函館で車中泊旅行するのは魅力的ですが、初めて挑戦するならどのような魅力があって、どのようなスポットがあるのかを把握しておくことが重要です。
マナーや必要なものを理解しておくことも欠かせません。
この記事では、函館で車中泊旅行する魅力、スポット、マナー、必要なものをわかりやすく解説します。函館での車中泊について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
函館で車中泊旅行する魅力

函館での車中泊旅行は、名立たる観光スポットがある点、日本有数の夜景がある点、北海道屈指の海産物がある点などが魅力です。
ここでは、函館で車中泊旅行する魅力について詳しく解説します。
名立たる観光スポットがある
函館には金森赤レンガ倉庫群、五稜郭公園(タワー)、八幡坂、ハリストス正教会など名立たる観光スポットがいくつか点在しています。
情緒溢れる金森赤レンガ倉庫や絶景を一望できる五稜郭公園(タワー)をはじめ、八幡坂やハリストス正教会など、海外にいるかのような感覚が味わえるのが魅力です。
他にも函館には魅力的な観光スポットが密集しているため、車中泊しながら旅行を楽しみたい人にとっておすすめのエリアといえるでしょう。
車中泊で道内をぐるっと回るなら、旭川や札幌と一緒にじっくりと回るのもありです。
車中泊するのが前提ならまとまった期間で道内一周するなど、旅の仕方を工夫するとより楽しめるのではないでしょうか。
日本有数の夜景がある
函館は、いわずと知れた函館山山頂からの夜景があります。
函館山山頂からの眺めは、かつて「百万ドルの夜景」と称された絶景として知られ、数々の映画やドラマにも登場している場所です。
昼間も十分綺麗ですが、夜間の絶景は言葉にならないほどの絶景です。
両側が削られたかのような特異な地形をした街並みは、夜景になるとロマンチックな光景へと変わります。車中泊の旅を飾るハイライトとなるため、ぜひ訪れてみることを推奨したいです。
北海道屈指の海産物がある
函館は、活発に漁業を行っていて美味しい海産物がいただけます。
絶品の海の幸は他の地域で食べるものとは一線を画すほど美味しいとされるため、何か美味しいグルメを堪能したい人も一度訪れる価値があるはずです。
函館は渡島半島の先に位置しており、太平洋・津軽海峡・日本海という3つの海に囲まれているだけに新鮮なイカはもとよりカレイやタラ、ホッケなどがよく獲れます。
どの魚も旨味が強く、アワビやウニも新鮮な状態で味わえるのが魅力です。
戸井マグロや真昆布など地元が名産とされるものもあるため、車中泊しつつ食べ歩きの旅がしたい人にとって絶好のロケーションといえるでしょう。
なお、他の記事では北海道の車中泊は魅力的であること、北海道のおすすめドライブスポット20選について解説しているため、あわせてご確認ください。
→北海道の車中泊は魅力的!場所の選び方とおすすめのスポット10選を紹介
→北海道ドライブ旅の絶景スポット13選!日帰り・デート・季節別のおすすめを厳選
函館のおすすめ車中泊スポット11選

函館で車中泊するなら、ある程度の場所を調べてから訪れることが重要です。いつでもどこでも車中泊して良いわけではないため、目星を付けてから訪れましょう。
ここでは、函館のおすすめ車中泊スポットについて詳しく解説します。駐車場やトイレのある場所を中心に紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
快適に滞在できるRVパーク

画像引用元:https://news.drimo.jp/drive/rvpark-hakodateryokuendori/
快適に滞在できるRVパークをお探しなら、「はこだて緑園通」をお選びください。
- RVパーク:はこだて緑園通
はこだて緑園通は、函館市街中央付近に位置しており、函館観光にうってつけの場所です。
車さえあれば朝市をはじめ駅や空港にアクセスしやすいですし、ちょっと足を延ばせば五稜郭公園(タワー)やJRA競馬場、フェリー乗り場、フットボールパークなどに行けます。
湯の川温泉もあるため、車中泊での旅の疲れを癒したい人にも良いでしょう。
RVパークとして何か特別な施設があるわけではないものの、駐車場の他に電源とトイレが完備されているため、初めての車中泊でも安心です。
徒歩圏内には函館アリーナもあるため、イベントやライブで訪れる人も安心といえます。
設備が豊富なオートキャンプ場
設備が豊かなオートキャンプ場をお探しなら、「白石公園はこだてオートキャンプ場」や「函館市戸井ウォーターパーク」をご活用ください。
白石公園はこだてオートキャンプ場

画像引用元:https://www.auto-net.or.jp/archives/cpguide/101
白石公園はこだてオートキャンプ場は函館市街から約30分のところにあり、教会エリアや倉庫エリア、函館山エリアなど多種多様な場所にアクセス可能です。
施設自体は110サイト、450人収容可能な場所となっているため、キャンプを目的に訪れる人にも適した施設となっています。
函館市戸井ウォーターパーク

画像引用元:https://www.tsugarukaikyo.co.jp/tugdrive/spot/2870/
函館市戸井ウォーターパークはオートキャンプ場や温泉保養センターがある他、コテージをはじめセンターハウスやバーベキューハウス、ハーブハウスが完備された場所です。
豊富な施設が整ったオートキャンプ場となっているため、キャンプしながら温泉を楽しむなど長期滞在したい人に向いている施設となっています。
どちらも車中泊ができる施設となっているため、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
無料で宿泊できる道の駅
無料で宿泊できる道の駅をお探しなら、「なないろ ななえ」や「みそぎの郷 きこない」をご利用ください。
- 道の駅:なないろ ななえ
- 道の駅:みそぎの郷 きこない
- 道の駅:なとわ・えさん
▼なないろ ななえ

画像引用元:https://shop.nanairo-nanae.jp/
▼みそぎの郷 きこない

画像引用元:https://kikonai.jp/
どちらも短期滞在に限り無料で立ち寄れる道の駅となっており、お土産や特産品を活かしたスイーツやドリンク、フードを楽しめるのも魅力です。
函館という町を知る意味でも道の駅は便利な施設となっているため、どうしても止まりたい場所がないなら無料で宿泊できる道の駅を頼りにしてみましょう。
▼なとわ・えさん

また、恵山海浜公園に隣接し、津軽海峡と活火山・恵山の絶景を堪能できる『道の駅なとわ・えさん』も車中泊におすすめのスポットです。
施設内には地域特産品の昆布や新鮮野菜の販売所、カフェ・飲食店が揃い、車中泊の際も快適に過ごせる環境が整っています。
トイレは24時間利用可能で、案内所やシャワー室、屋内こども広場があるのも家族連れには嬉しいポイント。多目的広場も併設されており、レジャーの拠点としても人気です。
なお、他の記事では札幌のデイキャンプにおすすめのキャンプ場7選、北海道のキャンプ場おすすめ15選について解説しているため、あわせてご参照ください。
気軽に利用できる駐車場
函館には、車中泊に気軽に利用できる駐車場が多くあります。道の駅やRVパーク以外でスポットを探している方は、駐車場の利用がおすすめです。
| スポット名 | 所在地 | アクセス | 電話番号 | 料金 | 施設の特徴 |
| 啄木小公園 駐車場 | 北海道函館市日乃出町25 | 市電「函館駅前」より車 約10分 | 0138-23-5440 | 無料 | 駐車場:約8台+身体障がい者用1台 |
| 立待岬駐車場 | 北海道函館市住吉町 | JR函館駅から車で約10分 | 0138-23-5440 | 無料 | 40台収容(一般)+バス10台 |
| 見晴公園 北側駐車場 | 北海道函館市見晴町56 | 函館駅からバス82系統で約40分 | 0138-57-7210 | 無料 | 駐車台数:155台(普通車)、大型あり |
| 函館山 山麓観光駐車場 | 北海道函館市元町18番 | 函館山ロープウェイ山麓駅に隣接 | 0138-26-9335 | 1時間まで200円、以降30分ごとに100円加算 | 24時間営業、定休日なし。駐車台数:乗用車47台(市営) |
| 函館港 海岸町船だまり | 北海道函館市海岸町12 | 函館駅から徒歩約15分 | — | 無料 | 駐車スペースは白線なし。24時間利用可能との車中泊レポートあり。 |
特に啄木小公園の駐車場は、無料で使うことができる24時間の駐車場で、トイレと水飲み場があるため不便なく車中泊を行うことができます。
また、函館市や市街地へのアクセスが良く、近くにコンビニやスーパーがあるため、車中泊しながら飲食を補給でき、観光拠点としても使えます。
函館の車中泊でのマナー

函館で車中泊するなら、マナーを守ることが重要です。ここでは、函館の車中泊でのマナーについて詳しく解説します。
- アイドリングを無駄に行わない
- キャンプ行為は行わない
- ゴミを不法投棄しない
- 公共電源を使用しない
- 騒音・振動を出さない
- 長期滞在は行わない
- タンク排水は控える
- トイレ処理は控える
函館に限ったことではありませんが、車中泊する際はアイドリングを無駄に行わない、キャンプ行為は行わないなどいくつか注意が必要です。
車中泊が許可されている場所でも無駄なアイドリングやキャンプ行為は他の人の迷惑になるため、停車後はエンジンを切り、マナーを守って過ごすことが求められます。
また、車中泊をするときはゴミを不法投棄しない、公共電源を使用しない、騒音・振動を出さない、長期滞在は行わないなどいくつかの点に注意しましょう。
他には、タンク排水は控える、トイレ処理は控えるなど車中泊ならではの注意点も守るようにするとみんなが安心して過ごせるのではないでしょうか。
なお、他の記事では車中泊旅行で気を付けたいこと、サービスエリア・パーキングエリアでできるのかについて解説しているため、あわせてご覧ください。
→車中泊旅行で気を付けたいことは?マナーと注意点を詳しく解説!
→車中泊はサービスエリア・パーキングエリアでできる?高速道路でのルールと注意点を解説
函館の車中泊に必要なもの

函館で車中泊するなら、事前に準備しておきたいもの・用意しておきたいものを知っておくことが重要です。ここでは、函館の車中泊に必要なものについて詳しく解説します。
IHクッキングヒーター
まずは、IHクッキングヒーターを持参しましょう。
IHクッキングヒーターなどの調理器具があると地元で食材を調達し、そのまま車中で調理可能です。車中で調理できれば、函館の新鮮な食材をより美味しくいただけます。
ただし、車中で火を使用するのは危険を伴うため、IHクッキングヒーターなどの直接的な火を使用しない調理器具をご持参ください。
寒暖差用の重ね着
函館は朝晩の寒暖差が激しいため、重ね着があると重宝します。
夏は昼でも夜でも比較的暖かいですが、冬をはじめ春や秋の函館はかなり冷え込むのが特徴で、涼しいというレベルを優に超えるからこそ衣服は十分に確保したいです。
アウターはダウンジャケット、インナーはヒートテックなど暑ければすぐに脱げて、寒ければすぐに着られるものを持参するのが良いでしょう。
あわせて、電気毛布や電気式湯たんぽなどもあるとより快適に過ごせるかもしれません。
クーラーボックス
食べ物や飲み物を保管するためには、クーラーボックスが欠かせません。
函館では新鮮な食材が手に入るため、生ものを入れる用として持参したいです。地元で手に入れたお酒をキンキンにするのにも重宝します。
釣りを嗜む人は釣った魚を入れておく簡易的な保存箱としても使用できるため、1つ持参するだけで何かと役立つのではないでしょうか。
寝具用のマット
函館は早朝・深夜となると地面から熱気・冷気が伝わってくるため、マットも欲しいです。
車で寝ることに慣れていない人にとって車中泊は快適に眠れないことがあるからこそ、寝具用のマットを持参することを推奨します。
寝袋タイプが好みの人はシュラフなどを持参するのが良いでしょう。布団タイプは比較的かさばるため、できれば圧縮できるものをご持参ください。
ランタン・ライト
函館の車中泊に限った話ではありませんが、車で寝泊まりするならランタン・ライトは必須といえます。
車にもランプが常設されていますが、ルームランプは周囲の迷惑になる他、バッテリーが上がる可能性があるため、暗くなった場合に備えて手持ち用の照明器具を持参しましょう。
ランタン・ランプがあるとRVパークやオートキャンプ場で電源・トイレを借りる際に便利な他、ふらっと散歩するときにも役立つでしょう。
ポータブル電源
車中泊の必需品となりつつあるのが、ポータブル電源です。
ポータブル電源は持ち運びできる蓄電池のことで、フル充電しておけば数日分〜10日分の電気を貯められる装置となっています。
函館のように雪が降る地域の場合、車中泊中に雪がマフラーを塞ぎ、一酸化炭素中毒になる可能性があるため、基本的にエンジンは切らなくてはなりません。
ただ、エンジンを切ると冷暖房が使用できず、快適に寝泊まりできません。
だからこそ、携帯型冷暖房を動かせる蓄電池があると便利です。持ち運びできるポータブル電源なら車中泊でもすぐに使えますし、何より他の家電にも用いられます。
家電を稼働させる他、デバイスを充電したりする際の電力源としても役立つでしょう。電気毛布や電気式湯たんぽなどを使用するときにも、ポータブル電源が欠かせません
EcoFlow DELTA 3 Plus

EcoFlowではEcoFlow DELTA 3 Plusなど、高出力・大容量のポータブル電源を取り扱っています。当社の製品は幅広いシーンに対応できるよう安全性・耐久性にも配慮されており、車中泊にも対応可能です。
コンパクトサイズで車への積み込みも楽なため、ちょっとした車中泊はもちろんドライブにも役立つでしょう。
EcoFlow DELTA 3 Plusは約56分という高速充電に対応しており、家電のほとんどに対応できるため、アウトドアやリモートワークにも便利となっています。
緊急時の非常用電源にもなるため、防災グッズとして置いておくとより安心です。詳しくは当社の公式ホームページをご覧ください。
EcoFlow DELTA 3 Max Plus

函館の車中泊をさらに快適にしたい場合は、EcoFlowの『DELTA 3 Max Plus』と『Alternator Charger Plus 1000』の組み合わせがおすすめです。
EcoFlow DELTA 3 Max Plusは2048Whの大容量で、本体サイズを抑えつつ定格3,000Wの超高出力を実現しています。
X-Boost機能で最大3,800Wの機器にも対応できるため、車中泊で使う家電はほぼすべて稼働できます。
各ポート最大2,000W出力の4つのAC出力ポートや、高出力USB-Cポートを含む合計10の出力ポートがあるため、大人数の車中泊でも問題ありません。
また、各種エクストラバッテリーを使えば最大10,240Whまで拡張が可能。長期間の車中泊でも安心して電気を使える環境を整えられます。
Alternator Charger Plus 1000を組み合わせれば、運転しながら充電できるため、さらに車中泊の不便がなくなります。
最大1,000Wの高出力で、わずか1時間で1,000Whのチャージが可能。走行充電に加えてソーラーパネルでも充電できるため、停車中の日中でもチャージできます。
車中泊の快適性を上げたいと考えている方は、ぜひ以下の商品ページをご覧ください。
まとめ
函館で車中泊旅行する魅力、スポット、マナー、必要なものを解説しました。
函館での車中泊は、名立たる観光スポットがあったり、日本有数の夜景があったり、北海道屈指の海産物があったりと何かと魅力的です。
ただし、シーズンによっては朝晩の寒暖差が激しく、車中泊するにはやや過酷な場所となるため、ポータブル電源などの設備を持参することを推奨します。
ポータブル電源があれば、携帯型冷暖房を簡単に使用できる他、デバイスの充電もできて快適です。
製品によっては幅広い家電に対応しているため、電気毛布や電気式湯たんぽを使用するのにも便利でしょう。もちろん、IH調理器具など電力が必要なものへの給電も問題ありません。
もしこれから車中泊する予定であれば、ぜひポータブル電源を導入してみてください。
なお、EcoFlowではEcoFlow DELTA 3 Plusなど、軽量かつ小型でありながらも高性能なポータブル電源を販売しています。
コンパクトで誰でも持ち運びできる製品でありながら数日分〜10日分のエネルギーを貯められるため、車中泊を伴う函館旅行にも便利です。
普段は他のアウトドアやリモートワーク、非常用電源としても使用できるため、何かと幅広いシチュエーションで役立ちます。
もし安定した電力源を持ち運びたいとお考えなら、ぜひ当社の製品ご検討ください。



