アウトドアで持参すべき持ち物の一つ、それがラグです。
ラグは必需品というわけではありませんが、アウトドアに持ち込むことで飲食による汚れを防げたり、おしゃれな空間を演出できたりするなど、何かと重宝するでしょう。
この記事では、アウトドア用ラグとは、メリット、デメリット、敷きっぱなしにする注意点、工夫して快適に過ごす方法、よくある質問をわかりやすく解説します。
アウトドア用ラグについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
アウトドア用ラグとは？
アウトドアで使用するラグは、主に屋外で使用することを前提とした敷物のことで、屋内で使用するものとは別物です。
ここでは、アウトドア用ラグについて詳しく解説します。
屋外での使用を前提とした敷物のこと
アウトドア用ラグとは、屋外での使用を前提とした敷物のことです。
インテリアとしてのラグはいわゆるカーペットや絨毯を意味しますが、アウトドア用のラグは基本的に外で使用するのが前提とされています。
一般的なラグと比べてアウトドア用として作られたものは雨風に晒されても耐えられるようになっており、キャンプや車中泊などで活躍してくれるでしょう。
もちろん、バーベキューやピクニックなどでも活躍するため、アウトドア用のラグは1枚だけでも常備しておくと安心です。
必要に応じて複数持っておけば、幅広い場面で使用できます。
室内で使用するものとの違い
アウトドア用のラグは室内で使用するものと違い、乾きやすく汚れにくい素材で作られているものが主流となっています。
雨風に濡れてもすぐに乾くのはもちろん汚れが付着しにくいため、使い勝手が良いです。
製品によっては軽量かつ小型のものが中心となっており、場合によっては折り畳めるものもあるため、シチュエーションごとに選んで利用するのが良いでしょう。
大きさも重さも製品ごとに差があるため、用途に合わせて選びましょう。
なお、アウトドア初心者で今まさにギアを集めている人は、以下の記事もあわせてご参照ください。
→アウトドアのギアとは？選び方・初心者が揃えるべきもの・より充実させるものを紹介
アウトドア用ラグを持参するメリット
アウトドア用のラグは、飲食による汚れを防げる点、おしゃれな空間を演出できる点、くつろぐための場所を確保できる点、地面からの熱気や冷気を防げる点がメリットです。
ここでは、アウトドア用ラグを持参するメリットについて詳しく解説します。
飲食による汚れを防げる
飲食による汚れを防げるのが、アウトドア用ラグのメリットです。
食べ物を落としたり飲み物をこぼしたりしても大丈夫なため、カップルやファミリーでアウトドアを楽しむ人も安心して過ごせます。
防水加工のものであれば、汁気のあるものをこぼしても平気でしょう。
アウトドアはお子さんやお年寄りが参加することもあるため、みんなで集まって飲み食いする海水浴や釣り、ドライブや花見などにも持参すると良いのではないでしょうか。
おしゃれな空間を演出できる
アウトドア用ラグを持参すれば、空間をおしゃれに演出できます。
不便を楽しむのがアウトドアの醍醐味ですが、ラグがあるだけで華やかになるため、写真を撮ったり配信を行ったりする人にとっては映えアイテムの一つとなるでしょう。
最近ではエスニック柄やネイティブ柄、北欧柄のものがあったりとデザインが豊富なため、好みのバリエーションで揃えておくとより一層雰囲気が出るはずです。
くつろぐための場所を確保できる
アウトドア用のラグを持参すれば、くつろぐための場所を確保できます。
どのような場所でもごろんと寝転がったりのんびりと座って過ごしたりできるため、自分自身はもちろんお子さんやお年寄りが過ごすスペースの確保にも良いでしょう。
持参したギアを置くスペースとしたり、その他の荷物置き場としたりするのにも良いため、ラグは複数枚持ち込むのもありです。
地面からの熱気や冷気を防げる
地面からの熱気や冷気を防げるのも、アウトドア用ラグのメリットです。
キャンプや車中泊では、地面から熱い空気や冷たい空気が浸透してくるのですが、アウトドア用ラグを敷くことである程度防げます。
野外での宿泊を伴うアウトドアの場合は、朝晩の寒暖差で体調を崩す人もいるため、ラグを敷いて体温を一定に保てるようにしておくのが安心でしょう。
ラグの他にシュラフやマットレスがあるとより地面からの熱気や冷気を防げるため、必要に応じて他の道具も持ち込んでみてください。
あまりにも寒暖差が激しい場合は、携帯用ポータブルエアコンなども持ち込みましょう。
アウトドア用ラグを持参するデメリット
アウトドア用のラグは、カビが発生しやすい点、荷物がかさばる点、劣化しやすい点がデメリットです。
ここでは、アウトドア用ラグを持参するデメリットについて詳しく解説します。
カビが発生しやすい
カビが発生しやすいのが、アウトドア用ラグのデメリットです。
素材によっては水を吸収しやすいため、適切に処理しないとカビの原因になります。
使用する場所によっては、野生動物の体毛やフンによる雑菌も付着しやすいため、帰宅した後は必ず一度洗い、十分に水分を拭き取って乾かすのが良いでしょう。
最近ではカビにくい素材で作られたラグもありますが、どちらにしてもアウトドアで使用する場合はばい菌が付着しやすいため、適切な管理が必要です。
若干手間ではあるものの、定期的なメンテナンスが求められます。
荷物がかさばる
アウトドア用ラグはどうしても、荷物がかさばります。
厚手のものも薄手のものも荷物を圧迫しやすいため、必要に応じて削る必要があるでしょう。もしくは、人数に応じて適切なサイズを選ぶのが良いのではないでしょうか。
アウトドアは他のギアで荷物が圧迫されやすいため、ラグを持参すべきかどうかは迷いどころです。
無理に持って行ってもかえって邪魔になるため、どのようなアウトドアを行いたいのか具体的にイメージしてから荷物をまとめることが求められます。
まずは本当に必要なものをリスト化して、判断するのが良いでしょう。
劣化しやすい
劣化しやすいのも、アウトドア用ラグのデメリットです。
アウトドア用のラグは外で使用するのが前提となるため、家で使用するものと比べてどうしても劣化しやすくなります。
適切に管理しないとすぐ劣化するため、使用前後は適切にメンテナンスしてください。洗って乾かすだけでも寿命を延ばすことにつながるため、手入れは徹底しましょう。
アウトドア用ラグを敷きっぱなしにする注意点
いくらアウトドア用のラグでも敷きっぱなしにすると劣化しやすくなるため、いくつかの注意点を知っておくことが肝心です。
ここでは、アウトドア用ラグを敷きっぱなしにする注意点について詳しく解説します。
雨風に当たらないようにする
雨風に当たらないようにすることで、アウトドア用ラグを長持ちさせられます。
何度も濡らしたり吹きさらしにしたりするとすぐに劣化するため、ずっと敷きっぱなしにするのではなく必要な場合にだけ敷くようにするのが鉄則です。
洗浄してメンテナンスを行う
帰宅した後は、洗浄してメンテナンスを行うようにしてください。
適切に洗い流すことによって、付着した雑菌を取り除くことが可能です。ばい菌が溜まっているとよりカビが発生しやすくなるため、必ず洗ってから乾かします。
なお、保管する場合は高温多湿の場所を避けるようにしましょう。
劣化しにくい素材を選ぶ
アウトドア用ラグは、劣化しにくい素材を選ぶのが良いです。
塩化ビニールやポリプロピレンなどの素材は敷きっぱなしにしても比較的耐えられますが、毛皮製や綿製のものは敷きっぱなしにすると劣化しやすくなります。
ウールやコットンなど動物性のものもおしゃれではあるものの、何度も濡れると劣化しやすくなるため、アウトドア用のラグは耐水性のある素材を選ぶべきでしょう。
アウトドア用ラグを工夫して快適に過ごす方法
アウトドア用のラグは、工夫次第でより快適に過ごすことが可能です。
ここでは、アウトドア用ラグを工夫して快適に過ごす方法について詳しく解説します。
地面との間にダンボールを挟む
アウトドア用のラグを使用する際、地面との間にダンボールを挟むのが良いです。
途中にダンボールを挟むことでクッション性が生まれ、より快適に過ごせます。
ダンボールにはいくつかの層が含まれており、地面からの熱気や冷気も防いでくれるため、ラグだけで心許ない場合はダンボールも持参すると良いでしょう。
ホットカーペットを敷く
アウトドア用のラグとは別に、ホットカーペットを敷くことで底冷えを防げます。
ホットカーペットがあればお尻や背中から熱を吸収できるため、体温を奪われることを起因とする体調不良を予防することが可能です。
なお、電気式のホットカーペットを使用するためには別途でポータブル電源が必要となるため、一緒に持参しましょう。
ポータブル電源を利用する
より快適なアウトドアを求めるなら、ポータブル電源を利用するのが良いでしょう。
ポータブル電源は持ち運びできる蓄電池で、フル充電しておくことで1日分の電力を貯めておけます。モデルによっては、満充電で数日〜10日分の電力を貯めることが可能です。
スマホなど各種デバイスの充電はもちろん、調理家電などの電気製品にも給電できるため、アウトドアの快適度がアップします。
電気を必要とするホットカーペットも常時動かせるため、敷物の間に敷いたりテントの底に敷いたりすると良いでしょう。
なお、EcoFlowでは業界最速級の充電速度を誇るポータブル電源、EcoFlow RIVER 3 Plusを販売しています。
EcoFlow RIVER 3 Plusは携帯性に優れていて、誰でも持ち運べるよう取っ手も備え付けられているため、アウトドアにぴったりです。
軽量かつ小型で荷物を圧迫することもないため、ぜひ購入をご検討いただけると幸いです。
アウトドア用ラグのよくある質問
アウトドア用のラグを初めて購入する場合、よくある質問を知っておくと安心です。ここでは、アウトドア用ラグのよくある質問について詳しく解説します。
どのようなものを選べば良いの？
アウトドア用のラグは雨風に強く、毛足は短め、適度な厚みのあるものを選ぶと良いです。
外で使用することが前提となるため、水に濡れても劣化しにくいものやメンテナンスしやすいものを選ぶと良いでしょう。
直で洗濯できるものであれば、面倒なメンテナンスを避けられます。
どんなものなら代用できる？
アウトドア用のラグは、ダンボールで代用すると良いです。
ダンボールは、コンビニやスーパーで無料で手に入るのはもちろん、使い捨てできるため邪魔になりません。むしろ、使い勝手だけで見れば、ラグと遜色はないでしょう。
他には、ブルーシートなどで代用しても良いと思います。
まとめ
アウトドア用ラグとは、メリット、デメリット、敷きっぱなしにする注意点、工夫して快適に過ごす方法、よくある質問を解説しました。
アウトドアでは荷物を最小限にしたいところですが、ラグなどは持参しても良いでしょう。
むしろ、敷物があれば飲食による汚れをを防げたり、おしゃれな空間を演出できたり、くつろぐための場所を確保できたり、地面からの熱気や冷気を防げたりと何かと重宝します。
なお、より快適に過ごしたい人はポータブル電源も持ち込むと良いです。
EcoFlowで販売しているEcoFlow RIVER 3 Plusは持ち運び楽々でありながら、スマホの充電や電気製品への給電が簡単にできます。
難しい操作は一切必要ないため、初めて購入する人も安心です。
EcoFlow RIVER 3 Plusは静音設計で稼働音も気にならないため、日中はもちろん夜中に使用する場合も安心といえるでしょう。
もしまだお持ちでない場合は、ぜひEcoFlowの公式ホームページをご覧ください。