福岡は美味しいローカルフードが有名ですが、秋の紅葉も見どころ満載です。
紅葉が見られるスポットの情報やシーズンの判断方法については、あまり知らない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、福岡の紅葉スポットの見頃情報、紅葉シーズンの判断方法、名所をわかりやすく解説します。
福岡の紅葉について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
福岡の紅葉スポットの見頃情報
福岡で紅葉を楽しむためには、紅葉スポットの見頃情報を知っておくことが重要です。ここでは、福岡の紅葉スポットの見頃情報について詳しく解説します。
見頃を迎えるのは10月下旬~12月中旬
福岡の紅葉が見頃を迎えるのは、毎年10月下旬〜12月中旬です。
東日本と比べて西日本は紅葉を迎えるのが若干遅いですが、早いところでは10月下旬から色づき始め、12月中旬になると徐々に終わりを迎えます。
例年11月前後が最盛期とされるため、紅葉を見る場合は11月中に訪れましょう。
しかし、紅葉がいつからいつまでなのかは毎年変わるため、例年の様子から予想するのではなくリアルタイムで情報を調べることを推奨します。
インターネットのメディアはもちろん、公的機関の情報は現在の状況を知るのに便利です。
なお、以下の記事では11月下旬〜12月が見頃な紅葉スポット10選を紹介しているため、あわせてお読みください。
→【2024年】11月下旬〜12月が見頃な紅葉スポット10選!地域別に詳しく解説
場所によって色づく時期が変わる
福岡の紅葉に限らず、色づく時期は場所によって変わります。
標高の高い山間部は9月頃から徐々に朝晩の冷え込みが激しくなり、10月頃に紅葉するのが一般的です。対して、標高の低い平野部では基本的に11月頃から紅葉します。
紅葉するのが早ければ散るのも早いため、遅くまで紅葉を楽しみたい人は山間部ではなく平野部を狙って訪れるのが良いでしょう。
平野部は山間部と比べて紅葉するのが遅く、12月頃まで見頃です。
ただし、周辺の気温や湿度によっても紅葉の具合が変わるため、地域の人の意見や天気予報の予測も参考にしながら訪れる時期を見極めるのが安心でしょう。
福岡の紅葉シーズンの判断方法
福岡で紅葉を楽しむためには、紅葉シーズンの判断方法を知っておくことも重要です。ここでは、福岡の紅葉シーズンの判断方法について詳しく解説します。
テレビや新聞のニュースで判断する
福岡で紅葉しているかどうかは、テレビや新聞のニュースで判断するのが効果的です。
テレビや新聞など公的機関の情報は、個人で情報発信している人と比べて信用できます。
確かなデータに基づいて紅葉の度合いを伝えてくれるため、地元密着型のメディアから情報収集してみてはいかがでしょうか。
全国区のテレビや新聞と比べてローカルに特化したメディアなら、より具体的な紅葉情報を伝えていることもあるでしょう。
紅葉特集が放送されることもあるため、定期的にチェックすることを推奨します。
SNSのタイムラインで判断する
福岡在住の人が持つSNSのタイムラインを覗けば、紅葉に関する情報が見つかります。
SNSのタイムラインは個人的な投稿が目立つ分、信頼できない情報もありますが、リアルタイムで更新される分、現在の状況を判断しやすいです。
直近で撮影された画像や動画などから紅葉しているかどうか判断できるため、今日・明日もしくは週末に行きたい人にとっては便利な情報源となるでしょう。
なかには、ブログで福岡の紅葉情報について配信している人もいます。
ブログはテレビや新聞と比べて等身大の情報が掲載されやすいため、定期的に情報を更新してくれている人のメディアを覗くのも有効です。
福岡にある紅葉の名所
福岡に紅葉狩りに行くなら、名所についてある程度知っておくと安心です。ここでは、福岡にある紅葉の名所について詳しく解説します。
秋月城跡
出典:tenki.jp
秋月城跡は、県指定史跡の黒門とその周辺にある約20本のカエデの紅葉が美しく調和する城跡です。黒門を抜けて石段を進むと垂裕神社があり、美しい境内も見学できます。
もともと秋月城跡は黒田長政の三男である長興が1624年に築城した歴史ある場所で、現在は秋月中学校の敷地となっています。
かつて大手門として使用された黒門をはじめ、石垣や杉の馬場通りの茶店が並んでおり、城下町の風情ある雰囲気を味わうことが可能です。
しかし、ライトアップはされていないため、明るい時間帯に訪れてください。
竈門神社
出典:クロスロードふくおか
竈門神社は、古来より縁結びや魔除けの神様として信仰されている神社です。境内とその周辺には約300本のイチョウやカエデがあり、美しい紅葉とともに拝めます。
期間中はライトアップされ、大宰府のコミュニティバスとして知られるまほろば号の臨時便も運行されるため、移動手段を気にすることなく紅葉狩りに没頭できます。
縁結びや魔除けにご利益があるとされている神社であるため、紅葉見学とともにお参りするのも良いです。
皿倉山ケーブルカー
出典:ARNE
皿倉山ケーブルカーは、標高622mの皿倉山を駆け上がるケーブルカーです。
新日本三大夜景や夜景100選にも選ばれる夜景の名所で、北九州市の街並みを一望できることで知られています。
あくまでもメインは夜景ではあるものの、360度ガラス張りの車窓から見える紅葉も必見です。車窓に流れるオレンジ色の紅葉は秋ならではの絶景で、約6分間の旅を満喫できます。
11月下旬〜12月中旬はライトアップされるため、紅葉を目的に訪れても損はありません。
太原のイチョウ
出典:クロスロードふくおか
太原のイチョウは、広川町のシンボルツリーとして知られる黄金色のイチョウ並木です。
紅葉といえば赤や黄がランダムに色づく姿が美しいとされますが、ここはイチョウが並んでいるため、辺り一面黄金色に染まります。
地面に落ちた葉は絨毯のように柔らかく、異世界のような世界を歩けるでしょう。
しかし、この場所は私有地で、所有者の人のご厚意によって見学が許可されているため、マナーやルールは守らなければいけません。
違法駐車はもちろん、ゴミの不法投棄なども絶対にしないようご注意ください。
呑山観音寺
出典:呑山観音寺
呑山観音寺は、天王寺周辺のモミジや百観音堂周辺の約1,000本のドウダンツツジで知られる寺院です。
敷地内に広がるモミジやドウダンツツジの描く燃えるような赤色のグラデーションが見事で、美しい紅葉を拝めます。
お堂から見る紅葉はまるで額縁に入れられた写真のように美しく、毎年紅葉を見るために全国各地から参拝者が訪れるほどです。
ライトアップは行われませんが、例年10月下旬~11月中旬に見頃を迎えるため、気になる人はぜひ一度訪れてみてください。
英彦山
出典:tenki.jp
英彦山は、日本三大修験道場の霊山として知られる山です。
毎年10月下旬〜11月中旬に紅葉の見頃を迎える山で、イチョウ、カエデ、モミジなど色とりどりの紅葉を楽しめる場所となっています。
頂上からの眺めは格別で、眼下に広がる紅葉の絨毯に圧倒されます。
スロープカーがあり登山せずとも山頂まで行けるため、足腰に自信がない人でも思う存分紅葉を満喫できるのが嬉しいところです。
日向神峡
出典:ARNE
日向神峡は、日向の神が天馬に乗って降り立った伝説の残る渓谷です。
広大なダム湖を囲うようにカエデ、モミジが生えているため、全方位を色とりどりの紅葉に囲まれているような感覚に陥ります。
峡谷にかかる赤いアーチ橋は蹴洞橋(けほぎばし)と呼ばれ、風光明媚な自然との調和を楽しめます。
単に眺めているだけでも十分綺麗なのはもちろん、周辺には七福神の名前が付けられた七つの岩、パワースポットとして知られるハート岩、複雑に重なり合った大岩などがあり、迫力満点です。
舞鶴公園
出典:舞鶴、良い。
舞鶴公園は、舞鶴市が管理している自然文化公園です。
毎年11月頃になると公園内が赤・黄に染まり、とても美しい景観が広がります。
写真は紅葉園と呼ばれるもので紅葉期間中しか開園していませんが、上から下まですべて紅葉に包まれているかのような光景は圧巻としかいえません。
ぜひ、散歩やハイキングなどをお楽しみください。
雷山千如寺大悲王院
出典:クロスロードふくおか
雷山千如寺大悲王院は、歴代天皇をはじめ豪族・武将の崇拝を集めた寺院です。
もともとはインドの僧であった清賀上人が建立し、勅願道場として栄え、特に元寇の時代には鎌倉幕府の祈祷寺院として重要な役割を果たした場所として知られています。
当時、山中に300の坊が建立され、以降は国指定重要文化財を持つ寺院として全国各地の人に知られるようになりました。
境内には樹齢400年で県指定天然記念物の大カエデがあり、圧巻の美しさを放っています。
太陽光に照らされる姿は神々しさに満ちており、感動すら覚えるほどです。
楽水園
出典:楽水園
楽水園は博多区にある日本庭園で、季節によって表情を変える美しい姿が見どころです。
他の紅葉の名所と比べると派手さはありませんが、明治時代に建てられた博多商家の別荘を茶室棟として改築した趣のある姿に魅せられます。
紅葉を見ながら閑静で優雅なひとときを過ごすなら、この場所を選ぶのが良いでしょう。
福岡の秋キャンプに役立つポータブル電源
福岡は県内だけで数十件のキャンプ場があるため、秋キャンプするのも良いでしょう。
紅葉に染まる樹木を眺めながらアウトドアに没頭する時間は、普通の観光では得られない体験となります。キャンプなら時間や場所を気にせず自由気ままに紅葉を満喫でき、満足感もひとしおです。
しかし、福岡の秋は朝晩の寒暖差があり、無防備な状態で過ごすのはNGです。
キャンプする場合は持ち運びできる蓄電池、ポータブル電源を持参していつでもどこでも電源の取れる状態にしておくことを推奨します。
キャンプ場によっては電源がないところも珍しくないため、電気ケトルや電気毛布を使用するならポータブル電源があると便利です。
例えば、EcoFlowが販売しているEcoFlow DELTA 3のように、持ち運びできるサイズ・重量のポータブル電源はスペースを圧迫することなく使用できます。
EcoFlow DELTA 3は急速充電に対応していて、AC充電だと約56分で充電できるため、急遽電源が必要となっても不便を感じることはないでしょう。
一定の圧迫や衝撃にも耐えられるよう設計されているのはもちろん、静音設計で稼働音も気になりにくいため、テントでの就寝中などにも使用できて便利です。
他にもリモートワークや非常用電源としても役立つため、バックアップとして置いておいても良いのではないでしょうか。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
まとめ
福岡の紅葉スポットの見頃情報、紅葉シーズンの判断方法、名所を解説しました。
福岡は、例年10月下旬〜12月中旬に見頃を迎えます。この時期になるとイチョウ、カエデ、モミジが色づき、美しい色合いを放ちます。
しかし、紅葉の見頃については毎年変わるため、テレビや新聞などのニュース、SNSのタイムラインなどを駆使してリアルタイムの情報を仕入れるのが望ましいです。
ドライブやツーリングの他、旅行で福岡の紅葉を見に行くなら、見頃を正確に判断して訪れるのが良いでしょう。
なお、より自然を満喫したい人は秋キャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。
福岡には複数のキャンプ場があり、紅葉と一緒にアウトドアを楽しめます。
ただし、福岡の秋は朝晩の冷え込みが激しいため、何も持たずにキャンプするのは推奨できません。可能であれば、ポータブル電源の持参を推奨します。
例えば、EcoFlowのEcoFlow DELTA 3のように持ち運びできるポータブル電源があれば、キャンプ中も難なくお湯を沸かしたり、暖を取ったりできます。
電気ケトルや電気毛布の他、デバイスの充電にも使用できるため、キャンプするならぜひEcoFlow DELTA 3をお求めください。
詳しくは以下のリンクからご覧いただけます。