巨大地震が起こった際、どれほど覚悟していても「何をすればいいんだっけ」とパニックになることは避けられません。
だからこそ、地震の発生に備えて対策を練っておくことが大切です。
この記事では地震に備えて今、やるべきこと10選、震災発生時に取るべき行動、家のなかで安全な場所・危険な場所をわかりやすく解説します。
地震への備えについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
地震に備えて今、やるべきこと10選!
地震への備えはいくらあっても十分ということはありません。できる限り備えを充実させ、いつどこで震災に見舞われても大丈夫な状態にしておきたいです。
ここでは地震に備えて今、やるべきこと10選について詳しく解説します。
家具の移動・転倒防止対策を徹底する
まずは、家具の移動・転倒防止対策を徹底しましょう。
家具類の移動・転倒防止対策を徹底することで怪我を抑えられます。避難の妨げになる大型家具の移動・転倒にはあらかじめ対策しておきたいです。
揺れによって家具が動いたり倒れたりするリスクを軽減するため、壁に組み込んだり、床に固定したりするなど対策を徹底しておいてください。
火災報知機で防止対策を徹底する
あわせて、火災報知器で防止対策を徹底するのも良いでしょう。
火災報知器で防止対策を徹底することで火災を避けられます。火元の早期特定や早期発見のために高性能な火災報知機を設置しておきたいです。
普段使用しない家電はプラグを抜いておいたり、通電・漏電による火災を防ぐために感震ブレーカーを設置しておいたりすると安心ではないでしょうか。
怪我の防止対策を徹底する
次に、怪我の防止対策を徹底してください。
怪我の防止対策を徹底することで安全に逃げられます。ガラスが組み込まれた家具には飛散防止措置をしておくなど事前に対策しておきたいです。
懐中電灯を備えて手元・足元を照らせるようにしておいたり、靴を備えて安全に歩き回れるようにしておいたりするなど対策を徹底しておきましょう。
支柱や塀の強度を確認する
倒壊・崩落を防止するなら、支柱や丙の強度を確認しておくのも効果的です。
支柱や塀の強度を確認することで倒壊・崩落を防止できます。
必要に応じてリフォーム・リノベーションしたり、一部のコンクリートやブロックを補強したりと最善を尽くすことで家を守ることにつながるのではないでしょうか。
消火設備を確認する
火災による被害を抑制するなら、消火設備を確認しておくのも有効といえます。
消火設備が古くなっていると被災時に役に立たないからこそ、常に保守点検を行い、定期的に新しいものに交換することが必要です。
必要に応じて消火器の使い方について学んだり、用途について把握したりすることでインフラやライフラインを守ることにつながるでしょう。
情報リテラシーを手に入れる
災害に備えるなら、情報リテラシーを手に入れることも忘れてはなりません。
情報リテラシーがないとガセネタやでまかせに踊らされ、信憑性のない情報まで鵜呑みにしやすいです。
巨大災害などで情報が錯綜しているとSNSなどに嘘の情報が出回ることも珍しくないからこそ、本当に信用できる情報なのかを見極める目が必要となります。
信頼できない情報機関に踊らされると自分自身がデマを流す張本人となることがあるだけに、正しく情報収集する力を育まなければいけません。
避難情報を共有する
家族がいる人は、避難情報の共有が欠かせません。
避難情報を共有することで家族がバラバラになるのを防げます。災害が発生した際に、どのような避難経路で逃げるのかを家族間で話し合っておくと安心です。
ハザードマップを確認しながら、避難場所についても共有しておきましょう。
なお、過去に起こった災害から被害を想定して避難訓練しておくと安心です。過去の教訓から学んでおくことで、実際に災害が発生しても冷静に行動できます。
特にお子さんやお年寄りのいる家庭では、危機感を育む教育が求められるでしょう。
防災バッグを準備する
より災害対策を徹底するなら、防災バッグを準備してください。
防災バッグを用意しておけば、安心して避難生活を送れます。長期的な避難生活に備えて飲料水や食料品の他、衣料品や医療品を備蓄しておくのが望ましいです。
長期戦を覚悟するなら、3日分〜1週間分の食べ物・飲み物を備蓄しておきましょう。
自力で手当てが必要な場面に備えて救急キットも用意しておくと安心です。
具体的に以下のようなものを揃えておくと、ある程度安心できます。
- 飲料水
- 食料品
- 衣料品(軍手・上着・下着)
- 医療品(薬・絆創膏・包帯)
- 衛生用品(歯ブラシ・歯磨き粉)
- 貴重品(財布・通帳・身分証明書)
- 懐中電灯(電池式のライト)
- 携帯電話(スマートフォン)
- 携帯ラジオ
- 使い捨てカイロ
- 使い捨てタオル
- 筆記用具(ペン・ノート)
- 防災頭巾(ヘルメット)
- マッチ・ろうそく
以上の他にも情報収集や連絡手段として役立つスマホ・タブレット・パソコンを充電するための携帯バッテリーがあると便利かもしれません。
何が必要なのかは人によって変わるため、具体的に被災した状況を想定して日頃からちょっとずつ備蓄しておくと良いのではないでしょうか。
路線図を網羅する
さらに災害対策を徹底したいなら、路線図も網羅しておきましょう。
路線図を網羅しておけば、実際に避難が必要となっても冷静に行動できます。道がわからないと迷子になるため、あらかじめ地図を確認しておくのが望ましいです。
なかでも、お子さんやお年寄りは避難している最中にはぐれやすいため、パニックにならないよう緊急時の移動手段なども確認しておいてください。
迷子になることを想定して電話番号やメールアドレス、SNSのアカウントを共有しておくのも良いかもしれません。
予行演習する
予行演習することで実際に災害が発生しても冷静に行動できます。実際に災害が発生したと想定して、家族で避難訓練しておくと安心です。
地域によって差はあるものの、国や地方自治体が行っている避難訓練イベントなどがあるため、家族で参加して防災意識を育んでおくのも良いかもしれません。
イベントによっては応急救護訓練や救助活動訓練が体験できる他、出火防止訓練・初期消火訓練が体験できるものもあるため、積極的にご参加ください。
緊急時の通報・連絡についても学んでおくなど、可能な範囲で準備しておきましょう。
なお、他の記事では食器棚・テレビ・冷蔵庫の地震対策について解説しているため、あわせてご確認ください。
→食器棚の地震対策は必須!食器の収納方法と防災方法を解説
→テレビの地震対策は必要?対策をしないリスクや転倒防止グッズの選び方を解説
→冷蔵庫の転倒防止対策を徹底解説!いますぐできる効果的な地震対策
震災発生時に取るべき行動
いざ震災が起こると、具体的に何をすべきなのかわからなくなるものです。ここでは、震災発生時に取るべき行動について詳しく解説します。
発生直後に取るべき行動
地震発生直後は、まず以下の行動を取るようにしましょう。
- 机の下に隠れて身の安全を確保する
- 火を消してガスの元栓を締める
- ドアを開けて逃げ道を作る
揺れている間は危険なため、机の下に隠れて身の安全を確保します。揺れが収まるまでは無理に動き回らず、じっとしておくのが望ましいです。
火を使用している場合は火災につながる可能性があるため、火を消してガスの元栓を締めてください。揺れを感知すると自動で停止するものもありますが、自力で消した方が確実といえるでしょう。
もし動けそうなら、ドアを開けて逃げ道を作っておくと安心です。地震によって家屋が歪むと逃げられなくなることがあるため、逃走ルートは確保しておくことを推奨します。
以上の3つを覚えておくだけで、地震発生直後も冷静に行動できるのではないでしょうか。
揺れが収まってから取るべき行動
揺れが収まったら、以下の行動を取ってください。
- 家族の安全を確認する
- 靴を履いて足を守る
- 情報収集を行う
- 非常用品を持つ
- 避難する
家族がいる場合は、家族の安全を確認しましょう。
地震の規模によってはお子さんやお年寄りが怪我をしている可能性があるため、身動きが取れる状態なのかを含めて確認します。
ただ、ガラスが飛散している可能性があるため、靴を履いて足を守ることを忘れてはなりません。裸足で歩き回ると、最悪自分自身が身動きできなくなるかもしれません。
その後、状況に応じて情報収集を行ったり、非常用品を持ったりします。完全に揺れが収まったとしてもさらなる地震が発生する場合があるため、適宜避難が必要です。
なお、他の記事では地震が起きたときに取るべき17の行動、防災として家に備えるもの、猫の災害時の避難場所について解説しているため、あわせてご参照ください。
→地震が起きたときに取るべき17の行動|避難時に重要となる5つのポイントも紹介
→防災として家に備えるものは?事前に確認すること・普段から意識することを解説
→猫の災害時の避難場所は?地震や台風に備えるために必要なものを解説
家のなかで安全な場所・危険な場所
地震に遭遇した際、逃げるべき安全な場所と逃げてはいけない危険な場所があるため、どこに避難すべきなのかを知っておくことが重要です。
- 安全な場所:玄関・トイレ・ユニットバスのお風呂
- 危険な場所:家具家電・建具・窓の周辺
家で地震が発生したときは、玄関・トイレ・ユニットバスのお風呂などに逃げ込むのが良いとされています。
玄関はすぐ外に逃げられる他、トイレやユニットバスのお風呂は四方を壁と柱に囲まれているため、揺れが収まるまでの避難場所に良いでしょう。
大切なのは、揺れに耐えられる場所に逃げ込むことです。
逆に家具家電や建具、窓の周辺は危険を伴うため、すぐに離れてください。
もし外にいるなら、耐震強度に優れている建物や公園、広場に逃げます。
落下物が予想される歓楽街・繁華街などからは離れ、自動販売機や墓石など倒れそうなものや、地すべり・土砂崩れが起こりそうなところからは離れましょう。
地震に備えるならポータブル電源があると安心
地震に備えるなら、ポータブル電源があると安心です。
ポータブル電源があれば停電しても一定期間・一定量の電気が使えます。
予備電源として用いることでストレスなく電気を確保できる他、持ち運びできるポータブル電源なら避難生活も比較的快適に過ごせるでしょう。
最近のポータブル電源は性能に優れており、高出力・大容量で1回充電すれば数日分〜10日分のエネルギーを確保できるため、1台あるだけで便利です。
巨大地震で大規模な停電となってもある程度は電力を使用できるため、インフラやライフラインが遮断されるのを防げます。
なお、EcoFlowではEcoFlow DELTA 3 Plusなど、高性能なポータブル電源を販売中です。
当社の製品は災害に備えられるよう高速充電に対応しており、EcoFlow DELTA 3 Plusに至っては約56分で100%充電できます。
家電の約99%に対応できるため、地震への備えとしては十分な性能といえるでしょう。
もちろん、平時は自家消費して電気代を削減したり、余剰電力の売電して副収入を得たりと幅広く利用できるため、導入しておいて損はありません。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
EcoFlowでは災害時にも役立つ太陽光発電設備や蓄電池設備を販売しているため、エネルギーの自給自足をお考えの方も一度ご相談ください。
まとめ
地震に備えて今、やるべきこと10選、震災発生時に取るべき行動、家のなかで安全な場所・危険な場所を解説しました。
来る巨大地震に備えるなら、今できることをやっておくことが重要です。
例えば、家具の移動・転倒防止対策を徹底したり、火災報知機で防止対策を徹底したり、怪我の防止対策を徹底したりする他、支柱や塀の強度を確認したり、消火設備を確認したりすることが大切といえます。
他にも、情報リテラシーを手に入れる、避難情報を共有する、防災バッグを準備する、路線図を網羅する、予行演習するなどの準備が必要となるでしょう。
備えあれば患いなしという言葉があるように、用意さえしておけば冷静に行動できるため、今できることをやっておくことが必要ではないでしょうか。
なお、より防災を徹底するならポータブル電源があると安心です。
ポータブル電源があれば、地震が来てもある程度の電気を確保しておけます。
巨大地震は大規模な停電を引き起こすことがあるため、電力供給減を途絶えさせないよう対策することが欠かせません。
ポータブル電源と聞くと「出力や容量が足りないのでは」と思うかもしれませんが、最新式のモデルであれば高出力・大容量です。
例えば、EcoFlowが販売しているEcoFlow DELTA 3 Plusはほとんどの家電に対応でき、フルで充電しておけば1週間前後は耐えられます。
地震は生活基盤そのものを破壊する災害だからこそ、今できることはやっておきましょう。
もしポータブル電源を備えておきたいなら、当社の製品を一度ご検討ください。公式ホームページには商品の詳細が記載されているため、気になる人はぜひご覧ください。