- カヌーとはどんなアクティビティ?
- カヌーの魅力や注意点を知りたい
- カヌーが楽しめるおすすめのスポットを教えてほしい
このような疑問がある方もいるのではないでしょうか。カヌーは小型の舟を使った水上アクティビティで、自然との一体感を楽しめる魅力的なスポーツです。
キャンプとカヌーを組み合わせることで、自然の景色を見ながら爽快感が味わえる、年齢問わず幅広い層が楽しめる、オールシーズンで行えるなどのメリットが見込めます。しかし、同時に複数のリスク・デメリットがある点には注意が必要です。
そこで今回は、キャンプで行うカヌーの魅力や注意点、おすすめのスポット5選を紹介します。カヌーキャンプに興味がある方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
カヌーとは?カヤックとの違い
カヌーは小型の舟を使った水上アクティビティで、自然との一体感を楽しめる魅力的なスポーツです。カヌーはそのシンプルさと自然への近さで知られており、多くの人々に愛されています。
一般的に日本でのウォータースポーツでは「カナディアンカヌー」が用いられ、水かきであるブレードが片側のみについているパドルを使って漕ぐのが特徴です。特に夏に人気の水上アクティビティです。
カヤックとの違い
カヌーとカヤックの主な違いは、舟の構造とパドルの使い方にあります。カヌーはオープンデッキで艇内が開放されており、使用者は膝を立てるか座って一本のパドルを使って漕ぎます。
これに対し、カヤックはローズドデッキで艇内が密閉されており、使用者は座位で両頭のパドルを使って漕ぐのが特徴です。カヌーは開放感があり、リラックスして水辺の景観を楽しむのに適しています。一方、カヤックはより速い動きや激しい水流に適応しやすく、刺激的な水上アクティビティを求める方に適しています。
キャンプで行うカヌーの魅力
キャンプとカヌーを組み合わせることで、自然をより深く楽しむ素晴らしい体験が実現します。以下、キャンプ中にカヌーを楽しむ際の魅力を3つ紹介します。
- 自然の景色を見ながら爽快感が味わえる
- 年齢問わず幅広い層が楽しめる
- オールシーズンで行える
各魅力について1つずつ見ていきましょう。
魅力1.自然の景色を見ながら爽快感が味わえる
カヌーでは、水面からの独特な視点で美しい景色を堪能することができます。静かな湖や川を漕ぎ進める際には、周囲の自然の美しさが心を癒やし、身体を動かすことで得られる爽快感は格別です。
水辺の風景は陸上からは見ることのできない独特の美しさを持ち、それを水上から眺めることは非常に特別な体験となるでしょう。大自然を全身で感じられることから、「都会の喧騒を忘れてリフレッシュしたい」という方にもおすすめです。
魅力2.年齢問わず幅広い層が楽しめる
カヌーは技術や体力に合わせて調整が可能なため、老若男女を問わず多くの人に楽しんでもらえます。家族や友人と一緒に水上を漕ぎ進むことで、お互いの関係性が深まり、共有の思い出を作ることが可能です。
また、キャンプ場によってはカヌーのインストラクターがレクチャーしてくれるため、初めてカヌーを楽しむ方でも安心して体験できます。体を動かすことにより、健康維持に役立つ点もメリットの1つです。
魅力3.オールシーズンで行える
3つ目の魅力は、オールシーズンで行える点です。夏には涼しさを提供し、冬は静寂な風景のなかでゆったりと楽しめます。
季節ごとに異なる自然の美しさを体験することができ、一年を通してカヌーの魅力を全身で感じられます。ただし、冬や秋にカヌーを行う場合は万全な寒さ対策が必要です。
キャンプでカヌーを行う際の注意点
カヌーはさまざまな魅力がある水上アクティビティですが、実施する上では安全に注意することが大切です。本項では、カヌーを行う際の主な注意点を3つ解説します。
- 低体温症のリスクを考慮する
- 遊ぶ前に下調べを行う
- スキルに見合ったフィールドを選択する
各注意点を理解した上で安全にカヌーを楽しみましょう。
注意点1.低体温症のリスクを考慮する
水辺での活動は低体温症のリスクが伴います。特に冷たい水域でカヌーを行う際は、保温性の高いウェアの着用が推奨されます。水に濡れることを考慮し、速乾性のある素材を選ぶと良いでしょう。
また、非常に低温の環境では、体温を保持するための特別な装備が必要になります。低体温症を防ぐためには、常に天候や水温に注意を払い、適切な準備をすることが不可欠です。
→冬キャンプは寒さ対策が超重要!4つのジャンルに分けて具体的対策を解説
注意点2.遊ぶ前に下調べを行う
安全なカヌー体験を実施するためには、事前の下調べが重要です。水域の安全性や天候をチェックし、状況に応じた準備を整えましょう。
また、地域によっては野生動物や特定の植物に注意が必要な場所もあるため、事前に情報を集めておくことが推奨されます。少しでも危険と感じたら、別の場所への変更を検討しましょう。
注意点3.スキルに見合ったフィールドを選択する
カヌーを楽しむ際は、自身のスキルや体力に見合ったフィールドを選ぶことが大切です。スキルに見合っていないフィールドでカヌーを行うと、さまざまな危険に巻き込まれるリスクがあります。
未経験者や初心者は、穏やかな湖や川が適しています。特に初心者の場合は、ガイド付きのツアーを利用すると安心です。逆に経験者は、より挑戦的な水域でスキルを試すことができます。
自身の限界を知り、無理をしないことが事故を防ぐ鍵となります。体力やスキルに合わせた水域の選択は、カヌーを安全かつ楽しく行うために非常に重要です。
カヌーができるおすすめのキャンプ場5選
続いて、カヌーができるおすすめのキャンプ場を5つ紹介します。キャンプで行うカヌーを楽しみたい方は、以下の詳細を参考にしてください。
- 千葉県|THE FARM
- 群馬県|星の降る森
- 栃木県|那須 Queen’s Mountain キャンプ&ロッジ
- 北海道|オートリゾート苫小牧 アルテン
- 沖縄|屋我地ビーチ
各スポットの詳細を1つずつ見ていきましょう。
千葉県|THE FARM
千葉県にある「THE FARM」は、東日本エリア最大級の農園グランピングリゾートです。都心から車で約80分でアクセスでき、貸し農園・天然温泉・カフェレストラン・グランピング・コテージなどの施設が完備されています。
もちろん、水と自然との一体感を楽しめるカヌーツーリングも体験できます。インストラクターがレクチャーしてくれるので、初心者の方でも気軽にカヌーの魅力を味わうことが可能です。
【詳細情報】
場所: 千葉県香取市西田部738(THE FARM)西田部1309-29(BBQ)
アクセス:詳しくはこちら
公式サイト:https://www.thefarm.jp/#
群馬県|星の降る森
群馬県にある「星の降る森」では、その名前の通り、満天の星空が広がる天然のプラネタリウムを堪能できます。キャンプ初心者でも安心のレンタルセットや、BBQセットのフードが用意されています。
5月~10月末の時期には、普段とはまるで違う自然に囲まれた癒しと驚きのカヌー体験を行えます。子どもからご高齢の方まで、年齢や性別に関係なく安心して楽しめるのが魅力的です。
【詳細情報】
場所:群馬県沼田市上発知町2543
アクセス:関越自動車道・沼田ICより約10km 約15分
公式サイト:http://www.star-forest.com/
栃木県|那須 Queen’s Mountain キャンプ&ロッジ
本スポットでは、栃木県の立地を活かしたさまざまなアクティビティを体験できます。例えば、馬とのふれあい、餌やり体験、乗馬体験、魚釣り、バーベキュー、虫取りなどの体験が人気です。
カヌーボートを使った水上アクティビティも魅力的で、都会の喧騒を忘れてめいいっぱい体を動かせます。「多種多様なアクティビティを堪能したい」という方におすすめのスポットです。
【詳細情報】
場所:栃木県那須郡那須町高久乙819Queen’s Mountain Lodge
アクセス:那須ICより那須街道を右折、道の駅「友愛の森」を過ぎて広谷地交差点左折、キャンドル専門店「シュシュ」を右折、麺亭コバを左折、クイーンズマウンテン入口の看板を右折
関連サイト:https://www.nap-camp.com/tochigi/14113
北海道|オートリゾート苫小牧 アルテン
北海道でカヌーを体験したいなら「オートリゾート苫小牧 アルテン」をご検討ください。本スポットは大規模高規格なキャンプ場で、カヌーや温泉、パークゴルフなど、豊富なアクティビティが用意されています。
新千歳空港から車で約35分とアクセスも良好で、飽きることなく1日を過ごすことが可能です。全28棟のバンガロー、キャビン、ログハウスがあり、自身のスタイルでキャンプを楽しめます。
【詳細情報】
場所:北海道苫小牧市樽前421-4
アクセス:新千歳空港より車で約35分(道央自動車道経由)
公式サイト:https://arten-camp.co.jp/
沖縄|屋我地ビーチ
沖縄県でのカヌーキャンプなら「屋我地ビーチ」がおすすめです。海が目の前に広がっているこのキャンプ場では、ほかの地域では味わえない癒やしのカヌー体験が行えます。
キャンプ用品やシーカヤックのレンタルもあるので、初心者の方でも安心です。手ぶらバーベキューコースもあり、沖縄の海を見ながら多彩な楽しみ方を満喫できるでしょう。
【詳細情報】
場所:沖縄県名護市屋我143
アクセス:那覇空港より沖縄高速道・那覇ICを使って車で約1時間30分
公式サイト:https://yagaji-beach.com/
カヌーキャンプで用意すべきアウトドアグッズ・服装
カヌーキャンプを安全かつ快適に楽しむためには、特有の環境に適したグッズや服装の準備が必要です。以下では、カヌーを楽しむ際におすすめのアウトドアグッズや服装を紹介します。
動きやすい服装・シューズ
カヌーでは、水に濡れても快適に活動できる動きやすい服装が重要です。速乾性のある素材や、体の動きを妨げないデザインのものを選びましょう。
【おすすめの服装】
- スポーツウェア・アウトドアウェア
- 長袖長ズボン
- 防寒着
また、シューズは安全に漕ぐためにも非常に重要なので、滑りにくく水に強いカヌー用のウォーターシューズがおすすめです。水に濡れても大丈夫なように、予備の着替えも用意しておきましょう。
→キャンプの防寒対策は必要?効果的な対策と服装の選び方を徹底解説
帽子・サングラス
カヌー中の直射日光は、熱中症や日焼けのリスクを高めます。帽子は頭部を守るために必須で、広いつばのものが効果的です。
また、眩しさを軽減し、目を保護するためのサングラスも忘れてはいけません。UVカット機能付きのサングラスを選べば、カヌー中の眩しさを軽減し、目の健康を守ることができます。
ゴーグル
水しぶきや強い日差しから目を保護するため、ゴーグルの使用が推奨されます。
特に目に負担をかけずにクリアな視界を保ちたい方は、必ずゴーグルを準備した上でカヌーを行いましょう。ゴーグルを選ぶ際は曇り止め加工がされたものや、顔にフィットするデザインのものが適しています。
完全防水のバッグ
カヌーキャンプでは、荷物を濡らさないために完全防水のバッグが必要です。重要な物品や着替え、食料などを安全に持ち運ぶことができます。
特に電子機器は水濡れに弱いため、防水性に優れたバッグやケースを利用することが重要です。持っていく荷物の量を考慮し、バッグの容量や大きさを検討するようにしましょう。
ポータブル電源
カヌーキャンプ中にスマートフォンやカメラなどの電子機器を使用する際、ポータブル電源が非常に活躍します。充電方法の確保は、アウトドアでの快適さを大きく向上させます。
備え付け電源のあるキャンプ場ならポータブル電源は特に必要ありませんが、すべてのキャンプ場に電源があるとは限りません。また、ポータブル電源があればどこでも電力を確保できるため、車中泊やアクティビティの最中でも重宝します。
ポータブル電源「EcoFlow RIVER 2」シリーズは、その高い携帯性と効率的な充電機能で、カヌーキャンプに快適さを実現します。携帯性の高いポータブル電源を探している方は、以下のシリーズの導入を検討してみてください。
→携帯性と機能性を両立した「EcoFlow RIVER 2」シリーズはこちら
まとめ
本記事では、キャンプで行うカヌーの魅力や注意点、おすすめのスポット5選を紹介しました。
キャンプとカヌーを組み合わせれば、自然の景色を見ながら爽快感が味わえる、年齢問わず幅広い層が楽しめる、オールシーズンで行えるなどのメリットが見込めます。しかし、それと同時に複数の注意点があることも覚えておき、状況に合った対策を立てるようにしましょう。
カヌーキャンプをより快適にしたい場合は、ポータブル電源の用意が推奨されます。特に本サイトを運営するEcoFlowが販売する「EcoFlow RIVER 2」シリーズは、高い携帯性を有していることから、カヌーキャンプの利用に向いています。本シリーズの利用をぜひ検討してみてください。
製品名 | RIVER 2 | RIVER 2 Max | RIVER 2 Pro |
容量 | 256Wh | 512Wh | 768Wh |
定格出力 | 300W | 500W | 800W |
AC充電入力 | 最大360W | 660W | 100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A |
サイズ | 24.5 x 21.5 x 14.5cm | 26.9 x 25.9 x 19.6cm | 26.9 x 25.9 x 22.6cm |
重量 | 約3.5kg | 約6.1kg | 約7.8kg |
出力口 | 合計11 | 合計11 | 合計10 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/river-2-portable-power-station | https://jp.ecoflow.com/products/river-2-max-portable-power-station | https://jp.ecoflow.com/products/river-2-pro-portable-power-station |