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【最新】台風のたまご情報|リアルタイムで確認する方法や被害と対策も解説

台風が多くなる夏の時期になると、気象情報で「台風のたまご」という言葉を耳にする機会が増えます。台風のたまごは、必ずしも台風に成長するわけではありませんが、消滅するまでは油断ができません。手遅れにならないよう、早めの備えが重要です。

そこで本記事では、台風のたまごとは何かについて解説します。台風のたまごの最新情報をリアルタイムで収集する方法も掲載しているので、一早く台風への対策が行えるようになるでしょう。台風による被害から家族を守りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

台風のたまご「熱帯低気圧」とは

台風 たまご 熱帯低気圧

台風のたまごとは、台風に成長する前の熱帯低気圧を指す俗称です。気象予報用語に「台風のたまご」という言葉はなく、気象情報では単に熱帯低気圧と呼ばれます。

熱帯低気圧とは、熱帯や亜熱帯地域の海上に発生する低気圧です。同じ熱帯低気圧でも、台風のたまごと台風では風速が異なります。北西太平洋または南シナ海で発生した台風のたまごは、最大風速17.2m/s以上にまで発達して初めて「台風」と呼ばれます。

台風のたまごが発生するメカニズム

台風のたまごが発生しやすいのは、熱帯や亜熱帯の中でも海面水温が26.5℃以上あり、北緯5°〜25°付近の海上です。台風のたまごが発生するメカニズムを紹介します。

  1. 水蒸気が大量に含まれた場所で上昇気流が生まれ、積乱雲の群れができる
  2. 水蒸気が凝結すると潜熱が放出され、さらに上昇気流が強くなる
  3. 空気が収束して積乱雲をまとめると、大きな渦上の流れが生まれる
  4. 渦上の流れで収束はさらに促され、積乱雲が台風のたまごへと発達する

台風のたまごが発達しやすい条件

台風のたまごが発生するために必要不可欠な要素は、莫大な水蒸気による潜熱です。海面温度が高ければ、海水が蒸発して空気中の水蒸気量も増えます。

そのため、台風のたまごが発達するのは暖かい海域に限られるのです。台風が北上して冷たい海域に到達すると、台風のたまごは次第に弱まっていきます。

台風のたまごの誕生から消滅まで

台風のたまごが台風へと成長する場合、発生期、発達期、最盛期、衰弱期の4段階を経て一生を終えます(※1)。台風のたまごの誕生から消滅までを、詳しく見ていきましょう。

  1. 発生期:海面水温が高い熱帯の海上で台風のたまごが生まれて、台風に変わる
  2. 発達期:水蒸気をエネルギー源として、勢力が強くなっていく
  3. 最盛期:中心気圧が最も下がり、最大風速が最も強くなる
  4. 衰弱期:北上に伴い水蒸気の供給が減り、熱帯低気圧や温帯低気圧に変わる

ただし、中には十分に発達せず、台風になる前に消滅する台風のたまごも存在します。

※1参考:気象庁「台風の一生」

【最新】台風のたまご発生状況

台風 たまご 発生 状況

2025年7月11日に小笠原近海をゆっくりと進んでいた台風のたまごは、13日午前3時に台風5号へと発達しました(※2)。14日午前6時の時点で、台風5号は八丈島から東約190kmの位置にあります。中心付近で予想されている最大瞬間風速は40mです。

さらに、西日本では別の台風のたまごも発生しており、台風5号が通過した後の15日から16日にかけて近畿、東海、関東地方で大雨になる恐れがあります。

※2参考:NHK「台風5号発生 小笠原諸島に接近 14日は関東に近づく見込み」

台風のたまごをリアルタイムで確認する方法4選

台風 たまご 確認 方法

台風が多くなる時期には、日頃から台風のたまごの発生状況を追跡しておくのがおすすめです。予定を立てやすくなるだけでなく、余裕をもって必要な物資が揃えられるでしょう。台風のたまごをリアルタイムで確認する方法は、以下の4通りです。

  • 方法1|気象庁の台風情報
  • 方法2|天気予報アプリ「Windy」
  • 方法3|日本気象協会公式の天気予報
  • 方法4|米軍の台風情報「JTWC」

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

方法1|気象庁の台風情報

気象庁ホームページでは、台風及び台風のたまごの実況と最大120時間先までの予報が確認できます。ただし、表示される台風のたまごは、24時間以内に台風に発達すると予想された場合のみです。台風のたまごが発生すると一つのアルファベットが付与されます。

気象庁ホームページで確認できる台風のたまごに関する情報は、以下のとおりです。

  • 台風のたまごの経路図
  • 台風のたまごの実況(3時間ごとの中心位置、中心気圧、最大風速など)
  • 台風のたまごの予報(5日先まで、24時間刻みの予報)

方法2|天気予報アプリ「Windy」

アメリカ海洋大気庁(GFS)やヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の気象データをリアルタイムで表示してくれるアプリ「Windy」。世界トップクラスの精度を誇り、漁師やパイロット、アウトドア好きなど、幅広い人に支持されています。

台風のたまごが発生すると、Windyのハリケーントラッカーに表示されます。Windyで確認できる情報は、風の向き・強さや雨の様子、海水温、進路などです。

方法3|日本気象協会公式の天気予報

日本気象協会の天気予報専門メディアを使えば、台風のたまごがリアルタイムで確認できます。日本気象協会は、AIやIoT、気象ビッグデータを活用して気象の調査を行う企業です。

台風の現在の状況や予測がリアルタイムで確認できるほか、気象予報士が監修する台風のたまごに関する最新の記事が閲覧できます。雨雲レーダーで雨雲の動きをリアルタイムで確認すれば、台風のたまごや台風がもたらしている大雨の状況が分かります。

方法4|米軍の台風情報「JTWC」

アメリカ・ハワイにある米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表する台風情報。本来はアメリカの政府機関が利用するための情報ですが、一般にも公開されています。

JTWCが公開するのは、監視対象となる台風のたまごや台風に関する警戒情報です。台風のたまごが24時間以内に基準以上の勢力に達する見込みがある場合は、HIGH(赤)の丸で囲まれて表示されます。

台風のたまごが発達!3つの気象現象と被害

台風 たまご 発達 被害

台風のたまごが台風へと発達すると、甚大な水害や風害に見舞われる恐れがあります。台風の接近時に最も危険なのは、巻き込む風と移動させる風が同じ方向を向いている進行方向の右側です。台風のたまごが発達した際に起こる気象現象を紹介します。

  • 現象1|大雨
  • 現象2|暴風
  • 現象3|高潮

それぞれの気象現象と被害について、詳しく見ていきましょう。

現象1|大雨

台風の周辺は、積乱雲が集まって大雨になります。台風から離れた場所であっても、台風の東側では暖かく湿った風が吹き続けるため、大雨に注意が必要です。台風は短期間のうちに大量の雨を広範囲に降らせるので、以下のような災害を引き起こします。

災害の種類特徴
洪水大雨で河川の水量が増加し、堤防の外に水が溢れ出る災害
浸水害大雨で地表水の排水が追い付かず、住宅や田畑が水に浸かる災害
土砂災害大雨が引き金となり、山や崖が崩れたり、水と土砂が流れたりする災害

現象2|暴風

台風のたまごは、風速17.2m/s以上の暴風が吹くほど発達した場合に台風と呼ばれます。台風は、中心に近いほど強い風が吹くのが特徴です。一般的に平均風速が15m/s以上になると外出すべきではありません。暴風が人や建物に与える被害は、以下のとおりです(※3)。

風速人に与える被害建物に与える被害
15~20m/s風に向かって歩けないビニールハウスの被覆が壊れる
20~25m/sつかまらないと転倒する飛来物で窓ガラスが割れる
25m/s以上立っていられない取り付け不良の外装材が飛ぶ

※3参考:福岡管区気象台「気象災害に備える」

現象3|高潮

台風に伴う暴風が沖から海岸に向かって吹くと、海面水位が上昇する高潮が発生します。高潮が発生する仕組みは、以下の吸い上げ効果と吹き寄せ効果によるものです。

  • 吸い上げ効果:気圧が下がり海面が吸い上げられる現象
  • 吹き寄せ効果:強風の影響で海水が海岸に吹き寄せられる現象

高潮によって海面が護岸や防潮堤を超えると、海水は一気に街へと流れ込みます。海岸に近い場所にある木造家屋や車が倒壊したり、ライフラインが停止したりする被害に見舞われるでしょう。満潮時は通常時より海面が上昇しているので、特に注意が必要です。

台風に備えて家庭でできる5つの対策

台風 備え 家庭 対策

台風のたまごの段階で準備をしておけば、台風まで発達して接近してきたとしても身の安全を確保できます。台風に備えて家庭でできる対策は、以下のとおりです。

  • 対策1|ハザードマップを確認する
  • 対策2|側溝や排水口を定期的に掃除する
  • 対策3|土のう・水のう・止水板を設置する
  • 対策4|安否確認の方法を家族で話し合う
  • 対策5|防災グッズを備蓄する

それぞれの対策について、詳しく見ていきましょう。

対策1|ハザードマップを確認する

自宅の周辺で起こりうる台風による被害を把握するためには、ハザードマップが活躍します。ハザードマップとは、被害想定区域や避難所の場所が記されたマップです。

ハザードマップでは、土砂災害や高潮、水害などの被害想定区域が色分けされています。危険なエリアを避けて避難所までたどり着ける、安全な避難経路を確認しておきましょう。

対策2|側溝や排水口を定期的に掃除する

住宅周辺の側溝や排水口は、定期的に掃除して水はけを良くしておいてください。側溝や排水口にゴミや枯れ葉が詰まると、水が流れずに浸水する危険があります。

掃除する際は、軍手をはめて安全靴を履くと汚泥に触れるリスクを軽減できます。大きなゴミや汚泥は、大型角スコップやジョレンなどですくいましょう。

対策3|土のう・水のう・止水板を設置する

台風による浸水被害を防ぐために役立つアイテムが、土のう・水のう・止水板です。土のうは土砂を袋に詰めたもの、水のうは袋に水を入れたものを指します。止水板は、建物の中に水が入り込まないようにするための板です。

水のうは土のうより比重が小さく、水量によっては流されるリスクもあるため、玄関や門扉の前などの壁際に2〜3段積みで使用しましょう。

対策4|安否確認の方法を家族で話し合う

台風による水害や風害が原因で、基地局の損害や回線の混雑に見舞われた場合、家族と連絡が取れなくなる恐れがあります。台風のたまごが発生した時点で、家族と安否確認の方法を決めておきましょう。災害時の安否確認におすすめの方法は、以下のとおりです。

安否確認の方法内容
災害用伝言ダイヤル(171)安否情報を音声で登録・再生できるサービス
災害用伝言板(web171)安否情報をテキストで登録・確認できるサービス

対策5|防災グッズを備蓄する

台風によって停電や断水が起きると、健康的な生活は困難を極めます。台風のたまごはいつ発生するか分からないので、日頃から以下の防災グッズを備蓄しておきましょう。

  • 飲料水
  • 非常食
  • 簡易トイレ
  • 懐中電灯
  • 携帯ラジオ
  • 救急セット
  • ポータブル電源

取水施設や水道管が破損すると断水は長期化する恐れがあるため、台風が接近して通過するまでの間は、お風呂に水を貯めて生活用水を確保してください。

台風で起こる停電への備え「ポータブル電源」

台風 停電 備え ポータブル電源

台風によって送電設備が損傷を受けると、3日以上にのぼる大規模な停電が発生します。復旧するまで家電が一切使用できなければ、健康的な生活は望めません。屋外に避難しようにも、暴風雨の影響でかえって身を危険にさらす恐れもあります。

停電中も自宅の電化製品を動かし続けるには、ポータブル電源が必要です。ポータブル電源とは、内部のバッテリーに大量の電気を蓄え、停電時も電化製品に給電できる機器を指します。ポータブル電源が停電時に活躍する場面は、以下のとおりです。

  • エアコンや扇風機などの冷暖房機器を稼働して、快適な気温を維持できる
  • 電子レンジや電気ケトルを使い、簡単に加熱調理できる
  • 冷蔵庫に給電して、食品が腐敗するのを防げる
  • 懐中電灯を点灯し、夜の暗闇を照らせる
  • 台風情報を調べるためのスマホを常にフル充電にしておける

ポータブル電源には家庭のコンセントと同様のAC出力を搭載しているので、あらゆる家電が使用できます。ソーラーパネルと併用すれば、停電中も安心して家電が使えるでしょう。

台風対策に必要な性能|おすすめの製品

台風対策として用意するポータブル電源は、高出力・大容量のタイプがおすすめです。台風によって停電が発生すると、外は暴風雨に見舞われているので避難が困難になります。安全に在宅避難するためには、停電が復旧するまで家電が動かせる出力と容量が必要です。

EcoFlowは、最大2000Wの出力と1024Whの大容量を備えるポータブル電源「DELTA 3 Plus」を販売しています。「DELTA 3 Plus」の特徴は、以下のとおりです。

  • コンセントから56分、ソーラーパネルから70分で満充電できる
  • 容量1024Whを最大5kWhまで拡張できる
  • 約12.5kgの小型設計で、使いたい場所まで自由に持ち運べる
  • LFPバッテリーを搭載し、10年以上も停電対策で活躍する
  • 出力600W未満の動作時に30dbの動作音に抑えられる
  • 高性能なBMSが過電流や発火、爆発を防ぐ
  • 電源自動切り替え機能を搭載し、停電時に10ms以内で切り替わる
  • 計13個の多彩な出力ポートを搭載している

12時間以内に台風による大雨が予想されると、ユーザーに通知し自動で充電が優先されます。バッテリーパックはIP65防水・防塵規格に準拠しているため、水害が発生している状況でも安全です。停電時も健康に過ごしたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

EcoFlow DELTA 3 Plus
DELTA 3 Plusは、1024Whの大容量に加えて、EcoFlowのX-Stream充電テクノロジーと1,500WのAC入力を使用すると、40分で80%、56分で100%充電できます。業界トップクラスのポータブル電源で、あらゆるシーンで最速の充電速度を実現させます。

台風のたまごに関するよくある質問

台風 たまご 質問

最後に、台風のたまごに関するよくある質問を紹介します。

  • 台風のたまごが温帯低気圧に変わったら安心?
  • 台風のたまごが台風に成長する条件は?

それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。

台風のたまごが温帯低気圧に変わったら安心?

台風のたまごが温帯低気圧に変わったからといって、安心はできません。温帯低気圧に変化すると、台風よりも強風域は広がります。離れた地域でも強い風に見舞われるため、暴風や高潮により一層注意が必要です。ただし、過ぎ去るまでの移動速度は速くなります。

台風のたまごが台風に成長する条件は?

台風のたまごが台風に成長するには、より多くの水蒸気が必要です。海面温度が高いほど大量の水蒸気が発生しているため、台風のたまごは発達しやすくなるでしょう。

水蒸気が雲に変わる際の潜熱によって温度が高くなると、さらに大きな渦上の流れが生じて勢力は拡大していきます。最大風速が17.2m/s以上に達すると、台風と呼ばれます。

まとめ

台風 たまご 解説

本記事では、台風のたまごとは何かについて解説してきました。

台風のたまごに関する最新情報をリアルタイムで確認するためには、気象庁の台風情報や天気予報アプリ「Windy」がおすすめです。台風のたまごが発生した情報を迅速に収集できれば、余裕をもって対策が講じられます。

自宅周辺で起こりうる被害を把握するために、まずはハザードマップを確認しましょう。家族と正しい避難経路や安否確認の方法も決めておくと安心です。

EcoFlowは、台風によって大規模な停電が起きても、家電への電気供給を継続できる高出力

・大容量のポータブル電源を販売しています。台風による停電対策を万全にしたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
Storm Guard機能で悪天候時は自動で充電が優先される「DELTA 3 Plus」

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