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【夏のエアコン】最適な設定温度とは?夜寝る時の冷房の温度や節電対策も解説

暑さが厳しい夏に欠かせないエアコン。電気代を抑えた上で、涼しく過ごせる最適な設定温度に悩まれている方も多いのではないでしょうか。エアコンが同じ設定温度だとしても、日々の使い方次第で体感温度は大きく変わってきます。

そこで本記事では、夏のエアコンの設定温度は何℃が最適かについて、解説します。同じ設定温度でも暑く感じる原因や、体感温度を下げられる節電方法も掲載しているので、夏のエアコンの設定温度を最適化したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

夏のエアコンの設定温度は何℃が最適?

夏  エアコン 設定温度

平均気温は年々上昇しており、夏にエアコンがなければ快適な生活は望めません。夏季における電気の使用割合は、エアコンが38.3%と全家電の中で第一位を占めます(※1)。

一方、エアコンは消費電力が高いので、設定温度を下げ過ぎると電気代は高額になります。夏にエアコンを使用する上で、最適な室温や冷房・除湿の設定温度は、以下のとおりです。

  • 環境省は室温28℃を推奨している
  • 冷房の設定温度|26℃~28℃
  • 除湿の設定温度|28℃

それぞれの温度について、詳しく見ていきましょう。

※1参考:資源エネルギー庁「夏季の省エネ・節電メニュー」

環境省は室温28℃を推奨している

環境省は、快適性を損なわない範囲で省エネルギーも実現できる夏の室内温度として、28℃を推奨しています(※2)。ただし、28℃は設定温度ではなく室温です。

エアコンの設定温度を28℃にしても、気密性や人数、日当たりなどが原因で室温28℃になるとは限りません。また、室温28℃でも体感温度や体調次第では、快適に過ごせない場合もあります。

※2参考:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査 エアコンの使い方について」

冷房の設定温度|26℃~28℃

エアコン冷房の設定温度は、26℃〜28℃がおすすめです。エアコンで冷房運転を行うと、室外機の減圧器で冷やされた冷媒ガスが室内機の熱交換器を冷やします。

ファンで吸い込まれた空気は、冷やされた熱交換で熱を奪われて部屋に放出され、設定温度へと近づいていく仕組みです。日当たりの強い時間帯や人数の多い室内でエアコンを稼働する際は、設定温度26℃が室温28℃前後に相当するでしょう。

除湿の設定温度|28℃

湿度は体感温度に直結するので、湿度の高い日は除湿を28℃に設定するのがおすすめです。湿度が60%以上になると、汗は乾きづらくなり不快感が増します。

設定温度28℃であれば、体を冷やし過ぎる心配はなく、電気代を抑えながら快適な温度を保てるでしょう。再熱除湿は冷房よりも電気代が高くなるので、設定温度の下げ過ぎには注意してください。

夏のエアコンの設定温度28℃が暑い原因4選

夏 エアコン 28℃ 暑い 原因

夏のエアコンの設定温度を環境省が推奨する28℃にしたとしても、以下のいずれかに該当する場合は、暑く感じるでしょう。暑いからといって設定温度を極端に下げてしまえば、電気代は高額になります。

  • 原因1|フィルターにホコリが溜まっている
  • 原因2|室外機の周りが塞がっている
  • 原因3|室内の気密性・断熱性が低い
  • 原因4|湿度が60%以上ある

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

原因1|フィルターにホコリが溜まっている

エアコンのフィルターにホコリが溜まっていると、空気の流れが妨げられて冷房の効率が落ちます。設定温度に達するまでに多くの時間がかかるため、いつまで経っても涼しくならないばかりか、電気代が高くなるでしょう。

さらに、フィルターを通過したホコリがエアコン内部の部品に付着すると、部品が過剰に冷却されて、エアコンの故障につながる恐れがあります。

原因2|室外機の周りが塞がっている

室内機が吸い込んだ空気を外に逃がす際、室外機の周りが塞がっていると、熱の逃げ場がありません。せっかく捨てた熱を再度吸い込んでしまい、エアコンの冷房機能は弱まります。

放熱が阻害されると、室外機のモーターやコンプレッサーの故障にもつながりかねません。冷房性能の低下によって電気代が上がるだけでなく、修理費用もかさみます。

原因3|室内の気密性・断熱性が低い

室内の気密性・断熱性が低いと、外の熱が室内に流れ込みやすくなるため、エアコンの効きが悪くなります。設定温度に達するまでに時間がかかるだけでなく、設定温度に達してもすぐに室温が上昇するため、エアコンは常に高出力で稼働していなければなりません。

また、気密性が低いと、家の中でも高い位置は暑く、低い位置は涼しいという温度差が生まれてしまいます。家の中に温度差があると、体調不良のリスクも高まるでしょう。

原因4|湿度が60%以上ある

湿度が60%以上あると、エアコンを使っていても暑く感じる場合があります。湿度が高いとは、空気中の水分量が多い状態です。湿度が高い場合は汗が空気中に蒸発していきづらく、気化熱で肌表面が冷却されないので、暑く感じます。

夏に最も多くの電力を消費するエアコン

夏 電力 消費 エアコン

エアコンは、夏に使用する家電の中で最も多くの電力を消費する家電です。夏にエアコンの設定温度を下げ過ぎると、室温と設定温度の差を埋めるために多くの電力を要します。

エアコンの電気代を抑えるためには、まず最初に設定温度の見直しが重要です。エアコンの電気代を節約できれば、月々にかかる全体の電気代も大幅に削減できるでしょう。

設定温度を1℃上げると約13%の消費電力量削減

エアコン冷房の設定温度を1℃上げるだけで、消費電力量は13%も削減されます(※2)。電気代の計算式は「消費電力量(kWh)× 電気料金単価(円/kWh」です。

電気料金単価が1kWhあたり約31円(税込)、エアコンの年間消費電力量が864kWhとした場合、電気代は26,784円です。設定温度を1℃上げると約13%の消費電力量が削減されて約752kWhになるので、年間で電気代は3,472円も節約できます。

夏のエアコンの設定温度を変えない節電対策5選

夏 エアコン 節電対策

夏のエアコンの設定温度を26℃〜28℃に維持していたとしても、冷房性能の効率が悪く体感温度が高ければ、設定温度を下げざるを得ません。設定温度を変えずに体感温度だけを下げられる節電対策は、以下のとおりです。

  • 対策1|フィルターを定期的に掃除する
  • 対策2|室外機の周りを綺麗に片づける
  • 対策3|室外機の日除けを設置する
  • 対策4|断熱カーテンを取り付ける
  • 対策5|サーキュレーターと併用する

それぞれの対策について、詳しく見ていきましょう。

対策1|フィルターを定期的に掃除する

エアコンのフィルターを定期的に掃除すると、空気の循環がスムーズになるため、冷房の効きが良くなります。フィルターを掃除する方法は、以下のとおりです。

  1. フィルターを掃除機で軽く吸う
  2. 取扱説明書を確認の上、フィルターを取り外す
  3. フィルターの表面から掃除機でホコリを吸う
  4. フィルターの裏面から水洗いする
  5. フィルターを完全に乾燥させる
  6. フィルターを取り付ける

エアコンのシーズン中は、フィルターの掃除を2週間に1回程度のペースで行いましょう。

対策2|室外機の周りを綺麗に片づける

室外機の周りにある障害物を片づければ、室外機から出てくる熱を外に逃がせるので、冷房性能の向上につながります。ダイキン工業株式会社の調査によると、室外機周辺に障害物がある場合の消費電力量は3.61kWhなのに対し、障害物がない場合は2.62kWhです(※3)。

※3参考:ダイキン「フィルター掃除と室外機周辺の片付けによるエアコンの節電効果を検証」

対策3|室外機の日除けを設置する

室外機に日除けを設置すれば、室外機が直射日光から守られ、機器の温度上昇を防げます。室外機に直射日光が当たった場合は、熱交換率が低下するので、冷房効率も下がるのです。

室外機の日除けには、以下のアイテムが活躍します。

  • シェード
  • パーゴラ
  • カバー
  • オーニング

日除けを設置する際には、室外機周囲の通気性を確保しましょう。

対策4|断熱カーテンを取り付ける

断熱カーテンを取り付ければ、外気の影響を受けず、エアコンの冷気も外に逃がしません。断熱カーテンを選ぶ際は、以下のポイントに気を付けましょう。

  • 窓の大きさよりも丈が長い
  • 窓の大きさよりも幅が広い
  • 遮光機能を備えている
  • 熱に強く丈夫なポリエステルや綿の生地を選ぶ

断熱レースカーテンと併用すれば、省エネ効果はさらに向上します。

対策5|サーキュレーターと併用する

冷房の冷気を効率よく全体に循環させるには、サーキュレーターとの併用がおすすめです。冷房から出てくる冷気は下に溜まる性質があるため、サーキュレーターで空気を循環できれば、体感温度が下がります。

部屋全体を冷やしたいなら、エアコンを背にするようにサーキュレーターを設置し、上に向けて風を送りましょう。サーキュレーターは、部屋の広さに合った適用畳数を選んでください。

夏のエアコンをお得に動かす!ポータブル電源とは

delta pro 3

真夏になると、電気代を節約するために暑さを我慢して設定温度を上げている方も多いのではないでしょうか。しかし、日本の平均気温は年々上がり続けているので、やせ我慢をしていると熱中症になりかねません。

エアコンの電気代を節約し、設定温度を気にせずに稼働できるようになるアイテムとして、ポータブル電源がおすすめです。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を溜めて、場所を選ばずに電化製品に給電できる機器を指します。

ポータブル電源で電気代を節約する方法は、以下のとおりです。

  • 電気料金の安い時間帯に蓄電した電気で生活する
  • ソーラーパネルから蓄電した電気で生活する

電気料金の安い時間帯にポータブル電源を充電しておけば、電力会社から高い料金の電気を購入せずに済みます。また、ソーラーパネルで発電した電気は、無料です。ソーラーパネルとポータブル電源を組み合わせると、時間帯によらず発電した電気が使用できます。

夏の節電対策に必要な性能|おすすめの製品

夏の節電対策を万全にするには、出力3000W以上、容量4kWh以上のポータブル電源が必要です。出力3000Wのポータブル電源があれば、エアコン(1500W)、電子レンジ(600W)、電気ケトル(600W)、冷蔵庫(300W)を同時に動かせます。

また、容量が4kWh以上あれば、日常生活で使う電化製品を終日稼働し続けられるでしょう。容量を拡張できるタイプを選ぶと、家族の人数に合わせて自由に調節できます。

本サイトを運営するEcoFlowは、定格3600W・容量4kWhのポータブル電源と400Wのソーラーパネルをセットで販売しています。「DELTA Pro 3+400Wソーラーパネルセット」の主な特徴は、以下のとおりです。

■DELTA Pro 3

  • エクストラバッテリーで最大24kWhまで容量を拡張できる
  • LFPバッテリーを採用し、一日一回の使用で約11年間の長寿命を保つ
  • 握りやすいハンドル付きのコンパクトなデザインを誇る
  • デュアルPV充電により、最速2時間10分で満充電できる
  • 動作音はわずか30dbなので、就寝中も使用できる

■400Wソーラーパネル

  • デュアルPVポートを介して2,600Wのソーラー入力を誇る
  • 業界トップクラスの発電効率22.6%を誇る
  • 塵埃や水に強いIP68防塵・防水規格に準拠している
  • 折り畳み式でコンパクトに収納できる
  • 角度を40~80°に調整できる
  • 99%のMPPT効率で、太陽光発電の発電量を最適化する

ポータブル電源は200Vに対応しているので、大型エアコンの電気代も抑えられます。4人家族では、最大で年間22万円の節約が実現します。電気代を節約しながら、電化製品をフル稼働させたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

DELTA Pro 3+400Wソーラーパネルセット
日中は太陽光発電システムやソーラーパネルでDELTA Pro 3を充電し、夜間はDELTA Pro 3に蓄えられた電力を優先して家庭内に供給します。

真夏のエアコンの設定温度に関するよくある質問

真夏 エアコン 温度 質問

最後に、真夏のエアコンの設定温度に関するよくある質問を紹介します。

  • エアコンの設定温度は24度だと寒い?
  • エアコンの設定温度は26度だと暑い?
  • 昼間・夜寝る時の設定温度は何℃が最適?
  • 赤ちゃんがいる家庭のエアコンの設定温度は?
  • 夏のエアコンは設定温度と室温が同じになる?

それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。

エアコンの設定温度は24度だと寒い?

暑いからといってエアコンの設定温度を24℃にすると、寒すぎる可能性があります。また、室温と設定温度の差が大きいので電気代も高くなります。

環境省が定める夏の適切な室温は28℃です。設定温度を1℃上げると消費電力量を13%削減できるので、24℃から28℃に上げた場合は、大きな節約につながるでしょう。

エアコンの設定温度は26度だと暑い?

夏のエアコンの設定温度26℃は、電気代を抑えつつ快適さも確保できる温度と言えるでしょう。ただし、エアコンの設定温度は、必ずしも室内温度になるとは限りません。

そのため、人数が多かったり、直射日光が広範囲に当たったりする状況では、室温が設定温度の26℃を超えて、暑いと感じる可能性があります。

昼間・夜寝る時の設定温度は何℃が最適?

夏のエアコンの設定温度は、時間帯によらず26℃〜28℃が最適と言われています。ただし、夏の夜に室温が高すぎると睡眠の質を下げる恐れがあるため、エアコンを使用する際は以下の工夫を行いましょう。

  • 一晩中エアコンをつけっぱなしにする
  • 就寝の1時間前からエアコンを稼働する
  • 湿度は50~60%に設定する
  • サーキュレーターとエアコンを併用する

ただし、風邪を引かないように、エアコンの風が直接体に当たらないようにしてください。

赤ちゃんがいる家庭のエアコンの設定温度は?

赤ちゃんがいる家庭のエアコンの設定温度は、26℃〜28℃が最適です。同じ室内でもエアコンからの距離や高さによって温度は変わるので、温湿度計で確認しましょう。

赤ちゃんは汗腺が未発達なため、体温調節が上手にできません。室温に合わせて体温が激しく上下する上に「暑い・寒い」が言えないので、常に注意を配る必要があります。

夏のエアコンは設定温度と室温が同じになる?

夏のエアコンは、設定温度と室温が同じになるわけではありません。気密性や人数、日当たりなどの要素によって、室温は変わってくるでしょう。

また、温かい空気は上に、冷たい空気は下に滞留する性質があるので、高さによっても室温は異なります。そのため、環境省が室温28℃を推奨しているからといって、設定温度を26℃にしてしまうと、暑く感じる恐れがあるので注意してください。

まとめ

夏 エアコン 設定温度 解説

本記事では、夏のエアコンの最適な設定温度について解説してきました。

環境省は、快適性を損わずに電気代も抑えられる室内温度として28℃を推奨しています。エアコンの設定温度と室内温度は、気密性や人数、日当たりによって差が生まれるケースもあるため、設定温度を26℃〜28℃にしましょう。

エアコンの設定温度を変えずに体感温度だけを下げるためには、フィルターのこまめな掃除や室外機周辺の片付けが効果的です。また、サーキュレーターと併用すれば、空気を循環させて室内温度を一定に均せるので、冷房効率を上げられます。

本サイトを運営するEcoFlowは、高出力・大容量のポータブル電源とソーラーパネルのセットを販売しています。夏でもエアコンの設定温度を気にせず、快適な温度に保ちたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
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