キャンプ飯でカレーを作るなら、必要な材料や道具について知っておくべきです。
限られた環境で作ることになるキャンプ飯は、比較的簡単なカレーであっても下ごしらえや作り方について知っておくと安心でしょう。
この記事では、キャンプのカレーに必要な材料、道具、下ごしらえ、作り方、よくある質問をわかりやすく解説します。
キャンプのカレーについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
キャンプのカレーに必要な材料

キャンプでカレーを作る場合、油・米・塩・じゃがいも・スパイス・玉ねぎ・トマト・人参・にんにく・豚肉・水・ルーなどを持参すると良いです。
ここでは、キャンプのカレーに必要な材料について詳しく解説します。
油
食材を炒めたり火を通したりするのに、油が必要となります。
油はオリーブオイルでもサラダ油でもOKなため、普段からよくカレーを作るのに使用しているものを持参すると良いでしょう。
油の持ち込みでは、漏れないよう専用の容器に入れると安心です。
米
カレーには、当然ながら米も必要です。
米の代わりとしてパンを持ち込んでもOKですが、カレーライスを作る場合はカレーによく合う米が必需品となります。
米はかさばりやすいだけでなく炊くのに時間がかかるため、レンチンや湯煎できるパックご飯でも良いでしょう。
塩
少しだけ塩味を加えるのに必要なのが、塩です。
塩は味の調節をするのに必要となるため、調味料として持参しておくと何かと重宝します。
バーベキューなど他の料理にも使用できるため、塩は気持ち多めに持ち込むと良いのではないでしょうか。
じゃがいも
キャンプのカレーに欠かせない食材が、じゃがいもとなります。
じゃがいもなどの野菜類はキャンプに持ち込むにはかさばりやすいため、すぐに調理できるよう自宅で一口サイズにカットしておくと楽です。
スパイス
味を左右するスパイスは、キャンプカレーに必須となる調味料といえるでしょう。
スパイスは味の方向性を決めるだけでなく、香りや辛さを加えるのに必要となるため、必要に応じて持参すると良いです。
代表的なスパイスとしては、香りづけになるクミンやコリアンダー、シナモンやナツメグ、辛味づけになるジンジャーやブラックペッパーなどがあります。
スパイスごとにパッキングしてすぐに入れられるようにしておくとより深みのあるキャンプカレーを味わえるのではないでしょうか。
玉ねぎ
キャンプのカレーで忘れられないもう一つの食材が、玉ねぎです。
玉ねぎを入れることでカレーに絶妙な甘味が加わり、さらに美味しくなります。
玉ねぎも比較的かさばりやすいですが、刻んでから持ち込めば邪魔になりません。他の食材と合わせてみじん切りにしておくと良いでしょう。
トマト
より本格的なキャンプカレーを作るなら、コクが出るトマトも入れると良いです。
最近は市販のカレールーだけでも十分にコクがあって美味しいですが、トマトを入れることで味に段階的な深みが出て美味しさがアップします。
季節によっては常温で数日持つトマトは、キャンプに持ち込むのにも良い食材といえるのではないでしょうか。
人参
キャンプのカレーに必要なもう一つの食材が、ニンジンです。
人参を入れることでカレーにほのかな苦味が加わり、より美味しくなります。
人参は赤い色味がより見た目を華やかにしてくれるため、キャンプでカレーを作ろうと思っている人は積極的に持ち込むのが良いでしょう。
にんにく
よりカレーの味を引き立たせるなら、にんにくも持参しましょう。
にんにくを入れることでパンチの効いた味わいとなり、さらに食欲が刺激されるはずです。ルー1箱に対してにんにく1片を隠し味として入れておくと、より旨味が出ます。
豚肉
旨味の決め手となる食材が、豚肉です。豚肉から出る動物性の油はキャンプの疲労を軽減してくれるなど、副次的な効果も期待できます。
バラ肉やひき肉など、好みに合わせて入れればより美味しいカレーとなるでしょう。
水
カレー作りに必要不可欠なのが、水です。
水は2人前だと200cc、4人前だと400ccほど必要となるため、飲み水とは別途であらかじめ計量して持参しておくことが推奨されます。
事前に計量しておくのが望ましいため、水がどれくらい必要なのかは参加するメンバーに合わせて考えておいてください。
ルー
キャンプカレーをゼロから作るのが面倒な人は、ルーをご持参ください。
カレールーはコンビニやスーパーで、簡単に手に入ります。特別なスパイスがなくても本格的な味となるため、手間を省きたい人はルーを持ち込むと楽です。
キャンプのカレーに必要な道具

キャンプでカレーを作る場合、食器・鍋・熱源・飯盒・包丁・ポータブルエアコン&冷蔵庫、ポータブル電源などを持参すると良いです。
ここでは、キャンプのカレーに必要な道具について詳しく解説します。
食器(皿・スプーン)
キャンプでカレーを食べるのに必要なのが、皿やスプーンなどの食器です。
ソロであれば鍋から直接食べても良いですが、カップルやファミリーなどグループでキャンプする場合はカレー用の皿やスプーンが必要となります。
食器は比較的邪魔になりやすいため、現地でそのまま捨てられるよう紙皿や紙スプーンを使用するのもありでしょう。
鍋(ダッチオーブン)
キャンプカレーには、ダッチオーブンなどの鍋も必要となります。
鍋は食材を炒めたり火を通したりするのに必要不可欠な道具となるため、ダッチオーブンなど幅広い場面で使用できる調理器具があると安心です。
熱源(焚き火・バーナー)
焚き火やバーナーなど、熱源も必要です。
食材を熱するためには安定した火力が出せる焚き火もしくはバーナーが必要となるため、別途で焚き火台やガスバーナーを持参すると快適に調理できます。
飯盒(メスティン)
ご飯を炊くのに必要なのが、メスティンと呼ばれる飯盒です。
飯盒があればカレーを作りながら、同時にご飯を炊けます。
キャンプでは他にも料理を作ることがあるため、別途でご飯を炊けるようにしておくと効率的に作業できるでしょう。
包丁(ナイフ)
食材を切るのに必要なのが、ナイフなどの包丁となります。
野菜類はかさばるため自宅でカットしておくのが楽ですが、食材によってはそのまま持参した方が良いものもあるため、必要に応じて刃物をいくつか持参しておくべきです。
ポータブルエアコン&冷蔵庫

カレーの食材を腐らせないためには、ポータブルエアコン&冷蔵庫も必要です。
食材に関してはクーラーボックスに氷や保冷剤を入れて持参するのが主流ですが、クーラーボックスだとどうしても時間の経過とともに冷気が失われます。
そこで必要となるのが、携帯性と保冷力に優れたポータブルエアコン&冷蔵庫です。
例えば、EcoFlowで販売しているGLACIER Classicなどのポータブルエアコン&冷蔵庫を持ち込めば、食材の冷蔵と冷凍の両方が可能となります。
EcoFlow GLACIER Classicはコードレスでいつでもどこでも使用できるため、食材を常に新鮮にキープできるのはもちろん、食材の腐敗も防げるでしょう。
収納力にも優れていて、ニーズに合わせて3サイズを展開しているため、よくアウトドアする人はポータブルエアコン&冷蔵庫もご検討ください。
製品情報については、当社の公式ホームページを確認してみましょう。

ポータブル電源

キャンプの必需品となりつつあるのが、ポータブル電源です。ポータブル電源があれば電気式の調理家電を動かせるため、1台あると何かと重宝します。
カレー作りを快適にする炊飯器や電子レンジも難なく動かせるため、荷物を持ち運ぶのが苦にならない人はポータブル電源と他の調理家電を一緒に持ち込むのが良いでしょう。
例えば、EcoFlowが販売しているEcoFlow DELTA 3 Plusはアウトドアにぴったりです。
EcoFlow DELTA 3 Plusは、軽量かつ小型でありながら高出力・大容量を実現しているポータブル電源で、スマホの充電や電気製品への給電が可能な製品となっています。
AC入力であれば約56分で充電できる業界最速クラスの急速充電に対応しているため、身支度の間に充電を済ませられるでしょう。
気になる人は、ぜひ一度当社の公式ホームページをご覧ください。

キャンプカレーの下ごしらえのコツ

キャンプでカレーを作る場合、あらかじめ下ごしらえを行っておくと楽です。ここでは、キャンプカレーの下ごしらえのコツについて詳しく解説します。
じゃがいもや豚肉は一口サイズにしておく
じゃがいもや豚肉は一口サイズにしておくと、現地でそのまま入れられて楽です。
現地でじゃがいもや豚肉を切るのは意外と手間がかかるため、自宅で食べやすいサイズに切ってから持参します。
玉ねぎ・人参・にんにくはみじん切りにしておく
玉ねぎ・人参・にんにくはみじん切りにしておくと、調理時間の時短になります。
調理器具が限られている場所でみじん切りにするのは手間がかかるだけでなく衛生面も気になるため、自宅で細かくカットしておくのが良いです。
トマトはさいの目切りにしておく
トマトは、さいの目切りにしておくと良いでしょう。
腐らないよう丸ごと持参しても良いですが、すぐにカレーに入れる場合はさいの目切りにしてジップロックなどに入れて持ち込みます。
トマトは汁気があるため、切ってから持っていくならジップロックが必須です。
キャンプカレーの作り方のコツ

キャンプでカレーを作る場合、事前に作り方を知っておくと安心です。ここでは、キャンプカレーの作り方のコツについて詳しく解説
STEP1.野菜類を炒める
まずは、野菜類を炒めます。優先順位としては火の通りにくい食材を先に、すぐ火が通るものを後に入れ、色が変わるまで炒めるのがポイントです。
なお、じゃがいもは型崩れしやすいため、ルーを煮込む段階で入れても良いでしょう。
STEP2.肉類を炒める
次に、肉類を炒めます。肉は脂身が少ないものだと煮込んでいる段階で硬くなりやすいため、脂身が多めのものを中心に選ぶのがポイントです。
脂身のある肉だと、とろっとした触感になってより美味しく感じられるでしょう。
STEP3.塩とスパイスを入れる
全体的に食材が馴染んで来たら、塩とスパイスを入れましょう。
塩とスパイスは完成直前でも構いませんが、食材を熱する段階で入れることで味が染み込みやすくなります。入れすぎると角が出るため、適宜味見しながら入れると安心です。
STEP4.水を入れて煮立たせる
一通りの食材を入れたら、水を入れて煮立たせます。
入れる食材によっては水分が出て全体的な味が薄くなることがあるため、塩やスパイスを適宜入れて濃さを調整すると良いです。
なお、水は池や川のものを使用せず、水道水やミネラルウォーターを使用してください。
STEP5.味見をして適宜調整する
最後に、味見をして適宜調整します。濃い場合は水を、薄い場合は塩やスパイスを入れて調整すると良いです。
キャンプカレーのよくある質問

キャンプでカレーを作る場合は、よくある質問を把握しておくと安心です。
ここでは、キャンプカレーのよくある質問について詳しく解説します。
美味しく作るにはどうすれば良い?
キャンプのカレーを美味しく作るためには、バーベキューで食材を一緒にグリルすると香ばしさが加わって良いです。牛乳やバターなど、隠し味を入れてみるのもありだと思います。
時短で作るにはどうすれば良い?
キャンプのカレー作りで時短するためには、洗い物を削減できるよう缶詰に入った食材や切る必要のない食材を中心に選ぶと良いのではないでしょうか。
計量する時間がもったいないため、必要な分の食材を計量してから持参し、現地ですべて使い切るよう意識すると良いでしょう。
なお、キャンプの洗い物に関しては以下の記事でも解説しているため、あわせてご覧ください。
→キャンプの洗い物をラクにする!効率的な洗い方や便利アイテムを詳しく紹介
ルーで作っても美味しくできる?
スパイスでゼロから作るのが面倒な場合は、ルーで代用しても良いでしょう。
各メーカーが販売している市販のルーでも十分に美味しいため、塩やスパイスの加減がわからない場合は専用のルーを持ち込んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
キャンプのカレーに必要な材料、道具、下ごしらえ、作り方、よくある質問を解説しました。キャンプに行くからにはカレーを手作りするのも、醍醐味の一つです。
荷物になってしまうような材料や道具もありますが、ソロで作るのはもちろんグループで作るだけでも素敵な思い出となります。
カレーは、下ごしらえや作り方について知っておけば比較的簡単に作れるため、キャンプ飯の一つとしてぜひ挑戦してみましょう。
なお、野外でも快適に調理したり食材の腐敗を防いだりするには、ポータブルエアコン&冷蔵庫とポータブル電源があると安心です。
EcoFlowで販売しているEcoFlow DELTA 3 PlusやEcoFlow GLACIER Classicは、キャンプに持参しやすい計量かつ小型のモデルとなっているため、まだお持ちでない人はぜひ購入をご検討ください。
当社の製品があれば、より効率的にカレーを作れます。
まずは公式ホームページをご覧いただけると幸いです。