バーベキューの楽しさを盛り上げるのが差し入れです。
基本的に主催者が定番の肉や野菜を準備してくれることが多いですが、ゲストが持参する差し入れ次第で、場の雰囲気や会話がグッと盛り上がります。
ただし、バーベキューに差し入れを持参しようと思っても「何を持っていけばいい?」「マナーはある?」など、疑問に感じることも多いでしょう。
この記事では、バーベキューに差し入れを持っていく際の基本マナーや定番メニュー、変わり種の一品などを詳しく紹介します。
バーベキューに差し入れを持っていく際の基本マナー

バーベキューに差し入れを持参する際は、ただ持っていくだけでなく、周囲や主催者に配慮したマナーを守ることが重要です。ここでは、基本的なマナーについて解説します。
気軽に受け取れる量にする
バーベキューの差し入れは、量が多ければ良いというわけではなく、適切な量を見極めて持参することが重要です。
例えば、例えば大箱で用意すると配るのが大変になったり、参加者が持ち帰る手間が生まれることもあります。
小分けされたアイテムや個包装のお菓子、飲み物などであれば、その場ですぐにシェアできるだけでなく、余ったとしても分配しやすいです。
差し入れは“ちょっとした気配り”を意識することで、喜ばれる機会が増えます。
シーンや参加者に合わせた配慮
バーベキューの差し入れは、シーンや参加者の年齢層、好みに応じて選ぶことが重要です。
例えば、子どもが多い場合はジュースやゼリー、個包装のお菓子が喜ばれます。大人が中心なら、お酒やおつまみなどが好評です。
さらに、事前に主催者に確認してアレルギーの有無や苦手な食材を把握しておくと、安心してシェアできる差し入れになります。
飲み物はペットボトルや缶で個別に提供できるものを選ぶと便利で、果物なら皮むき不要で食べやすい種類が良いでしょう。
主催者へ事前に確認しておく
どれだけ良い差し入れでも、主催者の準備と重複したら台無しです。そのため、事前に「何か差し入れを持っていくよ」と連絡しておきましょう。
事前に連絡しておけば、「スイーツが欲しい」「おつまみが欲しい」といった具体的なリクエストを貰える場合もあります。
すでに食材や飲み物が十分に用意されている場合もあるため、連絡なしで差し入れを持参すると全体のバランスを崩す結果になりかねません。
主催者への事前確認は、気遣いのある行動として感謝されやすく、参加する全員が心地よく楽しめるバーベキューにつながります。
これが鉄板!喜ばれるバーベキューの差し入れ一覧

バーベキューが盛り上がる差し入れには、誰にとっても嬉しい定番があります。ここでは、定番の差し入れを一つずつ詳しく解説します。
ドリンク
バーベキューの差し入れでは、ドリンクは必ず喜ばれる一品です。
定番のビールやワインはもちろん、運転手や子どものためにソフトドリンクやお茶も用意しておくと、老若男女を問わず喜ばれます。
特に暑い時期は、キンキンに冷えた炭酸ジュースや果汁100%のジュース、高級感のあるストレートジュースが好評です。
また、クラフトビールや海外ビールなど、普段とは一味違うドリンクを選べば、気の利いた差し入れとして称賛されるかもしれません。
スイーツ
バーベキューの差し入れでスイーツは特に人気があります。
暑い時期なら冷たいゼリーやプリン、個包装されたケーキやチーズケーキなどを選ぶと衛生的かつ食べやすいです。
焼きマシュマロやバウムクーヘン、カップデザートなどは子どもから大人まで幅広く喜ばれ、食後やちょっとした合間のデザートに適しています。
見た目が華やかなスイーツは写真映えもするため、話題づくりにも役立ちます。
フルーツ
フルーツは、焼き物メインのバーベキューに味変をもたらす差し入れです。
カットフルーツや冷凍フルーツ、季節の果物などは、手軽に取り分けられ多くの人が楽しめます。特にスイカやメロンは見た目が華やかで、暑い野外にも最適です。
また、冷凍のまま持参してシャーベット感覚で食べるのも好評。アレルギーなどの心配が比較的少なく、食物繊維やビタミンを補える点も喜ばれる理由の一つです。
事前にカットされているものや、個包装になったものを選ぶと衛生面でも安心でき、手間をかけずにスムーズに楽しめます。
⇒バーベキューは箸休めが重要!食材の選び方やおすすめレシピを詳しく紹介
お菓子
お菓子は、年齢や性別を問わず人気の高い差し入れで、特に個包装のスナック菓子やチョコレート、焼き菓子などは配るのも簡単で便利です。
屋外でそのまま食べられるポップコーンやビスケット、クッキー、さらにはBBQの火で焼いて楽しめるマシュマロなども特別感を演出します。
事前準備が少なく、コストパフォーマンスも優れるため差し入れに最適。バラエティ豊かな詰め合わせや季節限定のお菓子を選ぶと、会話のきっかけにもなります。
アイス
アイスは、特に暑い季節のバーベキューで大好評の差し入れです。
カップアイスやアイスバーなど個包装タイプを選ぶと手が汚れにくく、全員でシェアしやすい点も高評価につながります。
保冷剤やクーラーボックスで保存していれば、食事の〆や休憩時に最適な一品となります。暑さ対策や気分転換になるため、季節感のある差し入れとしておすすめです。
乾きもの
乾きものは手軽につまめて長時間保存できるため、バーベキューのちょっとしたおつまみや箸休めとして重宝されます。
例えばチーズやクラッカー、ナッツ、スモーク系のおつまみ、枝豆スナックなどはお酒にも合い、大人にも子どもにも支持されています。
また、調理不要でコスパも良く、気温や天候を気にせず持ち込める点も強みです。事前に個包装タイプを選んでおけば配りやすく、手間もかかりません。
変わり種!バーベキューで盛り上がる差し入れ一覧

バーベキューでは定番の差し入れも喜ばれますが、工夫を加えた変わり種も好評です。ここでは、個性が光る変わり種の差し入れについて詳しく解説します。
チーズフォンデュセット
バーベキューの定番といえば、簡単で美味しいチーズフォンデュです。
レトルトや缶詰タイプのチーズフォンデュの素を用意すれば調理も簡単で、パンやソーセージなど、好きな具材を付けて食べるスタイルは雰囲気を盛り上げてくれます。
チーズフォンデュセットを差し入れすれば、その場で本格的な味わいを手軽に楽しめるため、「手が込んでいて気が利く!」と高評価につながるでしょう。
ホイル焼き用の味付け食材
ホイル焼き用の味付け食材も、バーベキューでの差し入れとしておすすめです。
タマネギ、じゃがいも、きのこ類などのバーベキュー定番野菜や、調味済みの魚や肉などをホイルで包んで持参すれば、そのまま火にかけるだけで絶品料理が完成します。
塩コショウやバター、香草など多彩な味付けを楽しめる点もポイントで、下ごしらえが済んでいれば主催者の手間も減り、参加者がすぐに絶品料理を食べられます。
ご当地グルメ
地域のご当地グルメを差し入れすれば、その土地ならではの魅力を味わえます。
名物の加工品や特産肉、珍しい魚介、地元でしか手に入らない調味料やソースなどは、「これはどこで手に入れたの?」と興味も集まりやすいです。
全国各地のセットや贅沢な食材は非日常感も添えるため、特別な会の差し入れに最適。こだわりの詰まったご当地品があるだけで、ワンランク上のバーベキューに変身します。
輸入菓子
個性的でおしゃれな輸入菓子は、バーベキュー会場に新鮮な驚きをもたらす差し入れです。
カラフルなパッケージや普段あまり見かけないフレーバーは、子どもにも大人にも評判がよく、写真映えすること間違いありません。
カルディや成城石井などで手に入る輸入チョコやビスケット、グミ、スナック類は、小分けしやすく、好きなタイミングでつまめる気軽さも魅力です。
ポータブル電源があれば差し入れを快適に運べる!

バーベキューで差し入れを持ち運ぶ際、電気が自由に使える環境だと格段に快適です。
例えば、炎天下や長時間の移動でも、クーラーボックス用の保冷機器やミニ冷蔵庫を動かせるため、アイスやドリンクなどの差し入れも最適な温度でキープできます。
また、小型のIHクッキングヒーター、電気ケトル、コーヒーメーカーなどを持ち込めば、屋外でも本格的な調理や温かい飲み物の提供が可能です。
快適さを追求するなら、大容量かつ信頼性の高いポータブル電源を導入しましょう。
EcoFlowで販売している『DELTA 3 Plus』や『DELTA 3 1500』は、大容量かつ急速充電対応で、複数の高出力家電を同時に稼働できます。
ソーラー充電にも対応しているため、アウトドアシーンでも利便性が高いです。差し入れば会場設営を快適にしたい方は、ぜひ以下の商品ページをチェックしてください。


バーベキューの差し入れに関するよくある質問

最後に、バーベキューの差し入れに関するよくある質問を詳しく解説します。
差し入れを渡すタイミングは?
バーベキューの差し入れは、到着後すみやかに主催者へ手渡すのが基本です。
保存方法や温度管理が必要な場合、主催者側が早めに受け取ることで適切に対処でき、最初に貰っていれば出すタイミングも図ることができます。
到着後どのタイミングで渡すかはシーンに合わせて見極めることが大切で、渡し方一つで相手への印象も変わるため、細やかな配慮を意識したいところです。
差し入れの予算は?
差し入れの予算は、一般的には1人あたり500〜1,000円前後が無理のない目安です。
グループでまとめて購入する場合は、全体で3,000円程度を上限にするとバランスが良くなります。高級すぎる品は、気を使わせてしまう可能性があるため注意が必要です。
ただし、特別なお祝い会や親しい友人同士の集まりであれば、奮発して少々グレードの高い食材やギフトでも喜ばれる可能性はあります。
迷った際は「このくらいなら気軽に受け取ってもらえる」という常識的な金額感を意識しつつ、気持ちのこもった品選びを心がけましょう。
子どもや女性向けのおすすめ差し入れは?
見た目が華やかで、食べやすいものや手軽につまめるものが好まれます。
例えば、果汁100%のゼリーやフルーツ缶、冷たいアイスクリーム、カットフルーツなどは、味や見た目の両方で喜ばれやすいです。
また、個包装されたお菓子やスイーツ、サンドイッチやカラフルなミニトマト、野菜スティックなども人気があります。
さらに、健康志向の女性にはドライフルーツやナッツバー、糖質控えめのスイーツもよいでしょう。みんなでシェアしやすい差し入れを選ぶのが重要な基準です。
差し入れでNGなものは?
バーベキューの差し入れで避けるべきNGなものは、大きく分けて3つあります。
- 管理が難しく鮮度が落ちやすい生もの
- 主催者から「すでに用意している」と言われているもの
- 食べ方や後片付けに手間がかかるもの
管理が難しく鮮度が落ちやすい生ものや、保存温度に気を使う要冷蔵・要冷凍食品は、会場に適切な保存設備がないと大変です。
また、すでにある食べ物や飲み物、食べ終わった後にゴミが多く出るアイテムなども、差し入れとしてはふさわしくありません。
現地での負担や衛生面に配慮しつつ、みんなが気持ちよく楽しめる差し入れ選びを心がけましょう。
まとめ
バーベキューの差し入れは、定番から変わり種まで幅広い選択肢があり、ちょっとした気配りや配慮が相手に喜ばれるポイントです。
ドリンクやスイーツ、個包装のお菓子、フルーツ、アイス、乾きものなどは年齢や好みに合わせやすく、シェアしやすいものを選ぶことで失敗も少なくなります。
また、ご当地グルメやチーズフォンデュセット、健康志向フードなど、ひと工夫を加えた差し入れも会場を一層盛り上げるアイテムです。
今年の夏のバーベキューでは差し入れを持参して、場の雰囲気を盛り上げましょう。
なお、差し入れの持ち運びや会場の快適さ向上には、ポータブル電源があると便利です。大容量ポータブル電源をお探しの方は、ぜひ以下の商品ページをご覧ください。