キャンプでは昼ごはんを作るのも醍醐味ではありますが、人によっては作るのが面倒に感じることもあるのではないでしょうか。
食材を購入したり、調理器具を準備したりするだけでもなかなか骨が折れるものです。
だからこそ、手を抜けるところは手を抜くのが良いでしょう。
この記事では、キャンプの昼ごはんが手抜きでいい理由、手抜きする方法、おすすめの簡単レシピ5選、注意点、よくある質問をわかりやすく解説します。
キャンプの昼ごはんについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
キャンプの昼ごはんが手抜きでいい理由
キャンプの昼ごはんは手の込んだものを作るのも楽しみの一つですが、面倒な人は手抜きでも全然OKです。ここでは、キャンプの昼ごはんが手抜きでいい理由について詳しく解説します。
下ごしらえの手間を省けるため
キャンプの昼ごはんを手抜きすることで、下ごしらえの手間を省けます。
現地で何か作るとなると魚介類や肉類はもちろん、野菜類まで下ごしらえが必要となり、結果的に面倒を感じる人も珍しくありません。
美味しい料理を作るためには相応の下ごしらえが必要となりますが、キャンプはあえて不便を楽しむものだからこそ、手抜きくらいがちょうど良いです。
調理の面倒を省けるため
キャンプの昼ごはんを手抜きすることで、調理の面倒も省くことが可能です。
例えば、機材が限られているなかでアヒージョやピザを作ろうと思うと、スキレットやシェラカップ、ダッチオーブンなどの鍋に加えてガスコンロも必要となります。
炭で火を起こす場合は一から火を起こさなければいけないのはもちろん、水も汲んでおかなければならないため、1品作るだけでも重労働となるでしょう。
荷物を削減できるため
荷物を削減できるのも、キャンプの昼ごはんが手抜きでいい理由といえるでしょう。
余計なものを持たなければ、荷物の運搬も比較的楽です。キャンプは荷物運びが重労働となるからこそ、荷物は最小限にすることが求められます。
他のギアで荷物がかさばりそうな場合は、昼ごはんで使用するはずだった材料や道具を自宅に置いていきましょう。
キャンプの昼ごはんで手抜きする方法
キャンプの昼ごはんで手抜きをするにはいくつかの方法があるため、実践できそうなところから実際にやってみてはいかがでしょうか。
方法によっては、今までかかっていた労力を半分ほどに抑えることが可能です。ここでは、キャンプの昼ごはんで手抜きする方法について詳しく解説します。
お手製キャンプ飯を現地でレンチンする
お手製キャンプ飯を現地でレンチンすることで、昼ごはんを手抜きできます。
キャンプ場によっては電子レンジ備え付けのところがあるため、自宅で簡単なお弁当を作って持参し、現地でレンチンするととても楽です。
お弁当を作るのすら面倒な場合は、おにぎりでも構いません。
おにぎりであれば、ご飯を炊いて具を入れて握るだけで作れます。なお、キャンプ場に電子レンジが備え付けられていない場合は、ポータブル電源を一緒に持ち込むのもありです。
さすがに電子レンジとポータブル電源を持っていくとなると大変ですが、最近のポータブル電源は軽量かつ小型のものも珍しくありません。
例えば、EcoFlowのDELTA 3 Plusは12.5kgと男性でも女性でも難なく持ち運べる重量となっているため、力のない人でも問題はないでしょう。
ポータブル電源はスマホの充電や電気製品への給電にも使用できるため、荷物に余裕がある人はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
インスタント食品を持参する
キャンプの昼ごはんは、インスタント食品を持参するのもありです。
インスタント食品は温めるだけ、お湯を注ぐだけなど気軽に作れるものが大半となっているため、作業工程を極力減らしたい人に適しています。
自然解凍できる食品や湯煎で戻せる食品があれば、調理らしい調理は必要ありません。
むしろ、調理時間を削れる分、他のことに時間を割けるのではないでしょうか。
缶詰のフルーツを持参する
キャンプの昼ごはんは、缶詰のフルーツを持参するのもありです。
缶詰は開けたらそのまま食べられる他、空き缶も現地で捨てられるため、荷物を極力減らしたい人に向いています。
魚や肉など食べ応えのある缶詰を持ち込めば、おかずにもメインにもなるでしょう。
出来合いのものを持参する
自分で作るのが面倒な人は、出来合いのものを持参してみてはいかがでしょうか。
代表的なところでは、コンビニのお弁当やスーパーのお惣菜があります。
コンビニはやや高いもののおにぎりやサンドイッチが手に入りますし、スーパーは総じて安くバラエティ豊かなものを手に入れることが可能です。
健康面や予算面を考えると自炊した方が安心ですが、単に手抜きという観点であればコンビニやスーパーは優秀でしょう。
冷凍食品を持参する
冷凍食品を持参すれば、現地で解凍してそのまま昼食にできます。
冷凍食品は電子レンジなどで温めることが必要なものもありますが、商品によっては自然解凍できるものがあるため、手抜きにぴったりです。
氷や保冷剤の代わりにもなるため、そのままクーラーボックスに入れておくのも良いのではないでしょうか。
レストランで外食する
奥の手として、レストランで外食するという方法もあります。
キャンプ場によってはレストランを併設したアウトドア施設となっているところもあるため、面倒なら外食で済ませましょう。
食事をすべてレストランで済ませれば、キャンプの荷物を最小限に抑えることが可能です。
材料や道具を持たなくていいだけでも楽ですし、食材を調達したり火を起こしたりする必要もないため、いっそすべて外食で済ませるのはいかがでしょうか。
キャンプの昼ごはんにおすすめの簡単レシピ5選
キャンプの昼ごはんは、手抜きレシピを知っておくと比較的作るのが楽です。ここでは、キャンプの昼ごはんにおすすめの簡単レシピについて詳しく解説します。
うどんやそば
うどんやそばなどの麺類は、出汁に茹でた麺と他の具材を入れて煮込むだけでできます。
ラーメンのようにスープにもこだわるとなると手間がかかりますが、うどんやそばの汁は顆粒出汁と醤油があれば簡単に作ることが可能です。
麺を茹でるお湯の確保が若干手間ですが、ポータブル電源を持っている人であれば、電気ケトルですぐにお湯を沸かせるため、難しいことは何もありません。
梅お茶漬け
梅お茶漬けは、梅とお茶漬けの素とご飯があればすぐに作れます。
お茶漬けの素をかけたご飯に梅を乗せてお湯を注ぐだけでできるため、材料や道具も最小限で済ませることが可能です。
暑い日は冷やし茶漬け、寒い日は暖かいお茶漬けにするなど季節に合わせてアレンジできる点でも優れたメニューといえるでしょう。
塩おにぎり
おにぎりは、ご飯を飯盒などで炊いて握るだけで作れます。
自宅でご飯を炊いて塩をかけて海苔で挟むだけで作れるため、コストパフォーマンス的にもタイムパフォーマンス的にも手抜きが可能です。
具材を昆布にしたり、サケにしたり、ツナマヨにしたりと気分によって中身を変えられる点でも優れたメニューといえるのではないでしょうか。
とろろ昆布汁
とろろ昆布汁などの汁物は、乾燥させたとろろ昆布にお湯を注ぎ、鰹節と醤油を入れるだけでできます。
ちょっと小腹が空いた場合には、乾燥麩や乾燥ワカメを加えると腹持ちも良くなってより満腹感をプラスすることが可能です。
残った汁は他の料理の出汁としても使用できるため、無駄になりません。
ピザトースト
おしゃれな見た目でありながら、満足感もあるピザトーストも手抜き飯におすすめです。
ピザトーストは、食パンにピザソースを塗ってチーズとトッピングを乗せて焼くだけで作れるため、料理が不得意な人でも安心です。
具材によってはシーフードピザトーストにしたり、ミードピザトーストにしたりとバリエーションも持たせられるため、飽きが来にくいのも良い点といえます。
なお、キャンプ飯の簡単レシピについては他の記事でも解説しているため、他のメニューも知りたい人はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
具体的なレシピについては、以下のリンクからご覧いただけます。
→キャンプ飯の簡単レシピ10選！メイン・おつまみ・季節別のおすすめを厳選
キャンプの昼ごはんの注意点
キャンプで昼ごはんを作る場合、いくつかの注意が必要です。ここでは、キャンプの昼ごはんの注意点について詳しく解説します。
食中毒に気を付ける
キャンプで昼ごはんを作る場合は、食中毒にお気を付けください。
日中は夜中と比べて直射日光の影響で食材が傷みやすいため、放置するのは危険です。食材が温まることでより腐りやすくなるため、クーラーボックスに入れて冷やしておくことが求められます。
冷凍しても大丈夫なものは、凍らせてから持ち込みましょう。
調理前に手を洗う
調理前に手を洗うことも、欠かさないようにしましょう。
キャンプではさまざまなものに触れるため、気づかないうちに雑菌が付着していることがあります。雑菌が付着したまま調理すると、料理にも付着する可能性があり危険です。
手を洗えない場合は、アルコール消毒液や除菌スプレーをご使用ください。
キャンプの昼ごはんのよくある質問
キャンプで昼ごはんを作る場合、よくある質問を把握しておくと安心です。ここでは、キャンプの昼ごはんのよくある質問について詳しく解説します。
飲料水や食料品はどうやってキャンプ場に運ぶ？
飲料水や食料品は、クーラーボックスに入れてキャンプ場に運ぶのが良いでしょう。
持ち運びにくいものはカートに入れて運ぶことで、一度に大量の荷物を運べます。荷物が少量の場合は、ハンドバッグではなくバックパックに入れておくと運搬が楽です。
なお、生鮮食品は腐敗が進みやすいため、クーラーボックスに入れる場合は氷や保冷剤を忘れずに入れるようにしてください。
調理器具は何を持っていくべき？
調理器具は、スキレットやシェラカップなどを持っていくと良いです。
アヒージョを作るならスキレット、鍋物や煮物を作るならシェラカップという具合に使い分けることで、さまざまな料理を作れます。
より本格的な料理を作る場合は、ダッチオーブンがあると良いのではないでしょうか。
ダッチオーブンは揚げる・炒める・煮る・蒸す・焼くといった複数の調理方法に対応できるため、迷ったら一つ持参しておくのが望ましいです。
あまり慣れていない人には、使い慣れたフライパンの持参を推奨します。
昼ごはんを抜くのはあり？
昼ごはんを完全に抜くのは、体調管理の面で避けたいです。何も飲み食いせずに活動していると体内の水分が失われ、脱水症状に陥ります。
エネルギーが枯渇すると体調不良にも陥りやすくなるため、いくら面倒でも何かしらの飲食物は口にしておきましょう。
まとめ
キャンプの昼ごはんが手抜きでいい理由、手抜きする方法、おすすめの簡単レシピ5選、注意点、よくある質問を解説しました。
キャンプの昼ごはんは、手抜きで十分です。
手抜きすることで、下ごしらえの手間を省けたり調理の面倒を省けたりするのはもちろん、荷物を削減できたりします。
荷物の分が浮く分、ポータブル電源などよりキャンプを充実させるアウトドア用品を持ち込むのが良いでしょう。ポータブル電源があれば電源の取れない場所でスマホを充電したり、電気製品に給電したりと重宝するのではないでしょうか。
なお、EcoFlowではアウトドアにぴったりのポータブル電源を販売しています。
当社ではEcoFlow DELTA 3 Plusなど、高性能なポータブル電源をラインナップしており、最近では多くのキャンパーの方にご利用いただいています。
当社の製品は携帯性に優れているだけでなく、静音設計で他のキャンパーにも迷惑をかけない構造となっているため、利便性の面でも安心です。
まだお持ちでない人は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。商品の情報については、以下の公式ホームページからご覧ください。