一般的に釣りに必要な道具はロッド・リール・ラインの3つとされていますが、他にも仕掛けや餌、餌箱など、用意しておきたいものは多々あります。
釣り初心者は、これらの道具を集めるところから始めるのが賢明です。しかし、どのような道具が必要かわからないと道具集めは捗りません。
この記事では、釣り初心者が揃えるべき道具10選、釣りに必要な道具一式、海釣り・川釣りの特徴、夜釣りの魅力と注意点をわかりやすく解説します。
釣り初心者で道具について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
釣り初心者が揃えるべき道具10選
釣り初心者は、まず道具を揃えるところから始めましょう。ここでは、釣り初心者が揃えるべき道具10選を紹介します。
1.ロッド(竿)
釣りにはロッドが必要不可欠です。ロッドとは釣り竿のことで、釣りをする場所や狙う魚によって様々な種類があります。
どのロッドも獲物を釣り上げられるよう設計されており、衝撃の吸収性が備わっていることで釣り糸が切れるのを防ぐ役割があります。
仕掛けを操作したり、沿岸に飛ばしたりするのもロッドの役割です。
2.リール
釣りにはリールも必要不可欠です。リールとは釣り糸を巻き取る機械のことで、リールがなければ竿の長さ分の仕掛けしか付けられません。
リールには主に次のような種類があります。
- スピニングリール
- ベイトリール
スピニングリールは軽いルアーを付けるのに適したリールで、海釣りなど遠距離の釣りを得意としています。
ベイトリールは重い仕掛けを付けるのに適したリールで、川釣りなど近距離の釣りが得意です。
リールによって海釣り・川釣りの向き不向きがある他、狙える魚も変わってくるため、どのような場所で釣りをするかを考慮して選びましょう。
3.ライン(道糸)
釣りにはラインも必要不可欠です。ラインとは道糸のことで、次のような種類があります。
ナイロンライン | ・安価で購入可能 ・素材が柔らかくてしなやか ・摩擦熱に弱く劣化しやすい ・ルアーを飛ばしやすい ・水を吸収しやすい ・魚にバレにくい |
フロロカーボンライン | ・価格帯が比較的高価 ・素材が硬くて長持ち ・糸グセがつきやすい ・水流や風量に影響されにくい |
PEライン | ・価格帯が比較的効果 ・素材が伸びず感度がいい ・仕掛けを飛ばしやすい ・水流や風量に左右されやすい ・強度が強く劣化しにくい |
ラインは種類によって特徴が変わるため、状況に合わせて選びましょう。
4.仕掛け・ルアー
釣りで獲物を狙うには仕掛け・ルアーが欠かせません。
仕掛けは釣り針・錘・ウキ・テンビン・エギ・メタルジグ、ルアーは疑似餌を指します。どちらも釣りに必須の道具で、仕掛けやルアーがなければ獲物は食いつきません。
釣り初心者であれば、次のようなものがおすすめです。
- サビキ釣り用
- ちょい投げ釣り用
- 探り釣り用
ただし、狙う獲物によって必要な仕掛け・ルアーは変わるため、釣りに慣れるまでは100円ショップの商品で試してみるのがおすすめです。
5.餌・餌箱
釣りには餌・餌箱も必要です。釣り初心者には「サビキ釣り用」「ちょい投げ釣り用」「探り釣り用」がおすすめです。
サビキ釣りではアミエビやオキアミというプランクトンが主流で、釣具屋では「ブロック」「レンガ」などの名称で販売されています。
ちょい投げ釣りや探り釣りではイソメが主流で、釣具屋では生きている状態で販売されています。餌箱は、特にこだわりがないなら100円ショップのもので十分です。
6.ハサミ
釣りにはハサミがあると便利です。例えば、次のような場面で役立ちます。
- ラインと仕掛け・ルアーを結ぶ際に釣り糸を切る
- 根掛かりした時の最終手段として切る
- 釣具屋で購入した餌の包装を切る
釣りで使用されるラインは強度が強く、手で切るのは難しいです。そのため、釣り糸を切る目的でハサミを用意しておくと良いでしょう。
なお、ハサミは釣り専用の「切れやすく錆びづらい」ものを選ぶのがおすすめです。
7.バケツ
釣りにはバケツもあると重宝するはずです。例えば、次のような場面で活躍します。
- 手に付着した魚の血液やぬめりを洗い流す
- 血抜きや氷締めするための水を汲む
- 釣った魚を生きたまま入れておく
バケツはどのような形状のものでも構いませんが、何か作業をしたり魚を入れておいたりする場合は、直径20cmほどあるものを選ぶと良いでしょう。
8.プライヤー
プライヤーは、魚が咥えた針を出す際に使用する釣り道具です。毒を持った魚や鋭い牙を持った魚を扱う時は、必ずプライヤーが必要となります。
素手でも対応可能ですが、怪我をする危険性もあるので注意しましょう。
9.フィッシュグリップ
フィッシュグリップは、魚を掴む時に使用する釣り道具となります。ぬめりのある魚は滑って落とすこともあるため、フィッシュグリップがあると便利です。
選ぶ時は魚の掴みやすさだけでなく、本体の持ちやすさや固定しやすさも加味しましょう。
10.ライフジャケット
釣り初心者は、ライフジャケットも装備しましょう。
ライフジャケットは海や川の深いところに落ちた際、浮力を確保できる道具です。水辺は濡れていて滑りやすくなっているため、ライフジャケットの装着を推奨します。
種類は主に浮力体式のものと膨張式のものがありますが、釣り初心者には着脱が簡単でコンパクトな膨張式ライフジャケットがおすすめです。
→釣りグッズの用意は超重要!基本アイテムの特徴とその役割、選び方を徹底解説
釣りに必要な道具一式「タックル」
釣り初心者が道具を揃える際は、釣り道具一式「タックル」を意識しましょう。ここでは、釣り道具一式「タックル」について解説します。
タックルの構成
タックルとは、「ロッド・リール・ライン」で構成されるのが一般的です。
ロッドは釣り竿、リールは釣り糸を巻き取る機械、ラインは道糸を指します。基本的には、これら3つの要素を総称して「タックル」と呼びます。
他の道具もすべて含めて「タックル」と呼ばれることもありますが、通常は「ロッド・リード・ライン」の3つを表すと覚えておきましょう。
タックルの相場
タックルの相場はピンからキリまであるため、道具一式を購入する予算は5,000円〜2万円で考えるのが良いでしょう。
釣り初心者に必要な道具が一式揃った入門セットは、2万円前後で手に入ることが大半であるため、2万円を1つの目安にしておくと安心です。
最初から高価なタックルを購入するのも良いですが、まずは入門セットを試して改善が必要であれば新たに道具を購入することを推奨します。
ロッド・リール・ライン単体で見ると数千円〜数万円と幅広い価格帯のものがあるため、慣れてきてから自分好みにカスタマイズしましょう。
タックルの選び方
タックルは、入門セットもしくは個別に購入するのがおすすめです。
まずは道具一式揃えたいということなら、入門セットを購入するのが良いでしょう。一方で最初から道具にこだわりたい場合は、個別に購入しても構いません。
釣りのスタイルは個人によって大幅に変わるため、最もシックリくるものを選ぶことを推奨します。
いよいよ出発!海釣り・川釣りの特徴
道具が揃ったら、海釣り・川釣りに出発です。ただし、海釣りと川釣りでは相違点がいくつかあるため、それぞれの特徴を知っておくことが重要です。
海釣りと川釣りには以下のような特徴、メリット、デメリットがあります。
海釣り | 川釣り | |
特徴 | ・潮の満ち引きや波がある ・沖釣りだけでなく浜釣りや堤防釣りが楽しめる ・場所によって釣り方や釣れる魚が変わる | ・上流と中流と下流がある ・上流は川幅が狭く下流は川幅が広い ・流れの間に魚がいる |
メリット | ・多種多様な魚が釣れる ・巨大な魚を狙える・季節で魚が変わる | ・魚の有無を目視できる ・川の中に入って釣れる ・その場で塩焼きにできる |
デメリット | ・流れが止まっている時間がある ・釣り場へのアクセスに時間がかかる ・荷物がかさばってしまう ・船酔いする可能性がある | ・魚の種類が限られる ・食用魚はさらに限られる ・流れの速さによって足を滑らせることがある |
海釣りは狙える魚も幅広く体格もあるため、リールによる巻き上げが必要となります。対して、川釣りは狙える魚が限られていて範囲も狭いため、リールなしで釣りが楽しめます。
どちらが向いているかは人によって変わるため、自分に合った方法を選びましょう。
→冬に釣りを行う理由とは?上手く釣るコツや注意点、寒さ対策を紹介!
夜釣りの魅力と注意点
夜釣りには魅力もある一方で注意点もあります。釣り初心者が夜釣りする場合は、魅力だけでなく注意点を知っておきたいです。ここでは夜釣りの魅力と注意点を解説します。
夜釣りの魅力
夜釣りには次のような魅力があります。
- 大物を狙いやすい
- 他の釣り人に出会いにくい
- 大型の仕掛け・ルアーが使える
夜釣りでは、小魚が岩場に隠れているため餌を奪われにくいです。その間に大物の魚を狙えるため、朝や昼よりも大物が釣れる可能性があります。
また、他の釣り人もあまりいないため、夜釣りは比較的自由に釣りを楽しめます。場所取りで争うこともなければ、獲物を奪われる心配もありません。
大型の仕掛け・ルアーを用いる場合も日中は日光が反射して魚に警戒されるところ、夜中は警戒が薄れているため食いつきやすいです。
ただし、夜の海は危険もあるので注意しましょう。
→夜釣りならではの魅力とは?必要なものや注意すべきポイントを詳しく解説
夜釣りの注意点
夜釣りは魅力がある反面、注意点もあります。
特に夜に岩場で釣りをする場合、足元が見づらいことで躓くことが多いです。光源のない釣り場の場合、海に転落することも少なくありません。
そのため、夜釣りではヘッドライトなど照明道具も持参しましょう。夜間は昼間と比べて冷えるため、防寒具も忘れないようにしてください。
夜釣りにはポータブル電源
夜釣りは冷え込むことが予想されるため、ポータブル式の暖房があると便利です。しかし、大型の暖房を動かすためには大容量の電源が必要となります。
そんな時に活躍するのがポータブル電源です。例えば、EcoFlowのポータブル電源は出力600W以上で電気毛布やファンヒーターが使用でき、冬釣りの防寒対策にも最適です。
X-Boost機能オンでRIVER 2 Proは1,000W、DELTA 2は最大1,900Wまでの家電製品を使用可能となります。RIVER 2 Proは7.8㎏、DELTA 2は約12kgなので、携帯性抜群です。
高品質のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載で、安全性にも配慮しています。より快適に夜釣りしたい場合は、ぜひEcoFlowの製品をお試しください。
→EcoFlow RIVER 2 Pro
→EcoFlow DELTA 2
まとめ
釣り初心者が揃えるべき道具10選、釣りに必要な道具一式「タックル」、海釣り・川釣りの特徴、夜釣りの魅力と注意点を解説しました。
釣り初心者はまずロッド・リール・ラインを揃えたタックルを用意し、その他に必要なものがあれば買い足していくのがおすすめです。
ただし、海釣り・川釣りによって必要な道具は変わる他、本人の釣りのスタイルによっても必要な道具は変わります。
そのため、まずは自分に合った道具を揃えるようにしましょう。
EcoFlowで取り扱っているポータブル電源は出力600W以上のものも揃えており、電気毛布やファンヒーターも使用可能となっています。
X-Boost機能をオンでRIVER 2 Proは1000Wまで、DELTA 2は最大1,900Wの家電製品を使用可能なので、快適に釣りをしたい方にもおすすめです。
EcoFlowの製品は携帯性抜群で、RIVER 2 Proで7.8㎏、DELTA 2で約12kgなので持ち運びも簡単。高品質のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載で安全性にも配慮しています。
より快適な環境で釣りを楽しみたいと考えている方は、ぜひEcoFlowのポータブル電源をお試しください。