関東エリアには、都心からアクセスしやすく、家族や友人同士で気軽に楽しめる海水浴場が多くあります。
透明度の高い水質や遠浅で安全な海岸、周辺施設が充実したスポットなど、個性豊かな海水浴場が揃い、デートやレジャーなど、さまざまなシーンで利用されています。
この記事では、関東エリアの海水浴シーズンや特徴、おすすめの海水浴場などを詳しく紹介します。関東エリアで海水浴場を探している方は、ぜひ参考にしてください。
関東の海水浴シーズンと特徴

はじめに、関東エリアの海水浴シーズンと特徴について詳しく解説します。
関東の海水浴シーズン
関東地方の海水浴シーズンは例年7月上旬から始まり、8月下旬から9月初旬まで続きます。
多くの海水浴場では、7月1日やその前後に「海開き」が行われ、海の安全を祈願する神事やイベントが開催されることもあります。
この時期は、気温・水温ともに高く、天候も安定しやすいため、家族連れや友人同士でのレジャーに最適です。
7月中旬から8月中旬は特に混雑するため、平日やシーズン初期・終盤を狙うと比較的ゆったりと海水浴を楽しめます。
関東の海水浴場の特徴
関東の海水浴場は、都心からのアクセスの良さと多様なビーチの個性が魅力です。
関東には、遠浅で波が穏やかなファミリー向けビーチや、自然豊かな穴場スポット、マリンスポーツが盛んな海岸など、さまざまなタイプの海水浴場が揃っています。
例えば、神奈川県の湘南や鎌倉エリアは、広い砂浜と賑やかな海の家が並び、夏のイベントも多数開催されるリゾートエリアです。
千葉県の九十九里浜や館山エリアは、白い砂浜と透明度の高い海が特徴で、磯遊びやシュノーケリングが楽しめます。
また、関東の多くの海水浴場では、シャワーや更衣室、トイレ、駐車場などの設備が充実しており、初心者や小さなお子様連れでも安心して利用できます。
近年は水質や安全面でも高い評価を受けているビーチが増えており、国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得している海水浴場も登場しています。
関東の海水浴場おすすめ12選
関東エリアには、家族やカップル、友人同士で楽しめる海水浴場が多くあります。ここでは、特におすすめの人気海水浴を詳しく紹介します。
逗子海水浴場

画像引用元:カナロコ
都心からのアクセスが抜群の『逗子海水浴場』は、遠浅で波が穏やかなため小さな子ども様連れにも安心して利用できる海水浴場です。
約600mの広い砂浜には40軒もの海の家が立ち並び、子ども用ライフジャケットの無料貸出や、監視所・救護所の常設など、安全対策も申し分ありません。
また、国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得しており、環境への配慮や快適なビーチ環境が高く評価されています。
所在地 | 神奈川県逗子市新宿1丁目2210-6 |
アクセス | ・JR横須賀線「逗子駅」から約15分 ・京急「逗子・葉山駅」から約15分 |
遊泳時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | あり(周辺の有料駐車場・駐輪場を利用) |
主な設備 | ・トイレ(常設3・仮設2) ・無料シャワー(監視所前・東トイレ) ・救護所 |
公式サイト | https://zushi-beach.jp/ |
一色海岸

画像引用元:逗子・葉山WEB
日本の海水浴場88選に選ばれた『一色海岸』は、透明度の高い美しい海と穏やかな雰囲気が魅力の海水浴場です。
三ヶ岡山と葉山御用邸に囲まれ、江ノ島や富士山を望む絶景は有名スポットとしても知られています。
磯遊びやバーベキューも楽しむことができ、混雑度が比較的低めのため、落ち着いた環境で海水浴を楽しみたい方に最適です。
所在地 | 神奈川県三浦郡葉山町一色 |
アクセス | JR横須賀線「逗子駅」または京急「逗子・葉山駅」からバス「一色海岸」下車 |
遊泳時間 | 9:00~17:00(目安) |
駐車場 | 有料(1日1,500~2,000円) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・バーベキュー ・磯遊び |
公式サイト | https://www.town.hayama.lg.jp/soshiki/sangyou/1/7225.html |
海の公園

画像引用元:海の公園
横浜市内で海水浴が楽しめる『海の公園』は、約1kmにわたる広い人工砂浜と充実した公園施設が魅力の海水浴場です。
春から初夏は潮干狩り、夏は海水浴やバーベキューと、季節ごとに多彩なレジャーを楽しむことができ、遠浅で波が穏やかという特徴があります。
園内にはバーベキュー場やビーチバレーコート、売店、コインロッカーなど、快適に過ごせる設備が整っており、ライフガードや救護所も常設されています。
所在地 | 神奈川県横浜市金沢区海の公園10 |
アクセス | 金沢シーサイドライン「海の公園南口駅」「海の公園柴口駅」徒歩2分 |
遊泳時間 | 8:30~17:00 |
駐車場 | 有料(1,688台/1時間310円、最大1,550円) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・更衣室 ・売店 ・コインロッカー ・BBQ場 |
公式サイト | https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/uminokouen/ |
由比ガ浜海水浴場

画像引用元:アソビュー
鎌倉を代表する『由比ガ浜海水浴場』は、約890mの長いビーチと充実した海の家、アクセスの良さが魅力の海水浴場です。
夏休み期間中は多くの海水浴客で賑わい、毎年7月1日から8月31日までの遊泳期間中は監視員やライフセーバーが常駐しています。
鎌倉駅から徒歩圏内という立地の良さもあり、観光と海水浴の両方を楽しみたいという方に特におすすめです。
所在地 | 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜海岸 |
アクセス | JR「鎌倉駅」から徒歩約15分 |
遊泳時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 近隣の有料駐車場を利用 |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・更衣室 ・海の家 ・バリアフリー対応 |
公式サイト | https://www.trip-kamakura.com/article/232.html |
河原子海水浴場

画像引用元:ひたちたびたち
茨城県日立市の『河原子海水浴場』は、広く白い砂浜と透き通る海が特徴の海水浴場です。
環境省の快水浴場百選にも選ばれて地元でも長く親しまれており、県外からの海水浴客も多いため夏のシーズンは家族連れやグループで賑わいます。
都心からのアクセスも良く、駐車場や宿泊施設も充実しているため、日帰りはもちろん、泊まりがけのレジャーにも最適です。
所在地 | 茨城県日立市河原子町 |
アクセス | 常磐道日立南太田ICから車で20分 JR常陸多賀駅からバス5分 |
遊泳時間 | 9:00~16:00(目安) |
駐車場 | 有料(普通車1,000円/日) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・バリアフリー対応 |
公式サイト | https://www.kankou-hitachi.jp/hitachi-ocean/page000135.html |
伊師浜海水浴場

画像引用元:ひたちたびたち
茨城県日立市北部に位置する『伊師浜海水浴場』は、白い砂浜と松林が美しい白砂青松百選に選ばれた海水浴場です。
環境省の「快水浴場百選」にも選ばれ、自然豊かな景観に癒されます。
公設の無料シャワーやトイレ、近隣には日帰り温泉施設もあり、遊んだ後は温泉でリフレッシュすることが可能です。
所在地 | 茨城県日立市十王町伊師 |
アクセス | 常磐道日立北ICから車で8分 JR十王駅からタクシー5分 |
遊泳時間 | 9:00~16:00(監視員常駐) |
駐車場 | 有料(370台/普通車1,000円) |
主な設備 | ・無料シャワー ・トイレ ・更衣室 ・温泉施設近接 |
公式サイト | https://www.kankou-hitachi.jp/hitachi-ocean/page000137.html |
片貝海水浴場

画像引用元:じゃらん
千葉県九十九里浜のほぼ中央に位置する『片貝海水浴場』は、広大な砂浜と遠浅の海が特徴で、家族連れからサーファーまで幅広い層に人気の海水浴場です。
波が穏やかで小さな子どもでも安心して遊べるほか、サーフィンやボディボードなどのマリンスポーツも盛んに行われています。
海の家やトイレ、シャワーなどの設備も整い、夏のシーズン中は監視員が常駐しているため安全対策も万全です。
所在地 | 千葉県山武郡九十九里町片貝 |
アクセス | JR東金線「東金駅」からバスで約30分 |
遊泳時間 | 9:00~16:00(監視員常駐) |
駐車場 | 有料(約1,000台/普通車1,000円) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・海の家 ・サーフスポット |
公式サイト | https://99katakai.com/ |
大洗サンビーチ海水浴場

画像引用元:大洗観光協会
茨城県最大級の規模を誇る『大洗サンビーチ海水浴場』は、遠浅で波が穏やか、きれいな砂浜が広がるファミリー向けの海水浴場です。
日本初のバリアフリービーチとしても知られ、ビーチバレーや潮干狩り、バーベキューなどの豊富なアクティビティを楽しむことができます。
駐車場や更衣室、シャワーなどの設備も充実しており、アクセスも申し分ありません。
所在地 | 茨城県東茨城郡大洗町大貫町地先 |
アクセス | 北関東道・東水戸道路「水戸大洗IC」から車で15分 大洗駅徒歩15分 |
遊泳時間 | 9:00~17:00(目安) |
駐車場 | 有料(普通車1,000円/日) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・更衣室 ・バリアフリー ・海の家 |
公式サイト | https://ibarakiguide.jp/spot.php?mode=detail&code=918 |
泊海水浴場

画像引用元:じゃらん
千葉県南房総市にある『泊海水浴場』は、透明度の高い海と白い砂浜が魅力の穴場的な海水浴場です。
波が穏やかで、家族連れやカップルに人気があり、繁忙期でも比較的混雑しにくい点は大きなポイントとなります。
駐車場やトイレ、シャワーなどの基本設備が整っており、磯遊びやシュノーケリングを楽しむことができます。
所在地 | 千葉県南房総市白浜町滝口 |
アクセス | JR内房線「館山駅」からバスで約40分 |
遊泳時間 | 8:30~17:00(監視員常駐) |
駐車場 | 有料(普通車約200台/1,000円) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・更衣室 ・海の家 |
公式サイト | https://shikinejima.tokyo/play/beach/tomari_beach/ |
沖ノ島海水浴場

画像引用元:いこーよ
館山市の『沖ノ島海水浴場』は、陸続きの小さな無人島である沖ノ島に広がる自然豊かな海水浴場です。
島全体が自然公園となるため散策や磯遊びを楽しむことができ、サンゴや熱帯魚も見られるシュノーケリングスポットとしても知られています。
設備は最小限ですがトイレやシャワーは完備されており、駐車場もあります。混雑しにくいため、自然を満喫したい方はぜひチェックしてください。
所在地 | 千葉県館山市富士見 |
アクセス | JR内房線「館山駅」からバス約15分+徒歩約10分 |
遊泳時間 | 9:00~16:00(監視員常駐) |
駐車場 | 有料(約200台/1,000円) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・更衣室 |
公式サイト | https://www.city.tateyama.chiba.jp/shoukan/page000033.html |
阿字ヶ浦海水浴場

画像引用元:観光いばらき
茨城県ひたちなか市にある『阿字ヶ浦海水浴場』は、約1.2kmに渡る広い砂浜と遠浅の海が特徴の海水浴場です。
海の家やレンタルショップ、トイレやシャワーなどの設備も充実しています。
駅から徒歩圏内ということもありアクセス抜群で、夏のイベントや花火大会も開催されるため、夏の思い出作りに最適な場所です。
所在地 | 茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町 |
アクセス | ひたちなか海浜鉄道「阿字ヶ浦駅」から徒歩5分 |
遊泳時間 | 9:00~16:00(監視員常駐) |
駐車場 | 有料(約1,000台/普通車1,000円) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・更衣室 ・海の家 |
公式サイト | https://www.ibarakiguide.jp/spot.php?mode=detail&code=1139 |
波崎海水浴場

画像引用元:観光いばらき
茨城県神栖市にある『波崎海水浴場』は、約2kmにわたる広大な砂浜と澄んだ海水が特徴の海水浴場です。
サーフィンやボディボードなどのマリンスポーツも盛んで、夏には多くの海水浴客とサーファーで賑わいます。
海の家やトイレ、シャワーなどの設備も充実し、都心からのアクセスも良いため日帰りや宿泊での利用にも便利です。
所在地 | 茨城県神栖市波崎 |
アクセス | JR成田線「銚子駅」からバスで約30分 |
遊泳時間 | 9:00~16:00(監視員常駐) |
駐車場 | 有料(約1,000台/普通車1,000円) |
主な設備 | ・トイレ ・シャワー ・更衣室 ・海の家 |
公式サイト | https://www.ibarakiguide.jp/spot.php?mode=detail&code=607 |
関東の海水浴ではポータブル電源があると便利!

関東エリアの海水浴でより快適に過ごすには、ポータブル電源の持参がおすすめです。
ビーチではコンセントが使えないため、スマートフォンやカメラの充電切れ、扇風機やポータブル冷蔵庫の電源確保に悩むことも少なくありません。
そんな時、ポータブル電源があれば、電気のない砂浜でも家電製品を自由に使え、快適な空間を作ることができます。
EcoFlowの『RIVER 3 Plus』は、扇風機や電気ケトルなど消費電力の高い家電も安心して使えるポータブル電源です。
バッテリー容量は286Whで、拡張すれば最大858Whまで容量アップが可能。コンパクトで持ち運びやすく、ビーチやキャンプ、災害時の非常用電源としても活躍します。
ポータブル電源があれば関東の海水浴を快適に、そして安心して楽しめます。夏のレジャーをワンランク上の快適さで過ごしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

関東の海水浴に関するよくある質問

最後に、関東の海水浴に関するよくある質問をまとめて紹介します。
関東の海水浴場の海開きはいつ?
関東の海水浴場の海開きは、例年7月1日を基準日に設定している場合が多いです。
神奈川県の湘南エリア(江ノ島・鎌倉・逗子)や千葉県の九十九里浜では、7月第1週に一斉にオープンする傾向があります。
ただし海水浴場ごとに差異があり、逗子海水浴場のように6月下旬に前倒しで開場するケースもあるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
関東の海水浴場の駐車場は混雑する?
人気海水浴場の駐車場は、週末やお盆期間に特に混雑します。
由比ヶ浜周辺では朝5時前に満車になる事例もあり、湘南エリアの主要施設では1日2,000~5,000円の駐車料金が相場です。
混雑を避けるためには、早朝到着、公共交通機関の利用、あるいは駐車場予約アプリの活用などがおすすめです。
まとめ
関東には、都心からアクセスしやすく、家族連れや友人同士、カップルまで幅広い層が楽しめる海水浴場が数多く揃っています。
それぞれのビーチは遠浅で安全性が高く、設備も充実しているため、初心者や小さなお子様連れでも安心して過ごすことができます。
海開きの時期や混雑状況、バーベキューの可否など、事前に情報をチェックすることで、より快適なレジャーを満喫できるでしょう。
関東の海水浴をより快適に過ごしたい場合は、ポータブル電源が便利です。興味がある方は、ぜひ以下の商品詳細ページをご確認ください。