日本は地震や災害が多いとされる国です。そのため、非常時のためにポータブル電源を購入する人もいます。ただ、災害が起きたとき具体的にどのようなことにポータブル電源を活用できるのか、知らない人も多いのではないでしょうか。そこで、この記事ではそもそもポータブル電源とは何か、防災用に必要なのかについて解説します。
キャンプや防災など、さまざまなシーンで活用できるグッズとして注目されているポータブル電源。実際のところ、どのようなものなのでしょうか。ここではポータブル電源の概要について説明します。
ポータブル電源とは容量が大きく、高出力の充電池を指します。内蔵された電池に外部から充電し、蓄えた電力を活用することができます。電気製品は通常電源がない場所では使えません。しかし、ポータブル電源とつなげば、屋外など電源のない場所でも電気製品を利用できるようになります。
ポータブル電源と混同されがちなものにモバイルバッテリーが挙げられます。どちらも電気をためて出力するという点では同じです。しかし、ポータブル電源はより大容量で出力が大きいことが異なる点です。モバイルバッテリーは持ち運んで使用することを想定した製品のため、サイズが小さく、用途もスマホやタブレットなどの充電を前提としています。一方、ポータブル電源は大容量・高出力のため、モデルによっては冷蔵庫や調理器などの充電に使えるものもあります。また、ポータブル電源はACコンセントも利用できますが、モバイルバッテリーは通常USB出力のみとなる点が主な違いといえるでしょう。
ポータブル電源と比較されやすいのが発電機です。大きな違いとしては、音や排気が挙げられます。発電機は発電しつつ電源供給をするものであり、発する音が大きく排気が出ます。また、発電機は基本的にカセットボンベやガソリンなどの燃料が必要です。そのため、周りに人がいる環境では使いにくい傾向にあります。一方、ポータブル電源は騒音や排気が発生しません。充電方法は製品によってさまざまですが、主に自宅のコンセントやシガーソケットなどを介して行います。気軽に扱いやすく、周りに人がいる環境でも比較的使用しやすいでしょう。
日本はさまざまな自然災害に見舞われることが多く、自分や家族の身を守るためには日頃から防災対策を講じることが重要です。災害時はガス・水道・電気などのライフラインが止まる可能性も考慮し、防災グッズをそろえておくと安心感が高まります。ポータブル電源はこうした災害時の備えとして注目されています。それでは、具体的にポータブル電源はどのような場面で必要になるのでしょうか。主な活用方法には、以下のようなものが挙げられます。
・停電時の非常電源になる
・避難生活にも持ち込める
・ガスが止まってもお湯が使える
・ソーラーパネルで電気を充電して繰り返し使える
上記のように、ポータブル電源は災害時にさまざまな用途に活用できます。それぞれの具体的な内容を下記で説明します。
災害時に停電が発生すると、電力確保は大きな課題となります。停電時はテレビやラジオなどが使えなくなり、思うように情報収集も行えなくなるでしょう。安否確認や連絡手段として重要になるスマホも充電できなくなってしまいます。このようなとき、ポータブル電源を手元に用意しておけば非常電源として活用できます。電力が安定的に供給されるまでの不便さや不安を軽減できるでしょう。
災害時は避難所に移動し、生活する可能性もあります。大勢の人がいると電源の奪い合いが発生し、自由に電力を使えないこともあるでしょう。このような場合にも、ポータブル電源があると便利です。ポータブル電源は駆動音が小さく排気ガスなども発生しないため、避難所生活でも問題なく使用できるでしょう。また、コンパクトサイズであれば、避難所への持ち込みも無理なく行えます。電源を確保することによって、不安な状況でも日常生活に近付けられます。
災害時は電力だけではなく、ガスが止まる可能性もあります。こうした状況下でも、ポータブル電源があればお湯をわかせます。災害時に備え、ポータブル電源と電力で動くポットやケトルをあわせて用意しておくと便利でしょう。
ポータブル電源のなかには、ソーラーパネルと一緒に使うことで充電できるものもあります。こうしたモデルを選べば、ポータブル電源の充電が減った場合にも、日中の太陽光で充電することが可能です。繰り返し充電して使えるものを選べば、電気を使えなくなるという心配がなくなります。
EcoFlowポータブル電源はキャンプなどのレジャーをはじめ、災害時にも活用できるためおすすめです。数あるモデルのなかでも、災害にも活用できるおすすめのモデルには以下のようなものが挙げられます。
・RIVER PRO
・DELTA2
上記のモデルの特徴や性能について、下記で詳しく説明します。
RIVER PROは一般社団法人防災安全協会に認証されているモデルです。防災分野において、非常用電源として安全性・機能性・利便性に優れていると認められています。720Whの大容量バッテリーで、災害時の備えとしてポータブル電源の購入を考えている人にもおすすめです。約7.2kgと持ち運びしやすい重さであり、さまざまなシーンで活用できるでしょう。圧倒的な充電スピードを誇り、1時間で0%から約80%まで充電できます。
最大1200Wの高出力で、IH調理器具や扇風機の稼働、テレビやスマホへの給電が可能です。災害時の情報収集や安否確認の連絡もスムーズに行えます。ソーラーパネルを併用すれば、太陽がある限り電力を自給自足できることも魅力でしょう。
DELTA2はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用している、安全性や寿命の長さを意識する人にもおすすめのポータブル電源です。リン酸鉄リチウムイオン電池が安定したバッテリー稼働をサポートします。バッテリーの充放電を繰り返し行える回数が多く、工夫すれば長期間使用できるでしょう。容量は1024Whと非常にパワフルであり、電源が15口備わっています。1500Wの高出力に対応しており、複数の電気製品に電力を同時供給できます。万が一の災害時でも幅広い電化製品を稼働させることができ、安心感を得られるでしょう。エクストラバッテリー・スマート発電機と一緒に使用できるなど、拡張性の高さも魅力です。
また、DELTA2はソーラー入力が500Wと効率的であり、折りたたみ式400Wソーラーパネルを併用すれば約3~6時間でフル充電できます。万が一の災害や停電など、自宅の電気が使えないときでも普段通りの生活に近付けられるでしょう。充電は史上最速のX-Stream技術を採用し、超高速充電を実現しています。たとえば、0%から80%まで50分程度、0%から100%まで約80分程度で充電できます。短時間でフル充電でき、利便性が高いことがメリットです。さらに、DELTA2はスマホからリモート操作できることが特徴です。スマホをWi-FiやBluetoothと接続し、アプリを使うことでノータッチ操作できます。
ポータブル電源は大容量・高出力の充電池です。電気を蓄えて必要なときに出力できます。電源がない場所や電力の供給が止まったときなども、ポータブル電源を使えば電気製品の充電・稼働を実現できます。いつ起こるかわからない災害のため、ポータブル電源を用意しておくことがおすすめです。EcoFlowポータブル電源は災害時に活用できるモデルが数多くそろっています。万が一の事態に備えて、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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