴やガム
- おしぼり
- 音楽プレーヤー
- カフェイン飲料
- 携帯トイレ
- クッション
- 偏光サングラス
- ポータブル電源
長距離ドライブでは、飴やガムなどちょっとしたときに口に放り込めるものがあると良いです。飴で糖分補給したり、ガムを噛んだりすると頭の活性化にもつながります。
加えて、いつでもどこでも顔や手足を拭けるようにおしぼりがあると良いでしょう。
他には、音楽プレーヤーやカフェイン飲料があると眠気対策として効果的な他、突然の渋滞に備えて携帯トイレもあると有効です。
仮眠用としてクッションを持ち込む他、日除け用として偏光サングラスがあると、より安心して運転できます。
荷物を積む余裕がある場合は、ポータブル電源を積みましょう。
ポータブル電源とは、持ち運びできる蓄電池のことです。一度充電しておくと数日分〜10日分の電力を貯めておけるため、デバイスの充電や電気製品への給電に使用できます。
EcoFlowでは、ポータブル電源と走行中の余剰電力で充電できるオルタネーターチャージャーがセットになった商品を販売しているため、よく長距離ドライブする人はぜひ導入をご検討ください。
→EcoFlow DELTA 3 + Alternator Charger
まとめ
長距離ドライブの備え、疲れないコツ、疲れの兆候、必要なものを解説しました。
長距離ドライブをする際は、疲れないコツや疲れの兆候を知っておく他、必要なものを知っておくのが望ましいです。
何が必要なのかは人によって変わってきますが、飴やガム、音楽プレーヤーやカフェイン飲料、携帯トイレやクッション、偏光サングラスの持参を推奨します。
スペースが余っている場合は、ポータブル電源も持参するとより快適です。
もし、走行充電対応のポータブル電源を検討中の場合は、EcoFlowが販売しているEcoFlow DELTA 3 + Alternator Chargerをお求めください。
EcoFlow DELTA 3 + Alternator Chargerは、ポータブル電源に加えて走行中に発生する余剰電力で充電できるオルタネーターチャージャーがセットとなっているため、よく長距離ドライブする人にぴったりの商品となっています。
業界でもトップクラスの充電性能を誇るため、走りながら充電したい人こそ持っておきたい商品といえるでしょう。
気になる人は、一度公式ホームページをご覧ください。