近年はキャンプブームであり、屋外でのびのびと過ごすことに魅力を感じる人が増えています。キャンプはテントで寝泊まりをする非日常感を味わえることはもちろん、大自然のなかで食事を楽しめることが魅力です。せっかくのキャンプを満喫するためには、必要な食材をきちんと用意することが大切です。そこで、この記事ではキャンプを楽しむための食材リストや、焚き火で簡単に作れるおすすめの料理を紹介します。
待ちに待ったキャンプ！満喫するための食材リスト
キャンプに出かけるための準備をする際、悩む人も多いのが食材選びです。せっかくのキャンプを楽しむためには、どのような食べ物を持って行けば良いのでしょうか。ここでは、ジャンル別におすすめの食材リストを紹介します。
肉類
メインディッシュとなる肉類は、種類や調理方法によってさまざまな味わいを楽しめます。キャンプの定番でありながら、おいしさを追求できる奥深い食材といえるでしょう。食材の種類には、以下のようなものがあります。
・牛肉
・豚肉
・鶏肉
・ベーコン
・ソーセージ
牛肉は素材そのものの味わいを生かすため、シンプルな味付けで楽しむことがおすすめです。カルビやヒレ、タンなどは調理しやすくキャンプ用の食材としても適しているでしょう。ステーキ肉を用意してリッチな食事にすることも一案です。予算を抑えるなら、豚肉を選ぶと良いでしょう。リーズナブルな価格で手に入るため、家族や大人数でのキャンプにもぴったりです。タレに漬け込んだスペアリブを用意して豪快に焼き上げれば、キャンプの雰囲気が一段と盛り上がります。
鶏肉は柔らかく食べやすいため、子供にも人気です。焼き鳥にしたり、ジューシーなモモ肉を香ばしく焼き上げたりするのも良いでしょう。サンドイッチにしたり、サラダに加えたりすることもおすすめです。ソーセージは焼くだけで簡単に食べられることがメリットです。また、鍋やスープの具材にしてもおいしく食べられます。幅広い料理に活用しやすいため、持って行くと便利な食材です。ベーコンもソーセージと同様、食べやすくアレンジの幅が広い食材です。厚切りにして焼いたり、野菜に巻いたりするなどさまざまな食べ方を楽しめます。ベーコンをいくつか買っておき、食べ比べをするのも楽しいでしょう。
魚介類
あっさりとした味わいで人気のシーフード。魚介類を持ち込めば、食卓がぐっと豪華になります。キャンプにおすすめの魚介類には、以下のような食材が挙げられます。
・エビ
・イカ
・貝類
エビは殻付きのまま丸ごと焼けば、見栄えも良く手間もそれほどかかりません。ブラックタイガーは入手しやすく、扱いも簡単なためおすすめです。塩焼きやガーリックシュリンプにすると、おつまみにもぴったりでしょう。イカは焼いたときの香ばしいニオイがたまらない食材です。姿焼きや輪切りなど、人数に合わせて食材をカットして使いましょう。ホタテやムール貝などは殻のまま焼くだけでもおいしく食べられます。しょうゆやバター焼きなど、好みの調味料を合わせられます。
野菜類
野菜はメインディッシュに添えると、彩りが華やかになります。また、野菜をそのまま使い、素朴な味わいを楽しむこともおすすめです。キャンプで定番の野菜には、以下のような種類があります。
・なす
・トマト
・さつまいも
・じゃがいも
・ピーマン
・玉ねぎ
・キノコ類
なすは丸ごと焼くとボリュームが出て、主役級の料理になります。じっくりと直火で焼けば、とろけるおいしさを堪能できるでしょう。トマトはそのまま食べることはもちろん、サラダに加えたり串焼きにしたりすることもおすすめです。さつまいもやじゃがいもは、アルミホイルに包んでじっくり焼くとおいしく仕上がります。素朴な甘さを堪能できます。ピーマンは半分にカットして種を取り除く調理法が一般的ですが、キャンプならではの楽しみ方として、丸ごと焼くことがおすすめです。ふっくらと焼き上がると、格別のおいしさを味わえます。
玉ねぎは厚めの輪切りにして焼くことが定番です。じっくりと焼くと、ジューシーでトロトロとした食感を楽しめます。キノコ類は根元の石づきを取れば調理でき、手軽さが魅力です。そのまま焼いたり、バター焼きにしたりするなど幅広い味わい方があります。
その他
基本となる肉類・魚介類・野菜類のほかにも、キャンプにぴったりな食材があります。おすすめの食材は、以下のようなものです。
・チーズ
・厚揚げ
チーズはホイル焼きやチーズフォンデュなど、さまざまなアレンジに使えるため持って行くと便利です。クラッカーにつけると、お酒にもぴったりの味わいになります。厚揚げはそのまま焼くだけでおいしく仕上がるため、キャンプにおすすめです。しょうゆと合わせると香ばしさがアップします。
デザート
楽しい食事の最後は、やはりおいしいデザートで締めたいものですよね。キャンプにおすすめのものには、以下のようなものがあります。
・マシュマロ
・リンゴ
・バナナ
・チョコレート
マシュマロは大人も子供も大満足できる、キャンプの定番デザートです。串に刺して好みの焼き加減に仕上げましょう。リンゴは優しい甘さが魅力です。そのままカットして食べたり、焼きリンゴにして食べたりすると良いでしょう。バナナもリンゴと同様、そのままでも焼いてもおいしく食べられる食材です。ボリュームがあり、しっかりと満腹感を得られます。チョコレートはそのまま食べたり、ほかの食材と組み合わせたりするなど、アレンジの幅が広い食材です。
焚き火で簡単に作れる！おいしい料理とそのレシピを紹介
キャンプ料理にはさまざまなものがあり、なかには焚き火で手軽に作れるレシピもあります。ここでは焚き火で簡単に作れるおすすめのレシピを、メインディッシュからデザートまで幅広く紹介します。
シンプルな味付けが決め手の「ステーキ」
豪快なキャンプ料理の定番といえば、やはりステーキです。アウトドア流のシンプルな味付けで、素材の味を楽しむのがポイントとなります。遠火かつ強火で焼くとおいしく仕上がります。材料はサーロインステーキ200g、ローリエ1つ、塩コショウ少々です。作り方は、まずフライパンに油をしきます。続けて肉を投入し、塩コショウを振って直火にかけましょう。片面が焼けたらひっくり返し、ローリエを乗せます。片面が焼けたら完成です。
とろける食感が魅力の「トマトとチーズのホイル焼き」
トマトととろけたチーズの組み合わせが絶品のレシピです。材料はトマト適量、スイートバジルもしくは乾燥バジルを適量用意します。そのほか塩コショウ少々、オリーブオイル少々、ピザ用チーズを適量用意します。なお、トマトはプチトマトでも代用可能です。作り方は、まずトマトを好みの大きさにカットします。アルミホイルの上にカットしたトマト・チーズ・バジルを乗せ、塩コショウを適量振ります。アルミホイルで包み火にかけて、チーズが溶けたら完成です。
子供にも大人気の「焼きバナナ」
焼きバナナは焼きマシュマロと並ぶ、キャンプの定番スイーツです。バナナは焼くことで甘みが増します。食べやすく、子供にもおすすめのデザートです。材料はバナナ一本だけです。好みでアイスクリームやチョコレートを用意しましょう。作り方は、バナナを皮付きのまま網に乗せ、焼いていきます。両面の皮が黒くなり、皮から汁が出たら完成です。好みでアイスクリームやチョコレートを添えると豪華な仕上がりになります。
ポータブル電源があればキャンプがさらに楽しくなる！
キャンプをしていると、何かと不便さを感じる機会も多いのではないでしょうか。夏であれば「扇風機を使いたい」、料理のときは「自宅の調理家電を使いたい」などと思う人もいるでしょう。ポータブル電源があればこのような不便さを解消し、キャンプをより快適に楽しむことができます。たとえば、ポータブル電源をスマホやLEDランタンにつなげば、屋外でも充電することが可能です。夏場は扇風機、冬には電気毛布を使えます。使用するポータブル電源のバッテリー容量や出力によっても異なりますが、炊飯器やオーブントースター、ホットプレートなどの調理家電を使うことも可能です。
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ポータブル電源を活用してキャンプ料理を楽しもう
キャンプ料理はキャンプの醍醐味でもあります。大自然のなかでどのようなものを食べたいのか、食材リストを参考に前もって準備しておくことが大切です。キャンプ料理は焚き火で簡単に作れるものもあるため、初心者でも安心して挑戦できるでしょう。また、ポータブル電源があれば、屋外にいながら調理家電を使うことができます。ポータブル電源を活用して、キャンプをより快適に楽しんでみてはいかがでしょうか。