横浜は東京湾に面した都市ならではの豊富な釣りスポットが点在し、初心者からベテランまで幅広い層に人気のエリアです。
都市部にありながらアクセスが良く、週末のレジャーや家族連れにも最適な環境が整っています。
この記事では、横浜の釣りの魅力や釣れる主な魚種、有料・無料の釣りスポット、初心者のおすすめの釣り場などを詳しく紹介します。
横浜で釣りをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
横浜の釣りの魅力とは

横浜は、都市の利便性と豊かな自然が融合した全国でも屈指の釣りスポットです。
最大の魅力はアクセスの良さと多様な釣り場環境で、電車やバスを利用して気軽に訪れることができるため、仕事帰りや週末のレジャーにも適しています。
海沿いには大黒海釣り施設や本牧海釣り施設など、手ぶらでも楽しめる有料の釣り場が充実しており、初心者やファミリー層でも安心して釣りを体験できます。
一方で、無料で利用できる釣りスポットも豊富にあり、アジやイワシ、サバなどの回遊魚をはじめ、タチウオやクロダイ、シーバスなど多彩な魚種が狙えます。
また、ベイブリッジや赤レンガ倉庫を望むロケーションで釣りを楽しめるスポットも多く、非日常感を味わいながらリフレッシュできるのもポイントです。
横浜で釣れる主な魚種

横浜は、都市部にありながら多彩な魚種が狙える釣りスポットとして人気があります。
多彩な魚種が狙える理由は、東京湾の豊かな海域に面しており、季節ごとにさまざまな魚が回遊するからです。
初心者からベテランまで幅広い層がターゲットに合わせて釣りを楽しんでおり、特に以下の魚種が釣りやすいとされています。
- アジ
- イワシ
- サバ
- シロギス
- カレイ
- ハゼ
- カサゴ
- メバル
- クロダイ
- スズキ
- タチウオ
- コノシロ
- アナゴ
- イシモチ
- ウミタナゴ
- フグ
- タコ
これらの魚は、サビキ釣りや投げ釣り、ルアー釣りなど、さまざまな釣法で狙うことができます。
例えば、アジやイワシはサビキ釣りで手軽に数釣りを楽しむことができ、春から秋にかけてはシロギスやカレイは投げ釣りで狙うことが可能です。
また、春はカレイやメバル、初夏から秋にかけてはアジやサバ、シロギス、秋から冬はハゼやカサゴ、クロダイなど、横浜の釣り場は季節により釣れる魚が変わります。
一年を通じて多様な魚種が狙えるため、何度訪れても新しい発見や釣果が期待できます。
横浜の有料釣り施設ガイド
横浜には、初心者からベテランまで楽しめる有料の海釣り施設が充実しています。ここでは、特におすすめの有料釣り施設の特徴を詳しく解説します。
本牧海づり施設

画像引用元:https://www.kanaloco.jp/special/kikaku/minato/entry-36327.html
横浜市中区に位置する『本牧海づり施設』は、広大な桟橋や護岸が整備されており、ファミリーや初心者でも安心して釣りを楽しめる施設です。
売店や食堂、230台収容可能な駐車場が完備されており、竿のレンタルを利用できるため手ぶらでも気軽に楽しむことができます。
春はカレイやアイナメ、シロギス、メバル、カサゴ、シーバス、ウミタナゴをよく釣ることができ、夏になるとアジやサバ、イワシ、黒鯛もターゲットになります。
公式サイトでは、釣果情報や混雑状況をリアルタイムで発信しているため、事前にチェックしておくと効率的に釣りを楽しめます。
所在地 | 横浜市中区本牧ふ頭1 |
電話番号 | 045-623-6030 |
利用料金 | 大人:900円 中学生:450円 小学生:300円 |
アクセス | ・首都高速湾岸線本牧ふ頭ICより車で約5分 ・横浜駅・桜木町駅からバス「海づり桟橋」下車 |
大黒海づり施設

画像引用元:https://coubic.com/daikoku-umiduri/933850
横浜港の入口である大黒ふ頭に位置する『大黒海づり施設』は、ベイブリッジやみなとみらいの景観を望みながら釣りが楽しめる人気スポットです。
広々とした釣りデッキは足場が良く、釣具レンタルや売店、バリアフリー対応のトイレも完備されているなど、快適な環境が整っています。
春はウミタナゴやメバル、夏はイワシやアジ、シロギス、秋はクロダイやフッコ、冬はカレイなど、四季折々の魚を釣ることができます。
芝生の公園が隣接しているため、ピクニック気分で一日中楽しめるでしょう。
所在地 | 横浜市鶴見区大黒ふ頭20番地先 |
電話番号 | 045-506-3539 |
利用料金 | 大人:900円 中学生:450円 小学生:300円 |
アクセス | ・首都高速湾岸線大黒ふ頭ICより車で約5分 ・横浜駅からバス「大黒海づり公園」下車 |
磯子海づり施設

画像引用元:https://tsuriasobi.net/map/map-3008/
横浜市磯子区にある『磯子海づり施設』は、南桟橋・中央桟橋・東桟橋と複数の釣りポイントが用意されている人気の施設です。
サビキ釣りや投げ釣り、落とし込みなど多彩な釣り方が可能で、公式サイトでは常に最新の釣果情報を確認できます。
特にサビキ釣りでアジやサバ、投げ釣りでシロギスやイシモチがよく釣れるほか、秋にはクロダイやメジナも狙えます。
所在地 | 横浜市磯子区新磯子町39 |
電話番号 | 045-761-1931 |
利用料金 | 大人:500円 小中学生:300円 |
アクセス | ・JR根岸線「根岸駅」徒歩20分 ・磯子駅東口からバス「磯子海づり施設」下車 |
横浜の無料釣りスポットガイド
横浜市内には、初心者やファミリー、ベテランまで幅広い層が気軽に楽しめる無料の釣りスポットが複数あります。ここでは、それぞれの特徴を詳しく解説します。
根岸港

画像引用元:https://turiba.tokyo/2020/11/26/negisikou-fishing/
都心からのアクセスが良い『根岸港』は、護岸が広く足場がしっかりしているため、初心者にもおすすめの釣り場です。
近隣にはコンビニがあり、トイレや釣り餌の調達にも困りません。工場の温排水が流れ込むため、年間を通じて魚影が安定しているのも特徴です。
ただし、岸壁には柵がないため子ども連れの場合はライフジャケットの着用が必要で、駐車場もないため公共交通機関の利用が推奨されます。
所在地 | 横浜市磯子区新磯子町 |
アクセス | ・JR根岸駅から徒歩20分 ・市営バス「東京ガス前」下車 |
杉田臨海緑地

画像引用元:https://fishing-walker.com/kanto/yokohama-sugitarinkai/
無料駐車場やトイレが完備されている『杉田臨海緑地』は、足場の良い柵付きの護岸が200~300メートルほど続く人気の釣りスポットです。
投げ釣りやルアー釣りは禁止されていますが、大きな広場やベンチがあるため、釣りに飽きた子どもが遊べるスペースも充実しています。
利用時間は朝7時から夜7時半までと決められているため、時間には注意が必要です。
所在地 | 横浜市磯子区杉田5-31 |
アクセス | ・JR新杉田駅徒歩10分 ・バス「新浜橋」下車 |
金沢水際線緑地

画像引用元:https://page.yokohama/wp/kanazawa-suiheisen-ryokuchi/
2023年4月にリニューアルオープンした『金沢水際線緑地』は、全長1kmにわたる広大な護岸が特徴の新しい釣りスポットです。
24時間オープンで常夜灯も設置されており、夜釣りも安心して楽しめます。
投げ釣りは禁止ですが、2階建ての休憩所やトイレ、自動販売機、洗面台など設備も充実しており、家族連れや初心者にも利用しやすい環境です。
駐車場も254台分と広く、最大料金600円で利用できるため、公共交通機関だけでなく車でも気軽にアクセスできます。
所在地 | 横浜市金沢区福浦2丁目 |
アクセス | ・シーサイドライン「海の公園南口」駅徒歩15分 |
横浜港周辺エリア

画像引用元:https://www.kanaloco.jp/special/kikaku/minato/article-1101891.html
みなとみらい地区や大さん橋、赤レンガ倉庫周辺など、横浜港周辺にも無料で釣りが楽しめるポイントが点在しています。
都市の夜景や観光地の雰囲気を味わいながら釣りができるのは横浜ならではの魅力ですが、船舶の往来が多いエリアや釣り禁止区域もあるため注意が必要です。
所在地 | 横浜市中区海岸通1ほか |
アクセス | みなとみらい線「馬車道駅」徒歩8分 |
横浜の釣り初心者ガイド

横浜はアクセスの良さや釣り場の充実度から、これから釣りを始めたい初心者にも最適なエリアです。ここでは、横浜での釣りデビューに役立つ情報を詳しく解説します。
初心者におすすめの釣り場
横浜で釣りを始めるなら、まずは安全性やサポート体制が整った海釣り施設を選ぶのが重要です。
おすすめしたいのが「本牧海づり施設」「大黒海づり施設」「磯子海づり施設」で、釣り具レンタルやトイレ、休憩所など施設が充実し、手ぶらでも気軽に釣りが楽しめます。
また、無料で楽しみたい方には「根岸港」や「杉田臨海緑地」がおすすめで、足場が良く安心して釣りが楽しめる環境が整っています。
初心者向け釣り道具の選び方
釣りを始める際、最低限必要な道具は以下の通りです。
- 釣り竿
- リール
- 仕掛け
- ライフジャケット
- ハサミ
- プライヤー
- バケツ
- 網
これから釣りを始める初心者には、サビキ釣り用のセットやちょい投げセットなど、必要な道具が一式揃ったパッケージがおすすめです。
海釣り施設ではレンタルも充実しているため、最初はレンタルで体験し、慣れてきたら自分用の道具を揃えるのも良いでしょう。
釣りの道具に関しては、以下の記事でも詳しく解説しているため、より詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
⇒海釣り・川釣りに必要な道具11選!釣り道具の選び方と基本のタックルを解説
初心者こそ持っておきたい!快適釣行にはポータブル電源
長時間の釣りでは、ポータブル電源があると非常に便利です。
例えば、ポータブル電源があればスマートフォンや照明、調理家電など、さまざまな機器を同時に利用でき、快適な釣行をサポートしてくれます。
さらに、車載冷蔵庫や電気ケトルなどの家電も使えるため、釣った魚を新鮮に保存したり、現地で温かい飲み物や食事を楽しむことも可能です。
EcoFlowの『DELTA 3 Plus』や『RIVER 3 Plus』のような高出力かつ大容量モデルなら、釣りをより快適に楽しむことができます。

ソーラーパネル対応モデルを選べば、現地で太陽光充電もでき、長期の釣りや災害時にも役立ちます。
釣りで便利に活用できるポータブル電源をお探しの方は、ぜひ以下の商品ページより詳細をご確認ください。


横浜の釣りに関するよくある質問

最後に、横浜の釣りに関するよくある質問について詳しく解説します。
初心者はどのシーズンにいくべき?
横浜で釣りを始めるなら、春から秋にかけてのシーズンが特におすすめです。
春から秋にかけてはアジやサバ、イワシなどの回遊魚が沿岸に多く集まり、サビキ釣りやウキ釣りなど手軽な釣り方でも十分に楽しめます。
特に6月から10月は気候が穏やかで釣りやすく、家族連れやビギナーにも最適な時期です。
一方、冬場は水温の低下により魚の活性が落ち、釣果が安定しにくくなります。加えて、寒さや風の影響で長時間の釣りが難しくなるため、初心者にはややハードルが高いです。
車で行きやすい釣り場は?
「本牧海づり施設」「大黒海づり施設」「磯子海づり施設」は、いずれも駐車場が完備されており、車でのアクセスがしやすい代表的なスポットです。
本牧海づり施設は首都高速本牧ふ頭出口、大黒海づり施設は大黒JCTを降りてすぐの立地で、いずれも広い駐車場があり、週末でも比較的利用しやすい環境が整っています。
無料釣りスポットでは、「杉田臨海緑地」や「ふれーゆ裏」なども駐車場が利用可能です。
ただし、いずれも混雑することがあるため、早めの到着や駐車場の空き状況を事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
横浜は、都心からのアクセスの良さと豊かな自然が融合した、釣り初心者からベテランまで楽しめる絶好のエリアです。
大黒海づり施設や根岸港など、手ぶらで楽しめるスポットから、夜景を楽しみながら釣りができるみなとみらい周辺まで、目的やシーンに合わせて最適な場所を選ぶことができます。
横浜での釣りをより快適にするなら、ポータブル電源の活用がおすすめです。
EcoFlowの『DELTA 3 Plus』は大容量で、夜釣りの照明や調理家電を同時に動かすことができ、『RIVER 3 Plus』は計量設計で持ち運びやすく防水性能を備えています。
釣り場での電力確保は、安全性と快適性を飛躍的に高めてくれるため、ぜひこの機会にポータブル電源の購入をご検討ください。