滋賀は紅葉の穴場として知られ、あまり知られていない名所をいくつか持つ地域です。
この記事では、滋賀が紅葉の穴場といえる理由、紅葉が見頃を迎えるシーズン、知る人ぞ知る紅葉スポットをわかりやすく解説します。
滋賀の紅葉について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
滋賀が紅葉の穴場といえる理由
滋賀は主要都市へのアクセスに優れていたり、名立たる観光地と比べると観光客があまりいなかったり、琵琶湖の恵みを受けた豊かな自然が広がっていたりとなかなか好条件です。
ここでは、滋賀が紅葉の穴場といえる理由について詳しく解説します。
主要都市へのアクセスに優れている
滋賀は、主要都市へのアクセスに優れています。
関西・中京・北陸の経済圏のクロスポイントとなっているため、公共交通機関はもちろん自動車やバイクでも簡単にアクセス可能です。
周辺の都道府県とあわせて回るのに適しており、紅葉狩りにも良い立地といえるでしょう。
琵琶湖などの湖はありますが、海に面していない内陸国だけあり、北は福井県、東は岐阜県、南東は三重県、西は京都府に囲まれています。
自動車やバイクならどの都道府県にも約1〜2時間でアクセスできるため、他県の紅葉を見に行くのにも良い立地です。
名立たる観光地と比べると観光客があまりいない
名立たる観光地と比べると観光客があまりいないのも、滋賀が穴場とされる理由の一つです。
ブランド総合研究所の地域ブランド調査・都道府県魅力度ランキングによると、2024年は27位とやや控えめな順位となっているからか、観光客が限られています。
北海道や沖縄などの王道観光地でもなく、東京や大阪などの定番観光地でもないため、観光するのにちょうど良い地域といえるでしょう。
もちろん、滋賀は決して魅力がないわけではなく、探せば素敵な観光地が見つかります。紅葉の名所も多々あるなど、訪れた人にだけ魅力が伝わる都道府県となっています。
琵琶湖の恵みを受けた豊かな自然が広がっている
琵琶湖の恵みを受けた豊かな自然が広がっているのも、滋賀が穴場とされる理由の一つです。
滋賀県の約6分の1を占める琵琶湖は滋賀の代名詞であり、琵琶湖を中心に美しい大自然が広がっています。
海と見紛うほど巨大な湖は、季節によって四季折々の絶景が見られることで知られており、秋には紅葉とのコラボレーションも楽しめるでしょう。
ただ眺めるのはもちろん、ドライブやツーリングにもぴったりなロケーションとなっており、根強いファンやリピーターを獲得しています。
冬は暖かく夏は涼しい気候で知られる
滋賀は、冬は暖かく夏は涼しい気候で知られています。
琵琶湖の水は寒暖差の影響を受けにくいことがわかっており、気温の上がり下がりが極端ではないため、秋など草木が紅葉する時期も比較的過ごしやすいです。
紅葉の時期は朝晩の寒暖差が激しい地域もありますが、滋賀は気候が安定している分、落ち着いて紅葉を満喫できるでしょう。
周辺の京都や岐阜と比べても天気は安定していて、紅葉狩りしやすいです。
キャンプするのにも良い気温・湿度といえるでしょう。
以下の記事では紅葉キャンプの魅力について解説しているため、あわせてお読みください。
→紅葉キャンプの魅力を徹底解説!注意点やおすすめスポットも併せて紹介
滋賀の紅葉が見頃を迎えるシーズン
滋賀の紅葉が見頃を迎えるシーズンは、例年10月上旬〜12月上旬です。ここでは、滋賀の紅葉の時期・シーズン・見頃について詳しく解説します。
毎年10月上旬~12月上旬の時期
滋賀の紅葉は、毎年10月上旬〜12月上旬の時期に見頃を迎えます。
山間部では11月中旬〜下旬に色づくところもありますが、平野部では10月頃から徐々に紅葉するため、訪れる場所に合わせて判断するのが良いです。
自然が豊かな滋賀は地域によって紅葉を迎えるシーズンが変わるため、リアルタイムで更新されるテレビや新聞、SNSを確認するのが良いでしょう。
なかでも、SNSは今まさに滋賀の紅葉がどのような状況なのかを調べられるため、うまくご活用ください。
以下の記事では11月下旬〜12月が見頃な紅葉スポットについて解説しているため、あわせてご覧ください。
→【2024年】11月下旬〜12月が見頃な紅葉スポット10選!地域別に詳しく解説
季節によってやや前後する
紅葉の時期は季節によってやや前後します。見頃を迎えているかどうかはテレビや新聞などのニュースをチェックする他、SNSをチェックするのが安心です。
滋賀に関するブログでは、毎日の紅葉の状況をアップしてくれているものもあるため、適宜情報を調べて目的地を決めましょう。
滋賀で知る人ぞ知る紅葉スポット
滋賀には、知る人ぞ知る紅葉スポットが豊富です。ここでは、滋賀で知る人ぞ知る紅葉スポットについて詳しく解説します。
石山寺
出典:日本夜景遺産
石山寺は、真言宗の大本山で約1,000本のカエデやモミジに彩られた寺院です。
京都の清水寺、奈良の長谷寺と並ぶ日本でも指折りの観音霊場で、あたら夜紅葉というライトアップが行われることで知られています。
石山寺のライトアップは日本夜景遺産に登録されているのですが、紅葉ライトアップ単独で認定されたのは初めてのことで、まさに知る人ぞ知る紅葉の名所といえるでしょう。
紅葉のライトアップの他、国宝に指定されている本堂をはじめ、日本最古の多宝塔など貴重な歴史的建造物も見学できます。
国の重要文化財に指定されている東大門や鐘楼なども見学できるため、ぜひ夕方から訪れてみてください。
永源寺
出典:東近江観光 Web
永源寺は、東近江市にある紅葉スポットです。
ここは愛知川の右岸山腹にある臨済宗永源寺派の大本山で、ライトアップの美しさに定評があります。
幽玄な雰囲気が漂う永源寺のライトアップは決して派手ではありませんが、落ち着いた雰囲気があってまったりと楽しむのに良いでしょう。
期間中はミニライブが開催されることもあるため、ぜひ暖かい服装で訪れてみてください。
鶏足寺
出典:長浜・米原を楽しむ
鶏足寺は、長浜市木之本町にある紅葉スポットです。
ここは735年僧行基によって開基された古寺で、一度荒廃するも799年に最澄により再興されたという歴史を持っています。
山岳仏教の聖地として発展した己高山鶏足寺別院の一つで、現在は地域住民の手によって管理が行われ、美しい紅葉が保たれています。
緩やかな参道の石段の両脇に苔むした石垣が続いており、約200本のモミジがトンネルを作るなど、風情ある絶景が自慢です。
西教寺
出典:tenki.jp
西教寺は、総門から勅使門まで約150m続く紅葉のトンネルで知られる寺院です。
色づいてから散るまでの間は、もみじ参道通り抜けとして知られているのですが、全国的にはあまり知られていない穴場となっています。
紅葉の時期は多少混み合いますが、時間帯によっては誰もいない境内を散歩できます。
赤に染まるモミジの木と黄に染まるイチョウの木が織りなすコントラストは息を呑む美しさと称されるなど、一見の価値ありです。
比叡山延暦寺
出典:PR TIMES
比叡山延暦寺は、約2,000本のモミジが頭上を覆う寺院です。
朱塗りの灯篭や鳥居と紅葉の組み合わせが美しく、横川中堂などの色合いと調和する赤・黄の絶景が拝める場所として知られています。
毎年10月下旬〜11月下旬まで比叡の秋めぐりが開催される比叡山延暦寺では、ライトアップも見どころの一つといえるでしょう。
足元にも明かりが置かれていて歩きやすく配慮されている点も含め、ぜひ訪れていただきたい場所の一つです。
彦根城
出典:しがトコ
彦根城は、玄宮園と呼ばれる池泉回遊式庭園とともに絶景と称される城です。
江戸時代に贅の限りを尽くして作られた池泉回遊式庭園は彦根城の天守閣とともにライトアップを拝める場所で、極彩色の照明によって照らされた姿に息を呑みます。
池の周りをぐるっと回れるよう散策路が整備されているため、水面に反射する絶景を見ながら贅沢な時間を過ごせるでしょう。
魚躍沼(ぎょやくしょう)と呼ばれる大きな池に建つ臨池閣(りんちかく)からの眺望は必見です。
びわ湖バレイ
出典:PR TIMES
びわ湖バレイは、標高約1,100m地点まで昇り降りできるゴンドラ・ロープウェイです。
紅葉に包まれながら山麓から山頂まで往復するびわ湖バレイからの眺望は見事で、カラフルに色づいた紅葉の絨毯を見渡せます。
雄大な山々と紅葉の木々が折り重なる絶景は、他では見られない開放感が得られます。
季節によっては紅葉、樹木、白雪の三段紅葉が見られることもあるため、雪が降る時期まで紅葉を堪能できるでしょう。
メタセコイア並木
出典:高島観光ガイド
メタセコイア並木は、農業公園マキノピックランドにある紅葉スポットです。
総延長約2.4kmにわたって植えられているメタセコイアは約500本あるとされ、均一に続く紅葉の一本道が拝めます。
雪が降ると赤と白のコントラストがより美しくなり、ドライブやツーリングを華やかに演出してくれます。ただし、並木付近は生活道路であるため、路上駐車は禁止です。
撮影に関しては許可されていますが、足元及び通行車両にご注意ください。運転の際には、スピードの出しすぎ、歩行者に注意しましょう。
滋賀は琵琶湖での秋キャンプが楽しめる!
琵琶湖周辺には紅葉を楽しめるキャンプ場がいくつかあるため、ドライブやツーリングの他にキャンプを満喫するのも良いでしょう。
琵琶湖付近のキャンプ場なら、紅葉を眺めながらアウトドアできるところがいくつかあるため、ぜひキャンプにも挑戦してみてください。
有名なところだと、奥琵琶湖キャンプ場をはじめ、マイアミ浜オートキャンプ場や六ツ矢崎浜オートキャンプ場があります。
どのキャンプ場もロケーション的に琵琶湖と紅葉の両方が見られるようになっているため、ぜひ計画に盛り込んでみてはいかがでしょうか。
ただし、琵琶湖の秋は気温・湿度こそ安定していますが、徐々に寒くなってくる時期であるため、ポータブル電源などを持参して暖を取れるようにしておくのが望ましいです。
車中泊ならまだしもキャンプだと冷気が地面から直接伝わってくるため、電気ケトルや電気毛布がないと体調を崩します。
ポータブル電源があれば暖を取れる家電はもちろん、スマホ・タブレット・パソコンなどのデバイスも充電できるため、1台持参するだけで快適度が変わります。
EcoFlowで販売しているコンパクトデザインのポータブル電源なら持ち運びも楽々で邪魔にならないため、ぜひご検討ください。
なお、当社で販売しているEcoFlow DELTA 3は高出力・大容量で、数日分〜10日分のエネルギーを貯めておくことが可能で、まず電力不足を感じることはないでしょう。
急速充電で約1時間で充電できるため、ドライブやツーリングを急遽キャンプに予定変更しても対応可能です。
安全性・耐久性にも優れているため、外でも家でも重宝するでしょう。詳しくは当社の公式ホームページをご覧ください。
まとめ
滋賀が紅葉の穴場といえる理由、紅葉が見頃を迎えるシーズン、知る人ぞ知る紅葉スポットを解説しました。
滋賀の紅葉は、主要都市へのアクセスに優れている点、名立たる観光地と比べると観光客があまりいない点、琵琶湖の恵みを受けた豊かな自然が広がっている点などから紅葉の穴場といえるでしょう。
日本で指折りの観光地と比べるとやや知名度には欠けますが、滋賀にも紅葉を見られる場所は複数あり、場所によっては絶景を眺められます。
琵琶湖周辺にはキャンプ場もあるため、楽しみ方は多種多様です。
気候が安定している地域だけに、何かと遊びやすいのも嬉しいところではないでしょうか。
ただし、秋の琵琶湖は天気が安定しているとはいえ、朝晩は冷え込むことがあります。条件によっては1桁台となることも珍しくありません。
そのため、ポータブル電源を持参してすぐに暖を取れるようにしておくことを推奨します。
ポータブル電源があれば家電のほとんどを動かせるため、電気ケトルでお湯を沸かしたり、電気毛布で全身を包んだりできます。
調べものや暇つぶしに重宝するデバイスの充電にも対応できるでしょう。
もしポータブル電源をまだお持ちでない人は、EcoFlowのEcoFlow DELTA 3など高性能ポータブル電源の購入をご検討ください。
当社のポータブル電源はAC充電の他にソーラー充電や走行充電に対応しており、いつでもどこでも充電できます。
持ち運びやすいようコンパクトなデザインとなっているため、キャンプをはじめ、ドライブやツーリングにも良いです。
普段は電源のバックアップとして使用しても良いですし、緊急時には非常用電源にもなるため、ぜひ1台導入してみてはいかがでしょうか。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。